みくりく さん プロフィール

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みくりくさん: code FT
ハンドル名みくりく さん
ブログタイトルcode FT
ブログURLhttp://loveorblack00.blog.fc2.com/
サイト紹介文お久し振りな方もはじめましてな方も。 CNくんとFTくん達の物語。再録です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供33回 / 137日(平均1.7回/週) - 参加 2018/08/04 15:36

みくりく さんのブログ記事

  • 儚くも曖昧な距離
  • 視線を合わせると、返ってくる笑顔。あの夜から、何日が経っただろう?ヨンファひょんは、何事も無かったかのように、俺に接した。「行って来る」今日は一人だけ仕事が入っているひょんは、バタバタと朝食を済ませて出掛けていった。行ってらっしゃいと見送って、ふ、と息を吐く。「ヒョニひょん…ダイジョブ?」テーブルの正面に座ったミニョクが、コーヒーを差し出しながら言った。「…ん…」「ホンひょんに電話した?」「……… [続きを読む]
  • 刻印 last episode
  • 急に変更になったスケジュールに、なんだかイライラして遊びに出掛けた。いつものクラブで、ミニョクとジョンシンにすれ違った。ミニョクはとてつもなく驚いた顔をして俺を仰視したかと思うと、ジョンシンに一言囁いて慌てたように帰って行った。「なんなんだよ?」「んー?ねー、ところでさ…」ジョンシンは首を傾げながら笑って、俺の側にいたジェジに話しかけて話題を変えてしまった。それ以上は無駄な気がして、持っていたドリ [続きを読む]
  • 刻印 episode 5
  • 俺を抱いたまま肩を震わせているひょんの身体の下で、ただじっとしていた。首筋に落ちる雫はきっと、ひょんの涙。いつの間に。いつの間に俺は。ひょんをこんなに傷つけた?俺はヨンファひょんからホンひょんを奪って。ホンひょんは俺をヨンファひょんから奪った。そう、思っているの?…違うのに。ヨンファひょんが好きだった。ずっと。今も。気持ちを抑えたのは、全部ひょんと、夢の為。ホンひょんに惹かれても、ヨンファひょんの [続きを読む]
  • 刻印 episode 4
  • ジョンヒョンと初めて会った時。キレーな顔…と、数秒、見とれてしまった事を思い出していた。そんな俺を不思議そうに見つめながら、ジョンヒョンは緊張した顔をして、「宜しくお願いします」と言って微笑んだ。一緒にギターを弾きながら、音を、歌声を重ねた時、夢は目標になった。必ず実現出来ると思った。見かけによらず頑固で、でも優しくて。ジョンヒョンが向ける特別な気持ちに、俺はすぐに気が付いた。だって俺も、同じだっ [続きを読む]
  • たとえあなたが、誰を好きでも。(ぷち番外編)
  • 「ヒョニひょんさ…、」「………」「ホンひょんに手出すのやめなよ」「………まだ出してねぇ」「やっぱり出す気なんだ」「………」「呆れた」「てかなんでそんな事言うんだよ」「事務所のトイレ」「え?誰もいなかったぞ?」「奥の個室鍵かかってたの気が付かなかったの?」「………知らねー。腹痛かったのか」「違うよ!そこは掘り下げなくていいの!」「じゃあなんなんだよ」「ホンひょんに手ぇ出すなって話だよ!」「別れたんだ [続きを読む]
  • 刻印 episode 3
  • 諦める?好きな気持ちを。忘れられる?俺を呼ぶ声を。出来るはずのない事を考える。…好きだと伝えて、もし拒絶されたら。そうしたら、ただ好きでいようと思った。それだけで良いと思ってた。だけど。同じ気持ちを、ひょんは俺にくれた。同じ好きの気持ち。伝わった想い。なのに俺だけのひょんじゃない。手に入れたはずなのに、どうしてこんなに痛いんだろう。どうしてこんなに…不安なんだろう。ホンひょんの中にある、ヨンファひ [続きを読む]
  • 刻印 episode 2
  • ホテルから出て、タクシーを止めようと上げた腕を下ろした。しばらく考えて、少し歩く事にした。ポケットの中に握りしめていた携帯を取り出して、メール画面を開く。…ヨンファからの。『明日夜、開けて』一言だけのそのメールを、ただじっと見つめる。いつもならすぐに返事をするのに、指が動かない。振り返って、ジョンヒョンがいるホテルの部屋の、窓を見つめた。何か言いたげなお前を振りきるように出てきた。本当はずっと触れ [続きを読む]
  • たとえあなたが、誰を好きでも。4
  • 手に入れた喜びより。失う恐怖が大きくて。二人でいられる時はいつも、自分の存在を刻み込む様に激しく抱いた。付き合い始めた頃は、抱き寄せる度に身体を強ばらせていたのに。少しづつ、肌を重ねる気持ち良さを覚えて、ホンギは自ら俺を求めるようになった。深めるキスにチカラが抜けて、背中にしがみつく手のひらも。俺の身体の下でシーツを握る事すら出来ず、ただゆらゆらと揺れながら、啼き喘ぐ声も。愛しかった。ホンギは俺の [続きを読む]
  • 刻印 episode 1
  • 別れ際、今度はひょんがぎゅっと抱き着いて、離れようとしなかった。「どうしたの?」「……」「ひょん」「……」「…そんなに、俺といたいの?」「……」冗談めかして言っても離れないひょんが微かに震えている事に、やっと気がついた。俺にしっかりとしがみついた腕の先。「どうしたの」指先が白くなるほど強く携帯を握りしめた、ひょんの手のひら。肩に手をおいて顔を見つめると、ふいっと横を向くひょんの顎先をつかんで視線を [続きを読む]
  • たとえあなたが、誰を好きでも。3
  • ヨンファがいない夜を、どう過ごせば良いだろう。1人きりの部屋。ヨンファが置いていったものなんて、何も無いのに。部屋に残ったヨンファの記憶。肌に残った記憶。「………ど、したら、消える…」呟いて、ベッドに身体を投げ出した。心も。身体も。全部奪い取られるような、恋だった。俺はヨンファのもので。それだけで、何もかも満ち足りて。ずっと続くと思ってた、なのに。きっかけがなんだったのか…はっきりとは分からない。 [続きを読む]
  • その、温もりを。4
  • 与えられる快楽に遠くなる意識を、労るようなキスで呼び戻される。俺を見つめるジョンヒョンの瞳を、抱かれてる間中、ずっと感じていた。正面から抱き締めて俺の様子を見ながら施される愛撫は、あまりに優しくて。その優しさが苦しくて痛くて、俺はずっと、泣き続けた。「ひょん…辛いの…?痛い?」汗で張り付いた額の髪をそっと払って、心配そうに見つめるジョンヒョンに、俺は腕を伸ばしてしがみついた。「もっと…」…強く。た [続きを読む]
  • その、温もりを。3
  • 俺の腕の中にいるホンひょんの、声を聞いてた。顔を見てた。俺を感じて涙を流すひょんの顔は、とても…とてもキレイで。恥ずかしがって隠そうとする腕をとって、手首にキスをした。お願い…隠さないで。だってずっと、触れたかった。声を、吐息を、俺を呼ぶ声を、ずっと聞きたかったんだ。指先で触れて、反応するところに口づけて、舌を這わせる。ひょんが好きなところ、感じる場所を探りながら、声を上げる場所を執拗に弄り続けた [続きを読む]
  • その、温もりを。2
  • ルームサービスを頼んで軽く食事を済ませると、ジョンヒョンはソファーに座って俺を手招きした。「来て」横に来た俺を引っ張って、足の間に挟み込むように前向きに座らせると、すぐに背中から抱きしめられた。腕の中に包まれて、ほっと息をつく。鎖骨の辺りに頭を乗せて、じっと見つめる俺に、ジョンヒョンは視線を合わせて照れ臭そうに笑った。「どうしたの」好きだよと。俺に言ったジョンヒョン。うん、とそれだけ答えるだけで精 [続きを読む]
  • たとえあなたが、誰を好きでも。2
  • テレビの画面の中で。あの日俺の腕の中で泣いてたあの人が、声を上げて笑ってた。少しだけ安心して。いつもと何も変わらないヨンファひょんに、だから余計に、聞きたくなった。なんで、別れたの?二人だけになったのを確認して、ゆっくりとひょんに近ずいた。真っ直ぐに見つめた。はぐらかされないように、ただ真っ直ぐに。「なんで…?」感情を読み取れない、乾いた声。「………もう好きじゃないから、かな」 冷たく突き放すよう [続きを読む]
  • その、温もりを。
  • 「好き、だよ」言葉にした思いに「うん…」あの人は消えてしまいそうな声で答えた逢いたいそれだけもうすぐあの人が、ここへ来る□□□□□約束した時間より少し遅れて、待ち合わせたホテルの部屋へ来てくれたあの人を、俺は抱きしめたまま動けなかった。「ジョンヒョン…」ポンポン、と。あやすように俺の背中を撫でて、「顔、見たい」クスクスと笑うひょんの顔を両手で挟んで、正面から見つめる。「ホンひょん」「うん」「ごめん [続きを読む]
  • たとえあなたが、誰を好きでも。
  • 水が流れる音が聞こえて、鏡の中の自分と目が合った。なんで俺…、泣いてるんだっけ。 涙に濡れた頬も、蛇口の下に差し出した右手も冷たい。ここは事務所で。さっきまでおれは、あいつと一緒にいて。………なんで。なんで、泣いてるんだっけ。目を閉じた。頭の中に響く声。…………もう………、イヤだ。この先を聞きたくない。……終わりに、しよう。イヤ、だ。……………ごめん………。耳の奥に残った言葉。どんなに振り払っても [続きを読む]
  • 欠片 7
  • 帰らないヨンファひょんを待って眠れずに迎えた朝。一度だけ鳴ってすぐに切れた携帯を見つめていた。知らない番号。…きっと、あの人。掛け直そうか、と悩んだ瞬間、ドアの外に人の気配を感じた。「ジョンヒョン?」ヨンファひょんの、声。「…帰ったから」それだけ言って、ひょんの気配が遠くなった。ひょんが帰ってきた事よりも。ドアが開かなかった事に、心からほっとした。きっと、あの人と一緒にいたはずのひょんに、自分が何 [続きを読む]
  • 欠片 6
  • 酷くしていい?言葉通り。ただヨンファの欲望のままに、激しく抱かれた。ベッドが軋む。吐息が零れる。喘ぐ声は、手のひらに押さえられて。「…ホンギ…我慢して…」耳元で囁くヨンファが苦しげで、俺はただ頷いてヨンファの身体に足を絡めた。身体の奥深くまで感じるヨンファの熱。 無理な体勢で突き上げられても、ヨンファに開かれた身体はすぐに馴染んで快楽を拾い上げる。「ホンギ…」名前を呼ばれて、視線を合わせたまま舌を [続きを読む]
  • 欠片 5
  • 「ヨンファひょん、遅いね…」ドアの方を気にしながら、ミニョクが呟くように言った。ひょんが出て行ってからもう、1時間以上立つ。心配したマネージャーが電話しようとした時、ドアが開いてヨンファひょんが戻ってきた。降りだした雨に濡れたのか、その前髪から水滴が滴り落ちていた。「ひょん?」すぐにジョンシンがタオルを差し出して声をかける。「あぁ…平気」ジョンシンの肩を抱いてヨンファひょんは、じっと見つめる俺に笑 [続きを読む]
  • uncountable
  • 夜空に輝く、無数の星に。溢れる気持ちを、重ねて願う。永遠に…、この思い。途切れる事が、無いように。さぁ。愛しさを、数えよう。uncountable□□□□□繰り返すキスの、狭間に。「なんで、好き?」問いかけてくる言葉すら、愛しくて。「お前だから」「はぁ?」「理由がいる?」「……………も、いい」呆れたように、深い溜息。「しないのか?」続きを強請る誘う唇に素直に誘われて、抱き締める腕に、チカラを込める。お前だか [続きを読む]
  • 最近のまいぶーむ。
  • CNくんもFTくんも全く関係ないひとりごとなので嫌な方はスルーでお願いします。一つ前とそのもう一個前にお話リアップしました!こんばんは。ついさっき、ハイアンドローとゆう映画の、スモーキーの、あ、スモーキーを演じられた俳優さんの写真集を…、泣きながら読み終えました。←ぇ?昔からすごく好きな俳優さんなんですけど、初めて見た時に、あまり男性に対して使う言葉ではないのかもしれないですが、すごく綺麗で儚い人。っ [続きを読む]
  • 欠片 3
  • リビングの床に落ちていたスカル模様の携帯を拾った。それはきっと、あの人のもので。ロックはかかっていなかった。しばらく画面を眺めたあと、俺の携帯の番号だけを登録して電源を切った。気がつかなければ、それでいい。あの人の番号を知りたいとは思わなかった。迎えに来たマネージャーに、事務所で拾って渡しそびれたからと言って、返してくれるように頼んだ。きっと、しばらく会えない。せめて声を聞きたいと思った。※※※※ [続きを読む]
  • 欠片 4
  • 仕事が終わって車に乗り込んだ途端、降りだした雨にイライラと目を向けた。ジョンヒョンに抱かれたあの日から、ヨンファともジョンヒョンとも会っていない。マネージャーから渡された携帯には、あの日以来、ヨンファからの着信はなかった。知らないうちに登録されていた番号にはすぐに気がついたけれど、なんとなく電話するタイミングを逃してしまっていた。「え、ヨンファ達こっちいるって?」いきなり耳に届いたヨンファの名前に [続きを読む]
  • 欠片 2
  • 「あれ、ホンひょん。どこ行ってたの?」宿舎の玄関を開けると、ちょうど部屋から出てきたスンが声をかけてきた。「んー…」「ごはんは?食べてきた?」「んー、いらない…」適当に答えながら部屋に入ってドアを閉め、そのままズルズルと座り込んでしまった。はー…深くタメ息をついて、膝を抱える。身体がダルくて、腰が痛い。シャワーを浴びたのに、身体に触れたジョンヒョンの指先の、唇の感触が、いつまでも残って消えなかった [続きを読む]
  • 欠片
  • あの人を抱いた夜。何度も何度も求めてしまって、気絶するように眠りに落ちたあの人を、無理矢理起こしてシャワーを浴びさせて、宿舎まで送り届けてきた。「それで、どうだった?」ベッドに倒れ込んで目を閉じた瞬間、ヨンファひょんの笑いを含んだ声が聞こえてタメ息をついた。「ひょんって結構ひどいよね。色々と」「そう?」ベッドから起き上がって座り直すと、ドアに寄りかかって腕を組むひょんを見つめた。「ひょんはどうして [続きを読む]