haruharap さん プロフィール

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haruharapさん: HaruharaPのブログ
ハンドル名haruharap さん
ブログタイトルHaruharaPのブログ
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/haruharap/
サイト紹介文アニメとか映画とか小説とかの感想。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供29回 / 175日(平均1.2回/週) - 参加 2018/07/25 20:09

haruharap さんのブログ記事

  • 二壜の調味料 ロード・ダンセイニ
  • 自分的にはどちらかというと、ファンタジーの御大というよりも、ラヴクラフト繋がりという印象のあるロード・ダンセイニなのですが、実は気の利いたミステリも書いていたという。 もっとも、巻末の解説で述べられているとおり、余技というか、余興というか、本腰を入れた作品のようには読めません。でもそれはけっして悪い意味ではなくて、肩の力を抜いておいしくいただけるという意味なのでありまして、料亭の花板がちょっと息抜 [続きを読む]
  • ロックイン―統合捜査― ジョン・スコルジー
  • 「老人と宇宙」でブレークし、「レッドスーツ」でSFバカ(褒め言葉)っぷりを示したジョン・スコルジーで本作が取り組んだのはミステリ。意識をダウンロードできたりインストールできたり、擬体でどうこうするという展開は「老人と海」ですでにやっいるので、ファンならおなじみですね。それに加えて今回はミステリになりましたよ、と。 あらすじは各自で検索してもらうとして、「攻殻機動隊」の電脳モノに馴染みのある日本人なら [続きを読む]
  • カササギ殺人事件 アンソニー・ホロヴィッツ
  • 本はなるべく一気に読みたいという主義が災いして、年末年始などのまとまった休暇でないと「読書しよう」と思わなくなってしまったのです。学生の頃の1/20だわ、読書量。たいへん遺憾なのであります。ふだんは無理矢理ビジネス書などを読んでおるのですが、あんなもの読書のうちに入りません。せいぜいが勉強であって、勉強ということはなにか別の目的があるということなので、「読書を楽しむ」という意味では、趣味としての読書 [続きを読む]
  • 2018年秋アニメの感想
  • あけましておめでとうございます。 旧年は我が人生の中でもわりとロクでも無い年だったので、そのことがかえって、死ぬ間際に自然と2018年を思い出すことになってしまうのだろうと思うと、今から憂鬱なのです。 どうロクでも無いかってーと、自分の立ち位置が固まったことが確定したということなのですな。もっと下品な言い方をすれば、サラリーマンとしての栄耀栄華はむーりー、と社内的に確定したからなのであります。この先、 [続きを読む]
  • 天皇(1)若き親王 児島襄
  • ビックコミックオリジナルで「昭和天皇物語」連載再開にあわせ読んでみたという次第です。 というかですね、実家(仙台)の図書館で借りたのですけど、なんでか閉架なんですよね。こちら(東京)の区立図書館で検索してみたら、やっぱり閉架なんですよ。なんなんすか。開架できない理由でもあるんすか。ラノベやら漫画やらズラーっと並べるスペースはあるくせに、こんな文庫本も置けないと。どういうことなんすか。 図書館で漫画 [続きを読む]
  • 2018夏アニメの感想
  • 平成最後の夏は風水害と地震の夏として記憶されてしまうことになってしまいました。誰のせいでもないのですが、誰かのせいにしなければやり切れない気持ち、なんだか分かります。 経済は実は地味に好調なのにも関わらず、日本社会を取り巻く空気はいつにも増して重苦しい。働き方改革だと言ったって、正味の賃金は増えてはおらず、世の中の隅々にはびこる不経済と非効率と他罰的態度は、宅配業もコンビニ業も自転車操業の果てに自 [続きを読む]
  • 【映画】カメラを止めるな! (監督・上田慎一郎 2018)
  • ようやっと仕事が一段落し、積んでる映画を片端から処理しているところである。 というわけで、感想をこのブログにいちいちは記してはいないが、Huluやら劇場やらで地味に映画を見ていたりはする。感想を書かないのは面倒くさいから、あるいは、書く熱量を高めるだけのエネルギーを作品からいただけなかった、という言い方は、身も蓋もないのだけれども、だいたい本音である。みなまで言わすな。とまぁそんな具合なので、しょーも [続きを読む]
  • 【映画】未来のミライ (監督細田守 2018)
  • 仕事で疲れて家路に就く。会社から自宅最寄り駅まで、電車で1時間。下り方面は混雑しているので当然座れない。立ちっぱなしの1時間だ。と、車輌のどこかでグズっていた赤ちゃんが、ギャン泣きを始めた。赤ちゃんなので、遠慮なんかしない。全力で泣く。 ここで、「うるせぇなぁ」と思うか、頑是無い赤子が泣いているということで微笑ましく思うか。 この映画を楽しむためには、まずこのテストをクリアせねばならない。前者を選択 [続きを読む]
  • 2018春アニメの感想
  • 連日眠いっすね、ワールドカップ。 で、ハリル解任が有りか無しかと問われれば有り寄りの無し派で、解任するなら昨年末の東アジアカップ敗戦時だったと思うのだ。そこで解任できなきゃ最後までトコトン行くべきであった。そう思うのである。 ベスト8には届かなかったものの決勝トーナメントで初得点という成果が得られた一方、結局とうとう11人の相手には勝てずじまいだったという冷静に分析すれば微妙過ぎる結果に、喜んでいいや [続きを読む]
  • 【映画】リズと青い鳥(監督山田尚子 2018)
  • ガラガラの劇場でなぜか隣席に人が居るという不思議状況。せっかく東宝が誇るTCXで観劇なのに集中できんなぁ、と見る前から嘆き節だったが、終演後、その隣席の男子高校生がガン泣きするのを見て、この映画の構造に気づいた次第である。 さて、テレビシリーズ「響け!ユーフォニアム」の劇場版という以外の情報を全く持たずに映画館に足を運んだので、いまさらながらWikipediaで補完するなどして、概ね了解したところ。なるほどス [続きを読む]
  • そして夜は甦る(ポケットミステリ版) 原尞
  • というわけで、デビュー作から30年がたち、なんとこのたび早川のポケミスのラインナップに加わってしまったので、慌てて購入いたしました。慌てた、といっても、本分の方は何回も読み返しておるので、実のところさして慌ててはいないのが本音です。ポケミスに加わった4作目の日本人作家の小説、とか、いよいよ「沢崎シリーズ」本格再始動か?とか、渋い表紙イラストなどなど話題には事欠かないのですが、やはりポケミス版「そし夜 [続きを読む]
  • 2018冬アニメ感想
  • って、もう2018年が1/4終わりましたよ!! マジかよ。ついこないだまで年末だー新年だーってバタバタしてたのに、今や新年度だーGW進行だーて、あらためてバタバタしてるんですよ。 なんだ、結局いつもバタバタしてるんじゃん。つまり、1バタバタのうち1/4バタバタが終わっただけなのであります。意味わかんねーし。 びっくりするのは政治が未だにバタバタしておりまして、もうかれこれ2バタバタくらいしょーもない文書問題でバ [続きを読む]
  • それまでの明日 原尞
  • 実に14年。 なんと待たされたことか。前作発売時に生まれていなかった下の子は、春から中学生になってしまいます。「愚か者死すべし」は2004年末発売でした。2004年っちゃあ、アテネオリンピックがあったり、小泉政権が電撃訪朝したりした年。wikipedieaで調べたら、ザッカーバーグがFacebookを始めた年とあります。おいおい、Facebook始まった年だよ! LINEなんて無いですよ!? かように時の流れは残酷なのだ。それがゆえに、と [続きを読む]
  • ミステリマガジン 2018年3月号 特集・原尞読本
  • 読むべきか読まざるべきか。 その知らせを目にした時の、第一印象だった。 果たして私は新作を読むにふさわしい男になれたのだろうか。 ハヤカワ書房から届いた発売お知らせメールで、原尞先生の最新作「それまでの明日」の発売を知ったのだった。 前作の発売から14年。 長い。 いや、ファンとしては発売していただけただけでありがたいのだが、それにしても長い。前作を読んだとき、まだ下の子は生まれていなかった。 こう待たさ [続きを読む]
  • くらもち本 くらもちふさこ公式アンソロジーコミック
  • 天才くらもちふさこの単行本未収録「天然コケッコー」が読めるのであれば、少々コストパフォーマンスが悪くても買わざるをえないのである。文庫版の読み切りと合わせて、これでようやくコンプリートできたというわけだ。 それにしてもなんかもう平成も終わろうとしている今になって、「天然コケッコー」が読めるという。この幸せは、それはもうじっくりとっくりゆっくり噛み締め、よくよく吟味し堪能したいと思います。 あぁ、至 [続きを読む]
  • 2017秋アニメ感想
  • 忙しい忙しい忙しい 昨年秋口からこっち、三月兎のごとく時計に追われる忙しさなのである。 なんだってこう忙しいのかというと、己自身でコントロール不能な会社や家庭内でのイベントが立て続けに発生しているからであり、加えて、いましばらくこの傾向が続く予定であるからなのである。もう何ヶ月もまともに小説を読んでいない。通勤中、青空文庫で中島敦を再読した程度だ。 例年通りの年末年始なら、原りょうの既刊を読み返した [続きを読む]
  • 2017年夏アニメの感想
  • 頑是無い赤子のように世の中を過ごせたらどんなに素晴らしいだろう。 面倒ごとはすべて他人に推しつけ、好きなことを好きなだけ、やりたいことをやりたいだけやり倒す日々。 理想の日々。 一方で、そんな毎日が理想であってたまるか、とも思う。 赤子の無責任さは誰かの庇護があるからこそ無責任を満喫できるのだ。「世界最後の日に何をしたい?」という問いに「最後の夜に、彼氏と一緒に観覧車で夜景を見たい」と回答してしまっ [続きを読む]
  • 柿の種 寺田寅彦
  • 学生の頃から寺田寅彦のエッセイをちょいちょい買い集めていたのだが、先日書店で見かけたので、久方ぶりに手にとってみたのだった。「科学者でもあり文人」という彼を評する一般的な表現は、ともすると後者にその感心と興味のウェイトが偏り、「科学者なのに文才もある(ヤッパリ文学スゴイ)」とされる誤解含みのメッセージを放っているような気がする。 本書を読むと、彼は正真正銘徹頭徹尾科学者なのであって、俳句などは余技 [続きを読む]
  • 【日記】 駄美声
  • ちょっと声を大にして言いづらいのだが、マドンナが好きなのである。 という書き出しなのになんなのであるが、好きなアーティストを語るとき、あるいは語られるとき、その対象がメジャーであればあるほど恥ずかしいのはいったいどうしてなのだろう。例えば「サザンオールスターズを愛聴しています」なんていう上司とは、どう付き合って良いのかわからない。サザンは確かに国民的バンドとはいえ、それゆえに最大公約数的に過ぎるせ [続きを読む]