塗装技術の門の中の人 さん プロフィール

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塗装技術の門の中の人さん: 塗装技術の門
ハンドル名塗装技術の門の中の人 さん
ブログタイトル塗装技術の門
ブログURLhttp://adhesion.3rin.net/
サイト紹介文塗装技術に関連した記事を投稿しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供222回 / 122日(平均12.7回/週) - 参加 2018/06/09 00:45

塗装技術の門の中の人 さんのブログ記事

  • ケイ素樹脂塗料の概要
  •  ケイ素樹脂塗料は、シロキサン結合(-Si-O-)を持つポリシロキサンを、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂等と共縮合反応、あるいはブレンドさせて得られるシリコン樹脂(ケイ素樹脂)を用いた塗料で、耐熱性に優れ、耐候性、耐水性、電気絶縁性にも優れていることから、耐熱塗料、コイルコーティング塗料、電気絶縁塗料など各方面に用いられています。にほんブログ村にほんブログ村 [続きを読む]
  • 天然ゴム誘導体系塗料:合成ゴムN及びH
  •  合成ゴムN(ネオプレン)及び合成ゴムH(ハイパロン)はいずれも塩素を含んだ高分子炭化水素で、合成ゴムNもHも反応機構は異なりますが、金属酸化物により架橋して三次元的構造をとり、より強固な膜となります。(1)合成ゴムN(ネオプレン)塗料 合成ゴムNを基材とした塗料は加硫型塗料(2液性)、非加硫型塗料(1液性)、ラテックス系塗料(エマルションで1液性)の3種類に分けられます。 加硫型は普通0.25〜1.0?に厚く [続きを読む]
  • 天然ゴム誘導体系塗料:塩化ゴム、環化ゴム
  • ▽塩化ゴム 塩化ゴムは塗料用としてゴム誘導体中最も重要な位置を占めています。塩化ゴムは天然ゴム溶液に塩素を通じて作られます。 塩化ゴム中の塩素含有量は約67%で、生成物は三塩化物と四塩化物との混合重合体と考えられています。塩化ゴムは無臭の白色粉末で、その塗膜は無色透明で、芳香族炭化水素、エステル、ケトン、塩素系炭化水素などに溶解しますが、脂肪族単価水を、アルコールには不溶です。分子中に多量の塩素 [続きを読む]
  • 合成ゴム系塗料
  • ▽スチレンブタジエン系ゴム塗料 SBR樹脂としてよく知られており、スチレンブタジエン合成ゴム系塗料としては、スチレンとブタジエンの比率によっても、塗膜特性が相違しますが、溶剤型の場合は、スチレンの含有量がラテックス型に比べて多いです。 米国グッドイヤー社のプライオライトS-5は有名で、これは熱可塑性になりますが、熱に安定で150℃にさらされても外観上の変化は認められず、塗膜の硬度は高く強靭です。この樹 [続きを読む]
  • ゴム系塗料の概要
  •  天然ゴムは弾性、柔軟性、耐薬品性などに優れた物質でありますが、そのまま塗料に使用する場合は、その溶液の粘度が高すぎ、また、被膜は柔軟すぎること、老化が速いことなどの欠点があるため、特殊な用途以外ほとんど利用されることはありません。一方、天然ゴムの組成の解明によってスチレン=ブタジエン系合成ゴムなどに、また天然ゴムを適当な方法で処理することによって塩化ゴム、環化ゴムなどとして、塗料に適した材料 [続きを読む]
  • 表面張力とその変化
  •  被塗装物表面を塗料が分子オーダーで濡らすために重要な要素は表面張力です。塗料の表面張力が被塗物表面の表面張力よりも大きいとミクロな濡れを達成するのは難しくなります。 古くから塗料原料に用いられてきたものは油です。油は分子量がそれほど高くないので流動しやすく、表面張力が多くの被塗装物を濡らしやすいレベルにあり、顔料分散にも、塗装作業にも都合の良い性質を持った材料でした。そのため、極端に言えば、 [続きを読む]
  • レオロジーコントロール技術
  •  よい仕上がりを得るためには、塗料は各工程において、それぞれの段階に相応しい粘度レベルになければなりませんが、前エントリで概観しました基本原理で決まる粘度が、必ずしも各段階で要求される適正粘度にならない場合が多いです。そのずれを克服するのがレオロジーコントロール技術になります。車ボディの垂直面において、水平面同様の高平滑面を得ようとすると、レベリングとたれの防止を両立させなければならず、とりわ [続きを読む]
  • 塗料の粘度を支配するもの
  •  塗装の全プロセスを通じて、塗料の流動性コントロールは一貫して重要な課題です。 ミクロには、塗料の構成要素が分子オーダーで相対位置を変えることが流動になります。分子または分子中の運動単位(セグメント)が相対位置を変えるためには、移動できる隙間が必要です。みかけの体積と分子の実体積の差を自由体積と呼び、この自由体積の大きさが流動しやすさと密接に関係しています。分子末端は分子のつながりが切れる場所 [続きを読む]
  • 塗膜の保護機能
  •  保護の対象として最も大きいのは鉄鋼です。鋼材の腐食を軽減するのが防食塗料の役割です。 塗料による防食の機構は次のように説明されています。一つには、水、酸素、塩類などの腐食に関与する物質を塗膜により遮断し、鋼材の表面まで到達させないことです。もう一つは、塗膜中の防食顔料により表面を腐食しない化合物に変える(不動態化)方法です。さらに、塗膜成分が犠牲陽極となり鉄を保護する防食塗料もあります。ジン [続きを読む]
  • 塗膜の美粧機能
  •  美粧の第一は着色です。色はその製品の印象を特徴づける重要な要素であり、同種の塗料でも色の違いにより多数の製品が生産されます。指定された色を作り出す技術(調色)と色を活用する技術(カラーデザイン)が重要です。例えば、住宅外壁などの色は、単に個人の好みで色を選べばよいというわけではなく、公共空間の色彩構成要素としての整合性も要求されます。 物体の色は、物体に当たると光の強度分布、反射の仕方、及び [続きを読む]
  • 塗膜層の役割分担
  •  塗膜への多くの要求特性を1種類の塗膜層で達成することは困難な場合も多く、通常異なる性質の塗料の塗り重ねが行われます。塗り重ねられるそれぞれの塗膜は役割を分担しており、多層膜全体で総合的に塗装の目的を達成します。 目的に応じて、中塗り塗料あるいは中塗りと下塗り塗料が省略されることがあります。これらの場合には、上塗り塗料が中塗りあるいは中塗りと下塗りの役割も受け持つことになります。また一回の塗装 [続きを読む]
  • ウレタン樹脂系紫外線硬化塗料
  •  ASTMの分類にはありませんが、ウレタン結合を樹脂骨格中に有するオリゴマーを使用するUV硬化塗料があります。 ポリオール、芳香族イソシアネートおよび水酸基を有するアクリレートモノマーから合成されたウレタンアクリレートオリゴマー(UAO)は、紫外線照射により硬化し、硬く耐久性のある塗膜が得られます。一方、ポリエステルポリオール、脂肪族イソシアネート及び水酸基を有するアクリレートモノマーから合成した [続きを読む]
  • 二液型ポリオール硬化型ポリウレタン樹脂塗料
  •  この塗料はポリウレタンの特徴を最も発揮する代表的なポリウレタン樹脂塗料で、バイエル社のデスモジュール/デスモーヘン (Desmodur/Desmophen) 系塗料がそれであり、その組合せからD/Dラッカーと称されるものになります。 この塗料はポリイソシアネートプレポリマーと、ポリエステルポリオール、アクリルポリオールなどが別々の容器に保管されており、使用時に所定の割合に調合するものになります。この型の塗料ではポリイ [続きを読む]
  • 二液型触媒硬化型ポリウレタン樹脂塗料
  •  ヒマシ油やヒマシ油と多価アルコールのエステル交換生成物に、過剰のジイソシアネートを反応させて、末端に遊離イソシアネート基を持つこのプレポリマーと触媒とが使用前に混合されて塗装されます。触媒としては、メチルジエタノールアミン、トリエチルアミン、オクチル錫などが用いられます。この塗料は耐薬品性が極めて優れ、また、はんだ付けもしやすく、電気絶縁性もよいので電子工業品あるいは電線被覆用に用いられます。に [続きを読む]
  • 一液加熱硬化型ポリウレタン樹脂塗料
  •  活性の強いイソシアネート基を適当な化合物で保護して不活性として、加熱によりイソシアネート基が再生するようにしたものをブロックイソシアネート (又はマスクドイソシアネート)と称せられるものになります。ブロック剤としてはフェノール、クレゾール、芳香族第2アミン、第3級アルコール、ラクタム、オキシムなどが挙げられますが、TDIプレポリ マーのフェノールブロック体を APステーブルといいます。このものは加熱により解 [続きを読む]
  • 一液型湿気硬化型ポリウレタン樹脂塗料
  •  トルレンジイソシアネートと水酸化物(例えばヒマシ油、ポリエーテル、ポリエステルなど)を反応させ、NCOの過剰の付加物とします。このものが塗装されると、イソシアネート気が空気中の湿気と反応し、まず、水とイソシアネートとの相互作用によってアミンを形成します。次にこのアミンとイソシアネートが素早く反応し、尿素を作り硬化します。 したがって、この塗料は本質的に架橋するのに空気中の湿気に左右されるプレポリ [続きを読む]
  • 一液型油変性ポリウレタン樹脂塗料
  •  一般にウレタン化油、ウレタン化アルキドと称せられるもので、ジイソシアネート、トリイソシアネートなどと乾性油(アマニ油、大豆油、脱水ヒマシ油など)のジグリセライドとを反応させたもので、構造末端には遊離のイソシアネートがなく、ほかのポリウレタン樹脂塗料とは根本的に異なっています。塗膜の乾燥は普通のアルキド樹脂エナメルと同じように、適当なドライヤー(ナフテン酸鉛、ナフテン酸コバルト、カルシウムなどの金 [続きを読む]
  • イソシアネート化合物
  • (1)TDI(トルエンジイソシアネート) ウレタン塗料開発当初使用されたものでありますが、蒸気圧が高く毒性があり、塗料用として不適当で使用されていません。(2)TDI付加物(トルエンジイソシアネート、ディスモジュールL) トリメチロールプロパンとトリレンジイソシアネートの付加物で、蒸気圧を低くし、毒性の少ない型で一般に使用されています。乾燥性はよいのですが、耐候性が悪く、黄変性があります。(3)HM [続きを読む]
  • ポリウレタン樹脂塗料について
  • ▽概要 ポリウレタン樹脂塗料とは、イソシアネート基(−N=C=O)とヒドロキシル基(−OH)との反応により形成されるウレタン結合をもった塗料で、塗料の形としては一液型と二液型に分けられ、塗膜形成機構も異なります。共通した特徴は付着性、耐薬品性、耐摩耗性に優れ、耐久性、耐汚染性がよく、その用途も家具、合板ばかリなどではなく、船舶、橋梁、工場設備などの重防食用に、また、自動車の補修塗装用などその使用分野は拡大 [続きを読む]
  • オイルフリー・ポリエステル樹脂塗料
  •  イソフタル酸、アジピン酸、無水フタル酸などの二塩基酸とグリセリン、ペンタエリスリトール、ネオペンチルグリール、トリメチロールプロパンなどの多価アルコールとの反応によって得られます。油変性を行わない樹脂をオイルフリーポリエステル樹脂と呼びます。一般にこの樹脂は効果機構上から熱硬化型や2液型塗料に用いられ、アミノ樹脂とブレンドして焼付塗装用に、またポリイソシアネートを硬化剤として2液型塗料として用いら [続きを読む]
  • 不飽和ポリエステル樹脂塗料
  •  不飽和ポリエステル樹脂塗料は、揮発すべき溶剤を含まないということから、一種の無溶剤塗料と考えられ、塗膜の”やせ”(体積収縮)がなく”うむ”(内部乾燥不十分)ということがないことおよび厚膜塗装ができるなどの長所があります。(1)パテ 不飽和ポリエステル樹脂の特長を最も良く生かしたものがパテになります。塗装では素地調整の際に凹凸を埋めたり、肉盛りの必要性のある場合に、オイルパテ、 [続きを読む]
  • 不飽和ポリエステル樹脂の硬化阻害
  •  このようなラジカル反応の場合、これを阻害する物質があれば硬化は進まなくなってしまいます。この阻害物質としては空気中の酸素、水分、一部の着色剤、フェノール分、木材の樹脂分などがあります。したがって、これらの阻害物質が塗料中に入ったり、接触しないように注意すべきです。 例えば、酸素の場合には、生成したラジカルがスチレンモノマーや樹脂の重合性二重結合に付加重合する速度よりも酸素に付加する方が速いため、 [続きを読む]
  • 不飽和ポリエステル樹脂の硬化
  •  不飽和ポリエステル樹脂は、樹脂中の二重結合と用材としてのビニル単量体としてのスチレンモノマーとの重合反応によって硬化するもので、スチレンモノマーは用材として働くと同時に硬化時間には樹脂成分の一部ともなります。この硬化反応は促進剤、硬化剤を加えて反応させるもので、促進剤としてはコバルトのナフテン酸塩、オクテン酸塩などの金属塩、アミンおよびメルカプタン類などがあり、硬化剤としては主としてメチルエチル [続きを読む]
  • 不飽和ポリエステル樹脂塗料の一般的特徴
  • (1)形状は溶剤として液状ビニルモノマーを使用しているので、常温でワニス状です。(2)溶剤の役割をするビニル単量体は、常温でも重合触媒によって架橋作用して三次元網目状化合物となるので、揮発させる成分がなく100%ソリッドの塗膜を作ります。(3)肉やせ、目やせの少ない塗膜が得られます。(4)耐摩耗性、耐水性、耐湿性に優れ、酸、ガスなどに抵抗性の強い、電気絶縁性の優れている塗膜が得られます。 しかし、この塗 [続きを読む]
  • 不飽和ポリエステル樹脂
  •  不飽和ポリエステル樹脂とは二価のアルコール(エチレングリコールなど)と二価の不飽和有機酸(無水マレイン酸、フタル酸など)、必要に応じて飽和二塩基酸(無水フタル酸、アジピン酸など)を用い、エステル化脱水縮合させて得られる不飽和ポリエステル樹脂と液状のビニル単量体の配合物になります。 この樹脂が実際工業化されたのは、1940年頃で、第二次世界大戦中はアメリカではガラス繊維と組み合わせて強化プラスチックと [続きを読む]