a.o さん プロフィール

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a.oさん: a.o独白ブログ
ハンドル名a.o さん
ブログタイトルa.o独白ブログ
ブログURLhttp://areiookuma.hatenablog.com/
サイト紹介文創作文章(ショートショート) 詩 個人的哲学(独白) などを公開しています。
自由文書きたい言葉が降りてきた時や叫ばずにいられないとき…その物事からいったん距離を置く方法として、日常を作品化するという実験をしています。
良いことやそうでないことも作品化すると、その全てに美が宿るような気がします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供163回 / 191日(平均6.0回/週) - 参加 2018/06/08 16:51

a.o さんのブログ記事

  • 蝋燭になりたい
  • 蝋燭が死んで行く、1本、2本、3本、蝋燭が燃え尽きて行く。小さな火は私の代わりに、身代わりに情熱を燃やし尽くして息絶える、その様子を見守る私は本当に私自身なのか?私そのものはもう、蝋燭という依り代にすっかり乗り移って、何度も何度も、命を燃やしては晴れやかに言うのだ。「見ているあなたは影、何もしない影、私は光、生きている光」20年前に、物凄く絵柄が嫌いで捨てた物を、今日また買った、半世紀以上昔の絵に私 [続きを読む]
  • 自分宛→先生宛→人間宛→宇宙宛て 絵についての手紙
  • とっても抽象的な話になりますが、自分の軸が変化する直前はこわい、本当に怖いのです。死んでしまうみたいで怖い、怖い夢や残像ばかりが巡ります。ほんの少し前までは創作は全て、なんだかんだで自分自身への実直さだけだったのです、誰の事も考えなくていい、そんな絵を描いていたのです。考えたい人の事だけ考えて創作すればそれで良かったのです。理由はわからないけれど、的を大きくしてみたくなりました。自分宛→先生宛→ [続きを読む]
  • 愛するということ
  • 心臓に突き刺さった剣、血を流す心、愛について考える。愛というと恋のイメージが強いけれども、本来の愛というのは「何があっても関与し続ける」事なのかもしれない。言葉にすると語弊があって、それはただの意地とも、しつこさとも取られかねないけれど、本当に誰かを愛していて許すということは痛みを伴うのだ。痛みを伴えば逃げてもいい、生まれてきた以上本来的には何をやっていもいい、誰かを愛したいと思い詰めなくてもよい [続きを読む]
  • 【創作】泣いているのは一枚の絵
  • 泣いているのは一枚の絵、それから、遠くの川を隔ててひた走る無数の灯りが見えた、首都高だ、首都高が夜に向かって生えているのが見えた。男は言った、「俺は上手くやれてしまう方だから」、私は黙っていた。私と男の見つめる夜の川は河だった、海の混ざったさんずい川だった、そのさんずいがわよりも大きな河を江と言う、長江、行ったことはないけれどこの場所にも使われている文字だった。山へキャンプをしに行きたいと男は言っ [続きを読む]
  • 【創作】月明かりの修道士
  • 「夢が入っているのですよ」黒い修道服が目の前で翻り、その人物が踊るのが女には見えた、息を飲んで女もステップを踏む、水をこぼさないように、こぼさないように。「この器には夢が入っているのですよ」修道士は、物わかりの悪い子供を相手に話すように女に言った、繰り返し繰り返し言って聞かせねばならない約束事を踊りながら女に伝えた。「こぼしては駄目ですよ」二人は暗い聖堂の内側で手を繋いで踊っていた、親子が手を繋ぐよ [続きを読む]
  • 富士山
  • 風が塵を海へ海へと攫っていって、白い白い肌が見える、山は三角形、四角よりも三角の方が実は安定していると富士山は笑う。まだ知らない道を通ってゆく、緑、橙、赤、三つの色のリズムが私に話しかけている。「ようやくここまで来たね」紅葉した木々の生い茂る秘密の道を辿って内職の説明会へ参加した、職探しは難しいと感じるけれど、家でやる仕事をなんとか見つけられた。家で絵を描いて家で仕事をする、私はこの場所が好きだ [続きを読む]
  • 500万以上の関係にしよう
  • 数日前に骸骨の神様を見てから、自分の内部に死神をまざまざと見てから心が落ち着いている。どんな時でも彼(彼女)は私の側に居てくれる、絶望しても最後の最後の涙の瞬間にも、それでも自分が許されているとわかった、こういう気持ちは言葉にしにくいけれど。500万、肩代わりしても後悔しない付き合いにしたいと決意出来た、500万以上の関係にしようと決意出来た、肩代わりするその時…勿論その時なんて一生来ない予定だが、それで [続きを読む]
  • 先生へ
  • 意図せず耳に入る愛の歌はいつも心を狂わせます、あなたの過去は電子の海に溢れていて、あの地点で私はあなたの過去に溺れました。先生、あなた宛てに絵を描いていると不思議なほど満たされました、あなたの過去に向けて想いを投射していたのですから。時間なんて幻影だよとあなたは笑うでしょうか、私の一枚の絵に、私の時間が宿っています、だから私は絵を描いているときにいつもあなたと…過去のあなたと…一緒に居ることが出 [続きを読む]
  • 死神は問う、500万は高いか?
  • 地獄に落ちる恐怖、これについてどう言葉にしたらよいのだろうか?多分今私は、昔教えられた教義によれば、まさに地獄に落ちている、堕ちているというよりかは目下落下中。白以外の色が怖い、しかし白というのは白骨の色である、死神の色である、まさに死の色である。そして気付いたのだ、骸骨は優しいと、最もおぞましいものほど力が宿っているのだと。お金に対する恐怖、みたいなものが強い。お金に対する恐怖、罪悪感、最もお [続きを読む]
  • 私は地獄に落ちたほうがいいのだ
  • 創作することを困難にさせるのは罪悪感だ、楽しむ事は悪であるという罪悪感が創作を打ち切りにするのだ。私を苦しめる罪悪感には理由が明確な罪悪感と、根源的な罪悪感がある。明確な罪悪感は「その問題が解消しない限り楽しむ事無かれ」と迫り、夜に胸を圧迫する。根源的な罪悪感はやんわりと言う、「いい歳をしてまだ遊んでいる」と、影のように四方から湧き出ては本人を苦しめる。創作とは、それがたとえ降りてくるものであったと [続きを読む]
  • 罪悪感
  • 祈りは、誰にも知られてはなりません。祈っていることを誰かに見てもらう事は祈ることの本質から逸れるのです。誰にも気付かれずに祈り、誰にも気付かれずに涙し、誰にも気付かれずに喜びなさい。そうあなたは言うけれど、祈りとは、私にとって創作する事なのです。でも創作は本当の本当は誰かが見る事によって完成するものです。観測した事実により物事は完成するのです、光を帯びるのです。窓から光が差し込みます、誰も見 [続きを読む]
  • 信じさせてください
  • 雨を待ち望んでいたのは、動けずにいたから、雨を待ち望んでいたのに、動けずにいる。見知らぬ誰かに宛てて祈る、私だけの秘密、私がどのような人間でも祈りは届くのだろうか?あるいは時差が生じても祈りは届くのだろうか?真っ暗だ、手探りの祈りは届くのだろうか?罪悪感がじわじわと私を蝕んでゆく、今、どのような状況なのだろうか?来月半ばに全ての決着がつくというけれど、夏に私との情事が、彼等にどのような打撃を与 [続きを読む]
  • 2種類の普通
  • 両親と邂逅?してから(別に涙を流して抱き合ったり特別な言葉を交わしたりはしていないが、両親から習い事をするとは思いもよらなかった)…周囲の親子や子供の言動が目につくようになった。・客観的な意味での普通、「普通の子」であって欲しいというエゴ、「普通の人」でありたいという劣等感小さな公園の向こうに、小さな女の子がいる、駆け足で一言叫ぶ。「お母さん、私すごく早く走れるんだよ、見ていて!」母親が言う。「危ない [続きを読む]
  • 常識
  • 常識って何だろうか?両親は働いていない、まだ定年には満たない年齢だがだいぶ長い間働かずに株投資で生きている、それは常識的だろうか?私を抱いたことの無いM氏が私の夫であるということ、これも常識的だろうか?私と付き合っている変人さん(愛人…と言う言葉はやっぱり使うのが難しい、不倫、愛人、等はそう遠くない未来に死語になるだろう)は妙に性欲が強く、今までの女も多いがこれも常識的だろうか?巨大な立体芸術像 [続きを読む]
  • 金銭コンプレックスと株の醍醐味
  • 日本という国が何故金融教育をしないのか心底疑問である。率直な疑問として、金融教育をして皆が株で利益を出せば、確実に国は税を徴収出来るのである…国民が総じて株をやったほうが国ごと儲かると考えるのは安直だろうか?ここで言う株とは株の売り買いについての取引ではなくて、配当金の話である、配当金も利益に換算されるので確定申告が必要になる、つまりこれは歴とした儲けなのである。金銭に実体は無い、金銭に実体は無 [続きを読む]
  • 両親の死への願望と自殺幇助について
  • 「河豚を食べて死ぬ」と両親は言っている、彼等は自分の両親が齢八十を超えてどのように自分自身を忘れ去ってしまったかをよく見ているので、長生きしても無意味だと悟っているのだ、だからあと10年20年で死にたい、尊厳死を実行に移したいと言っているのである。しかし死にたい死にたいと言っている人が側にいて、それが血縁の場合結構引きずられる気がしている、両親の側に居ると私まで死にたくなってくるのである。理論的に [続きを読む]
  • 女であるということ
  • 女であるということがどうしようもなく嫌になる事がある、別に自分を男だと思っているわけではない。女であると見なされる事が、堪らなく疲れる事がある、公共の便所に入った時に女たちが鏡にへばりついて化粧をしているのもなんとも醜く、到底わかり合えない気がしてしまう、そんな気がしている自分に驚くのである、こんなに長く生きていて未だに女である事が苦痛なのかと驚くのである。若いからとか、もう若くないとか、もっ [続きを読む]
  • 【創作】船
  • 計算が合わない、何度測っても計算が合わない、でも現に組み立ては進んでいる、船を組み立てる物理的スペース、物理的材料は揃っていてどうやればよいかの手順も私は知っている。しかし計算が合わない、計算上ではこの船は組み立てられない、しかし現に私は船を組み立てている。計算上の不可能と現実の可能との間に横たわるもの、それこそが未知の数字というやつだ、と私は声に出して呟く。0から9までの数字の外側に本当の数字があ [続きを読む]
  • 【創作】各駅停車
  • 「各停しか止まらないんだ、いや、快速も止まったな、ううん…そうだ、区間急行でも止まる…かもしれれない、いやどうだったか?ともかく急行や準特急、特急には乗るなよ、最果ての地まで飛ばされるからな」電話越しに聞く老人の声はしゃがれている、元々鼻炎やら皮膚炎やらでそれほど粘膜の強いほうではなかったと記憶しているが、だんだん喉にもその影響が出てきたらしい。そもそも特急と各停以外、区間急行やら準特急といった意味 [続きを読む]
  • 【創作】アカペラ少年
  • ステージの中央に立つアカペラ少年はにこやかに唄っていた、たった一人の男子中学生に大勢の拍手が浴びせられる、アカペラ少年は妙に場慣れした様子でお辞儀をした。奥様方、ご静聴ありがとうございます、とでも言いたげに優雅に礼をした。制服のスカートがきつい、どういうわけだか胸を締め付ける構造の紺色のベストもきつい、この沸き立つ空気も…私が吸うには色彩が明るすぎる…少女はそう思い身を固くした。私だけが余計なん [続きを読む]
  • 【創作】俺は君が嫌いだ
  • 「貴方は綺麗だから」って言われるのが実は俺は大嫌いなんだ、でも昔から言われるんだ俺は、貴方は綺麗だからって何度も何度も、幾人もに言われ続けてるんだ。その言葉を投げかけられると、心の何処か芯の部分で火花が散るんだ、俺にしか見えない火花が散るんだ。綺麗でいることって、何かが弱いみたいで、人間的な苦しみをまるで知らないで生きている馬鹿な奴みたいで、俺はそう言われる度に相手を秘かに憎むんだ。だから実は憎んで [続きを読む]
  • 【詩】夢の中の夢
  • 襖を開けて開けてまた開けてまた次の夢へ夢の道は何重にも折り重なっていて時に険しい終わった夢は一枚の折り紙そして次の折り紙の上に降り立つのよ私はねえもう夢から覚めたいのだけれど目が覚めてもまた夢とうとうこの布団まで戻ってきたと思ってもそうね、きっとこれも夢なのだわだってこの夢はまだ全員が微笑んでいないのだものだってこの夢はまだ私さえも心から、笑っていないのだもの、美しいけれど質の悪い夢さっき見 [続きを読む]
  • ここだけの話
  • ねえ、ここだけの話ようやく役者が揃ったような気がしているのよここだけの話、ようやく舞台が始まったような気がしているのよ「皆が幸福になれればいいなあ」なんてのは偽善かしら?皆というのは勿論私も含むのよだけど人間の本質的欠陥は…自分の視点しか持ち得ないことだから皆が幸福になったかどうかなんてのは気にするだけ無駄無駄って思うかも知れない、私だって目が曇っている時もある、だけれど本当は皆が幸せになればい [続きを読む]
  • あのひとの女性観
  • 完全な直感やあれこれ考えあぐねて理詰めにしている物事のもっと下の、ただただぐるぐると思っていることを言葉にするのをどうにも省きがちなので、私が、世間的には愛人と称されるところのあの人の離婚について、全く完全に悩んでいないように見えるのかも知れない。私が原因の離婚について、私の絵が原因の離婚について思い悩んでいないのかというとそうではないよ。何とかしてこの「悪いこと」を「良いこと」に変えたいと思ってい [続きを読む]
  • あのひとへ
  • ああ悪いことをしたなあ、情というものが、かえって孤独を引き起こすはめになってしまったよ。あの人は悪い人ではないんだよ、確かに女は沢山居るかも知れないけど、悪い人ではないんだよ。私だって現に助けられたんだ、私の情念というものを見据えてくれたのは結局の所、彼だけなのだから。あの人の元居た場所を見る、そしてこれから寝起きする場所を見る。あの人の子供との居場所、そしてこれからの一人きりの部屋を見て。ああ [続きを読む]