塗装技術の門の中の人 さん プロフィール

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塗装技術の門の中の人さん: 塗装技術の門
ハンドル名塗装技術の門の中の人 さん
ブログタイトル塗装技術の門
ブログURLhttp://adhesion.3rin.net/
サイト紹介文塗装技術に関連した記事を投稿しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供208回 / 105日(平均13.9回/週) - 参加 2018/06/09 00:45

塗装技術の門の中の人 さんのブログ記事

  • 熱可塑性粉体塗料②
  • (3)ポリエチレン粉体塗料 熱可塑性粉体塗料としては価格が安いこともあり、最も多用されているものになります。主基材はポリエチレンで、重合法による高密度、中密度、低密度ポリエチレンの3種とエチレン酢酸ビニルコポリマーとがありますが、塗装作業性、塗膜の安定性などの点から主として低密度ポリエチレンとエチレン酢酸ビニル子コポリマーが用いられます。低密度ポリエチレンは引張強度や硬度は小さいですが、伸び率が [続きを読む]
  • 熱可塑性粉体塗料①
  •  粉体塗料として最も古くから流動浸漬用として使われてきたものになります。樹脂としては塩化ビニル、ポリエチレン、ナイロンなど高分子量のものが用いられ、加熱によって溶融し、架橋反応することなく皮膜を形成します。したがって、焼付け反応時間の必要はなく、短時間の加熱で済みます。 反面、高温が必要であり、金属面との付着性については、接着プライマーを必要とします。(1)塩化ビニル樹脂粉体塗料 ポリ塩化ビニ [続きを読む]
  • 粉体塗料の種類と特徴
  •  粉体塗料の種類には熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂を基材にしたものとに大別することができます。両者の特徴を比較したものを下の表に示します。熱可塑性樹脂熱硬化性樹脂分子量高分子量低分子量微粒子微粒子化が困難微粒子化が可能溶融温度高い低い薄膜塗装困難50ミクロン前後の塗装が可能塗膜性状柔軟性硬い耐化学薬品性優れている良いプライマーの必要性必要性あり必ずしも必要ではない塗装法の適性流動浸漬法 溶射法静電吹 [続きを読む]
  • 粉体塗料に要求される性状
  • (1)溶融温度と分解温度および架橋温度との差が大きいこと。粉体塗料は塗布後、加熱溶融させて塗膜を形成させるので、使用している樹脂の融点以上に加熱する必要があります。この場合樹脂の分解温度や架橋温度が溶融温度に接近していると平滑な塗面は得られません。(2)溶融温度は低い方が良いです。塗装された粉体塗料は、粒子間に空気が大量に存在するため、平滑な塗面を得るには溶融粘度が低くて、流動しやすくなければな [続きを読む]
  • 粉体塗料の概要と一般的特徴
  • ▽概要 粉体塗料とは有機溶剤や水のような揮発性分散媒(溶媒)を用いず高分子合成樹脂を主成分とした塗膜形成要素を粉末状にしたもので、空気を媒体として粉末のまま、被塗物の表面に塗装し、加熱して粉末を溶融させて、塗膜とするものです。粉体塗料に用いられる樹脂は熱可塑性樹脂としては塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン系などがあり、熱硬化性としてはエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂など [続きを読む]
  • NAD塗料の用途
  •  NAD塗料の主要な用途は自動車のメタリックカラーの上塗り塗装用です。自動車の塗装仕上げはメタリックカラーとソリッドカラーとがありますが、メタリックカラーはソリッドカラーに比べて塗装上の問題が多く、メタル色のムラ、たれ、わきなどが発生し、2コート1ベーク方式では光沢不良など、クレームが多くなります。これに対し、NAD塗料は、その特性からメタリック塗料として最も塗装効果を発揮する塗料になります。すなわち [続きを読む]
  • NAD塗料の特徴
  •  NAD塗料は、造膜時ポリマー粒子の融合に熱の作用が必要とする性質から、熱硬化性アクリル樹脂塗料の範疇に入るもので、その特徴は熱硬化性アクリル樹脂塗料と比較して評価されます。しかし、塗膜形成助要素は有機溶剤で、塗膜形成主要素である樹脂は分散粒子として有機溶剤中に分散しているため、一般溶剤型塗料にない特徴を有しています。 (1)粒子ポリマーの性質が系全体の粘度にあまり寄与しないので、高分子量の粒子ポ [続きを読む]
  • 非水系ディスパーションの安定化の原理と重合の方法
  • ▽非水系ディスパーションの安定化の原理 非水系ディスパーションの安定化の原理は、粒子表面に吸着した分散安定剤の溶媒和層の立体的反発層(吸着層または吸着保護層ともいいます)によって安定化されています。ICIの研究者らはこの立体的反発層の厚みについて、12-ヒドロキシステアリン酸オリゴマー誘導体のポリメタクリル酸メチルグラフト化合物の場合約130Åの値を確認しています。また、12-ヒドロキシステアリン酸の縮合 [続きを読む]
  • 非水系ディスパーションの構成
  •  非水系ディスパーションの構成は次のような成分から成り立っています。 (1)分散媒は脂肪族炭化水素を主体とする有機溶剤。 (2)分散ポリマーは0.1〜0.8ミクロンの粒径の分散状態にある。上記の分散媒には不溶の主体ポリマー。 (3)分散安定剤は主体ポリマー粒子の表面にあり、粒子の分散状態を安定化する安定剤ポリマー(立体的反発による安定化作用)。 (4) (1)〜(3)のほかに、分散媒中に一部溶けている低極 [続きを読む]
  • 非水系ディスパーション型(NAD)型塗料の概要
  •  非水系ディスパーション型塗料はNAD塗料とも称せられ、NADとはNon Aqueous Dispersionの略称で、水以外の有機溶剤(主として脂肪族炭化水素)の中に、約0.1〜0.8ミクロンのポリマー粒子を分散させた分散液のことになります。このポリマー分散液と他の塗料構成成分を混合してできる塗料を非水系ディスパーション型塗料と読んでいます。この塗料は、低公害性、省資源および塗装作業性などの点で、従来の溶剤型塗料に比べて優れ [続きを読む]
  • ハイソリッド塗料の特徴と用途
  •  ハイソリッド塗料は、従来の塗装機器、設備で塗装可能であり、特別の改造を必要としない点において、粉体塗料、水系塗料とは異なっており、その特性を次に列挙します。 (1)低分子量であり、微粒化に優れています。 (2)吹きつけ時の固形分が高いので同一塗膜厚にするためには30〜40%絞ることができ、塗装回数を少なくすることができます。 (3)吹きつけ時の使用溶剤量が少なく、塗装費のトータルコストは安くなりま [続きを読む]
  • 各種ハイソリッド塗料:ポリウレタン樹脂系
  •  熱硬化性メラミンアクリル樹脂系のハイソリッド型塗料は、160〜170℃?20分の焼付け条件に対し、ポリウレタン樹脂塗料は100℃?20分で十分硬化することから省資源、省エネルギーの面からも有望なものであり、塗膜性能も付着性、硬度、耐摩耗性、耐久性、耐薬品性などにも優れているもので漸次使用量も拡大しつつあります。この塗料の特徴はイソシアネート基の反応性にあり、常温で水、アルコール、アミン、酸などの活性水素 [続きを読む]
  • 各種ハイソリッド塗料:メラミンアクリル樹脂系
  •  工業用として最も汎用されている熱硬化性アクリル樹脂塗料は、アクリル樹脂とメラミン樹脂との架橋反応型で、したがって、ハイソリッド化については、メラミンアルキド樹脂塗料と同様に、いかにしてアクリル樹脂の低粘度化、低分子量化するかにかかっています。一般の熱硬化型アクリル樹脂塗料は耐候性、耐汚染性、耐水性などに優れており、この要求性能を維持してハイソリッド化するのはなかなか容易なことではありません。 [続きを読む]
  • 各種ハイソリッド塗料:メラミンアルキド樹脂系
  •  工業用塗料として従来のアミドアルキド樹脂塗料のハイソリッド化については、短油性アルキド樹脂の低分子量化と塗膜性能の面から多塩基酸およびポリオールの組み合わせを選択して、その溶解性と分子量をコントロールして低粘度化します。架橋剤としてのアミノ樹脂はHMMMと組み合わせて塗料化したもので、硬化性不十分の場合にはパラトルエンスルホン酸などを触媒として活用します。オイルフリーアルキド樹脂系塗料については [続きを読む]
  • 塗料のハイソリッド化
  •  塗料のハイソリッド化とは、できるだけ溶剤含有量を少なくして、高不揮発分化し、現行塗料と何等遜色のない性状、性能の塗料にするための方法と解釈されます。 そのためハイソリッド化の手段としては、 (1)塗料用樹脂の低粘度化、すなわち低分子量化、低Tg化および樹脂、溶剤の選択 (2)乾燥時における高分子網目構造形成のための架橋反応の検討と架橋剤の選定 が重要となります。 塗料用樹脂の低分子量化は、塗料の [続きを読む]
  • ハイソリッド塗料の概要
  •  過去のハイソリッドラッカーと称するものは、塗装の合理化の面から開発されたものであり、一回で光沢および厚膜が得られ、さらに耐候性にも優れているなどの特徴を持ったものです。しかし、ここでいうハイソリッド塗料の出現は、その背景を全く異にし、光化学スモッグの発生原因となる炭化水素有機溶剤の使用を低減し、省資源的効果と光化学スモッグ発生低減を狙って開発されたものになります。ハイソリッド塗料を邦訳すると [続きを読む]
  • 粉体電着塗料
  • ▽粉体電着塗料 粉体電着塗料とは、水希釈性カチオン樹脂の水溶液中に、20ミクロン以下に調整した合成樹脂粉体を分散させて得られた粉体含有カチオン型電着塗料で、電着に当たっては、被塗物を陰極とし、複数個の陽極との間に通電することにより被塗物に塗着させるものになります。水希釈性カチオン樹脂の水溶液は、エポキシ樹脂またはエポキシ変性樹脂中のエポキシ基に各種の有機アミノ化合物(第2級モノアミンが最も好まし [続きを読む]
  • カチオン系電着塗料の特徴
  •  カチオン系電着塗料カチオン系電着塗料の主体樹脂はポリアミノ樹脂であり、その水溶化については酸で中和されること、また、電着に当たっては陰極側に塗膜が凝固析出されるなど、アニオン系電着塗料とは全く異なっているため、カチオン系電着塗料は次のような特徴を持っています。 (1)被塗物が陰極であるため、電着時に被塗物から金属イオンが溶出しません。このため化成処理皮膜がほどんど溶出しないので化成処理の効果 [続きを読む]
  • カチオン系電着塗料
  •  カチオン電着は被塗物を陰極として直流通電して塗装する方法で、したがって、電着槽内塗料は(+)に解離する必要があります。すなわち一般には分子中に多数のアミノ基(-NR2)を持つポリアミノ樹脂が用いられます。基本骨格をなす樹脂としてはエポキシ樹脂(ビスフェノール型)に1〜4級のアミン(一般には2級アミン)を付加することにより得られたポリアミノ樹脂で、通常有機酸で中和し水溶化あるいは水分散化されて(+) [続きを読む]
  • アニオン系電着塗料の種類と特性2
  • ▽アクリル樹脂系塗料 電着用アクリル樹脂はメタクリル酸エステル、アクリル酸エステルモノマーの重合時に水酸基、カルボキシル基カルボキシル基、アミド基、などの親水基を持つモノマーを共重合して、重合体の中にこれらの基を導入して電着用とします。電着塗料化する場合には、一般に硬化成分として水溶性アミノ樹脂を配合して用いられますが、この場合基体樹脂と架橋剤の泳動ー析出速度の差などの点から、組み合わせの選択 [続きを読む]
  • アニオン系電着塗料の種類と特性1
  • ▽マレイン化油系塗料 あまに油や脱水ひまし油に無水マレイン酸を反応させてマレイン化油とした水溶性塗料で、単独では電着特性、塗膜性も十分ではありません。そのため、さらにスチレン、ビニルトルエンなどを付加重合させるとか、フェノール樹脂、アミノ樹脂などを混合、縮合させてマレイン化油を持って電着塗料化したものです。▽アルキド樹脂系塗料 樹脂骨格内に多くのカルボキシル基(−COOH基)を導入し、比較的低分子 [続きを読む]
  • 電着機構
  •  電着塗装は現象的には、電気泳動(Electrophoresis)、電気析出(Electrodeposition)、電気浸透(Electroosmosis)、電気分解(Electrolysis)の4つの現象が組み合わされたもので、前二者は極板付近における塗料粒子の移動にあずかり、後二者は付着にあずかる現象です。 すなわち、アニオン系水溶性樹脂塗料について考察してみると、この塗料はあみん類で中和された親水性合成樹脂と顔料及び少量の添加剤よりなり、これが [続きを読む]
  • 電着用塗料の概要
  •  電着用塗料とは、電着塗装法によって最適かつ効率の良い仕上げができるように調整された水溶性または水分散性塗料であり、電着塗装法とは、Electro-Deposition(ED塗装)あるいはElectro-Coating(EC塗装)ともいわれ、水溶性または水分散性塗料が、水中で電荷していることを利用し、被塗物を一方の電極とし、塗料浴中に浸漬し、対極間に直流電流を流すと、水中に分散している塗料の微粒子は電気的な力によって被塗物に引き [続きを読む]
  • アクリル系ハイドロゾル塗料
  •  ハイドロゾルはデュポン社から発表された新しい水性分散体で、この特長は結合剤が微粒子状に分散しているところにあります。従来のエマルションの粒子は0.15~0.2ミクロンであるのに対し、ハイドロゾルは最も大きいものでも0.05ミクロンで全粒子の95%は0.01〜0.1ミクロンになります。その結果ハイドロゾル型塗料の仕上がり塗膜は、従来のアクリルエマルション塗料では得られない光沢、硬度を持っています。 エマルションは [続きを読む]