TOWA さん プロフィール

  •  
TOWAさん: 藤羽の詩
ハンドル名TOWA さん
ブログタイトル藤羽の詩
ブログURLhttps://ameblo.jp/moonmagichoimi/
サイト紹介文詩は浄化になります。 黄昏の時を言葉にのせて。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供12回 / 7日(平均12.0回/週) - 参加 2018/07/29 23:54

TOWA さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 今日の永遠
  • 仲良く並んで歩く若い恋人を見て若いっていいわねと思うけど成熟した男女の妖しげな艶かしい寄り添い方を見ると愛だの恋だのは歳を追うごとに無くなるのではなく歳を追うごとに深さをもって成長するのだと感じるそれはその境地に立つものが穢れと罪悪を持ちながらも愛を貫こうとするからかもしれない今日という日が終わらないで欲しい今日だけは永遠と言う言葉にすがりつきたい「今日の永遠」 [続きを読む]
  • 連絡したくても出来ない一人の夜を苦しんで過ごしてしまった朝起きてレンジで加熱した卵のようにあなたへの気持ちが爆ぜてしまった「夜」 [続きを読む]
  • 問わず語りと自転車
  • 自転車で踏みそうになったときその蝉はおもむろにわたしに説き始めた坂の途中で止められた私はいらいらして自転車から降りた止まると汗が噴き出す蝉は多分とても話したかったのだと思うが死の間際だからか滑舌が悪く聞き取りずらかったしうるさく思ったわたしはと言って言葉が途切れたから気になって耳元に持ってきてみたわたしは産まれてすぐに死について考えたこれは面倒だと投げ捨てようとしたが蝉の最期の尿が手に掛かったの [続きを読む]
  • 息を泳ぐ
  • 小さく消えて行くあなたの背中にこぼれ落ちそうになる愛の囁き手の温もりはまだあなたを残すしっとり濡れた唇で言葉にできない吐息をもらすたちまち吐息が空を揺らし近くて遠い強固で儚いあなたのもとまでふわりんふわりんあなたは思わずこちらに振り向くあなたは濡れたそれは私の 吐息の情事「息を泳ぐ」 [続きを読む]
  • 深い音
  • もっと傷ついてもっと闇に堕ちてその姿を僕に晒してああその目がいいんだ僕の一点に血液が巡る僕が愛するあなたはなんて美しく絶望するのだろう僕の爆ぜる音そして僕はあなたを助けない。「深い音」 [続きを読む]
  • 潮の香り
  • あなたのお腹に、池ができました、私の乳房に向けて、川が出来ました、私の海から、全てはあなたが引き出した、細く枝分かれして、身体中を這い、あなたの引き出した愛が、私の血管をなぞります、それはまさしく潮からい、やがてあなたの愛が、私の中で果てる時、私の海は優しく、あなたの愛を汲み取り、新しい海の器を、ひとつ産み出すのでしょう「潮の香り」 [続きを読む]
  • 消音
  • 風鈴が鳴く音が五月蝿くて眠れ無いと、アルコォル臭い息を吐きながら、華奢な赤い金魚を飼う私のベランダの風鈴を、いとも簡単に引きちぎった父は、すぐ後に、たいそう簡単に、この家から引きちぎられて、何処かへ消えて行った。私のベランダには、新しいやっぱり華奢な赤い金魚を飼う風鈴が、風になびいて、鳴いている。少し五月蝿い。艶めかしい女と、父との、五月蝿い声が聞こえなくなったので、もう風鈴の役目も終わったのか [続きを読む]
  • 夏はそこまで
  • 回覧板です、そう言って、恥ずかしそうに玄関先で、袋に入ったとうもろこし4本と回覧板を、手渡してくれた可愛い男の子は、駆け足で、少し遠くに立つ母親の元へ行き、抱きついて顔を埋めている、私は大きく口を動かし、いつもすみません、と会釈する、少し歳のいった母親は、お辞儀をして、傘の中に少年を入れ、後ろを向いた、回覧板にメモがついていて、おいしいよ、と習いたてのひらがなで書かれている、もう一度少年を見ると、 [続きを読む]
  • 春子さん
  • ぞくっとするような美しさの春子さんは、恐らく誰をも虜にしてきたのだと思う、そのうちの一人はわたくしである、わたくしからしたら、春子さんの夜のお化粧をしていない顔が、一番底なしの美しさを感じる、春子さんは幼い時から飛び抜けて美しかった、そして雑誌のモデルになり、春子さんが、25歳くらいで、妊婦雑誌に載るようになった、春子さんのファンは多いけど、大好きな春子さんの宝物が、お腹に、宿るところを、初めから [続きを読む]
  • 光音心
  • なんて美しい花火なのかしら、そう言って、居間のテレビを見て声を出す母、テレビで観る花火のどこが面白いのよ、どうしてもわからないわたしは、そう呟く、そしてせっせとスマァトフォンをいじる、おばあちゃんがね、8月に亡くなる間際にね、花火が見たいっていうから、病院の少し大きめのテレビがある部屋で、一緒に花火を観たの覚えてる、覚えている、おばあちゃんが涙を流していたのも覚えている、こうしてその場にいなくても [続きを読む]
  • ゴミ袋が足りない
  • これは何の色かと思って聞いたけど、大した色じゃなかった。これは何の部分か聞いたけど、大した部分じゃなかった。これは誰のものかつまみ上げて聞いたけど、やっぱりどうしようもなく大したことなくて。あんまり大したことないから、そこに置いておこうかと思ったけど。珈琲を入れてる時に、そいつがじりじりとこっちを見つめるので、(目はないから見つめられてる気がした)仕方がないから、そっと大事に手でつかんで、心臓の間 [続きを読む]
  • 過去の記事 …