IanCurtis さん プロフィール

  •  
IanCurtisさん: IanCurtisの暗い小説
ハンドル名IanCurtis さん
ブログタイトルIanCurtisの暗い小説
ブログURLhttp://iancurtis.blog.jp/
サイト紹介文暗い小説を読みたい人の為に作ったブログです。精神疾患の症状を持つ女性主人公が多め
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供106回 / 60日(平均12.4回/週) - 参加 2018/06/20 15:46

IanCurtis さんのブログ記事

  • 女1男2の生活|三角関係とは別パターン『異常で親密な関係性』【彼女は物質10】
  • ただ、容赦なく自分の姿部屋に存在する。しばらく部屋の隅でうずくまり、youtubeから死者の歌声を聞いていると、足がとても痺れてきた。ゆらゆらと立ち上がり、冷たいブロックの内壁を伝いながらソファーを目指すと、一真さんに腕を掴まれた。促されて寄りかかる。そのまま音も無く隣り合わせに座っている。頭、髪、肩と、私は彼の手の中に装填されてしまっている。だけど何かがきっと、崩れ去る音が響く。いつかはきっと。photoby [続きを読む]
  • 『ひきこもり』を選んだ私…男性二人との異様な三人暮らし【彼女は物質1】
  • 少し寂しくなってきた。この部屋の内壁は冷たく、打ち付けのブロック風の見た目をしている。私は部屋の中で一人で過ごすことが多い。同居しているはずの彼らはなかなか帰って来ない。だから連日こうして一人、パソコンの前でうずくまっているしかない。郊外の片隅に大きく建つこの家から、私は一人で外には出られない。彼らがどうやら、それを望んでいるから。度重なる暮らしの中で、知らないうちにそのことを知ってしまった。自分 [続きを読む]
  • web小説最終章『医者として、幻覚と一緒に生きていく』【宮間さん56】完結
  • 宮間さんが口を開き、一拍置いてから喋り出す。【INICコーヒー】「ルラ、君は今、何を言って欲しい?僕には一つの考えが浮かんでいる。今からそれを言うが、君がもしそれに同意出来ないようであれば、ここを出て行ってもらう。その場合、僕はとても悲しむ。」「宮間さん、私は何かにつけ、あなたに同意をすると思うから、大丈夫だと思う。」「そうかい。ならば言うけど、行く行くは君が、僕の息子と一緒になれば、僕にとってはとて [続きを読む]
  • 統合失調症になった…同居中の年上医師との喧嘩について【宮間さん55】
  • じわじわと、私たちの部屋の中に会話が復活していく。日が経つにつれ、問題は色褪せ、ありがちな言伝や、ちょっとしたお願い事を無意識に口走ってしまう。切手を買っておいてくれと言われた。顔を合わせれば結局、あってもなくても良いような会話をささっと交わしてしまう。こういった日常の姿に、私はとても安心した。珈琲の時間には、もう一杯継ぎ足してくれと言われた。私は了承し、彼と一緒に二杯目の珈琲を飲む代わりに、コッ [続きを読む]
  • 医者が家族に薬を処方できない理由【統合失調症】【宮間さん54】
  • 何も言わずに、小さな自室に迷い込んだ。明かりを点けないまま、手さぐりでベッドの中に滑り込んだ。横たわり、膝を抱える。暗闇の中、次回の休暇についてを考えた。冬の休暇には行けるだろうか?ありえるだろうか。今後もずっと連れて行って欲しい。このまま行ったら、多分ずっとイーストと一緒に過ごすことになる。彼はベッド脇に座り、私を睨んでいる。目を閉じ、寝返りを打ち、再び目を開けると、今度は天井の辺りにいる。目を [続きを読む]