新年の迎撃ミサイル

年が明け、だらだらと起き実家に向かうと、空腹に耐えかねベランダから顔を出した母御前からカラカラに乾いたたわしを投げられた。一応、正月は皆揃うまで朝ごはんにならないためである。デブ軍曹はたわしも拾わずにすたこら家に向かっていた。こちらも腹ペコらしい！一次欲求に弱い恐ろしい我が家である。っーか4階か物投げんなよ！危ないだろっ！当たんないけど。新年の迎撃ミサイル

デブ軍曹嘆く

今日も某在玉球団が手痛い負けっぷりを披露した。夕げの最中には珍しくおとなしかったデブ軍曹がなぜか突然今になって嘆き始めた。[もーやだ。広島はどんどんマジックが減るのに、マジックすらつかない。もーだめだ。こんなチーム優勝なんて絶対無理だ。なんだこの7回からの点のとられ方は。]デ軍よ、私は忙しいのだ。もう今日の敗北は忘れてしまったのだ。そんなに嘆きたいなら、せめて先ほどからずっと某在玉球団のファンサイトをいくつもはしごしてどんどん不機嫌になっているA氏にはでも言ってくれ。そして二人で大いに荒れるがいい！デブ軍曹嘆く

何かが漏れている!!

いつものようにマイボトルにお茶を入れて職場へ向かう。歩きながら気がついた。｢なんか湿っている？」右足のバックが当たるあたりが微妙に湿っている気がした。朝お茶をこぼしたわけもないし、とあわててバックの中をのぞく。大丈夫、蓋はしっかりしまっている。確認してからまた歩き始めるとやっぱりなんか湿っている。うーん。何だろうと思いながら歩みを進める。でも、水分が入っているものは持ってないよな・・・飲み物以外・・・。と朝なので余計鈍る頭を無理やり動かしつつ職場へ急ぐ。うーん。気のせいじゃなきゃバックの湿っているとこ広がっているよなぁ・・・何が漏れているんだろう。と歩いて約15分、職場について気がついた。先週買ったばかりの目薬のケースが空になっていた。またあんまりつかってなかったのに・・・・。何かが漏れている!!

怒れる晩餐

昨日は某在玉球団が2本の満塁ホームラン(被打のみ）を含む乱打戦を負け戦として3連敗をきした。40過ぎても惰眠をむさぼるワタクシは、遅い昼に起きランチがてらファミレスでお仕事をしていた。それに付き合いファミレスでタブレットにて参戦(お前は参加していないだろうといつも思うのだが）していたA氏は珍しく怒りで声を荒げていた。「4番の差だ！」と珍しく某在玉球団の監督に文句を言う彼の横で「そうそう！」とお気に入りの選手を4番からはずされたワタクシは深くうなづく。という夕方を過ごし、晩御飯をつくりに実家に帰る。すると暑さで怒れる母御前がドアを開けるなり「野球どうなった？」「負けた」というや否や「悔しい！」といって怒り出した。そして、晩御飯。デブ軍曹がA氏を伴い現れ「3連敗だぞ！どうするつもりだ」と監督批判ならまだしもワタクシ...怒れる晩餐

眼鏡

こんなに恋い焦がれても、失った眼鏡は帰って来ない。ので、あきらめて眼鏡屋にいった。Jからはじまる某眼鏡屋さんである。フレームを選び、視力をはかり、いざと言うそのときに担当のお姉さんが[そんなにお悪くないようですね。両目で1.0ありますよ。]。オーそうか。それならリーディンググラスと言う名のアダルトな眼鏡をもう一本買うだけにして、浮いたお金で上手いものでも食べようじゃあないか。とホクホクして、[じゃあ、せっかくはってもらったけど今回はリーディンググラスだけにしようかな][見にくくないのでしたらそれで大丈夫だと思います]と、お姉さんとワタクシの笑顔の商談がまとまったまさにその時、A氏が一言。[あなた、車眼鏡使用じゃなかった？][うん。でも見えるし大丈夫でしょ♪]と答えてはっとした。それを決めるのはワタクシではなかっ...眼鏡

あいらぶ小麦粉

小麦粉アレルギーであった。そして知り合いのお医者さんのところで毎週注射を3本もうつという、地獄ノックのような(特訓❌)治療⭕️を10週間受け生粉に触ってもアレルギーが出ないくらい改善した。その日を境に小麦粉から遠ざかる生活ともさよならを一方的にしてみた。だって何を隠そう小麦粉が好きだ。キノコと同じくらい好きだ。いやむしろ食べることにかけてはキノコより好きだ。むしろ愛してると言っても良い。そして恐らく小麦粉もワタクシを愛してるくれていると思う。何故にそんなことが言えるか？答えは簡単である。小麦粉で出来たものを食べれば身につく、身につく、どんどんつく。脂肪という名の愛の結晶が育まれていく。というわけでやめれば良いのに、今日も小麦粉を大量に摂取してみた。愛を育んでみたと言っても良い。明日の朝体重計を見るのが恐ろしい。...あいらぶ小麦粉

生産的な夏休み

某職場での夏休みの報告。同僚Nさんとどちらが非生産的な夏を過ごしたかを競い合う。増えたのは体重だけという大変生産的な夏を過ごしたワタクシの唯一の生産的な事は、[ベランダで野菜を作りたいと考えてみた！]ということである。良い夏休みであった。生産的な夏休み

眼鏡はいずこ

なくし物をする。やたらとする。だから常に探し物をしている。日本人は1ヶ月約76分も探し物に時間を使っているとネットニュースで読んだが、そんなもんじゃない。一週間で76分は軽く越えているのだと思う。そんな探索班に属す(構成員はいまのところいない)いや、探索班の班長として、最近の探し物を恐れずに公開してみよう。眼鏡である。二本である。普段はかけていないが、PCや運転には欠かせない眼鏡である。それがなぜか父の墓参りに行くと無くなる。前回は納骨の日だった。そして今回はお盆の墓参りだった。恐らく、父の骨壺に[この眼鏡でかいよな]と不一致感を訴えていた眼鏡を突っ込んだせいだと思う。そのために父が嫌がらせをしているのだと思う。決して班長がずさんだからではないよな。といない構成員に確認するふりをしてみる。[父よ、他の眼鏡を返し...眼鏡はいずこ

身に付くものは

夏が好きである。夏になるとますます食欲が増す。そして、最近食べた分だけ綺麗に身につく。しっかり太る。美味しい物を食べても、不味いものを食べてもだ。理屈っぽいA氏に[空気を吸っても太るみたいだ]と言ったら、[大丈夫、君は空気だけでなくちゃんと食べ物を摂取しているから]と諭された。そして[楽なダイエット法は？]と聞いたところ[とるより多くエネルギーを使えば良いんだよ。]と爽やかに当たり前の事を言われた。そんな当たり前の事は聞いていないのだ。[労せず楽に痩せたいと言っているのだ]と反論したところ遠い目をされた。そして何を食べても身につく一方、恐ろしいほど覚えたい事は記憶に定着しないのである。脂肪より記憶が身について欲しい夏である。身に付くものは

必殺技

例のおばさん猫がいた。証拠写真を撮ったら、不本意だったらしく必殺技らしいビームを放たれた！撮れた画像を見て奴は矢張り常人ならぬ常猫ではないと確信した。母御前に見せると[遊んでないで勉強でもしろ]と言われた。もう四十はとうに越えてるのだがな。漢字の書き取りを無理強いされていた小学生の頃と同じセリフをである。別の意味で凄い必殺技である。必殺技