哀・ぺっこり〜な さん プロフィール

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哀・ぺっこり〜なさん: 哀・ぺっこり〜なの司法試験勉強
ハンドル名哀・ぺっこり〜な さん
ブログタイトル哀・ぺっこり〜なの司法試験勉強
ブログURLhttps://pekkori-na.hatenadiary.jp/
サイト紹介文小肥り爺さん(現役ロー生)が司法試験について適当なこと書くブログです
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供60回 / 68日(平均6.2回/週) - 参加 2018/06/08 20:06

哀・ぺっこり〜な さんのブログ記事

  • 任意同行・留置
  • 重要論点です。論証本件取調べは任意同行・留置を用いて行われているが、取調べに強制手段を用いることは違法である(198条1項)。そこで、任意同行・留置の限界につき論じる。任意同行・留置は、被疑者のプライバシーや名誉(憲法13条)に配慮でき有益な捜査手法ではあるが、同意を欠けば、実質的には無令状の逮捕である。そこで、同行の時間や場所、方法や態様、同行の必要性、取調べ時間や方法、監視の状況、被疑者の対応、 [続きを読む]
  • GPS捜査
  • 有名なGPS捜査です。論証GPS捜査は、対象の所在や移動状況を逐一把握する捜査手法であり、個人の行動を継続的・網羅的に把握することを必然的に伴う。したがって、公権力による私的領域への過剰な侵入にあたり、個人のプライバシーを実質的に侵害する強制処分である。では、いかなる令状が必要か。検証としての性質があるので、検証令状によるべきとも思える。しかし、令状主義(憲法35条1項)の趣旨は、「正当な理由」の有無 [続きを読む]
  • レントゲン撮影
  • 正直書いたことないです。強制処分であることに争いはないので法形式のみです。論証レントゲン撮影にいかなる令状が必要か。捜索差押令状(218条1項)は被服の捜索等の人権侵害の程度が低い場合に限られるべきである。他方、鑑定処分許可状(225条)は、身体内部への侵襲等の専門家による判断が必要な人権侵害の程度が高い捜査に用いられると考えられる。そこで、レントゲン撮影は、被疑者を裸にして写真撮影を行うのと同程度 [続きを読む]
  • おとり捜査
  • 有名な論点ですが、ちょっと書きづらい気もします。論証本件捜査は、捜査機関Pが身分や意図を秘して相手方Xに犯罪の実行を働きかけるものであり、いわゆるおとり捜査にあたる。では、おとり捜査は適法か。おとり捜査は、犯罪実行の意思決定という法的保護に値しない利益を侵害するにすぎず、被処分者の意思に反した重要な権利・利益の実質的侵害・制約は認められないため、強制処分にはあたらないと考える(法益侵害説)。もっ [続きを読む]
  • 強制採血ー法形式
  • 強制処分であることに争いはないため、論じるのは法形式のみです。論証強制採血にいかなる令状が必要か。強制採尿と同様に条件付捜索差押許可状によるべきとの説があるが、身体の一部である血液を、尿と同列に扱うことはできない。そもそも、強制採血は身体内部への侵襲を伴う鑑定処分であるから、鑑定処分許可状(225条3項)が必要といえる。もっとも、右許可状だけでは、225条4項が172条を準用せず、168条6項が139条を準用し [続きを読む]
  • 思想良心の自由ー政治献金の自由
  • 政治献金の自由は位置付けが難しい気がします。論証政治献金をする自由は、特定の政党への支持を通じて自己統治の価値を実現しようというものであり、個人の人格形成に関連のある内面的な精神作用である。そこで、思想良心の自由の一内容として19条により保障されると考える。また、選挙における投票の自由(15条1項)と表裏をなすものとして、各人が自由に決定すべき事柄である。ポイント・参考判例は南九州税理士会事件で [続きを読む]
  • 思想良心の自由ー価値観に由来する行為
  • 有名なピアノ伴奏拒否事件、君が代不起立不斉唱事件です。論証いかなる行為が19条により保障されるか。内心と行為との関係は様々であるから、自由主義の下、一般的客観的にみて思想良心と不可分に結び付く行為のみが19条によって保障されると考える。もっとも、個人の価値観に由来する行為を制約することは、思想良心に対する間接的な制約となりうる。そこで、かかる行為への制約は、必要かつ合理的な限度でのみ許容されると考 [続きを読む]
  • 思想良心の自由ー定義、限界
  • 論証そのものではありませんが論証より書きます。思想良心の定義(世界観、人生観、主義、主張など)個人の人格形成に関連する内面的な精神作用思想良心の自由の保障範囲と限界・内心にとどまる限りは絶対的に保障される。(※内心そのものを知り得ないことが前提となっているため、今後は変化することが考えられるeg.Facebookのいいね問題等。)・私人間においては他の人権との関係で相対化される。・単なる事実の知不知は [続きを読む]
  • 強制採尿ー連行の可否
  • 強制採尿に伴う連行の可否です。論証強制採尿に際し、身柄拘束のない被疑者の連行が許されるか。連行は、強制採尿により侵害される法益とは異なる移動の自由を侵害する処分であるから、強制処分法定主義に反するともいえそうである。しかし、かく考えると、令状の目的を達することができない。そもそも、強制採尿は採尿に適する場所での実施が予定されている処分であるから、令状発付の時点で、裁判官は連行の当否をも含めて審 [続きを読む]
  • 強制採尿ー法形式
  • 強制採尿に必要な令状です。論証強制採尿にいかなる令状が必要か。尿はいずれ体外に排出されるため、物としての性格が強く、これを強制的に採取する行為は捜索・差押の性質を有するといる。ゆえに、捜索差押許可状(218条1項)によるべきである。もっとも、強制採尿は、身体の安全やプライバシーや名誉を害するおそれが強い。そこで、218条6項を準用し、医師をして医学的に相当と認められる方法によらなければならない旨の条 [続きを読む]
  • 強制採尿ー許容性
  • 強制採尿という捜査手法を取ることの可否です。論証強制採尿は、人の尊厳を傷つけるおそれがある。しかし、覚せい剤自己使用の有無を調べるには尿検査が確実であり、かかる捜査手法をみとめる必要性が高い。そこで、犯罪の捜査上真にやむを得ない場合に限り認められると考える。あてはめ嫌疑は濃厚→再三に渡る説得にも応じず⇒真にやむを得ないポイント・応用が利く論点だと思います。事例演習刑事訴訟法第2版 (法 [続きを読む]
  • 逮捕に伴う無令状処分(220条)ー連行後の処分
  • 逮捕の現場「で」といえるか、という論点です。論証被逮捕者を連行した後に捜索(220条3項)している。そこで、「逮捕の現場で」(同条1項2号)の捜索といえるか。同号は令状主義(憲法35条1項)の例外であるから、厳格に、逮捕の現場での処分を原則とすべきである。もっとも、被疑者の名誉を保護し抵抗による公共の混乱を避けるための措置は同号が許容するところと考えられる。そこで、①その場で直ちに実施することが適当 [続きを読む]
  • 逮捕に伴う無令状捜索・差押え(220条)ー「逮捕の現場」(場的限界)
  • 場的限界です。第三者方や居合わせた者への捜索差押えが問題となります。論証本件捜索は第三者方で行われている。そこで、第三者方が「逮捕の現場」(220条1項2号)に含まれるか。逮捕に伴う無令状処分(220条3項)は、「証拠物」(99条1項)が存在する蓋然性の高さゆえに令状主義(憲法35条1項)の合理的例外とされている。そこで、令状請求をすれば捜索が許される範囲、すなわち逮捕現場と同一管理権下であれば、「逮捕の現 [続きを読む]
  • 逮捕に伴う無令状捜索・差押え(220条)ー「逮捕する場合」(時的限界)
  • 緊急処分説と結論が分かれる論点です。正面から出たときは、反対説にも触れたいところです。論証(相当説)本件捜索時に被疑者は不在である。そこで「逮捕する場合」(220条1項柱書)にあたるか。同項は、「証拠物」(99条1項)の存在する蓋然性の高さ故に令状主義(憲法35条1項)の合理的例外とされている。そこで、逮捕と捜索との時間的接着性があれば、右蓋然性に変化はないため、「逮捕する場合」にあたると考える。(もっ [続きを読む]
  • 逮捕に伴う無令状捜索・差押え(220条)ー物的範囲
  • 「逮捕する場合」時的限界「逮捕の現場」(場的限界)「物的範囲」がセットです。相当説で書いています。論証逮捕理由とは異なる被疑事実に関する物件である。そこで、逮捕に伴う無令状捜索・差押え(220条3項、1項)ができるか。同項は、「証拠物」(99条1項)の存在する蓋然性が高い故に令状主義(憲法35条1項)の合理的例外とされている(相当説)。そこで、差押対象は、逮捕理由となった被疑事実に関する物件に限られると [続きを読む]
  • 予備試験論文式試験お疲れさまでした
  • お疲れさまでした!受験された皆様、おつかれさまでした!よくできた人も、思うようにいかなかった人も、今日の夜くらいは、ゆっくりしてもバチは当たらないかもしれませんもちろんブログ主も受験しましたが...まぁね、前向きに生きて行こうと思いますよ右手が痛いけどね!大事なのは結果だけではないはずですお互いに、これからも一歩一歩進みましょう! [続きを読む]
  • 議員定数不均衡④ー違憲の範囲
  • いわゆる事情判決の法理です。定数配分規定と選挙の効力とを分けて論じます。論証では、いかなる範囲が違憲となるか定数配分規定定数配分は、議員の総定数をまず定め、人口数に比例するよう各選挙区に配分するものであるから、各選挙区の定数配分には密接な関係がある。とすれば、定数配分規定は全体が違憲となると考える。選挙の効力もっとも、選挙全体を無効としては、国政の著しい混乱を招くことになる。そこで、「事情判決 [続きを読む]
  • 議員定数不均衡③ー違憲の判断基準
  • いわゆる合理的期間論です。論証投票価値の平等の違反は、いかなる場合に違憲と判断できるか。人口は流動的なものであるから、右違反を即違憲としては、立法府に不可能を強いることになる。そこで、是正に必要と思われる合理的期間を超えた場合に限り、違憲と判断できると考える。ポイント・採否は自由で良いと思いますが、触れないわけにはいかないでしょう。立憲主義と日本国憲法/高橋和之(著者)posted with カエレ [続きを読む]
  • 議員定数不均衡②ー憲法判断の可否
  • いわゆる統治行為論です。論証定数配分規定が投票価値の平等を侵害する場合に、裁判所は憲法判断を行えるか。投票価値の平等は、国家統治の根幹にかかわる高度に政治的な問題であるとして、いわゆる統治行為論を採用し、裁判所は憲法判断を回避すべきとの説がある。しかし、統治行為論は民主制を根拠とするものであり、民主制の基礎自体にかかわる投票価値の平等の問題に適用することはできない。そこで、裁判所は憲法判断を行 [続きを読む]
  • 議員定数不均衡①―投票価値の平等
  • 議員定数不均衡の問題は、論点を覚えていないと全く手が出ません。投票価値の平等→憲法判断の可否→違憲の判断基準→違憲の範囲順が書きやすいです。論証本件定数配分規定は、投票価値の平等に反し違憲か。保障の有無そもそも、国民は法の下において平等(14条1項)であり、特に選挙権にかんしては徹底した平等化を志向する憲法の姿勢が諸規定に表れている(15条1項、3項、44条ただし書等)。そこで、投票価値の平等は14条1項に [続きを読む]
  • 令状の執行(差押え)ー包括的差押え
  • 頻出です。関連性変動説(実務)ですが、学説は否定的なようです。論証本件差押は、被疑事実との関連性を確認せず包括的になされている。そこで、包括的差押えは適法か。(差押対象は、令状に明示された被疑事実との関連性がある「証拠物」(222条1項・99条1項)に限られるところ、)右関連性を要求する趣旨は、事前の司法審査による証拠物該当性判断を通じて「正当な理由」(憲法35条1項)を基礎づけることで、捜査の実効性を確 [続きを読む]
  • 令状の執行(捜索)ー場所に対する捜索許可状による第三者の所持品の捜査
  • 頻出です。管理権者(やこれと同視できる者)のときは大展開は不要と考えます。論証場所に対する許可状により、偶然居合わせた第三者の所持品を捜索できるか。場所内の物のプライバシーは場所のプライバシーに包摂されているため、場所に対する令状の効力は場所内の物に及ぶ。そして、所持されているか否かは偶然の事情であり、居住者やこれに準ずる者の所持品は場所内の物といえるため、場所に対する許可状により捜索することが [続きを読む]
  • 令状の執行(捜索)ー場所に対する捜索許可状による身体の捜索
  • 頻出ですね。とても頻出です。論証本件は場所に対する捜索許可状により人の身体を捜索している。そこで、場所に対する捜索許可状により身体を捜索できるか。身体は人格があり、場所に比して捜索により侵害される利益が重大であるから、法も身体と場所とを明確に区別している(219条1項、222条1項・102条1項参照)。そこで、場所に対する捜索許可状により身体を捜索することはできないと考える。もっとも、①目的物を所持してい [続きを読む]
  • 令状の執行(捜索)ー効力の及ぶ範囲...執行開始後に配達された物
  • 頻出です。論証本件郵便物は令状執行時には存在せず、執行開始後に届けられたものである。そこで、執行開始後に届けられた物が「捜索すべき場所」(219条1項)にあたるか検討する。219条1項の趣旨は、執行場所の特定を通じ、事前の司法審査によって捜査機関の恣意的権限行使を防止し、場所に対する管理権を保障することにある。そして、管理権者が場所内で受領した物は、場所と同一の管理権下に入ったといえる。また、令状執行開 [続きを読む]