chiro さん プロフィール

  •  
chiroさん: 星を見る目
ハンドル名chiro さん
ブログタイトル星を見る目
ブログURLhttps://ameblo.jp/chirochiro046/
サイト紹介文星を見る目で人を見なさい。 いつか 彼が教えてくれた。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供133回 / 132日(平均7.1回/週) - 参加 2018/06/07 22:44

chiro さんのブログ記事

  • 時計
  • 朝、コーヒーを入れる。係長は、ブラック。家が近いから誰よりも早く来るコーヒーをおいたユミの腕の時計を見て、係長が「時計、彼氏のプレゼント?」って、聞いてきた。突然の質問。事務所は、2人きりだし、なんだか…嫌な気持ち。セクハラになったりするかな。「貰い物です。」ユミは、『誰から貰ったか』は言わないで、笑顔でかわしたつもりでいたけど、すぐに、係長に《探られた》ような気がしてる自分を( 自意識過剰で、 [続きを読む]
  • 居なくなるよ。
  • まだ東京に畑が残っている。ユミの町。バスを降りて、駐車場まで送ってくれる。話が尽きなくて、じゃれ合いながら、遠回りして帰る。ユミは、「 いつか、仕事を辞めて、 古民家を買って、 素敵な家具に囲まれて オーガニックな食事をして 丁寧な生活をするんだ〜。 ホントは、 そんな、勇気ないけど…ね。」って、叶わぬ夢を初めて他の人に言った。「 そうなの?」「 うん、だって。 今のK察の仕事は [続きを読む]
  • *ずっとそこに
  • ***************スーツ姿のまま、右膝を立てて、床に座ってる。そういう◯ロウを久しぶりに見た。立ったまま首を傾げて、◯ロウを見ているユミは、サラサラのショートヘアで◯ロウから買ってもらった水色のシャツを着て、紺色のスカートで。昔のまま。座るには、どこか、冷たい床。◯ロウが何か聞いて…きてユミは、何か答えた。少し黙ったまま。◯ロウ君が「 二人…?」優しく聴いてきた。「 うん。最初の人は、何 [続きを読む]
  • 2018/09/30
  • 現場に行くから、そんなには、時間がないはず早く つかないかな?眠い。コーヒーを飲んで待っていた。***************入るなり、◯ロ君は、ユミのソファに一緒に座って来た。 [続きを読む]
  • ◯ロウの部屋
  • 現場に行くから、そんなには、時間がないはず早く つかないかな?眠い。コーヒーを飲んで待っていた。 入るなり「 僕の部屋だぁ」と、言った。そう、◯ロウの部屋。だけど、何故かユミは 「 違うよ。ユミの部屋だよ。」と、言っていた。◯ロウがユミのソファに一緒に座って来た。◯ロウの家は、お義父さんの家。◯ロウの居場所が欲しいのかな。わかったけど、◯ロウの帰る先は、ここじゃないから。◯ロウの部屋にしてはいけない。 [続きを読む]
  • 新しい部屋
  • ユミは◯ロウにとって、何なのだろう。新しい部屋でコーヒーを入れながら、◯ロウが来るのを待った。歯磨きは、持って来てないからまだここでは出来ない。リーンロゼのソファは、独りには、少し大きい。スエードのような生地に包みこまれながら、何となく眠い。 にほんブログ村 [続きを読む]
  • 代休
  • 独りで住む部屋に新しい家具を入れて古いものと、アンバランスなのが気になった。これから、少しづつ変えていけばいい。午後の電話で◯ロ君が現場に行く途中に立ち寄ってくれる。来るまでに少しだけ、時間がある。何か食べておこうかな?携帯を確認すると、◯ロ君からのメールが来ていた。 『今から行くよ。』 [続きを読む]
  • *あなたには帰る家がある。
  • ****************いつか…ユミが苦しくて、泣いていた頃。いつも感じていた。◯ロウの帰る先には、奥さんがいて子供がいる。◯ロウが背負っている責任や愛情の重さに常に責めたてるもう一人の自分に。頭がおかしくなりそうで。泣く日もあるよ。◯ロウには、帰る家があることが頭から離れたことはない。いつか、いつかでいい…から。ユミの苦しいこの気持ちも消化されたらいいな。 にほんブログ村 [続きを読む]
  • 独り
  • 年が明けたら引越すつもりでいた。ただ、独りになるのは、怖かった。家に帰って、独り寂しくなる日どんな風に、やり過ごして、どんな風に◯ロウの連絡を待つのだろうか。同じ町に◯ロウがいて、そこに、◯ロウの家族がいて、連絡が来ないならどんな風に、辛くなっていくんだろう。独りに、独りで暮らすことが怖いんじゃなくて。◯ロウには、家族がいることを思い知った方がいいと、思う自分もいるから。嫉妬する自分を思い知らされ [続きを読む]
  • 見送らない方がいい
  • 羨ましいと思う。必ず、帰ってくる場所にいられること。帰っていく後ろ姿を見ると、二度と会えない別れのように感じてしまう時がある。 にほんブログ村 [続きを読む]
  • 帰宅〜二人の差
  • 初めての旅行から帰ってきて、○ロ君とは駅で別れて、それぞれが帰っていく。なんでもないことに、罪悪感を感じる。いつもそう…。満たされながら、感じる反対側。胸が苦しくなる。家に帰ったら、ユミからは連絡できなくなる。二人だけの時間から独りぼっちの時間へと変わる。○ロ君が帰る先には家族が居て、二人きりじゃない世界がある。それは、ユミと○ロ君の絶対的な違い。 にほんブログ村 [続きを読む]
  • **診察
  • お薬を飲まなかったのは、お酒を飲むから。頭痛がし始めていた。帰ったら、病院に行かないと、帰りの新幹線は、疲れも、出てた。頭痛が鈍く、トクントクンと頭を打つ。目の奥が、痛くなって波打つみたいに痛みが訪れてきていた。楽しかったね。肩をかりて、頭を寄せ合い眠る。 にほんブログ村 にほんブログ村 [続きを読む]
  • お土産〜T子の湯
  • 帰り道は少し先まで更に足をのばした。予定にはなかった思いつき。◯ロウとのそんな旅行が楽しい。出張で何度か訪れたS台は、いつもと違う景色に見えた。お土産を買わないユミに。 「ユミが買わないから。」って、◯ロウもお土産を買わない?買っていいのに。ユミは、旅行のお土産を誰かに渡すことができない。不倫だから友達にも言えない。家族にも言ってない。どう、嘘をつけばいいのかもわからなかった。だけど◯ロウは、違っ [続きを読む]
  • 朝から〜T子の湯
  • 朝から。朝だから。何度も繋がって、癒される。朝食を取りに行く。なんだか夫婦みたいで穏やかな空気が心地よく温泉で、疲れも取れていたんだと思うけど、やっぱり、気持ちが満たされていた。必要なんだ。こういう時間。 にほんブログ村 [続きを読む]
  • K部の研修。
  • 係長にとって、初めてのS活A全部だから。係長にも研修がある。奥さんが送ってくれた。ユミは、会いたかった。連絡がないまま過ごすことが、こんなにも、苦しいなんて側にいるせつなさに胸を痛めることよりも [続きを読む]
  • *特権とか利権〜
  • ***************女性議員のパーティー。◯ロウに誘われたけど、資金集めのパーティーなんてメリット…の確認みたいで…。嫌だな。奥さんを連れて出席したことがあるって言っていたから、また、ユミを見て、今度は、奥さんといらしてね。って言ってくる人がいる。あの感じはたまらない。みんな、◯ロウには笑顔なのに。ユミには容赦なく裁いてくる。既婚者は、彼なのに。政治家とか、官僚とか、友達のために家族のた [続きを読む]
  • 一緒に眠る〜T子の湯
  • 露天風呂から上がって、お部屋に戻るとお布団が敷かれていた。浴衣の紐が解かれ、胸元が開かれた。愛される感覚が気持ち良くて、いつの間にか寝てしまった。目が覚めて、裸で寝ている自分に気がつくと、◯ロウと目があった。 ユミ、途中で寝ちゃうんだもんって、残念そうに◯ロウが言って、取り戻すようにそのまま一つになる。身体が、温泉のせいなのか吸い付く。キメ細かい肌と肌は、隙間なくピタリと重なって、いつもより気持 [続きを読む]
  • 貸切露天風呂〜T子の湯
  • フロント近くの受付で鍵をもらう。わかっている気がして恥ずかしい。雪を見ながら、2人きりの露天風呂。小さな小窓から、お酒が運ばれてきて、念願の雪見酒。◯ロウ嬉しそう。すごく、幸せ。雪でかじかんだ手足。冷えた身体を温める少しのぼせて、湯船から2人立ち上がると、たったままでする。雪の露天風呂身体を返して、雪を眺めながら。◯ロウを感じる。チラチラと雪が舞いながら、火照った肌を冷やす。 にほんブログ村 [続きを読む]
  • **偶然
  • ***************探していないのに不思議と重なる偶然離れてもまた繋がっている時間と距離。また出会ってしまういつかどこかで繋がる にほんブログ村 [続きを読む]
  • **◯ロウ
  • *************** 「 官能小説家になる。」って言っていた頃…は本当に辛そうだったからだから…今、良かった…って思える。知ってるK田◯ロウと知らないE藤◯ロウが垣間見えるから◯ロウの小説は辛い。衝動的な激しい感情がユミを苦しめて、長かった…日々 にほんブログ村 [続きを読む]
  • 二人きり〜T子の湯
  • 部屋から大浴場まで◯ロウは、 「 下着は付けないで。 どうせ、すぐに脱ぐんだから。」って言う。変な遊びばっかり。◯ロウ少し離れた浴室まで二人きり。そんなことが嬉しかった。 にほんブログ村 [続きを読む]
  • **T大学附属病院
  • ***************人が欲しがるものほどそれを所有できる機会が少ないものほど、拒んだり出来ないよ。医療を受ける機会は平等じゃないし、学べる機会も平等じゃない。大学病院に入るのも通院するのも。入院するのも。***************◯ロウ…今はもう、通院してないのかな。にほんブログ村 [続きを読む]
  • **小説家
  • ****************◯ロウ、本当に、ベストセラー作家になったんだね。 にほんブログ村 [続きを読む]
  • 旅館〜T子の湯
  • 遠かったね。通された部屋で、浴衣に着替えていると入り口の鍵を◯ロウが掛けた。今、着替えかけた浴衣の胸元を開いて、◯ロウが重なってきた。畳の上でいつもと違う感じがした。部屋が明るい。上目遣いの◯ロウと見つめ合っていつもより、ドキドキしてた。終わって浴衣を直す自分がなんだか変な感じ。これからお風呂に入りに行く。 にほんブログ村 [続きを読む]