hanasumiko さん プロフィール

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hanasumikoさん: いい映画をさがすブログ
ハンドル名hanasumiko さん
ブログタイトルいい映画をさがすブログ
ブログURLhttps://ameblo.jp/hanaumiko/
サイト紹介文一度は見てみたい映画、感動する映画、見なきゃ損する映画をさがすお手伝いをします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供64回 / 160日(平均2.8回/週) - 参加 2018/06/08 22:41

hanasumiko さんのブログ記事

  • 私の男(桜庭一樹)
  • 映画のほうが有名なので、あらすじは読んでおり、ミステリーなのかと思って読み進めていくと、これは究極の恋愛小説だと気づきました。そしてもっと言えば、映像化してはいけない作品ではないかと思いました。具体化してしまうと、罪でしかないから。 (あらすじ)花より15歳年上の養父の淳悟は今は決まった仕事をしていない。そのへんで盗んだ赤い傘を差して、待ち合わせの場所に遅れてきた。花が濡れないように傘をさしかける [続きを読む]
  • 感想『犬神家の一族』(横溝正史)
  • 角川文庫の表紙がむちゃくちゃ恐ろしかった、横溝正史シリーズ。それは1970〜80年代だったと思います。 角川映画で大ヒットしたので、文庫本もベストセラーになりました。横溝作品の文庫本は松本清張のと同じぐらい実家の本棚に並んでいました。怖いもの見たさで、家にあるものはすべて読みました。 最近またAmazonで購入したら、表紙が怖くないのに変わっていました。「本陣殺人事件」「獄門島」と読み、この「犬神家の一族」が [続きを読む]
  • 透明な迷宮(平野啓一郎)
  • 23歳のときに「日蝕」で芥川賞を受賞しデビューを飾った平野啓一郎。三島由紀夫の再来、とも言われたとか。来年は「マチネの終わりに」が映画化されます。 短編集というのは、なかなか作家の個性が分かりにくいような気がしていますが、「透明な迷宮」については、ああ、こういう作風かとわかるので、つまりそれほど個性が際立つ文体と言えるでしょう。 しかし、それが万人に受けるかどうかは何とも言えません。書き方がまわりく [続きを読む]
  • 感想『ソナチネ』(小池真理子)
  • 小池真理子さんは短編の名手と言われているそうですが、本当にそのとおりです。最初から引き込まれ、もう一つ、もう一つと読みたくなる、麻薬のようなおもしろさ。そして、簡潔でわかりやすい文体は、さすがとしか言いようがありません。 女性が女性の本質をえぐった作品たち。自分自身の恥部が文面に書かれているかのようでちょっと恥ずかしい。夫には読ませたくないと思いました。 表題作の「ソナチネ」音楽家の婚約者がいるピ [続きを読む]
  • 感想『ラットマン』(道尾秀介)
  • (あらすじ)結成14年のアマチュアバンドのギタリスト姫川は幼少の頃に起きた事件のことで心に闇を抱えていた。同じように陰のあるひかりと付き合っているが、実はひかりの妹の桂のことが気になっている・・。 (感想)物語は過去と現在を行き来しながら展開し、現在に起きたある事件によって過去の真実が明らかになっていきます。ラットマンの意味は、フロイトの学説で「ある同じ図形を猛獣たちの絵のそばに置くと猛獣のように [続きを読む]
  • 感想『重力ピエロ』(伊坂幸太郎)
  • 「春が二階から落ちてきた」という印象的な書き出しの小説。私が読んだ伊坂作品の中では最高傑作だと思っています。仙台の街で起こる連続放火事件。放火現場の近くには必ず奇妙なグラフィティアートが描かれていた。過去に辛い記憶を抱える泉水と春の二人の兄弟は、事件に興味を持ち謎解きに乗り出す。グラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎を解き明かしたとき、その先に見えてくるものとは。 (Wikipediaより引 [続きを読む]
  • 感想『結婚』(井上荒野)
  • 45歳の結婚詐欺師の男は、いくつかの名前を持ち、寂しそうな女をターゲットに声をかける。小柄だが洒落たシャツを着こなし、明るく自然に女と親しくなる。「結婚しよう」と言って女が喜んだあと、女の持っている宝石を指輪にするための金をうまく振り込ませる。「今は自分の口座は動かせない」と言ってはまた振り込ませる。そして姿を消す。騙されたと思っていない女はいつまでも心配しながら待っている。しかし鳩子だけはそうで [続きを読む]
  • 感想『ファントム・ピークス』(北林一光)
  • (あらすじ)長野県安曇野の山中で、行方不明になっていた妻の頭蓋骨が見つかった。しかし山歩きのときはあれほど用心深かったはずの妻がなぜ?しかも車が見つかった場所からは、かなり遠く離れていた。警察はただの行方不明と見ており、中には夫を疑う者も。そんなとき、若い女性がまた行方不明になり、いっしょにいた交際相手に疑いがかかるが、翌日その女性のものと思われる「膝から下」が見つかった。そしてそれが、恐ろしい [続きを読む]
  • 感想『満願』(米澤穂信)
  • 後輩の川藤巡査の葬儀が終わった後、心の中でつぶやいた。「あいつは警官に向かない男だった・・」と。川藤が殉職した時、「こんなはずじゃなかった、うまくいったのに」とつぶやいて死んだ。川藤の兄はその日の昼間に「とんでもないことになった」というメールを受け取っている。いったい何があったのか・・ (「夜警」) サスペンスフルな6つの作品からなる短編集。日常にひそむ「非日常」を描き出し、余韻の残る力作ばかりで [続きを読む]
  • 感想『月と蟹』(道尾秀介)
  • 月と蟹1,511円Amazon 月と蟹 (文春文庫)637円Amazon 小学校4年生の慎一はガンで亡くなった父の故郷の街で、母親と祖父と暮らしている。都会から越してきたばかりでクラスの仲間にはなじめず、また母親は同じクラスの女子の鳴海の父親と付き合っている。思うようにならない毎日だったが、やはり同じように転校生で心に傷をもっている春也と自然に仲良くなり、裏山に登って秘密の場所で遊ぶようになる。しかしそこに鳴海が加わるこ [続きを読む]
  • 聲の形
  • 2017年。京都アニメーション。山田尚子監督。「君の名は」よりもいい、と24歳の息子に言わしめた作品です。なるほど、確かに力作。家と学校の生き返りという狭い世界に生きている世代にとっては、仲間同士の感情の行き違いは自分自身の生死も左右するほどの出来事なのです。この繊細な世界観を見事に現した原作も素晴らしいですが、青年たち一人一人の苦悩を映像化によってこれほど明解なものにできた功績はもっと素晴らしいと思 [続きを読む]
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟
  • 2017年 東野圭吾の同名ベストセラー小説の映画化です。主演は山田涼介、西田敏行。原作を読んでいましたので、どうやって映像化するのだろう、と楽しみでしたが、まあまあそこは冒険することなく思った通りの展開でした。山田涼介、村上虹郎の将来性に期待。林遣都は安定の演技。目鼻立ちが整った青年というのはこの人たちのことですね。 日本映画ならではの間延びした展開が少々退屈ではありましたが、とにかくテンポの速いア [続きを読む]
  • ペンギン・ハイウエイ
  • 日本SF大賞を受賞した、森見登美彦の小説をアニメ化。スタジオコロリドの第一回長編作品。予告編を見ただけで、これはおそらくいい!と直感した作品。思った通りよかったです。すごく斬新ではないけれど新しい風を感じました、巷の星の数もとてもいい点数です。ですが。どうして声優さんにしないのだろう?全日本のアニメーション映画を作ろうとしている人たちへ。アニメの吹替えは、プロの声優さんにまかせてください! そう [続きを読む]
  • 夏の甲子園2018
  • 休みの日は、一日中、ほんとうにいちにちじゅう甲子園を見ています。もともとスポーツは好きですが、甲子園は格別。特に夏の大会は特別の格別であります。 楽しみ方はいろいろで、イケメンの投手さがしや、大会屈指のスラッガーみたいな選手を追いかけたり、もしくは老練監督と、若い監督の采配の対決に注目したり、1試合の中でいろんなドラマが展開するのに、もう〜釘付けなのです。 今年は100回大会ということで、いろいろと力 [続きを読む]
  • ウィンド・リバー
  • 上映期間がとても短いので、有給を取って見に行きました。こんな問題作をなぜこんな狭いスクリーンで、短い期間しかやらないの?と思っていたら、同じように思う人たちなのでしょうか、平日なのにけっこうお客さんが入っていました。そうでしょう?いくら夏休みだからって、軽い映画ばっかりじゃ、大人がかわいそうですよ。ネイティブアメリカンが追いやられたワイオミング州の雪深い土地、ウィンド・リバーで、女性の遺体が発見 [続きを読む]
  • 未来のミライ
  • あまりにも酷評されているので、逆に気になって、見るつもりじゃなかったけど見てしまいました。感想は、「いいんじゃない、けっこう。」です。 主人公が4歳の子供っていうのが、ミソなんですね。これを受け入れられない人がこの作品を受け入れられないのでしょう。こんな怪獣みたいな、わめくばかりのやつ、大嫌いって思うのでしょうね。でも子供ってみんなもれなくこういう感じなんですよね。世の中の人間たちすべて、4歳の頃は [続きを読む]
  • 『半分、青い』がすごいことになってる
  • 出勤前の時計みたいについているテレビ。8時は忙しい最高潮ですが、忘れずNHKに合わせてドラマを見ます。 今回はトレンディドラマの巨匠北川悦吏子さん脚本の「半分、青い」。4月から始まって主人公の鈴愛(すずめ)役の永野芽郁も主役が板についてきて、今は30歳代を演じています。それも自然にどうどうと。忙しくて「ながら見」の毎日ですが、いつもゆっくり進む感じのドラマがなんとなく怒涛の展開に。男性俳優も、佐藤健 [続きを読む]
  • 三度目の殺人
  • まず、何が三度目なのか、というところで引っかかりました。劇中では殺人は2回しか起きないからです。(あらすじ)過去に殺人の前科のある三隅(役所広司)は勤め先の社長を殺した罪で逮捕される。敏腕弁護士の重盛(福山雅治)は得意の戦術でできるだけ軽い判決にと考える。しかし三隅の供述はころころ変わり、重盛は翻弄される。また、殺された社長の娘咲江(広瀬すず)は、三隅は自分のために父を殺してくれた、と申し出てくる [続きを読む]
  • 『ゲット・アウト』そんなことある?という新感覚ホラー映画
  • 2017年 アメリカ映画。監督のジョーダン・ピールはコメディアンの人で、監督デビュー作のようです。しかし作品はコメディではなくホラー作品。笑えるところも少しはありますが、コメディアンの人の作品とは思えません。 (あらすじ)写真家の青年クリスは恋人のローズの実家に招待されることになった。クリスは自分が黒人であることに不安を持っていたが、ローズの白人の両親はクリスを歓迎してくれた。しかししばらく滞在する [続きを読む]