ジョンドウ さん プロフィール

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ジョンドウさん: 苦いチョコレート
ハンドル名ジョンドウ さん
ブログタイトル苦いチョコレート
ブログURLhttp://johndoe.muragon.com/
サイト紹介文東方神起ミンホ小説。 閲覧注意。 闇小説(ホラー&暴力)多し。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供37回 / 137日(平均1.9回/週) - 参加 2018/07/02 17:54

ジョンドウ さんのブログ記事

  • 白磁 3
  • 男は、u-knowを、 VIPルームで待っていた。 この席をリザーブするだけで、 何十万もかかる。 男は金持ちらしい。 「ああ、よかった。 来てくれたんだ。 ありがとう。」 男は、u-knowを見ると席を立ち、 u-knowに右手を差し出した。 近くで見ると、 ほんとに、男はイケメンだった。 それに、高そうなスーツを着ている。 「はじめまして。 シム・チャンミンです。 u-knowさんの、 大ファ [続きを読む]
  • 白磁 2
  • ショーの幕があがった。 u-knowは、 妖艶に躍り、歌い、 観客を魅了した。 今夜も、 一番前の、 真ん中の席に、 いつもの、 あの男が座っていた。 いつものように、 熱い視線で、 u-knowを、 u-knowだけを見ている。 他のダンサーには、 目もくれない。 ただ、ひたすら…… u-knowだけを、 見つめていた。 男の視線は、 ユノにとって、 何故だか、 とても、心地よかった。 まるで、 [続きを読む]
  • 白磁 1
  • そのbarは、 質の良いショータイムが、 有名な店だった。 夜毎繰り広げられる、 歌や、 ダンスを目当てに、 たくさんの客が訪れた。 とりわけ、 金曜日と、 土曜日の深夜に開演されるu-knowのショーは、 絶大な人気を誇っていた。 u-knowが出演するショーのチケットは、 何ヵ月先までも、 完売していて、 入手が困難だった。 運良く手に入れられたとしても、 高額なプレミアム価格になっていた。 [続きを読む]
  • 終 狂気と愛の境目30
  • 「ああ…… 開けちゃったんですか……」 「チャン…ミン……」 ユノは、背後を振り返った。 真っ暗な廊下を、 チャンミンが、 こちらに向かって、 歩いて来る。 チャンミンは、 ユノの側まで来ると、 床に転がっていた瓶を、 拾い上げ、 入っていた箱に、 積めてしまった。 「こんな汚らわしい物…… 僕が処分します。 ユノが見る必要はなかった。 もう、 気にしないでください。」 チャンミンは、 目を伏せた [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目29
  • 瓶の液体の中には、 得たいの知れない…… “何か”が入っていた。 グロテスクな…… 肉塊のようなものが、 4つ入っている。 ユノが瓶を揺すると、 それは、 液体の中で、 ふよふよと踊るように動いた。 「?…… なんだ?」 ユノは、 瓶を顔に近づけて、 中身をよく見てみた。 「!? ひっ!!」 ユノは悲鳴をあげると、 瓶を床に落とした。 プラスチックのそれは、 割れることなく、 コロコロと、 床を転 [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目28
  • 「すみません。 気をつけて帰ってくださいね。 僕も、終わり次第、 すぐ、帰ります。」 「うん。 大丈夫だよ。 友達と、 ゆっくりしてこいよ。」 ユノとチャンミンは、 テレビ局の駐車場で、 別れた。 イ・スヒョクの件で、 話をしたかったが、 友達の窮地なら仕方ない。 明日にしよう…… ユノは、 マネージャーの運転する車で、 家に帰った。 家に帰ってシャワーを浴び、 イチゴ牛乳を飲んでいると、 玄関の [続きを読む]
  • I want
  • 「まったく…… あなたって人は…… どうして毎回毎回、 同じところで、 音を外すんです。 おかげで、僕の方が、 つられて音を外さないようにするのに必死です。」 「すまん……」 「毎回毎回……まったく…… 練習では上手くできるくせに、 どうして、本番では、 できないんです。」 「ほ、本番だと…… 緊張して……」 「は? 今更、何を言ってるんです。 本番は緊張する? どこの新人ですか? 何回コンサート [続きを読む]
  • I want
  • 「まったく…… あなたって人は…… どうして毎回毎回、 同じところで、 音を外すんです。 おかげで、僕の方が、 つられて音を外さないようにするのに必死です。」 「すまん……」 「毎回毎回……まったく…… 練習では上手くできるくせに、 どうして、本番では、 できないんです。」 「ほ、本番だと…… 緊張して……」 「は? 今更、何を言ってるんです。 本番は緊張する? どこの新人ですか? 何回コンサート [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目27
  • その日は、深夜から、 歌番組の収録だった。 カムバではなかったが、 特別出演として、 2曲歌った。 十代のアイドルが多いため、 アダルト組の東方神起は、 どうしても、 収録が、 深夜から明け方になった。 仕方がないことだし、 二人はもう慣れっこだった。 だが、 いつもなら、 収録の合間の休憩時間も、 チャンミンが側にいて、 ぴったりと寄り添い、 あれやこれやと、 ユノの世話を焼いてくれるのに、 今 [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目26
  • 幸いにも、 ソン・ガンホ刑事は、 外までは、追ってこなかった。 どういうことだろう……? イ・スヒョクは、刑事じゃない? 偽物? だが、 チャンミンは、確かに、 イ・スヒョクを刑事だと言って紹介した。 チャンミンも騙されているのか……? そうだ。 きっと、 チャンミンも、 イ・スヒョク騙されているんだ。 イ・スヒョクとは、 何物なんだろう…… 何か理由があって、 チャンミンを騙して、 俺の事件のこ [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目25
  • ユノは矢も盾もたまらず、 急いで支度すると、 ソウル警察に向かった。 帽子を目深に被り、 縁の太い伊達メガネをかけ、 体型を隠すような、 わざとダサい服装を選んだ。 ソウル警察の駐車場の、 目立たない場所に、  車を止め、 急いで建物の中に入った。 入り口付近の受け付けにいた、 初老の男に、 声をかけた。 「あの……チョンといいます。 犯罪一課のソン・ガンホさんを、 お願いします。」 「チョンさん [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目24
  • ユノは、急いでキッチンを片付けると、 財布を取りに行った。 「あった。」 『ソウル警察 犯罪一課 イ・スヒョク刑事』 以前、事情聴取に来た刑事が、 置いていった名刺だ。 財布の中に、 ずっと、入れっぱなしにしていた。 「この人なら、 とりあえず、 犯人がつかまったかどうか、 解るよな。」 ユノは、さっそく、 電話しようとしたが、 よく、見ると、 名刺には、 電話番号も何も書いてない。 「変な名刺だ [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目23
  • ユノは、キッチンで、 チャンミンの用意してくれた食事を食べながら、 考えた。 なぜ、マネージャーは、 犯人の逮捕を、 『知らない。』と、 言ったのだろう。 チャンミンは、 警察の捜査の件や、 犯人逮捕の件を、 マネージャーも承知していると、 言っていた。 なぜ、マネージャーは、 犯人の逮捕を、 『知らない。』と、 言ったのだろうか。 どちらかが、 ユノに、 嘘をついている? まさか…… なんのため [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目22
  • その日の仕事は、 もちろんチャンミンと一緒だったが、 周りには、たくさんの人がいたので、 なかなか、 二人きりで、込み入った話をすることは、 できなかった。 ユノは、家に帰ってから、ゆっくり話そうと思っていたのに、 その夜のチャンミンは、 なかなかに、 情熱的だった。 家につくと、 すぐ服を脱がされ、 身体中を舐められ、 愛撫された。 後ろのほうも、 挿入こそしなかったが、 指を何本も入れられ、 [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目21
  • 「この前の事件って…… お前の件か?」 「………うん。」 ユノは、頷いた。 「犯人、捕まったのか? 別の被害者が出たのか?」 「え?」 「お前なんで、 そんなこと知ってるんだ? 誰から聞いたんだ?」 ユノは逆にマネージャーに質問され、 戸惑った。 「チャンミンが…… 警察が犯人を捕まえたって……」 「チャンミンが? チャンミンは、警察に連絡したのか?」 「…………」 おかしい…… マネージャーは、 [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目20
  • チャンミンには、 ああ言ったものの、 ユノは、やはり、 事件の顛末が気になった。 他の被害者達は、 どうしたのだろうか? 自分の他に、 何人くらい被害者がいるんだろうか…… だが、いくらネットで検索しても、 それらしき事件の記事が無い。 「場所は、ソウルだし、 連続婦女暴行強盗事件で、 犯人4人逮捕って、 そんなにデカイ事件じゃないのかなぁ〜」 ユノは、何となく、 解せなかった。 楽屋でパソコンを [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目19
  • 「犯人が捕まったそうです。」 ある朝、朝食を食べなから、 いきなりチャンミンに、そう言われた。 「え? ほんとか?」 「はい。」 「全員? 4人全部?」 「はい、そう聞いています。」 「そっか……」 ユノは、安堵のため息をついた。 悔しい…… 相手にも、同じ苦しみを味合わせてやりたい…… そういう気持ちは、 変わらないが、 それでも、 これで、一区切りだ。 「裁判とかに、 呼ばれるんだろうか? 証 [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目18
  • 事件後すぐ、 ユノは、病院で内密に検査を受けた。 性病等の感染の確認も含めた検査だった。 検査の結果が出るまで、 ユノは、なるべくチャンミンに、近寄らないようにした。 だが、チャンミンは、 ユノの尻の傷に薬を塗るのは、自分の役目だと、 ガンとして、譲らなかったし、 ユノが、 結果が出るまで、ダメだと嫌がっても、 かまわず、ユノを引き寄せ、情熱的にキスをした。 事件から、一ヶ月後、 ようやく検査結果 [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目17
  • ユノは、刑事の質問に、 答えた。 「襲われた場所は、〇〇地区ですね。」 「はい。」 「〇〇地区の、どの辺ですか?」 刑事はタブレットを操作し、 詳しい地図を出した。 「この辺です。」 ユノは、指で地図を指し示した。 「チョンさん、お一人だったのですか? 歩いていた?」 「はい。」 ユノは、頷いた。 「仲間と飲んでいました。 タクシーを何台か呼び、 皆をタクシーに乗せ、 返しました。 俺は、最後のタ [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目16
  • 事件から何日か経ったある日…… 家にいたユノのもとに、 チャンミンが、ある男を連れてきた。 男は、ユノに、 名刺を渡した。 名刺には、 『ソウル警察 犯罪一課 イ・スヒョク』 と、明記してあった。 「刑事さん……ですか?」 「はい。 チョンさんの暴行事件を 、 担当することに、 なりました。 よろしくお願いします。」 「はあ……」 ユノは、腑に落ちなかった。 事務所は、警察には訴えないと、 言って [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目15
  • 顔の傷や腫れが引くまで、 さすがに仕事はできなかったし、 人前にも出れなかった。 マスクや化粧で隠せる程度にならないと、 ファンに写真を撮られ、 あっという間に拡散され、 あらぬ噂が流れる。 ユノは、 身体の傷が癒えるまで、 大人しく家の中で、 過ごした。 チャンミンは、 そんなユノに、 片時も離れず寄り添い、 ユノの心の傷を癒した。 [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目14
  • しばらくして、 ユノが再び寝入ると、 チャンミンは、 マネージャーに電話した。 ことの次第を話すと、 マネージャーは、ユノの家に飛んできた。 人の気配にユノが起きると、 マネージャーは、 ユノの傷だらけの姿を見て絶句した。 「マネヒョン…… ごめん…… 俺……」 ユノが、謝ると、 マネージャーは、 何も言わず、 ユノを抱きしめた。 「大丈夫。 あとは、 俺達に任せろ。」 ともかく噂や写真の流出を抑 [続きを読む]
  • 狂気と愛の境目13
  • 「俺……写真を撮られた。」 「え?」 「男達に…… 最後に…… 携帯で、撮られたと思う。」 「…………」 「警察に、訴えたりしたら、 写真をネットに流すって……言われた。」 ユノの目から、 大粒の涙が、 ポロポロとこぼれた。 チャンミンは、 ユノをそっと抱きしめた。 「どうしよう……」 「ユノ……」 「どうしよう…… チャンミン…… ごめん…… あれがネットに出たら、 もう、おしまいだ。 東方神起 [続きを読む]