塗装技術の門の中の人 さん プロフィール

  •  
塗装技術の門の中の人さん: 塗装技術の門
ハンドル名塗装技術の門の中の人 さん
ブログタイトル塗装技術の門
ブログURLhttp://adhesion.3rin.net/
サイト紹介文塗装技術に関連した記事を投稿しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供157回 / 39日(平均28.2回/週) - 参加 2018/06/09 00:45

塗装技術の門の中の人 さんのブログ記事

  • 各種アルキド樹脂:樹脂変性アルキド樹脂
  •  硬質樹脂状物質により変性することによって、油変性アルキド樹脂の長所である耐候性、付着性、可とう性などを生かしながら硬質樹脂から得られる高硬度、速乾性、光沢の向上などの性質をさらに付与させるものです。(1)ロジン変性アルキド樹脂 ロジンの主成分であるアベチン酸が、アルキド樹脂の製造反応の際にアルコール基と反応してエステル化します。 すなわち、無水フタル酸と多価アルコールのポリエステル主鎖に対してロジ [続きを読む]
  • 各種アルキド樹脂:脂肪酸変性アルキド樹脂
  •  多塩基酸と多価アルコールのみからなるアルキド樹脂は硬くて脆いという特徴があります。また、樹脂は溶剤に溶けにくいという欠点を持っています。多塩基酸の一部をあまに油などの乾性油脂肪酸で置き換え変性することによって、溶剤に溶けやすい塗料用としての特性を付与することが出来ます。アルキド樹脂は、骨格をなす多塩基酸と多価アルコールとの種類、組み合わせによっても特性が変わってきますが、変性する脂肪酸(油)の種類 [続きを読む]
  • アルキド樹脂塗料の概要
  •  アルキド樹脂塗料とは、油溶性アルキド樹脂塗料を、トルオール、キシロール、ナフサ、ミネラルスピット、あるいはテレピン油などの溶剤に溶かしてワニスを作り、これを展色材として、顔料、乾燥剤、流れ止め剤などを練り合わせ、混合して調整されて塗料になります。 アルキド樹脂とは、無水フタル酸、マレイン酸などの多塩基酸とグリセリンやペンタエリストールなどの多価アルコールとの縮合によって出来る樹脂の総称で、アルキ [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:ラッカーシンナー
  •  ラッカーシンナーは、ニトロセルロース塗料を塗装するときに適する粘度に調整するために用いられるもので、真溶剤、助溶剤、希釈剤からなり、気温、湿度や塗装法によって、高沸点、中沸点、低沸点の溶剤を適正配合します。気温の高い夏期の場合は、ラッカーシンナーの蒸発速度が速いと、塗膜は早期に流展性を失って、ガン肌となり平滑性を欠くため、中沸点、高沸点溶剤を主体とします。冬期のように気温が低い場合には、蒸発速度 [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:ラッカーシンナー
  •  ラッカーシンナーは、ニトロセルロース塗料を塗装するときに適する粘度に調整するために用いられるもので、真溶剤、助溶剤、希釈剤からなり、気温、湿度や塗装法によって、高沸点、中沸点、低沸点の溶剤を適正配合します。気温の高い夏期の場合は、ラッカーシンナーの蒸発速度が速いと、塗膜は早期に流展性を失って、ガン肌となり平滑性を欠くため、中沸点、高沸点溶剤を主体とします。冬期のように気温が低い場合には、蒸発速度 [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:ラッカー下地塗料
  •  平坦で付着性の良い塗膜を作るために、下地塗料が用いられます。ラッカー下地塗料は、乾燥が速く、仕上げ塗装に速くかかれることから広く用いられています。反面塗装上のの注意を怠ると塗膜異常を発生することがありますので、注意を要します。(a)ラッカープライマー 金属素地に直接塗られるものであるため、付着力の良いものでなくてはなりません。硝化綿としては、1/2秒、20秒硝化綿を併用し、折り曲げ付着性をよくするために [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:ラッカー下地塗料
  •  平坦で付着性の良い塗膜を作るために、下地塗料が用いられます。ラッカー下地塗料は、乾燥が速く、仕上げ塗装に速くかかれることから広く用いられています。反面塗装上のの注意を怠ると塗膜異常を発生することがありますので、注意を要します。(a)ラッカープライマー 金属素地に直接塗られるものであるため、付着力の良いものでなくてはなりません。硝化綿としては、1/2秒、20秒硝化綿を併用し、折り曲げ付着性をよくするために [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:特殊ラッカー
  • (1)クラッキングラッカー 顔料分が多くて、硝化綿と樹脂分が少ないラッカーエナメルで、顔料としてアルミニウムステアレートを使用し、これを着色ラッカーエナメルの塗面の上に塗装すると、乾燥するに従い収縮して割れ目が出来て縞模様を作り、下地の色がその割れ目からのぞかれて2色模様が得られます。手に触れたりした場合に、剥げ落ちるのを防ぐために、普通クリヤーラッカーまたはつや消しラッカーがその上に塗られます。( [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:特殊ラッカー
  • (1)クラッキングラッカー 顔料分が多くて、硝化綿と樹脂分が少ないラッカーエナメルで、顔料としてアルミニウムステアレートを使用し、これを着色ラッカーエナメルの塗面の上に塗装すると、乾燥するに従い収縮して割れ目が出来て縞模様を作り、下地の色がその割れ目からのぞかれて2色模様が得られます。手に触れたりした場合に、剥げ落ちるのを防ぐために、普通クリヤーラッカーまたはつや消しラッカーがその上に塗られます。( [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:ハイソリッドラッカー
  •  ハイソリッドはHigh Solidの日本名で、不揮発分が多いという意味であり、ハイソリッドラッカーは別名コンビネーションラッカーとも呼ばれています。すなわち、ラッカーの長所と合成樹脂エナメルの長所を兼ね備えるものとなります。 乗用車、バスその他の車両の外板用として多く用いられています。ラッカーエナメルは不揮発分が少ない(20〜30%)ため肉持ちが悪く、塗装回数も多い欠点があります。 この点を改善して耐候性があ [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:ハイソリッドラッカー
  •  ハイソリッドはHigh Solidの日本名で、不揮発分が多いという意味であり、ハイソリッドラッカーは別名コンビネーションラッカーとも呼ばれています。すなわち、ラッカーの長所と合成樹脂エナメルの長所を兼ね備えるものとなります。 乗用車、バスその他の車両の外板用として多く用いられています。ラッカーエナメルは不揮発分が少ない(20〜30%)ため肉持ちが悪く、塗装回数も多い欠点があります。 この点を改善して耐候性があ [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:ホットラッカー
  •  ニトロセルロース塗料は、70℃くらいまでは温度上昇により急激に粘度が大きく低下します。加温によって吹き付け塗装が出来るまでの粘度に低下するならば、シンナーを加えて薄めなくても済むことになり、シンナーを加えなければそれだけ不揮発分が多いことになり、塗膜も肉厚となり、塗装回数も少なくて済みます。このように加温によって吹きつけ可能となるように調整されたものをホットラッカーといいます。ホットラッカーの適当 [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:ホットラッカー
  •  ニトロセルロース塗料は、70℃くらいまでは温度上昇により急激に粘度が大きく低下します。加温によって吹き付け塗装が出来るまでの粘度に低下するならば、シンナーを加えて薄めなくても済むことになり、シンナーを加えなければそれだけ不揮発分が多いことになり、塗膜も肉厚となり、塗装回数も少なくて済みます。このように加温によって吹きつけ可能となるように調整されたものをホットラッカーといいます。ホットラッカーの適当 [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:クリヤーラッカー
  •  クリヤーラッカーは、木材用クリヤーと金属用クリヤーの2種に大別されます。木材用クリヤーは不揮発分が比較的多く、金属用クリヤーは強じんで密着性に富んだものになります。木材用クリヤーは木製家具、建築、車両などの内部の木部透明仕上げに用いられるので、耐熱湯性、耐水性、耐アルコール性があり、研磨しやすく、肉持ちが良いものでなくてはなりません。硝化綿対樹脂は1対2〜2.5で樹脂量が多く、マレイン酸樹脂、アルキド [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:クリヤーラッカー
  •  クリヤーラッカーは、木材用クリヤーと金属用クリヤーの2種に大別されます。木材用クリヤーは不揮発分が比較的多く、金属用クリヤーは強じんで密着性に富んだものになります。木材用クリヤーは木製家具、建築、車両などの内部の木部透明仕上げに用いられるので、耐熱湯性、耐水性、耐アルコール性があり、研磨しやすく、肉持ちが良いものでなくてはなりません。硝化綿対樹脂は1対2〜2.5で樹脂量が多く、マレイン酸樹脂、アルキド [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:ラッカーエナメル
  •  ラッカーエナメルには、外部用と内部用があり外部用は乗用車、トラック、バス、鉄道車両などの外板塗装用に使用されるもので、内部用とは玩具、什器、家庭用品など屋内で使用されるものになります。したがって、外部用エナメルは耐候性が良く、塗膜は硬く、不粘着で耐水性に富み、研磨によって光沢のある美しい面を作るものでなければなりません。主として低粘度の硝化綿を使い、樹脂は耐候性に強い非酸化型アルキド樹脂を用いま [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料:ラッカーエナメル
  •  ラッカーエナメルには、外部用と内部用があり外部用は乗用車、トラック、バス、鉄道車両などの外板塗装用に使用されるもので、内部用とは玩具、什器、家庭用品など屋内で使用されるものになります。したがって、外部用エナメルは耐候性が良く、塗膜は硬く、不粘着で耐水性に富み、研磨によって光沢のある美しい面を作るものでなければなりません。主として低粘度の硝化綿を使い、樹脂は耐候性に強い非酸化型アルキド樹脂を用いま [続きを読む]
  • 塗面の乱れ
  • ①ゆず肌(Orange Peel) ゆず肌はオレンジの皮の表面のような感じに、緩やかな凹凸の起伏が残る状態をいいます。 ゆず肌は塗装時の溶剤がうず対流で蒸発していった跡ともいえます。乾燥が進んで塗料の粘度が高くなってくると対流はなくなりますが、このとき樹脂の流動性があれば、塗面は平坦になってこのようなゆず肌にはなりません。 一般に高揮発性の溶剤が主のシンナー組成で出来やすいので溶解性の良い高沸点溶剤を混入し [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料の溶剤
  •  ニトロセルロース塗料に用いられる溶剤は、3種類に分類され、それぞれ異なった役割を持ちます。(1)真溶剤 硝化綿を溶解するもので、ケトン類、エステル類およびエーテル類とアルコール類の一部がこれに属します。(2)助溶剤 助溶剤は、単独では硝化綿を溶解しませんが、真溶剤に配合して使用すると、真溶剤の溶解力を増大させます。エタノール、イソプロパノール、ブタノールなどがこれに属します。例として、酢酸ブチ [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料の溶剤
  •  ニトロセルロース塗料に用いられる溶剤は、3種類に分類され、それぞれ異なった役割を持ちます。(1)真溶剤 硝化綿を溶解するもので、ケトン類、エステル類およびエーテル類とアルコール類の一部がこれに属します。(2)助溶剤 助溶剤は、単独では硝化綿を溶解しませんが、真溶剤に配合して使用すると、真溶剤の溶解力を増大させます。エタノール、イソプロパノール、ブタノールなどがこれに属します。例として、酢酸ブチル単 [続きを読む]
  • ニトロセルロース塗料の可塑剤
  •  可塑剤は、塗膜の中に混在して、ニトロセルロースの結果を補い、塗膜の柔軟性を良くし、厳しい条件下で耐久性を増すために使用されるものになります。可塑剤を含まないニトロセルロースの塗膜は、もろくて容易にひび割れが出来、ついには下地から剥がれる傾向が大きいです。 適度の可塑剤が加えられて塗膜は、大気中にさらされた場合、湿度変化や日光、風雨などの厳しい環境に耐え、長くその弾性を保ちます。可塑剤にはひまし油 [続きを読む]
  • 塗膜形成の化学
  •  ラッカーやビニル樹脂形塗料のような溶剤型塗料では、塗膜形成時に化学反応は伴いませんが、橋かけ型塗料では塗膜の硬化乾燥は化学反応によるので、以下これらについての概要を述べます。橋かけ型とは金網のような分子が交差して巨大分子の形になると推定しての呼称になります。 いろいろな樹脂は、まずそれを溶解できる混合溶剤に溶かしてから塗料を作ります。このときの理想は、少量の溶剤でなるべく多くの量の樹脂を溶かし、 [続きを読む]
  • 塗膜形成の物理
  •  塗料はゾル、塗膜はゲル状です。ゾル→ゲルへの移行は乾燥によりますが、これが物理的には塗料の流動性が小さくなったことを意味します。すなわち、 (塗料)→(塗装)→(塗料の粘度増加)→(弾性の出現)→(粘弾性の増加)→(塗膜)の過程で作られます。このときそれぞれが数値的に表わしうるのであればいいのですが、実際は状態変化が激しいため、粘弾性の測定は極めて困難です。 塗料の粘度が [続きを読む]
  • 環境対応型塗料②
  • ▽粉体塗料 広義での無溶剤塗料であり、高分子樹脂と顔料などの混合熱練合し冷却、粉状にした塗料で、当然のことながら溶剤を含んでいません。日本でも1968年より粉体塗装が実用段階に入り、従来の塗料形態と異なる画期的な塗料の変換とも考えられています。 この塗料の持つ多くの利点は、現今の厳しい公害問題に対処するための解決手段、労働力不足・人件費高騰への対処、製品品質レベルアップに大きく貢献するという点です。  [続きを読む]