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  • 飛騨高山(2017年11月23日)

    朝から雨がぱらついていて、ホテルを出るのが億劫だ。しかし、体に鞭打って富山駅へ。 車両に乗り込んで出発を待っていると、中国人観光客に列車の行き先を尋ねられた。 高山本線は、市街地を抜けると神通川に沿って山間部をディーゼルカーで走る。 水はエメラルドグリーンで、川底が透けて見える。

  • 富山市内、氷見(2017年11月22日)

    北陸新幹線に乗って、本でも読んで過ごしていたのだろうか。 やがて雪が積もり始めた白馬岳や、糸魚川の街並みを眺めていたらしい。 富山駅に着くと、駅前のスペースがゆったりとしており、東京のような過剰な人口密度ではないことにホッとする。駅舎がモダンだ。

  • 弘前(2017年11月4日)

    いったい誰に聞いたのか憶えていないが、陸奥湊の市場で朝食を食べるのがツウらしい。 寝坊してタクシーに乗り込み市場に行きたいと告げると、何とはなしに運転手が話し始める。 ここ八戸も六年前の震災で津波の被害を受け、沿岸部の住人は家を失った。 あまり知られていないが津波は函館まで届き、沿岸にあったパチンコ店一階の駐車場まで浸水したそうだ。

  • 八戸(2017年11月3日)

    新幹線はやぶさ9号新青森行に乗って八戸駅で降りる。 初めて訪れた本州最果ての県下、ひんやりしているものの秋晴れが清々しい。 八食センターという市場に行く予定だが、時間があるので駅の観光協会で尋ねてみる。 駅から出ているバスのことは知っていたが、時刻表をくれ、場内の回転寿司がお勧めと教えてくれた。

  • 和歌山市内2(2017年9月17日)

    加太は南海和歌山市駅から南海線加太行きで、20分ほどのところにある。大阪湾が淡路島を食べようとしている口だとすると、突き出た下あごの先っぽにあたる。 降りてみると素朴な漁師町。心配していた雨の気配はなく、気温が高くてやや強い潮風が吹いている。駅からすぐのところにある観光協会で地図をもらい、歩き回る。

  • 和歌山市内1(2017年9月16日)

    台風が迫ってきているという9月最初の連休、和歌山駅に降りた。 小雨だが手持ちの傘はなく、憂鬱な天気だ。 和歌山に何か美味いものはあるかと観光案内所で聞くと、そんなものはないと即答された。 しかし和歌山ラーメンが食べられる場所を聞くと、地図を出してくれて何店舗か教えてくれる。

  • 宇都宮(2017年7月1日)

    しとしとと雨が降るなか、祖母の墓参りに行こうと駅から郊外に向かうバスに乗る。 前日に購入済みの線香が鞄に入れてある。 墓地で供花を買い、さて記憶を頼りに墓を探して歩き回る。 しかし、見つからない。 花を抱えながら墓地を彷徨い続けていると、雨脚はさらに強くなり、何か罰が当たったような気分になる。

  • 由利本荘市鳥海町2(2017年5月21日)

    詳細は覚えていないが、朝食もご馳走だった。 焼き魚はブリだったと記憶しているが、他に味付け海苔、納豆、山菜数品、漬物、味噌汁といった品々が供された。 なかに寒天のような珍品があった。後にY氏の記憶をもとに調べたところ、恵胡という海藻でできた食べ物と判明する。これも「秋田の醤油」をかけていただいた。

  • 由利本荘市鳥海町1(2017年5月20日)

    深夜発、U氏の単独運転で東北自動車道を5時間走り続け、古川インターチェンジで降りる。 そこから鳥海山麓に向かうのだが、夜が明け、やがて目に飛び込んできた田園風景に息を呑む。 水をなみなみと湛え土色にきらめく水田の遠景には、なだらかな稜線で空と接する緑の山々。 たどり着いた民宿は、想像していたより広いつくりだ。しかし宿泊客は他にいない。 部屋に荷物を置かせてもらい、ひたすら移動していた私たちはその場…

  • 浜松(2017年5月5日)

    翌日、のろのろと起床し静岡から浜松へ。昼に奮発して鰻を食べる腹積もりであった。 駅を降り立ったときの感想は、静岡駅と似ている駅前だが、さらに広く、さらに情熱的。 目と鼻の先にある新浜松駅との間で、乗り換え客も行き交って賑わっているらしい。 そちらは遠州鉄道の鉄道路線(通称、赤電)で、高架線が北に向かって伸びている。 ここから鰻屋探しに歩き出すのだが、熱気には別の理由があったことがすぐに判明する。

  • 焼津(2017年5月4日)

    焼津駅で乗り込んだタクシーの運転手は、三十代だったろうか。 さかなセンターに行きたいと告げると、今日は私と同じ行き先の客が多いという。すでに何度も往復したのだろう。 駅から徒歩で二、三十分という半端な距離だが、日差しがかなり強くなっており、快適な車内にいるとタクシーを選択したのは正解だったと思える。

  • 静岡市内2(2017年5月3日)

    青葉横丁から青葉シンボルロードを横切り、5分も歩かないところに地酒を出す店がある。 訪ねてみると、赤い暖簾と黄色のネオンに独特の筆運びで店名が書かれていた。 ■青葉シンボルロードにあった像。仕事帰りの一杯に繰り出しそうな二人だ

  • 静岡市内1(2017年5月3日)

    本場で静岡おでんを食べながらビールを飲んでみたい。 ささいな思いつきをきっかけにして静岡旅行の計画が膨らんでいき、憲法記念日には新幹線に乗っていたわけである。 勢い任せで静岡を目指したものの、夕方の飲み時まで時間はたっぷりある。 そこで道中、名勝三保の松原を訪れた。

  • 宮崎ニシタチ2(2017年4月15日)

    宮崎市内にいながら地鶏を食べないわけにはいかない。 翌日の夕刻、一番美味い地鶏との出会いを心から願ってニシタチを彷徨う。 上司と連絡を取り、評判の店で落ち合うことにした。 密かに有力候補に浮上していた店だが、上司曰く、地元の若者にお墨付きを得たというから、心強い。

  • 宮崎ニシタチ1(2017年4月14日)

    社員旅行で宮崎に行くというのは、類まれな機会だ。多少の金があって仮に数日の九州旅行を楽しめるとしても、行き先の候補は福岡から埋まってしまう。 かく言う私は福岡、長崎、熊本、鹿児島を訪れたことがあるものの、宮崎は初めて。 日中は夏のような気温で、夜になっても温かな微風が心地よい。 宮崎市内には通称ニシタチ(=西橘通り)という県下一の歓楽街があると聞き、心が躍った。

  • 新潟古町2(2017年3月19日)

    昨夜はただ通り抜けただけの古町の商店街を歩き回る。 曇天だが日曜の午前中だからだろう、昨夜よりも人通りがある。 古町の西側に位置する西堀の道路沿いには、やけに目を引く地下街への入り口がぽつぽつとある。 冬場の寒気対策なのか、ガラスの壁にすっぽりと覆われており、入口に自動ドアがあるのだ。 その正体を知らない観光客は好奇心をそそられるに違いない。

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