鏡子 さん プロフィール

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鏡子さん: Mirror in the dark
ハンドル名鏡子 さん
ブログタイトルMirror in the dark
ブログURLhttps://mirrorinthedark.hatenablog.com/
サイト紹介文雑記と映画と音楽(予定)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供24回 / 99日(平均1.7回/週) - 参加 2018/07/07 13:47

鏡子 さんのブログ記事

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  • ありがとう絶望
  • 夢、抱いたそばから灰になり黄金の酒煽ればガラスの心砕け酩酊うちに砕けし野望など遠野物語 逃避行彼と逃げし青き荒野流れていくもの 流されていくもの忘れていくもの 忘れていくものと雲母のごとき輝ける記憶の排泄にただ立ちすくみ 立ちすくみ影を踏んで見るものの 影は踏めば奈落へ落ちるありがとう絶望痛みは遠く 死体化する夢の容易さに地獄の海で微笑むのは己の顔舌の上で転がす骨の破片カチカチ鳴っている震えている [続きを読む]
  • 冷めゆく舌
  • センチメンタルに火をつけた 燃え上がれ 周囲の草や花も全て真っ黒に焦げるまで眺めていたい。新品の幸福 美しいラッピングを潔く剥がして見える肉体と魂の間にある虚空 そこに埋められた孤独 忘れられない 叫びたいけど叫べない 大声で怒る前に泣き崩れそうでそれも許されなかった永遠に一人ではないと教えられたから、生きてることそれだけでもうとてつもない孤独。狂っている狂っている静かに狂っている 存在し [続きを読む]
  • 「俺は太宰治じゃない」
  • 食事を摂りにリビングに行った父親自身の自殺願望への肯定を促され怒鳴り合いになる父親のことは好きだが私はこの人のように憐れみも理解も要らない 私だって死にたいよ、だけど、生きてんだよと叫びたかった。だが理性とプライドがそれを許さなかった。美意識だけで生き延びた。実の家族全員に自殺願望を告白される懺悔室或いは家庭において最弱者としての煩悶を、お前達の言う神とやらの存在を語るのなら我が心象絵画に住まう [続きを読む]
  • 叩けよ 扉 さらば開かれん叩けよ 扉 燃え盛る男叩けよ 扉 後悔が裏で待つ叩けよ 扉 打ち壊された子供開けよ 扉 閉じた夏の日開けよ 扉 掴めぬ陽炎開けよ 扉 海水に沈んだ女開けよ 扉 殴打の果て [続きを読む]
  • 献花
  • 首括った女夜毎這い回る夢の中あれから何年経った俺に心中を畏み畏み申し立てるが俺は幾度なく断る複製動画のように所詮優しさに己の鼓動を差し出す人間では無い共存など出来るもんか花のよう救えず萎れて行く彼女の幽霊に手を合わせるなり我神から背負った原罪だという泣きも笑いもしなかった罪など無いのだお前にも俺にも罪などお前の罪はお前自身に行った殺人俺は自分を洗う見窄らしさを笑いながら差し出された罪状 墓の前に一 [続きを読む]
  • 十二掛八
  • 情念煙を描き螺旋と落下す黄昏垣間見えるは蚕の記憶燃える合成樹脂有害の薫香群青濡れ広がる夕闇に孤愁孵化する四季青春との惜別戦場の白き手帳彼歯で嚼む茜射す混凝土影踏みの都会啼く鴉急げと我等に告げる [続きを読む]
  • 壊れ尽きたラジオ
  • 自分だけ世界の最果てにある電波塔に一人閉じ籠って一人でラジオを放送している気持ちになる私だけ世界中のあらゆる人と話せていないようなそんな妄想に襲われる時がある私以外の人間が違う言語を話していたと言われたとしてもそんなに疑わないくらいの言葉の孤独感に人と交流する都度苛まれる [続きを読む]
  • 探してた背中を押すもの
  • 完璧な大人になれなくていいし、青春は感じ切れる哀しみや怒りを瞬間全力で燃やす時期だとぼんやり思う。対岸の火事のように今はぼやけて見えるものだけど、背中に少女時代の炎を小さく背負って絵を描いたり日記をつけたりして暮らしている。確かに幸せになれたよ。この火は決して消えはしないけど。知らなかった幸せがあった。 [続きを読む]
  • やすらぐ死体
  • 待って報われたことが一度でもあるだろうか。 待ち続けた君、いつか願ったことが叶うと降伏する時間だけが幸福だった。祈ればその瞬間は約束が結ばれる。信じるものは、信じるその時だけ救われる。賤しくも到来しない永遠に帰属する、自罰的安寧を得る。 偶像に布施をした過去や時間は砂漠の蟻地獄のよう。濃紺の夕闇、サハラの月を通り頼りなき心臓の血管を這いずる後悔は君を絡め取り、誤謬から抜け出せる日は遠く遠く走り [続きを読む]
  • 幻枢機卿
  • 無稽の祈りを掲げるのは瞬間体をすり抜けて行く死と喪失を忘れるため。信仰を失って以来私は永遠に何者にも帰属できずにいる永遠を持たぬひとは刹那の寸断に耐えられない大人になっても空虚 想像通りの空洞。芸術に帰依し存在しない永遠を探し続け蜿蜒に服従する。 [続きを読む]
  • 言葉は曼荼羅
  • 綺麗なペルシャ絨毯みたいな言葉の織り方する人、寸分の狂いもなく論理を作っていく人、精巧な時計の修理をきゅるきゅる早回ししているみたいで楽しい。私はさながらペルシャ絨毯針でつついてそこに生きてる新種のダニを試験管に入れて光に透かして綺麗奇麗と眺めるようなことしかできない。浮遊 沈殿 加速 質量廃棄の法則 旋舞 三半規管 メリーゴーランド 言葉は曼荼羅。 [続きを読む]
  • 不完全なフラクタル
  • 起こること総てに理由がある、と幼い頃から育てられてきたから常に理由を探して来た。正しい一つの真理を求めるのは狂気への道だと思う。ぼんやりと与えられた神様を捨てて、生きることにも死ぬことにも理由は無いと気づいた時に真理を求める事を止める事が出来た。最終的にそれは意味があった事だとしても、それは死ぬ時解ればいいからもう考えなくて良いと思ったのはつい最近だ。どれだけダーティ・ワークに塗れようとしても真 [続きを読む]
  • 魂と踊れ
  • 心臓の瞬きやあらゆる激情は波打つパルスの変遷はただ円環のように周り続ける運命線上でワルツを踊り血を流し合う踊らされるな 魂と踊れ 今ある何かを愛し続け気づかぬうちに死んでいけ愛を抱いて死へ駆け抜けろ死ぬまで生きてくれないか震える高潔な魂お前の見事に左右非対称なその純粋さ総ての人間がお前を否定してもここで間違っちゃいないと死ぬまで言い続けるお前が耳を塞ぐ日もこの点へと帰ってこれるように [続きを読む]
  • 私のゲノムは沈黙する。
  • 「生まれた瞬間人はタブララサではなく、遺伝子で思考が決まる」最近そう本で読んだ。ならば毎秒起こる破壊衝動は生来のものなのか。モラルとインモラルの交差点 湿った教科書抱きしめて転がるいい加減諦めを教えてほしい。飽きているのは、即席の絶望。自分自身を底から打ち砕くまで苦痛は軽快に爆破されてく。今日降り注ぐタブララサの灰を眺め、私のゲノムは沈黙する。 [続きを読む]
  • 郷愁
  • 10代はとにかく想像した、つまらない田園風景が憎らしかった目に見える風景が、人が、総て燃えてしまうことを想像して心を安堵させた架空の銃の引き金を引き、想像の中で何度も人を殺したそうする事で自分を慰めた当時の日記にはこう書いてあった「私が自殺したのなら、私は死ぬまで正気だったと言える。」―郷愁、それは穏やかな田園地帯にすばやく燃え広がる炎だった。 [続きを読む]
  • 銀・球・体
  • 水が私を侵しているのか私が水を侵しているのか上も下も存在せず掌と水の境目も無い見えた景色と私は重なってゆき心まで透明になってしまいそうだピストルに手を伸ばし天使を撃ち抜いた空気のかたまりが抜けた [続きを読む]
  • ガラスの情景
  • 美術館のガラスに映る内側にきつく折り曲げたスカートと孤独。あの頃当たり前に笑いあえた人達の事を考えるもう先に会えなくなった人たち、不器用さから自ら会えなくした人たち。全部忘れてはいない、私は無表情で何一つ忘れられないから総て過ぎ去った後、あの青い突風の気配を感じるだけ。 [続きを読む]
  • 防空壕
  • どんな風に世界が見えているのかたまに羨ましくなる、と言われていたことを思い出した 窓の外に原子爆弾が降り注いでいる状態でも想像すればいいと思う。とは言わなかった。普通だよーと言った。これからも普通。死骸の中を歩く。目の前の君も爛れている。防空壕は孤独だ。 [続きを読む]
  • RU-486
  • たしかにここに存在した事無かったことにしないで、と子どもたちとおそろいの声帯を与えられていたなら、僕は今すぐ泣き出した。叫んだ。ただそれを許さない程目の前の波はゆらぎを繰り返しただ眩しかった。差し込む夕暮れを反射する水しぶきに意識を同調させると、死も生も僕には平行に連なる停止と始動におもえた。 [続きを読む]
  • 微細な
  • 安心に恐怖が含まれているのを感じる。悲しみと悦びが癒着している。感情はいつでもそれ単体では沸き上がってこない。複数の相反する磁力の間にだけの人間の感情があるように思える。言葉から離れた場所に心があると常に意識しないと、すぐに曖昧な揺らぎは見えなくなる。 [続きを読む]
  • 発熱と表象
  • 強い離人感は悲しみに比例する。何か辛い事が起こるとまるで映画を眺めているような気がしてくる。10%は本当に悲しんでいるんだけど、90%は凄まじい光景を磨りガラス越しで見ているようなぼうっとした気持ちになる。火達磨になりながら遠くの火事を見ている。蹴られたり殴られたりしながら痛みと痣になる場所の発熱を感じながら、それを遠くで見ている 何が起こっているのか解らなくなってきて意識も白くぼやけてくる [続きを読む]
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