とも さん プロフィール

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ともさん: サービサーと事業再生
ハンドル名とも さん
ブログタイトルサービサーと事業再生
ブログURLhttps://yb-senior.hatenadiary.jp/
サイト紹介文サービサーに16年間勤めた筆者が、経営者を応援するプログです
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供28回 / 35日(平均5.6回/週) - 参加 2018/07/16 18:01

とも さんのブログ記事

  • サービサーとの関係は他人事なのか?
  • 私のブログはサービサー側にいた人間として経験を基に、サービサーと接することになった経営者の方に向けて発信しています。当然、金融機関がサービサーに債権を売却するということは経営状態が窮境に至っているからです。「今の私は順風満帆なので、関係ない」と思われる方もいると思います。順風満帆は大変良いことですが、人生も経営も山あり谷ありではないでしょうか。何回かご紹介していますが、サービサーとの関係を円満且つ [続きを読む]
  • サービサーと認定支援機関
  • 最近、サービサー各社と名刺交換をすると名刺の右上などに「経営革新認定支援機関」というタイトルが入っている事が多くなってきました。私が所属していたサービサーでも複数名が研修〜試験というプロセスを経て、会社も認定支援機関として登録をしました。この認定支援機関とは一体何なのか? 何を支援してくれるのか?ですが、中小企業庁のHPによれば以下の通りとしています。(以下 抜粋)経営革新等支援機関認定制度の概要近 [続きを読む]
  • サービサーと従業員の生き残り戦略は何か
  • バブル崩壊後の不良債権処理を目的として設立されたサービサーという業態ですが、金融関係法令の改正や制定により最近では金融機関からの債権売却も随分少なくなってきました。これは決して、世の中から不良債権が少なくなった・・つまり経済活性化等により各中小企業の経営が好転したから・・というよりも金融機関が監督官庁指導や法整備により従来不良債権として分類していた事案を準正常(債務者区分では要注意先とか要管理先と [続きを読む]
  • 再生事案で発信力の大切さを再認識する もう1事例
  • 前回、再生事案で発信力の大切さを再認識するとして記事を書きましたが、再生でも何であっても発信がポイントであることは確かな様です。事例をもう一つ挙げますと・・北海道にある小さな洋食店・・値段の割に味もボリウムもたっぷりで、東京から訪問した私などは正直言って驚きの内容でした。しかし残念な事に、ここはとっても田舎で昼食や夕食にレストランで食事をする習慣が無い様で、店は閑古鳥が鳴いています。店のご主人と [続きを読む]
  • 再生事案で発信力の大切さを再認識する
  • サービサーの仕事は不良債権の管理・回収です。それは紛れもない事実なのですが、窮境に至ってしまった事業はキャッシュ・フローも乏しく、ご自分たちの給料もままならないケースが非常に多く存在します。事業継続を前提として考えるならば、コストカットも大切ですが何よりも売上と利益を確保することが先決です。しかし広告宣伝費に掛ける資金がありません。サービス業の場合はご来店・ご宿泊頂くお客様の評価は、とても大切なの [続きを読む]
  • 会社は一体誰のもの?
  • 会社は一体誰のものなのか・・一時期、○○ファンドや若き投資家の出現で世の中が賑わった時に飛び交ったフレーズです。情緒的な部分を排していえば会社は「株主」のものに間違いありません。しかしそれは事業が好調で配当も可能な状態にある会社に当てはまることです。サービサー管理となる会社は前提として債務超過の状況にあります。つまり資本金が1000万円有ったとしても債務超過であれば資本はマイナスであり、株価はゼロなの [続きを読む]
  • サービサーへの根深い不信感・・でもチョッと違う気がします
  • 毎年1月には業界団体である全国サービサー協会による賀詞交歓会が都内で開催されます。2018年の1月開催までは、私も業界に身を置く一員として参加していました。この賀詞交歓会は全国に点在するサービサー各社の役員クラスや関係弁護士などが一堂に会するのですが、業界関係者と共に国会議員等も多数参加します。今年は法務大臣も参加して「サービサー法改正」について何としても可決を勝ち取るのだと言っていました。この記事を [続きを読む]
  • 税務署や警察に反面調査されるサービサー
  • サービサーの主たる業務は窮境事業者の方や個人の方に対する債権回収です。多くの場合、債権額全額というよりも一定額の一時払い等により残債務を免除して差し上げて再起を応援します。その一時払金については担保物件の売却代金であったり、近親者支援、場合によっては金融機関支援で調達されます。ところが、ある日突然「資金の準備が出来たので残債務免除(DPOといいます)について打ち合わせしたい」と連絡を頂くことがあり [続きを読む]
  • 相続放棄とサービサー
  • 先日、「終活弁済」を話題に取り上げましたが、終活弁済の先には相続問題が控えています。相続問題といってもプラス財産の分配であれば、良いのですが負の財産(借財)も相続の対象となってしまいます。この負の財産の相続について知らない方も意外と多いのです。相続人の身の回りにアドバイザーがいれば良いのですが、多くのケースでは放置されてしまいます。しかしサービサーは債権を管理する関係から一定期間毎に債務者の方の住 [続きを読む]
  • サービサーの最終出口手法は債権の再譲渡
  • サービサーとの関係も何年かに及び月々の返済も滞りなく履行している・・経営者としては一安心で、徐々に防御の姿勢も緩やかになってきます。そんな毎日を過ごしていたら、ある日、1通の内容証明郵便が届きます。債権の譲渡通知書です。中には今までのAサービサーがBサービサーへ債権を譲渡するというものです。慌てて経営者の方はAサービサーの担当者へ連絡を入れます。すると担当者は「色々お世話になりました。書面の通りと [続きを読む]
  • どんな状況でも連帯保証人や物上保証人になってはいけない
  • 金融や事業推進の場面で連帯保証人は切っても切れない存在です。この話題はメイン・ブログに書こうか迷ったのですが、保証人で人生が変わってしまった事例をあまりにも沢山見て債権回収の恐ろしさを知った訳ですので、こちらに書き綴りたいと思います。結論からいえば絶対に「連帯保証人」になるべきではありません。嫌われようが、「人でなし」「冷血」と言われようが断るべきです。過去からのしがらみや、人間関係から断れない方 [続きを読む]
  • 売上/利益の確保と脇腹の弱さ
  • 意味不明な題名ですが、実はサービサー関与の事案には題名のような事例が散見されます。企業がサービサー管理になってしまうのは、言うまでもなく事業が窮境となり借入金の返済原資が確保できない状態に陥ったからです。そこで経営者の方は、何とか売上を伸ばして利益を捻出しようと日夜頑張ります。この頑張りはサラリーマンが頑張るのとは次元が異なり、昼夜・休日を問わず考え・行動するのです。そうして頑張る経営者の方を突 [続きを読む]
  • 高齢化とサービサー 終活弁済急増
  • 今や日本中で少子高齢化が深刻になっています。サービサーが経営者の方などと接する場面においても高齢化問題が顕在化しています。その一つが、実質廃業で実態なし状態の法人の急増です。不良債権化してしまったのは今から15年〜10年前で何とか努力したものの、現在は後継者もおらず事業主の方も高齢化により事業は廃業状態となっている法人が相当数に上っています。サービサーは債権の時効管理を行っていますので、例え弁済が [続きを読む]
  • 悪徳司法書士の暗躍
  • 司法書士という職業が悪いという訳ではありません。一般に士業の方々は高い専門性と倫理観を持っている方が殆どですし、私がお付き合いしている専門家の方々も素晴らしい方々です。しかし、世の中には和解金を着服する弁護士や脱税指南の税理士もいるようで懲戒処分の件数も増加傾向の様ですね。私が関わった事案でも懲戒を受けた司法書士が暗躍して最悪の結果を招いた事案が有りました。・懲戒理由は何か脱税です。その司法書士 [続きを読む]
  • サービサーが行う従業員説明会
  • 企業が金融機関よりサービサーへ債権が移転されますと担保権の移転も行われたり、我々からの電話取次からなのか素早い速度で従業員の方々に伝搬します。当然、良い話ではありませんので疑心暗鬼が渦巻き雰囲気は最悪となる場合が多いようです。従業員の方の専らの関心は2点に集約されます。・本当にこの会社・店は大丈夫なのか?・給料は払ってもらえるのか?廃業・処分前提であれば何もする必要はありませんが、再生するならば早い [続きを読む]
  • サービサーと反社会勢力
  • サービサーの設立にあたっては、資本金5億円以上で取締役に弁護士が就任することが求められ、更に会社名には「○○債権回収」という語句の使用が義務付けられています。これは、昔から借金のの取り立てに「暴力団」の関与があったからです。資本金5億円以上とは資本の額について一定のハードルを設けると共に会社法の定めによる「大会社」を適用し監査の目を光らせる目的もあります。最近ではこれに加え、一層の「反社会勢力排除 [続きを読む]
  • サービサーは投資家には逆らえない
  • 一部の独立系サービサー以外の各社は国内外の機関投資家の資金により債権を購入し、回収受託という方法で業務を行います。債権を投資家が購入する際の査定(DD)の担当は様々ですが投資家サイドで値付けをする事が多いようです。値付けの際にはシナリオという回収方針や手法の仮説を基に回収期間や回収コストを勘案して価格を決定し、受託した各サービサーはそれらシナリオの説明を受けた上で実際の回収活動を開始します。つまりサ [続きを読む]
  • 私が知っている限りで最も「得」をした経営者
  • 前回は「損」をした経営者の方でしたが、今回は「得」をした経営者の方を紹介します。得をしたというと誤解を招きかねませんが、結果として現在は見事サービサー脱出を果たし事業も順調に推移している様子です。その方の業種も実は温泉ホテルです。同じ業種で同じ様に窮境に陥っていながら180度違う結果に至ったのには理由があります。前回のホテルと比較すると立地条件等では今回のホテルの方が劣ります。施設的にも老朽化が進 [続きを読む]
  • 私が知っている限りで最も「損」をした経営者
  • この業界に15年以上携わっていますと、様々な経営者の方とお会いします。どの方も思い出があり、現在も頑張って事業に励んでいる方が殆どです。しかし残念なことに廃業〜破産の道を辿る方もいます。そんな中で私が知っている事例で最も「損」をした経営者について少し書きたいと思います。これは、その経営者の方を誹謗中傷するのではなく、窮境に陥った経営者の方の指針となれば良いと思っています。その経営者の方は地方で長年 [続きを読む]
  • 大切な返済金の入金(充当)先を確認する
  • 経営者の方々が必死に返済金を捻出して、毎月欠かさずに入金する。当たり前の事のようですが、大変な苦労と努力の賜物です。しかし、その入金した資金はサービサーでどのように取扱されているのでしょうか。以前は債権額と取得額に大きな乖離がありました。従って、元金を完済するなどという事は到底不可能でした。そこで債務者有利の取扱から返済金は「元本充当」が基本形として長く扱われてきました。しかし状況の移り変わり [続きを読む]
  • サービサーとの交渉と記録の必要性
  • さて、経営者の皆さんがサービサーと面談・交渉する時にどのようにしているのでしょうか。サービサーには法定帳簿として交渉記録(4号帳簿)の設置が厳格に定められており、交渉記録には「連続性」「網羅性」等が細かく求められています。定例で2年に1回の法務省立ち入り検査が行われますが、各社共に4号帳簿の整備には相当神経を使っているのが実状です。今時、漫画に出てくるような脅迫まがいの取立等はあり得ませんが強要等 [続きを読む]
  • サービサーとの付き合いは相手を知ることから
  • もしもあなたの会社が残念ながらサービサー管理になってしまったら、通知書が来た時点で相手の会社を良く調べましょう。一口にサービサーといっても色々な経営母体がありますので対応方針も様々です。特徴は・・・外資系機関投資家系列回収開始時にシナリオ(作戦)を立てて実行しますが、出口(exit)はIRR(内部収益率)重視です。要するに一番の理想形は短期間に多くの回収することです。以前はこの外資系サービサーが活躍していま [続きを読む]
  • 大切な事を未だに勘違いしている専門家やコンサルも多い
  • かつてサービサー創世記・・つまりバブルの「つけ」を整理する段階では極めて安い価格で債権譲渡され、サービサーが正に濡れ手に泡の様に利益を上げていた時期が有りました。一例を挙げれば、債権額10億円の債権を1円で譲り受け、債務者の方から1億円回収して債権放棄する・・といった信じられないような事もあります。しかし、あれから随分と時が経ったのです。今では、そのような譲渡はすっかり形を潜めてしまいました。それ [続きを読む]