konoe sakuta さん プロフィール

  •  
konoe sakutaさん: 詩人 意味を成さず 〜掌握〜
ハンドル名konoe sakuta さん
ブログタイトル詩人 意味を成さず 〜掌握〜
ブログURLhttps://ameblo.jp/firestarterpanda/
サイト紹介文心から漏れ出た感情を詩にします。私のつたない詩からあなたに出会えたら最高です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供31回 / 33日(平均6.6回/週) - 参加 2018/08/17 15:11

konoe sakuta さんのブログ記事

  • 詩「縫われる上半身」   2018 5 23
  • 俺は上半身だけ縫われてよみがえる復讐も呪いもない俺のしたいことは這って前進することことごとく排除した砂埃と白線だけの道を遅々と進む俺に役目はないたわいのない目的があるだけ心から愛する人変わり果てた俺をもっと教育してくれ 夢と希望と肉体を破壊された眠れる豪傑それが俺の称号でもあるし蔑称でもあるやがてやってくる斜陽は命を持っていて俺がどうなっても気にしない 球をつめこられた大砲が暴発するとき俺は剣をも [続きを読む]
  • 詩「夕立」   2018 4 28
  • 口づけのペダル思いきり踏んでオーバードライブ君の脳に直結する 数秒の触れ合い唇に込めた愛をたたきこんでみせるの夕立 心に火をつけられた完全に火をつけられた壁際に立てかけられた傘は1つ 距離は近くなったグッと近くなった矢は放たれた残された二人 この豪雨まもなく終わるけれど隙間のようなこの時間だけ誰にも邪魔されない 大げさなもの何もいらない言葉大した意味をもたない 夕立が丸ごと包み込んでる誰にも見えない聞 [続きを読む]
  • 詩「曲線にかたまる挽歌」   9/9
  • 父さん父さん俺はいま力尽きようとしている俺にはまだするべきことがあるような気がするただ俺はもうどうしようもできなくなっていて父さん父さんなら俺に何を言ったのか俺は 誰にもあこがれなかった好きな教師なんて一人もいなかったただ父さんが教師だったから俺も教師になった 誰もが誰かの死を不公平に感じる 俺は何を感じたのか父さんが水銀とともに俺にぶつけたものそこに 俺はいまさらになって父さんから聞き漏らしたも [続きを読む]
  • 詩「曲線にかたまる挽歌」   8/9
  • 父さんは呼吸器をつけない選択をしていた母さんは泣いた姉さんも泣いた俺は泣かなかった 朝4時の電話を受け車に飛び乗った 病室に入ると看護師が父の上に馬乗りになって心臓マッサージをしている看護師の本気のオーラに一人の人間の終末を感じた これが白目をむくということかこれが白目か脈が限りなくない状態から看護師のめいっぱいの渾身の心臓への直接の吹き込みで父さんはかぼそい意識を取り戻した モルヒネは呼吸をとめ [続きを読む]
  • 詩「曲線にかたまる挽歌」   7/9
  • 病室に行けなくなるあまりの密度の吐露に俺の容器が詰まっていくあまりのやるせなさに 死へ向かう恐怖と闘う受け入れたはずの人生の終わりに駄々をこねるように放つ父さんの失われていくきらめきその最後の微々たる光線が俺に俺にだけ 俺の容器はあまりにも小さくて 病室に遅れていくとあの寛大だった父さんが怒った 俺はあまりの状況についていけず母さんも姉さんも親戚も誰もいない夜に パチンコで時間をつぶしてから病室に向 [続きを読む]
  • 詩「曲線にかたまる挽歌」   6/9
  • 腹に穴をあけ栄養という名の泥を入れる喉に穴をあけ匂いのないガスを吸う 喉のパイプにタバコを詰めろだと 失われた声の色かろうじて喉のパイプに指をあてパイプを閉じるとかすれた声で 背中をかいてくれ窓をしめてくれ痰をとってくれ 水銀を飲むような日々が始まる 仕事が終われば病院にいく毎日終末のコトバをぶつけられる 人生最後のコトバが毎日あの手この手でベッドの横に座る俺を知らなかった父さんの信実がインキのごとく [続きを読む]
  • 詩「曲線にかたまる挽歌」   5/9
  • 父さんの日常は凡てが乏しくなっていった 立つこと叶わず曲線にかたまっていった 筋肉という筋肉が弱り何もできずに精神の地獄に陥る体がどれほどいうことをきかなくても表情を表す筋肉まで動かなくなっても頭は冴えているらしい体も動かず声も出せず誰にもその脳の躍動を伝えることができないただ聞くしかないだた考えるしかない嘆きを苦痛を愛を訴えることすらできない生き地獄もう絶対に治らない誰にも開けることができない精 [続きを読む]
  • 詩「曲線にかたまる挽歌」  4/9
  • 父さんが生まれたのは昼が一番長いころ父さんが死んだのも昼が一番長いころ ALSと診断されたしかしその診断はおかしいのではということになったALSであれば進行が遅すぎる喉の調子がおかしいそれからいくつもの病院を渡り歩き喉の病院にかかった 数年が経過し少しずつできないことが増えていった喉以外にも症状が出つつあった セカンドオピニオンなんてものでは言い尽くせない数の病院をめぐりまたALSと診断された 診断を受け入 [続きを読む]
  • 詩「曲線にかたまる挽歌」  3/9
  • 父さんは余命宣告されたときに俺のワンボックスの運転席にのり「事実上の死刑宣告だな」とハンドルに突っ伏した かける言葉なんてない生まれて初めて余命宣告を目の当たりにした 父さんは車でどこかに飛び込むのでは思った 俺の車のキーを貸せと言われたら俺はどうしたんだろう あれだけタバコを止めるように言っていた母さんはもうタバコをやめるようにとは言わなくなった 腕が上がらなくなり顔が上がらなくなり体の支えが必要な [続きを読む]
  • 詩「曲線にかたまる挽歌」   2/9
  • その思い出の函館に俺の運転で父さんと二人 函館山と立待岬と五稜郭 なにもない三枚の写真に写った父さんはやわらかい笑顔で白いジャンパー 父さん父さんがいれば俺は今どれだけ救われるのだろう 父さん父さんは二つに分かれてしまった分骨の意義とはなんなのかどうして父さんの骨は札幌と函館に分かれなければいけないのか 300キロメーターの分裂永久の分断 ふんだんに盛り付けられた情けなさの塔深海に到達する心残りのおび [続きを読む]
  • 詩「曲線にかたまる挽歌」 1/9
  • ちさき子に水をうけとる遠道 薄紅が爆発した五稜郭背丈程の樹木と共に桜は好きではない毎年をこれでもかと刻んでしまうはきと 最後の旅だったのかいや最期にもう一度旅立つ無へ まぶしくはない日本晴父さんにとって故郷函館での最後の日となった くるみを二個持って手のひらで回す 確定した届かなさが幅をきかせる 思い出は思い出を殺す楽しかったことの裏側を探る疲れ果てるほど境界を信じない 混じりけのない記憶はない事実は [続きを読む]
  • 詩「札幌calling」 2018 6 2
  • こちら札幌札幌calling世界の音楽そして札幌の生身の音楽シーンに同期します 泊について考えたことは何回もあったよもし泊から放射能が漏れてそれが風向きで札幌に来たならば僕らはどこににげるんだろう こちら札幌札幌calling泊まで行ったことがあるなんだか小さな科学館がある子どもも楽しめるそこそこのプレジャー原発はいいところなのかと思っちゃった こちら札幌札幌callingまたうまく出来ているもんでね泊に行っても岩内に [続きを読む]
  • 詩「フンフフン」 2018 4 13
  • 「フンフフン」 2018 4 13 ギターが弾けなくてもピアノが弾けなくても鼻歌でフンフフン テレビのあの人の歌歩いてもスキップでもどこでもフンフフン お家には誰もいないいつ帰ってくるの大好きなお母さん 知らない男の人にハダカを触られて呼び名はお父さん ご飯はきちんと食べてる歯もちゃんと磨いてる鼻歌でフンフフン けっこうさみしいけれど神様今日もありがとう鼻歌でフンフフンにほんブログ村 [続きを読む]
  • 詩「アドバイス」 2018 4 11
  • どいつもこいつもなんでこんなにいらない口をたたくのか黙って聞けお前ら全員便器だ口を開けて俺から漏れるものを受け止めろションベンしたらなんでクソかけられなきゃいけないんだ口開けて死ね お前らの人生経験の全てを以てして俺を見下ろせ俺の悩みはお前らから見れば小さなことどうせお前らはとっくに突破してきたことでも今の俺は自分でそこをなんとか自分の力でそこをなんとか うるせえ黙ってろ 俺は酔ってるお前らに酔って [続きを読む]
  • 詩「これからは君の言うことをトイレに流すよ」   2018 5 17
  • 君は花が好きだ僕は自転車が好きだ君は絵が好きだ僕はピアノが好きだ君はパンが好きだ僕はパンを嫌いだ君はピンクが好きだ僕は紺が好きだ 花や絵にあふれて自転車もピアノもない僕は毎日パンを食べている紺はピンクを精一杯引き立たせる君は笑顔でいっぱいだ僕も笑顔でいっぱいだ 君は僕の話をきかない僕は君の話を聞いている君の微笑は最高だ僕の微笑も最高だにほんブログ村 [続きを読む]
  • 詩「あなたは人間なのだから」      2018 3 17
  • 幼き少女は言いました寒くて寒くて凍えます温かいものをくださいな残りのスープを温めてそっと渡してあげました 幼き少女は言いましたどこにも行くあてありませんわたしにおうちをくださいな隣のばあさん刺し殺し荷物を全部捨てました 幼き少女は言いました寂しい夜が続きます誰か友達いませんか首だけ人形こしらえてテーブルの上に置きました 幼き少女は言いましたわたしの話しを聞いてます?もっと喜ぶことをして上手に勃起を隠 [続きを読む]
  • 詩「SAPPORO CITY GIRL」 2018 5 3
  • 「SAPPORO CITY GIRL「」 2018 5 3 僕らのたまり場は札駅だった講義を抜け出して誰も勉強しなかったミスドに荷物だけをおいて君たちをナンパしまくったあっというまに破廉恥なメンバーは君たちの無垢な笑顔にダウンして気づくと誰もが誰かと少しだけ多くの時間を共有した 君たちはいつだってお茶目な顔して無理を言い短い夏も長い冬もはつらつして新鮮を探していたSAPPORO CITY GIRL 代ゼミのインチキなレンガのほうが道庁 [続きを読む]
  • 詩「piano」       2018 5 15
  • いつも通り崖を落ち続けている横着な転落を横目に爪を切る君僕たちの関係はいったいどうなっているの呼び出さればどこにでもいくし君は僕の提案には一切のらないいつだって急に電話をかけてきて慈しみは言い訳に使えないхорошоとりあえずポロシャツを着て微笑 楽器なんてできない今日も思うのさpianoを弾いている君のことを今日も思うのさ誰かに抱かれてる君のことを日曜日の朝のミルクに息吹を感じる胸一杯の憂うつにドレ [続きを読む]
  • 詩「2017年12月4日」
  • 電車の中でなくしてからわかることが揺れる口が乾く 借りた言葉で考え借りた言葉で測り借りた言葉で語る 芝生は伸び放題で手入れするものはいない端から枯れていく物置の扉が途中で止まり開けも閉めもできない自転車に乗ることができない じゃああの頃に戻って何をしろと過去の自分を罰するのかあの頃の自分は私の言うことを聞かないオリジナルはフォーマットされ続ける 今だって借りた言葉で考えている モノクロームの男が見事な [続きを読む]
  • 詩「純愛」   2018 4 12
  • 純愛 2018 4 12突き抜ければそこは狂人孤高のユートピア叫びもうろたえもない地獄の果てののしられようとも後ろ指をさされようとも好奇の目にさらされようともあくまでも視線を合わせながら平然流暢に言葉を扱えどすでに彼らは地獄にはいない果てているのだtukinukereba ―――――――――――― 多くを傷つけてきたことに気づく過去にさかのぼって全てを恥じる揚々と旗をあげ凱旋していたときに周囲は裏で私を笑っていた 好 [続きを読む]
  • 詩「アン・ドゥ・トロワ」  2018 6 8
  • アン・ドゥ・トロワ 2018 6 8たくさん食べようこぼしていいから口も周りをたくさん汚しながらたくさん食べよう食べながら寝ちゃってもいいんだよアン・ドゥ・トロワ 危ないところにはゴムをつけたよ寝返りとハイハイからとうとう立ち上がったね少しずつでいいからお家の中を探検してねアン・ドゥ・トロワ 周りは宝物でいっぱい気づかないかも知れないけどプレゼントで満ち溢れているおおいに遊んで笑ったり泣いたりするのが君の仕 [続きを読む]
  • 詩「祭りの夜」      2018 6 11
  • 祭りの夜 2018 6 11 祭りの夜ってさ健康にみんな不健康ではぐれて辺りを見渡したとき君は他の男とキスしていて見たくないものを闇に紛れさせようとして僕も闇に紛れて怖くなって山車が通ったあとのすすけた提灯の下をたどって何回も嫌になっちゃうんだよ燃ゆる夜だからなおさら嫌になっちゃうんだよ 酒を飲む担ぎ手手を叩く壮年観光客笛掛け声法被足袋Tシャツの僕浴衣の君 祭りの夜ってさ開放的にみんな閉鎖的で水ヨーヨーなんか [続きを読む]
  • 詩「がおー」  2018 4 13
  • 「がおー」がおーがおーがおーきゃっきゃきゃっきゃきゃっきゃ お父さんはこわいんだぞう がおーがおーがおーきゃっきゃきゃっきゃきゃっきゃ お父さんはらいおんさんだ がおーがおーがおーきゃっきゃきゃっきゃきゃっきゃ もうお父さんは君のことをこわがらせることはできないけどもいつか君がお父さんになることがあったらステキならいおんさんになってね にほんブログ村 自作詩・自作ポエム [続きを読む]