遺族 さん プロフィール

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遺族さん: ある日父が自殺した
ハンドル名遺族 さん
ブログタイトルある日父が自殺した
ブログURLhttps://myfatherin.blogspot.com/
サイト紹介文ある日父が突然電車に飛び込みました。まったく思ってもみなかったこと。その後の家族を赤裸々に綴ります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供16回 / 17日(平均6.6回/週) - 参加 2018/07/04 20:52

遺族 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 人身事故が起こりやすい日
  • 人身事故が起こりやすい日ってあるんだろうか。父が亡くなった日、後からTwitterで調べたらその日は都内で4件も人身事故があった。ちょっと多すぎないか?鉄道関係者の人なら今日は起こりそうな嫌な予感のする日は経験値から分かるんじゃないだろうか。その日は、雨が降っていて、じっとりとした嫌な日だった。私もあの日カラッとした晴れの日だったら、父は身を投じなかったのかもしれないとも思う。あるいはホームドアが付いてい [続きを読む]
  • このブログについて
  • 私はこのブログを、父の死から2週間ほど経った時から書き始めました。それからほぼ毎日、記事を書いてきました。そして、ようやく、父の死から1ヶ月が経とうとしています。このブログを書き始めた当初は、暗い気持ちでした。表面的には笑ったりしていたと思いますが。なるべく淡々と、感情的にならず書き記そうと思い、だである調で書いていました。お父さんが死んでしまいました、と言うと、父の年齢では若いので、必ずなぜ?と [続きを読む]
  • 天国の父からの声 5
  • 彼女からのメッセージはこうだった。「今日あなたのアップした、お父様の天国のメッセージを読んで涙が止まらない。まるで私の父からのメッセージでもあるようで。父は6年前に自殺したの。」彼女のお父様が、6年前に亡くなっていたなんて、初めて聞くことだった。その日はちょうど、6年前のお父様の命日に近く、彼女には「死ぬつもりはなかったけど、逝くことに心配がなかった」というメッセージが、6年の歳月を経て自分に届けられ [続きを読む]
  • 天国の父からの声 4
  • 私はSNS上に月に1.2回は出来事を共有している。家族旅行、友人との食事会、息子の成長…父の写真もよくアップしていて、直近では三世代旅行で訪れた地で撮影した集合写真、父がベビーカーを押す姿などアップしていた。私たち家族は父を愛称で呼んでいたので、私の友人からも、その愛称で呼ばれて親しまれていた父であった。仕事人間だけど、家族思いで、感情的になったりすることはなく穏やかにニコニコして家に遊びに来た家族の友 [続きを読む]
  • 天国の父からの声 3
  • もう一つ、天国の父からの声を書き記しておきたい。亡くなってすぐ、私の結婚式に参列してくれた友人のお姉さんの夢に父が出たそうだ。その彼女は昔から霊感が強いタイプ。旅行で「出る」ホテルにあたると、変更しないと眠れなくなってしまうほどらしい。お姉さんとは、私が子供を出産した時先輩ママとして育児グッズを譲り受けたり色々なアドバイスをラインで頂いたりしていたが、その後ここ2年ほどはお会いしたり、お話できてい [続きを読む]
  • 天国の父からの声 2
  • 父からのメッセージは、友人から受け取った。霊的な現象があるのかないのかは分からない。でも私の中での解を力強くサポートするものであったに違いない。きっと父はこういう気持ちだったのだろう、思いつめて、つらくてつらくて、計画してあの日身を投げたのではない。当初から私にはそんな直感的な予感があった。前日に会った父の印象から、どうしても突発的な行動のような気がしてならなかった。それに、本当に思いつめて計画的 [続きを読む]
  • 天国の父からの声
  • 突然逝ってしまった父。定年後時間が増えて、死ぬ前月も孫と三世代の旅行を楽しみ前日も、私と息子を車で迎えに来て家まで送ってくれたり、いたって普通に過ごしていた。当日は母と二人でお昼ごはんを食べ、隣町の鍼灸院に行くと言ってふらりと、出かけていった。帰ってきたら車出すから母の買い出しに付き合うね、と言い残して。定年後急に体がよろけたり、腰の痛みが出てきて、辛そうにしてはいたのだが加齢に伴うマイナートラブ [続きを読む]
  • 死に方について、私の偏見
  • 人の悪口を言う時に「あれはロクな死に方をしない」と表現することがある。父がこうなってみて、気づいたのだが、私は死に方について偏見を持っていた。密室に突然狂人が現れ、刃物を振り回して無差別的に人を殺したり、ただ道を歩いていただけなのに、酔っ払いが危険運転をおかしひき殺す。このような不条理な事件は日々あふれている。ある日何の罪も犯していないのに、頭のおかしい人に豊かな人生を奪われる。言葉には出さないが [続きを読む]
  • 子供がいる場合の葬式
  • 私には二歳の息子がいるのだが、区が運営しているいわゆる認可保育園にいる。正確には認可保育園という名ではないのだが、両親が共働きで仕事の間保育することができないので、仕事のため保育に欠ける状況である間、親に代わって保育するという、保育園だ。公的サービスであるため、保育料もかなり低く設定されていて8時間預けても1日あたり2000円ちょっとである。税金を利用して運営するサービスであるため、利用は仕事の間という [続きを読む]
  • 葬儀について
  • 混乱の中ではあったが、葬儀社にはすぐに連絡しておいた。我が家は父方の祖母を2ヶ月前に亡くしていたので、同じ葬儀社だ。警察署の手続きが終わったので、父の体は警察署から、葬儀場の安置所にすぐさま送られた。警察署から戻った後、ほんの2ヶ月前に父が喪主をつとめた祖母の葬儀を行なってくれた顔なじみの担当の方と打ち合わせをした。向こうもまさかこう立て続けに我が家と仕事をするとは思っていなかっただろう。でもこの [続きを読む]
  • 翌日警察署にて 2
  • 監察医は40代ぐらいの男性で、固い表情で入ってきた。刑事さんによると、監察医は朝10時から、管轄の警察署を順番に回っているそう。きっと訳あって警察署に安置されている遺体が毎日のように担当の警察署にあるのだろう。いくつも回らなくてはいけない場合は、時間が遅くなると聞いていたがこの日は朝一番にこの警察署に出向き、父をみたようだ。「お子さんは何歳ですか」まずそう尋ねられ、二歳半と答えると、ではまだ、あまり言 [続きを読む]
  • 翌日警察署にて
  • 翌日は朝10時に実家の車に乗り、地元の警察署に家族3人で出かけた。母のショックが大きいので、母は家で待っていてもらった。事前にチビ連れになるが大丈夫か尋ねたら、問題ないとのことだった。都内の朝はやはり交通量が多い。我が家は車を持っていない。夫は私よりも運転頻度が低く万が一事故っても嫌だと思い私が運転した。父が買った実家の車を走らせながら、きっと私がハンドルを握ることがこれから多くなるんだな、と思った [続きを読む]
  • ある雨の日 4
  • 翌日は、私たちが管轄の警察署に赴き、監察医の先生が父の遺体を確認したあと、死亡届を受け取る事になった。そして葬儀屋を手配し、父の遺体を警察署から、安置できる場所に移す。事件性が認められ、解剖になるケースもあるが、おそらくその可能性はない。そんな事務的な話をし、刑事さんたちは去って行った。時刻は8時近くになっていて、息子にも何も食べさせていない。夫と子供と3人で近くの洋食屋に行き、ミートソーススパゲッ [続きを読む]
  • ある雨の日 3
  • 父の書斎に入ると、警察の方と思われる方が2名いた。実家は私の祖父母が立てた家で、築30年の4LDKだ。父の書斎にはデスクと本棚がある。警察は、父のデスク周りの引き出しやファイル入れの書類を一つ一つ取り出して見ていた。「遺書と思われるものは…ありませんね」50代と思われる刑事さんと、30代と思われる刑事さん。年上の刑事さんの方がゆっくり、言葉を選ぶように話す。きっとこういう案件をいくつも見てきたんだろうな、と [続きを読む]
  • ある雨の日 2
  • 母との電話を切った後、すぐに夫にかける。泣きじゃくりながら話しているから息子も心配そうにまとわりついてくる。気が動転してすっかり忘れていたが、この日夫は遅番の日だった。でもすぐに仕事をなんとかして、私の実家に駆けつけると言った。私も一泊旅行用のかばんを取り出し息子の荷物を詰めた。1週間は自宅に帰れないだろうと考えて、服やおもちゃ、結局家に置いて行ってしまうのだが、風邪気味の子供が飲んでいたシロップ [続きを読む]
  • ある雨の日
  • その日は低気圧が近づいていて、どんよりとした薄曇りの日だった。昼過ぎには雨が降り出して、より視界が暗くなったと感じた。私は低気圧が来ると頭痛になりやすい。その日も例外ではなく、風邪気味で保育園を休んだ息子と、だるくて昼寝した。夕方、子供にテレビを見せながら、キッチンに立っていた。月曜から出鼻を挫かれるように息子に熱を出され、頭痛もし、外に出るのもためらわれる長い雨。うまくいかない日。思い出にも残ら [続きを読む]
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