VoiceofER さん プロフィール

  •  
VoiceofERさん: Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー
ハンドル名VoiceofER さん
ブログタイトルVoice of ER ー若輩救急医の呟き ー
ブログURLhttps://voiceofer.hatenablog.com/
サイト紹介文医師不足や救急医療, 臨床研修などの医療全般以外にも、時事問題について呟いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供15回 / 10日(平均10.5回/週) - 参加 2018/07/07 22:12

VoiceofER さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 精神主義という弊害
  •  今日は、日本社会全体に共通する問題について考察したいと思います。最近、過労死や働き方改革というものが話題になっていますね。残業の制限や『プレミアムフライデー』, そしてその逆の残業時間の過少申告等々、様々な対応策に加え、課題も噴出しています。 これらの背景には、「残業=真面目に働いている」, 「仕事の為なら不眠不休や休日・土日返上は当たり前」という思想があり、このような思想が日本のあらゆる組織ないし [続きを読む]
  • 【医療関係者向け】新専門医制度の何が問題か
  •  以前から、新専門医制度に関して様々な問題点が指摘されています。ネットで様々な記事を読み、我ながら「なるほど」, 「これは良くないぞ」と思う事もあったのですが、今回は①「なぜ新専門医制度が始まったのか?」, ②「新専門医制度のどういった点が問題なのか?」の2項目に分けて、自分なりにまとめてみたいと思います。各項目の最後に参考にしたリンクも付けておいたので、参考までにご参照ください。(1)なぜ新専門医 [続きを読む]
  • 明治維新考ー 中立的観点から見直してみた ー
  •  今年は「明治維新150年」というフレーズがよく聞かれ、明治維新の主役となった薩摩と長州ー 鹿児島や山口 ーでは記念行事も予定されているようです。そして何よりも、今年の大河ドラマは明治維新に貢献した英雄の一人、西郷隆盛が大河ドラマの主人公です(『西郷どん』)。 しかし、東日本, 特に東北では雰囲気が違うようです。新政府側に対し恭順を示したにも関わらず侵攻された奥羽列藩同盟(会津, 仙台, 越後など)にしてみ [続きを読む]
  • 【医療関係者向け】脳梗塞急性期の治療について
  •  今回は脳梗塞の急性期治療について勉強した事を書いてみたいと思います。(1)t-PAについて 国家試験に既に合格した初期研修医であれば誰しも、「t-PAは発症4.5時間以内」という事は分かると思います。では、どうゆうふうに適応を判断するのでしょう?①神経症状, ②既往歴や基礎疾患, ③頭部画像所見 の3つに基づき決定します。①神経症状 神経症状を判断するにしても、どうしても各個人でバラツキが出てしまうので一定の基準が [続きを読む]
  • 大学病院・医局制度は地域に貢献しているのか
  •  こんばんは。今日は、私が初期研修医時代から抱いてきた疑念を思いっきり(?)開陳してみたいと思います。 今、私が居る市中病院は脳神経外科を中心に、多くの救急患者を昼夜問わず受け入れています。病床は200床そこそこと大学病院と比べるとだいぶ少ないですが、かなり頑張っていると思います。ただ、そんな病院でも1つ欠点があります。消化器内科医が1人しかおらず、その先生も持病のため当直や緊急内視鏡検査・治療はおろ [続きを読む]
  • 本の紹介(2); 『共謀 ートランプとロシアをつなぐ黒い人脈とカネ』
  •  おはようございます。日本対ベルギー戦、本当に惜しかったですね。試合を録画してまだ見ていませんが、ニュースに出て来るハイライトやネットを見る限りでは日本代表はかなり頑張ったみたいだし、世界中で賞賛の声が上がっていて、ポーランド戦の『汚名』は返上できた感じですね。 今日は医療の話題から離れて、最近読んだ本の紹介をしてみたいと思います。昨年末から今年の頭あたりに、米国のトランプ政権の内幕を暴露した『炎 [続きを読む]
  • 理想的な初期研修とは(2)
  •  前回に引き続き、理想的な初期研修はどうゆう物か考えて行きます。今回は私が実際に経験した実例を示したいと思います。 以前、知り合いの誘いで沖縄県うるま市にある県立中部病院の救急科を見学した事があるのですが、そこの完成された診療体制に大いに感銘を受けました。 まず救急科で研修している卒後1年目の初期研修医の役割ですが、彼ら・彼女らがwaik-in(救急外来に自分で来た)の患者さんの初診と救急車で来た患者さん [続きを読む]
  • 理想的な初期研修とは(1)
  •  今日は、医学生が医学部を卒業し、尚且つ医師国家試験に合格し医師免許を持った後に行う初期研修について考えてみたいと思います。 初期研修は2年間、臨床研修指定病院にて行います。初期研修プログラムの内容は施設によって若干違いがありますが、私の場合(大学病院)は内科(循環器, 消化器, 呼吸器, 腎臓, 糖尿病内分泌, リウマチ膠原病)を計6ヶ月間回らねばならず、他に精神科, 小児科, 必修科(麻酔科, 外科系診療科, [続きを読む]
  • たまにはスポーツの話題でも
  • 昨晩の日本対ポーランド戦の結果をテレビで見ました。実は試合の録画だけしてまだ見ていないのですが、結果とハイライトだけは把握しています。 実は私、スポーツの実況中継を見る習慣がありません。だからサッカーのことなんて国内事情も海外事情も(ヨーロッパ各国のリーグのチーム名はおろか、Jリーグのチーム名も怪しいですw)無知です。4年に一度、自分が起きていられる、かつ暇な時間に日本代表の試合があればチラチラ見 [続きを読む]
  • 厚労省と医師会の嘘(3)
  •  こんにちは。本ブログの記事を書くのもこれで5回目になります。もうお気付きの方も居るかと思いますが、実はTwitterアカウントも開設しました。twitter.comお手数ながら(?)follow&retweetよろしくお願いします。 今回も前2回同様、上昌弘氏の著書『病院は東京から破綻する』を元に、医師不足(医療崩壊)に対して政府が講じた対応策と、『抵抗勢力』がそれをぶち壊しに動いている様を追っていきたいと思います。 医学部定 [続きを読む]
  • 厚労省と医師会の嘘(2)
  •  今日は前回厚労省と医師会の嘘 (1) - Voice of ER ー若輩救急医の呟き・戯言ー に続き、上昌弘氏の著書『病院は東京から破綻する』を参考に、医師不足に関する議論を取り上げます。 前回の記事では、①舛添要一氏が厚労相時代に、日本医師会や厚労省の官僚といった抵抗を乗り切り医学部定員増員を実行に移した経緯, ②後に厚労省が「人口減少の影響で、医師数は将来的に足りるのでもう増やす必要はない」と発表した事, を紹介し [続きを読む]
  • 厚労省と医師会の嘘 (1)
  • もう10年近く前ですが、皆様は当時の舛添要一厚労大臣が「2016年までに医学部定員を1500人に増員する」という方針を発表し、ニュースで話題になったことを覚えてらっしゃいますか?私はちょうど、医学部入りたてぐらいの時期だったのですが、正直ある本を読むまで記憶は曖昧でした。今回はその「ある本」を今回紹介します。『病院は東京から破綻するー医師が「ゼロ」になる日』 著者: 上昌広, 朝日新聞出版https://www.amazon.co [続きを読む]
  • 本の紹介; 「失敗の本質ー日本軍の組織論的研究ー」
  •  早速、2件目の記事を書いてみたいと思います。この記事では、私の物の見方・社会に対する考え方に大きく影響を与えた, そして衝撃を与えた著作を紹介したいと思います。『失敗の本質ー日本軍の組織論的研究ー』著: 戸部良一, 寺本義也ほか, 中公文庫http://amzn.asia/bMD0NAz 何だこの難しい本は?医療分野と関係ないだろ?と思った方もいるかもしれません。ネタバレは避けたいので、本の内容の詳細をここに書き連ねるのは [続きを読む]
  • 初めまして。
  •  初めまして。初めてブログなるものを書いています、"Voice of ER"です。 まず私が何者か、どなたを対象にどんな情報を発信したいのか話したいと思います。お気付きの方もいらっしゃると思いますが、このブログの題名であるVoice of ERのERとは"emergency room"、即ち救急外来です。私は東日本某県で救急医をやっており、日々思った事を多くの方ー医療関係者の皆様に限らず、一般市民の皆様ーに知って欲しいのです。 ではどんな [続きを読む]
  • 過去の記事 …