風媒花 さん プロフィール

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風媒花さん: 漫画家マンガの世界
ハンドル名風媒花 さん
ブログタイトル漫画家マンガの世界
ブログURLhttps://fuubaika.muragon.com/
サイト紹介文漫画家を主人公にしたマンガについて語ります。
自由文元漫画原作者(ペンネームと作品名は事情により秘密)。現在はメカデザイナー板橋克己(零時社)のマネージャー。零士ワールドサミットの開催を推進しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供44回 / 70日(平均4.4回/週) - 参加 2018/09/01 10:21

風媒花 さんのブログ記事

  • 魔夜の娘はお腐り申しあげて
  • 『魔夜の娘はお腐り申しあげて』 山田マリエ 前回に続いて脱線します。 どうもすみません。 『アオイホノオ』も『アシさん』も読んでますが終わりません。 次回にはなんとか。 この『魔夜の娘はお腐り申しあげて』は今年の11月19日付けの発行。 (今日ですわ!) なので、ちょっと書いてみたかった。 マイミクのおみなへしさんのご紹介でした。 おみなへしさん、ありがとうございました! 作者は『パタリロ』の魔夜 [続きを読む]
  • 監督不行届
  • 『アオイホノオ』も『アシさん』もまだ読み終わらず。 なのに! 別の作品へと走ってしまう。 浮気な女と責めないで。 突如『監督不行届』について書きたくなった理由、『アオイホノオ』をご存知のかたにならわかっていただけるかもしれない。 『アオイホノオ』には、副主人公並みの扱いで庵野秀明が出てくるのだ。 あっ、そうだった、そういえば…と思い、あわてて蔵書の山から発掘してきた。 庵野秀明は漫画家ではないけれ [続きを読む]
  • 漫画家マンガについて(4)
  • 「これ読みなさーい」 と、ご紹介いただいた中から今、『アオイホノオ』(19巻まで)と『アシさん』(1~3巻)を読んでいます。 両作品とも、業界裏話が豊富で楽しめる。 こんなことがあるんですよ、ねえ驚くよねえ?という軽いハナシあり、巻き込まれた主人公の思いとあがきを深刻にとらえたハナシあり。 『アオイホノオ』は少年漫画。 『アシさん』は少女漫画。 絵柄はまったくかけ離れているのに、出版社がらみのエピ [続きを読む]
  • マイ殿のメカ動画
  • すみません。 今回は漫画家マンガにあらず。 臨時にテストケースで本業の宣伝をさせていただきます。 私の殿、板橋克己は、松本零士のプロダクション零時社に籍を置くメカデザイナー。 最近、オリジナルメカの動画をせっせと公開しております。 メカ好きの方はどうぞご覧ください。 スペースシャトル1998 H3ロケット1998 [続きを読む]
  • 少女漫画
  • 『少女漫画』 松田奈緒子 漫画家マンガにはこういうのもある! ってご紹介している気になっている。 はい、漫画家マンガが大好きな私です。 しっかし。 私の知らない漫画家マンガも沢山あって、「ご紹介いただいている」ほうが多いような気が…してきたきたきたっ。 最近はエッセイ漫画が流行ってきているせいもあり、とてもじゃないが網羅は無理そうな。 それでも漫画とはページを開けば時を忘れて読める物、読めば何やら [続きを読む]
  • すとまんが
  • 『すとまんが』 内田春菊 大腸がんは今や、がんによる死因のトップ。 特に女性に増えているそうだ。 これは同じ作者による『がんまんが』の続編。 手術を受け人口肛門(ストーマ)になった体験が、漫画ならではの赤裸々さで語られる。 大変タメになる。 Amazonのレビューには悪い評価も出ていたが、内田春菊ってつまりこういう人。 上品ぶらず、勢いに乗せて言いたいことを遠慮なく言ってのける人だからこそ、体験談 [続きを読む]
  • そしてボクは外道マンになる(4巻)
  • 『そしてボクは外道マンになる 4』 平松伸二 漫画家が一人ぼっちでネーム(ストーリーとコマ割り)を考える。 長時間の集中を続けると、睡眠時のような脳の状態が現れ、無意識界にアクセスすることがあるらしい。 するとどうなるか。 夢に近い物が見えてくるのだ。 『月と指先の間』の主人公にはジョルジュという名の「ネームの精」が見えた。 『そしてボクは外道マンになる』の主人公(平松伸二)には外道マンという悪魔 [続きを読む]
  • 石ノ森章太郎の物語
  • 『石ノ森章太郎の物語』 石ノ森章太郎 15本の短編が一冊にまとまっている。 すべて「自伝的」ストーリー。 フィクションとノンフィクションの混合率が作品ごとに異なる。 SFあり、ファンタジーあり、エッセイ風あり。 私たちの世代の漫画マニア、特に漫画家志望者は皆が皆、石ノ森の影響を受けた、と言って良いと思う。 古典的名著『漫画家入門』には「漫画の描き方」よりも「漫画家になる方法」が具体的に書かれており [続きを読む]
  • 漫画アシスタントの日常(1巻)
  • 『漫画アシスタントの日常』 大塚志郎 池袋のジュンク堂で見かけつい購入。 面白かったので2巻も3巻も買ってしまった。 改めてAmazonのレビューを読んだところ、多くの人に「主人公が偉そうにしていて魅力がない」と酷評されていて意外だった。 絵もうまいし情報満載で、ワタシ的には非常にお薦め。 確かに主人公は酷い奴だが、実際に(心の中に)このくらいの気合を持っていなければ一宿一飯の渡世人(フリーのアシ [続きを読む]
  • アオイホノオ(1〜8巻)
  • 第1巻から8巻まで一気に読んだ。 11月2日現在、19巻まで出ているというからあと11冊読まなければ。 いや読んだところで完結には届かない。 今も連載中、進行形の大長編。 漫画家(orアニメーター)志望の主人公が、次々と行く手に現れる障害を乗り越え、運動会よろしく爆走していく物語。 『アオイホノオ』 島本和彦 ※文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞 ※小学館漫画賞一般向け部門 テレビドラマ化もさ [続きを読む]
  • そしてボクは外道マンになる(1〜3巻)
  • 『そしてボクは外道マンになる』平松伸二 ※公式サイト http://grandjump.shueisha.co.jp/manga/gedou.html 1970年代の週刊少年ジャンプの内幕を暴く!という触れ込みの自伝的作品。 4巻が最終巻らしい。 まだ3巻を読み終わったところだが息が切れてきたので、ここらで感想をまとめておく。 自慢じゃないが私は、70年代には少年週刊誌三誌(マガジン、サンデー、キ [続きを読む]
  • 次女ちゃん
  • 作者こやまこいこは、『宇宙兄弟』の小山宙哉夫人。 ※夫妻のインタビューがあった。 https://ddnavi.com/interview/418565/a/ 二人の間には、小学5年生の長女と、幼稚園児(5歳)の次女がいる。 ほのぼの子育て漫画である。 子供は変なことを言ったり、したりする。 「そんなのあったり前。 人間として生きていくのに慣れていないんだから。 ズレた言動が修正されていくことを成 [続きを読む]
  • 月と指先の間
  • 『月と指先の間』 稚野鳥子 少女漫画は私、駄目。 (感情移入ができない) この作者の作品も読んだことなし。 作者名すら読めん! (どうお読みすれば良いので?) しかし大変タメにはなった。 漫画家の収入などのデータはきわめて詳細。 このくらい細かく書くなら嘘を書いては無意味のはず。 で他では見られないリアル感があった。 なるほど、今はメディアミックスをねらうしかないのね。 漫画も売れないからねえ。 [続きを読む]
  • 漫画家マンガについて(3)
  • こんなのもありますよ、と、『月と指先の間』、『アオイホノオ』、『次女ちゃん』をご紹介いただきました。 今、せっせと読んでおります。 ありがとうございました。 私は昔から本当に漫画家マンガが好きで。 『ゴルゴさんち』(セツコ山田)の旧版なんかも持ってます。 (作者、山田さんにもお会いしたことあり) これは新版(文庫)。 しかれど、どこにしまったか思い出せない…… そのうち掘り出せたら書く、と! 私の [続きを読む]
  • かくかくしかじか 感想の2
  • 『かくかくしかじか』のコーチ(絵画教室の先生)は能書きは垂れない。 ただひとつのことしか主張しない。 いろんなことをしはするけれど教えは結局ひとつだけなのだ。 後に主人公はそれが漫画家(絵描き)にとってイノチ(最重要なこと)だった、と知る。 その点がまずもって男谷草介との最大の相違点かな、と思う。 男谷草介も「先生」もまぎれもないスパルタ教師。 しかし梶原一騎は絵描きの心得よりも男の心得を説いてい [続きを読む]
  • かくかくしかじか 感想の1
  • 梶原一騎は決して好きではないんだが。 (私の神は手塚治虫) 梶原作品について書くと延々書ける。 なんといっても思春期に出会った偉大な才能。 かつ私が通算十年以上お世話になった少年マガジンに、深い関わりがあった作家(原作者)だものだから。 しかし梶原のことばかり書いていると他に触れられない。 『男の条件』と『バクマン!』、そして梶原一騎には、また後で戻ってくるかもしれない。 前回『男の条件』の駄目コ [続きを読む]
  • 男の条件 感想の8
  • 私は、目の前で師匠(池川伸治)の廃業宣言を聞いた。 「僕はもう駄目です。 貸本屋はなくなります。 単行本漫画の出版社は潰れます。 君たちは雑誌に行きなさい」 単行本というのは貸本屋で貸していた漫画。 都内では曙出版やひばり書房が有名だったが、そこのトップ作家は永島慎二でもさいとうたかをでもない。 (聞いた話で根拠は薄いけど) 他ならぬ池川伸治だったようですよ、若い人たち。 君たちとは池川が指導して [続きを読む]
  • 男の条件 感想の7
  • 漫画家が当時の少年たちの「なりたい職業」のトップだったとしても、それは現実的ではない、ただの「夢」に過ぎなかったと思う。 本気で漫画家になりたいと思っていた子は(比率的に)少なかった。 その頃の健全な家庭で、子供に漫画家になると言われて喜んで賛成するところはまずなかったはずだ。 私は高校生になっていたが、新聞で「なりたい職業」の記事を見て「はあ、そうですか」と思いはしたものの、自分と結びつけては考 [続きを読む]
  • 男の条件 感想の6
  • 漫画家マンガに話を戻したい。 でもその前にもう一度だけ脱線。 梶原一騎は東京生まれ(1936年)の東京育ち。 私もずーっと東京だから言わせてもらうが。 東京の人は、根性に「ど」なんかつけない。 「ど根性」なんて言わなかった。 巨人の星 オープニング 「どこんじょう」と歌われているのは梶原の語彙ではない。 よく間違われるこの歌の作詞は梶原ではなく、東京ムービー企画部だ。 絵も川崎のぼるではない。 ( [続きを読む]
  • 男の条件 感想の5
  • 今日のテーマは「男の条件は筋肉か?」。 (^o^) 男らしさも女らしさも多分に社会的なもの。 勝つためには敵や競争相手がいる。 優しさも、発揮するには相手が必要。 生き物が全くいなくなった地球上では成り立たない。 それを踏まえて脱線する(?)が、漫画家らしさを描くのに筋肉描写は無用、と私は思う。 漫画家志望の私の友人の一人がバイトでトラック運転手をやり、家に帰ってペンを握ると、ハンドルを握りしめて [続きを読む]
  • 怪獣みたいな松茸
  • 昨日、松茸をいただいた。 本場京都からだ。 毎年定期便のようにお送りくださり、有難いことこの上ない。 (感謝申し上げます) しかし。 残念だがこんなに傘が開いてしまっていた。 直径25センチはありそうだ。 (美しい緑色の柑橘はスダチ) 近頃の松茸は「大きいのが正義」なのか。 年々巨大化する傾向がうかがえる。 そりゃ大きいほうが見た目は豪華だ。 これだけのサイズのキノコって、他にはちょっとないだろう [続きを読む]
  • 男の条件 感想の4
  • 冒頭にロダンの「考える人」が登場する。 彫刻の写真ではなく、川崎のぼるタッチの絵だ。 (アシ絵に違いござんせん!) 全身に黒々と、これでもかと描き込まれた筋肉、まるで解剖図のようでお世辞にも綺麗とは言い難い。 この絵に添えられる言葉が、 (すべて引用) 「男の条件とはなにか? これは児童まんが界に 青春をたたきつけ 血みどろの まんが修行をとおして その作品にも 人生にも 男の条件を 追及しぬいた [続きを読む]
  • 漫画家マンガについて(2)
  • 漫画家マンガを定義しなきゃイカンのかな? と、気がつく。 すると。 「大家さんと僕」も「ニューヨークで考え中」もソレっぽい。 エッセイ漫画のたぐいはみんなソレでありそうな気もしてくる。 またこういうのも。 「梶原一騎伝」 著者・斎藤貴男 原作者は断じて漫画家ではない(と私は思う)が、「漫画を書いている」し、漫画の制作現場と制作者の見解が読める点でソレに入れるべきだという考え方もあるだろう。 「大家 [続きを読む]
  • 漫画家マンガについて(1)
  • 漫画家マンガをきわめようなどという野心はないのだが、思い起こせば「絵描きは何を考えているのか」には幼少の頃から関心を持っていた。 忙しかった両親の代わりに祖父母に育てられ、図体ばかりデカイぼーっとした女の子になった私は、幼稚園に行く日が来て、「じゆうがちょう」という物に出会った。 大判の薄い画用紙を綴じたスケッチブックのような物。 これに他の園児たちはパステルで喜んで絵を描いていた。 せんせいに言 [続きを読む]
  • 男の条件 感想の3
  • なぜこんなに笑われるようになってしまったのか。 考えてみると私の周囲ではベルばらも笑われていたし、エースをねらえなんかも凄まじく笑われていた。 「バクマン。」で言われているようにシリアス(真剣)度が高いほど笑われる。 同人誌の時代が来てパロディが制限なく描かれるようになると、「何でも笑っちゃえます」な無差別攻撃、大盤振る舞いの状況になるのだが、それでもやはり糞真面目な物のほうが笑いやすかった。 私 [続きを読む]