ゆみゆみ さん プロフィール

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ゆみゆみさん: 俺ん家
ハンドル名ゆみゆみ さん
ブログタイトル俺ん家
ブログURLhttp://fu-y0320.hateblo.jp/
サイト紹介文うちの犬を見ていて、何を考えているのかなと思いつつ。犬目線で書いています。フィクションです(笑)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供7回 / 11日(平均4.5回/週) - 参加 2018/08/04 23:04

ゆみゆみ さんのブログ記事

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  • 7.お散歩道
  • 「次郎行くよ!」「ワンッ!」俺達は、元気に玄関を飛び出した。今日も一緒にお散歩だ。ついでと言っちゃなんだが、俺の町を少し紹介しようと思う。家を右側に出ると、直ぐ小さい南町公園が見える。そこを通り過ぎると――「あら、華ちゃん次郎くん」自転車で帰ってきたのは、沙弥香お姉さん。現在高校生で、近所でも評判の美人さんだ。華と俺、昔はよく遊んでもらったっけ〜「お散歩?気を付けてね」優しくそう言って手を振ると、 [続きを読む]
  • 6.ご近所さん
  • 「太郎や、太郎や」垣根の向こう側から声がする。「太郎おいで」俺は声のする方へと行った。「おっ来たか。おやつをあげるぞ」そう言ったのは、隣の老夫婦、小川さん。お爺さんは虎蔵でお婆さんは熊さんという。人間なのに虎と熊だ。どうでもいい事だが、頭がこんがらがる。「太郎さぁ早く」そして、俺の事を今日は太郎と呼ぶ。そう言えばこないだは小太郎、その前は裕次郎だったかな。一番無難なポチの日もあった。(?次郎?と何 [続きを読む]
  • 5.華との思い出
  • じとっ〜とする湿気と降りしきる雨。梅雨というヤツは実に厄介だ。俺の毛並みも悪くなる。(外に行きたいな〜)そんな事を考えながら、庭先で空を見上げる。ポチャン・・・一滴、俺の額に当たった。再び空を見上げる。ふと昔の事を思い出す。あの時も雨が降っていたなぁ。それはまだ俺がここに来たばかりの頃。華がまだ小学生だった時の話。いたずら盛りだった俺と、限度を知らない乱暴振りの華。俺たちは毎日の様に外を駆け回っ [続きを読む]
  • 4.華
  • 私―――内田華。14歳。華は華麗の華。華は豪華の華。華は華やかの華。両親が色々な想いを込めて付けてくれた名前。だけど、ひとつも今の所当てはまる要素がない。最近は、ふっくらしてきた頬と、鼻ぺちゃが悩みの普通の中学生だ。家族は、お父さんとお母さん、年の離れた兄貴と犬一匹。犬の名前は次郎。まん丸のつぶらな瞳と、甘栗みたいな鼻―時々何故かこの鼻に噛み付きたくなる。ふわふわの尻尾―時々何故か思い切り引っ張り [続きを読む]
  • 3.俺の名前
  • 華の机の上には一枚の写真が飾ってある。そこに写っているのは、幼い頃の華と大きな白い犬―――「次郎――次郎――」華の声が家中にこだまする。「次郎――」華を探して、声のする方へ俺は尻尾を振り走って行く。(おやつかな?散歩かな?)そんな淡い期待をしながら走る。「次郎〜〜〜!」「ワン!」やっと華の元へと到着。華は部屋でごろごろしながら、退屈そうに俺を見た。「ただ呼んだだけ」ガックリ・・・そうだった、華 [続きを読む]
  • 2.居候になった日
  • 俺は次郎。正式には内田次郎。この内田家の一員だ。茶色の毛とビー玉みたいな目、ふわふわした尻尾が特徴の雑種だ。今日もご主人の帰りを待ちながら窓を眺めている。「ただいま〜!」その時、ご主人が元気な声で帰って来た。俺はダッシュで玄関まで行く。「次郎〜」そう言って華は、俺の鼻をつまみぐりぐりしてきた。いつもながら手荒い洗礼だ。華と俺。出会ったのは5年前のあの日――――。あの日から、俺にとって華は特別な存 [続きを読む]
  • 家族
  • 暖かい日差しが、カーテンの隙間から入ってくる。ポカポカになった布団は、まるで雲の上にでも居る気持ちにさせてくれる――とは言っても俺は雲の上には一度も行った事はないが・・・あくまで想像ではこんな感じだ。体をすっぽりとその布団にうずめる。あぁ気持ち良い。もう暫くこのまま・・・バタンッ!!!!!「こら!次郎!居ないと思ったらまた人の布団に居たの?!」凄い剣幕で来たのは、華14歳。俺の一番大事な人。今 [続きを読む]
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