塗装技術の門の中の人 さん プロフィール

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塗装技術の門の中の人さん: 塗装技術の門
ハンドル名塗装技術の門の中の人 さん
ブログタイトル塗装技術の門
ブログURLhttp://adhesion.3rin.net/
サイト紹介文塗装技術に関連した記事を投稿しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供161回 / 40日(平均28.2回/週) - 参加 2018/06/09 00:45

塗装技術の門の中の人 さんのブログ記事

  • ウレタン樹脂系紫外線硬化塗料
  •  ASTMの分類にはありませんが、ウレタン結合を樹脂骨格中に有するオリゴマーを使用するUV硬化塗料があります。 ポリオール、芳香族イソシアネートおよび水酸基を有するアクリレートモノマーから合成されたウレタンアクリレートオリゴマー(UAO)は、紫外線照射により硬化し、硬く耐久性のある塗膜が得られます。一方、ポリエステルポリオール、脂肪族イソシアネート及び水酸基を有するアクリレートモノマーから合成した [続きを読む]
  • 二液型ポリオール硬化型ポリウレタン樹脂塗料
  •  この塗料はポリウレタンの特徴を最も発揮する代表的なポリウレタン樹脂塗料で、バイエル社のデスモジュール/デスモーヘン (Desmodur/Desmophen) 系塗料がそれであり、その組合せからD/Dラッカーと称されるものになります。 この塗料はポリイソシアネートプレポリマーと、ポリエステルポリオール、アクリルポリオールなどが別々の容器に保管されており、使用時に所定の割合に調合するものになります。この型の塗料ではポリイ [続きを読む]
  • 二液型触媒硬化型ポリウレタン樹脂塗料
  •  ヒマシ油やヒマシ油と多価アルコールのエステル交換生成物に、過剰のジイソシアネートを反応させて、末端に遊離イソシアネート基を持つこのプレポリマーと触媒とが使用前に混合されて塗装されます。触媒としては、メチルジエタノールアミン、トリエチルアミン、オクチル錫などが用いられます。この塗料は耐薬品性が極めて優れ、また、はんだ付けもしやすく、電気絶縁性もよいので電子工業品あるいは電線被覆用に用いられます。に [続きを読む]
  • 一液加熱硬化型ポリウレタン樹脂塗料
  •  活性の強いイソシアネート基を適当な化合物で保護して不活性として、加熱によりイソシアネート基が再生するようにしたものをブロックイソシアネート (又はマスクドイソシアネート)と称せられるものになります。ブロック剤としてはフェノール、クレゾール、芳香族第2アミン、第3級アルコール、ラクタム、オキシムなどが挙げられますが、TDIプレポリ マーのフェノールブロック体を APステーブルといいます。このものは加熱により解 [続きを読む]
  • 一液型湿気硬化型ポリウレタン樹脂塗料
  •  トルレンジイソシアネートと水酸化物(例えばヒマシ油、ポリエーテル、ポリエステルなど)を反応させ、NCOの過剰の付加物とします。このものが塗装されると、イソシアネート気が空気中の湿気と反応し、まず、水とイソシアネートとの相互作用によってアミンを形成します。次にこのアミンとイソシアネートが素早く反応し、尿素を作り硬化します。 したがって、この塗料は本質的に架橋するのに空気中の湿気に左右されるプレポリ [続きを読む]
  • 一液型油変性ポリウレタン樹脂塗料
  •  一般にウレタン化油、ウレタン化アルキドと称せられるもので、ジイソシアネート、トリイソシアネートなどと乾性油(アマニ油、大豆油、脱水ヒマシ油など)のジグリセライドとを反応させたもので、構造末端には遊離のイソシアネートがなく、ほかのポリウレタン樹脂塗料とは根本的に異なっています。塗膜の乾燥は普通のアルキド樹脂エナメルと同じように、適当なドライヤー(ナフテン酸鉛、ナフテン酸コバルト、カルシウムなどの金 [続きを読む]
  • イソシアネート化合物
  • (1)TDI(トルエンジイソシアネート) ウレタン塗料開発当初使用されたものでありますが、蒸気圧が高く毒性があり、塗料用として不適当で使用されていません。(2)TDI付加物(トルエンジイソシアネート、ディスモジュールL) トリメチロールプロパンとトリレンジイソシアネートの付加物で、蒸気圧を低くし、毒性の少ない型で一般に使用されています。乾燥性はよいのですが、耐候性が悪く、黄変性があります。(3)HM [続きを読む]
  • ポリウレタン樹脂塗料について
  • ▽概要 ポリウレタン樹脂塗料とは、イソシアネート基(−N=C=O)とヒドロキシル基(−OH)との反応により形成されるウレタン結合をもった塗料で、塗料の形としては一液型と二液型に分けられ、塗膜形成機構も異なります。共通した特徴は付着性、耐薬品性、耐摩耗性に優れ、耐久性、耐汚染性がよく、その用途も家具、合板ばかリなどではなく、船舶、橋梁、工場設備などの重防食用に、また、自動車の補修塗装用などその使用分野は拡大 [続きを読む]
  • オイルフリー・ポリエステル樹脂塗料
  •  イソフタル酸、アジピン酸、無水フタル酸などの二塩基酸とグリセリン、ペンタエリスリトール、ネオペンチルグリール、トリメチロールプロパンなどの多価アルコールとの反応によって得られます。油変性を行わない樹脂をオイルフリーポリエステル樹脂と呼びます。一般にこの樹脂は効果機構上から熱硬化型や2液型塗料に用いられ、アミノ樹脂とブレンドして焼付塗装用に、またポリイソシアネートを硬化剤として2液型塗料として用いら [続きを読む]
  • 不飽和ポリエステル樹脂塗料
  •  不飽和ポリエステル樹脂塗料は、揮発すべき溶剤を含まないということから、一種の無溶剤塗料と考えられ、塗膜の”やせ”(体積収縮)がなく”うむ”(内部乾燥不十分)ということがないことおよび厚膜塗装ができるなどの長所があります。(1)パテ 不飽和ポリエステル樹脂の特長を最も良く生かしたものがパテになります。塗装では素地調整の際に凹凸を埋めたり、肉盛りの必要性のある場合に、オイルパテ、 [続きを読む]
  • 不飽和ポリエステル樹脂の硬化阻害
  •  このようなラジカル反応の場合、これを阻害する物質があれば硬化は進まなくなってしまいます。この阻害物質としては空気中の酸素、水分、一部の着色剤、フェノール分、木材の樹脂分などがあります。したがって、これらの阻害物質が塗料中に入ったり、接触しないように注意すべきです。 例えば、酸素の場合には、生成したラジカルがスチレンモノマーや樹脂の重合性二重結合に付加重合する速度よりも酸素に付加する方が速いため、 [続きを読む]
  • 不飽和ポリエステル樹脂の硬化
  •  不飽和ポリエステル樹脂は、樹脂中の二重結合と用材としてのビニル単量体としてのスチレンモノマーとの重合反応によって硬化するもので、スチレンモノマーは用材として働くと同時に硬化時間には樹脂成分の一部ともなります。この硬化反応は促進剤、硬化剤を加えて反応させるもので、促進剤としてはコバルトのナフテン酸塩、オクテン酸塩などの金属塩、アミンおよびメルカプタン類などがあり、硬化剤としては主としてメチルエチル [続きを読む]
  • 不飽和ポリエステル樹脂塗料の一般的特徴
  • (1)形状は溶剤として液状ビニルモノマーを使用しているので、常温でワニス状です。(2)溶剤の役割をするビニル単量体は、常温でも重合触媒によって架橋作用して三次元網目状化合物となるので、揮発させる成分がなく100%ソリッドの塗膜を作ります。(3)肉やせ、目やせの少ない塗膜が得られます。(4)耐摩耗性、耐水性、耐湿性に優れ、酸、ガスなどに抵抗性の強い、電気絶縁性の優れている塗膜が得られます。 しかし、この塗 [続きを読む]
  • 不飽和ポリエステル樹脂
  •  不飽和ポリエステル樹脂とは二価のアルコール(エチレングリコールなど)と二価の不飽和有機酸(無水マレイン酸、フタル酸など)、必要に応じて飽和二塩基酸(無水フタル酸、アジピン酸など)を用い、エステル化脱水縮合させて得られる不飽和ポリエステル樹脂と液状のビニル単量体の配合物になります。 この樹脂が実際工業化されたのは、1940年頃で、第二次世界大戦中はアメリカではガラス繊維と組み合わせて強化プラスチックと [続きを読む]
  • ポリエステル樹脂塗料の概要
  •  ポリエステル樹脂とは、グリコールと二塩基酸がエステル化反応して、主鎖がエステル結合でできた高分子重合体で、塗料工業ではグリセリンと無水フタル酸と不飽和脂肪酸とをエステル化してできた脂肪酸変性したポリエステル樹脂をアルキド樹脂と呼称しています。また、油変性しないで主鎖自身にたわみ性を持たせた熱硬化性ポリエステル樹脂をオイルフリーポリエステルと呼び、また、酸成分に無水マレイン酸などを用い、主鎖に不飽 [続きを読む]
  • 塩化ビニルゾル塗料の特徴
  • 塩化ビニルゾル塗料は、熱エネルギーによって、ゾル―ゲル変化により塗膜を形成し、その溶融温度は約175〜180℃にあり、その温度に達しなければゲル化溶融は進みません・また200℃を超すと徐々に熱分解し、変色し始めます。したがって、熱溶融温度と熱分解温度とが接近しているので、焼付け温度を十分に管理することが必要となります。また、オルガノゾル型は溶剤、希釈剤を含むため、塗膜厚の大きい場合には急激に加熱するとピン [続きを読む]
  • 塩化ビニルゾル塗料の構成
  • ▽ゾル用塩化ビニル樹脂 塩化ビニルゾル塗料に使用する塩化ビニル樹脂は、乳化重合法によって作られたペーストレジンで、粒子の径は0.1〜2.0ミクロンと細かく、その重合度は1300〜1800と高いです。▽塩化ビニルゾル用可塑剤 可塑剤は塩化ビニルゾル塗料に流動性を与える主成分ですが、また、硬度、たわみ性、耐寒性、移行性、粘度、安定性などに影響を与えます。可塑剤の種類とその特性を次に示します。 DBP 相溶性 DOP 相溶 [続きを読む]
  • 塩化ビニルゾル塗料の概要
  •  塩化ビニルゾル塗料は、塩化ビニルプラスチゾルと塩化ビニルオルガノゾルとがあり、前者は塩化ビニル樹脂粉末を可塑剤中に分散したものをいい、後者は可塑剤または可塑性樹脂と溶剤中に分散したものになります。いずれも加熱により、不可逆性ゾル→ゲル変化を利用し、塗膜を形成するものになります。有機溶剤型塩化ビニル樹脂塗料は、通常20〜30%の不揮発しかなく、1回塗りの膜厚が極めて薄く、その上エステル、ケトンなど [続きを読む]
  • 塩化ビニリデン樹脂塗料
  •  サラン樹脂として知られ、塩化ビニリデンとアクリルニトリルの共重合樹脂で、有機溶剤に溶けるよう工夫されたものになります。特徴は水蒸気、ガスなどの透過性が著しく少なく、また、油やガソリンに耐えるという性質があることから、船舶などのタンク内面用や、オイルタンカーの内面塗装に多く利用されています。ただし、溶剤に低沸点のMEKを使用するため、塗装作業時の防災処置を十分に行う必要があり、塗装回数も6〜7回と他工 [続きを読む]
  • 塩化ビニル樹脂塗料の性能
  •  この塗料は、ニトロセルロース塗料と同様に、溶剤の蒸発によって皮膜を形成する速乾性塗料です。指触乾燥は10分前後で、また、硬化乾燥は1〜2時間になります。1回塗りの塗膜厚は、塩化ビニル樹脂の溶解度が低いため、低濃度、低不揮発分となるため、薄膜で、何回も塗り重ねを必要とします。金属面に塗られる場合は、付着性を助けるために、ウォッシュプライマーを1回塗装してから塗装する必要があります。また、油性塗料のように [続きを読む]
  • 塩化ビニル樹脂塗料:安定剤および溶剤
  • ▽安定剤 塩化ビニル樹脂は、熱、紫外線によって分解します。したがって透明用には、有機スズが、エナメルにはこのほかに鉛系石けん系が使われ、あるいはエポキシ系可塑剤を添加して安定性を良くすることが行われています。 安定剤は使用量が少ないので、塗膜の性能にはほとんど影響しません。▽溶剤 一般に塩化ビニル、酢酸ビニル共重合樹脂の溶剤としては、MEK、MTBK等のケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル [続きを読む]
  • 塩化ビニル樹脂塗料:可塑剤
  •  塩化ビニル樹脂は、酢酸ビニルにより内部可塑化されているので、可塑剤の添加は少なくて済みます。可塑剤は塩化ビニル樹脂と良く相溶し、揮発性の少ないもので、毒性、臭いのない、耐薬品性、耐水性、耐寒性、耐候性、移行性を考慮して選定します。一般に、D.B.P、D.O.P、T.O.P等が用いられます。特に低温領域での可塑性を付与するために、過剰添加による高温領域での粘着性が著しく高くないようにします。D. P:無臭、耐久性、 [続きを読む]
  • 塩化ビニル樹脂塗料:塩化ビニル樹脂
  •  塩化ビニル単量体を重合することによって、塩化ビニル樹脂が得られますが、塩化ビニル単独ポリマーは、耐薬品性、強じん性を持ち優れた性質を持っていますが、溶剤には溶けにくい、塗料用樹脂としては用をなさないので、塩化ビニルの特長をできるだけ生かしながら、塗料用として適性がある樹脂とするため、酢酸ビニルなどで変性されます。(1)塩化ビニル、酢酸ビニル共重合樹脂 塩化ビニル70〜87%、酢酸ビニル30〜13%の共重 [続きを読む]
  • 塩化ビニル樹脂塗料の概要
  •  一般に塩化ビニル樹脂塗料といわれているものは、自然乾燥型塗料で、塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体樹脂を主体とし、これを真溶剤としてエステル系、ケトン系などの溶剤を、希釈剤として芳香族炭化水素系溶剤を用いて樹脂ワニスを作り、これに可塑剤、顔料などを配合したものになります。▽塩化ビニル樹脂▽可塑剤▽安定剤および溶剤▽塩化ビニル樹脂塗料の性能にほんブログ村にほんブログ村 [続きを読む]
  • ビニル樹脂塗料の概要
  •  ビニル基、すなわちCH2=CH-を持った化合物を重合して得られる樹脂をビニル樹脂といい、広義にはポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルニトリル、ポリアクリル酸エステルなどの広い範囲の高分子物質が含まれます。塗料界においてはビニル樹脂塗料といえば、塩化ビニル、酢酸ビニル、および塩化ビニリデンの重合体および共重合体を主成分とする塗料を指すのが慣例となっています。塗料状態と [続きを読む]