本寝坊主 さん プロフィール

  •  
本寝坊主さん: 仏教のアレ
ハンドル名本寝坊主 さん
ブログタイトル仏教のアレ
ブログURLhttps://buddhismare.net/
サイト紹介文仏教にまつわる「アレ」話します。 曹洞宗僧侶。たまにふざけてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供71回 / 42日(平均11.8回/週) - 参加 2018/09/04 11:14

本寝坊主 さんのブログ記事

  • 禅僧の言葉⑧:自も他も無い。
  • この記事は、パブリックドメインとなった『大法輪閣版 澤木興道全集』を元にして読みやすいように再編集したものです。昭和の時代に“最後の禅僧”と呼ばれた高僧の言葉をコメントと共に紹介いたします。前回はこちら禅僧の言葉⑦:真実の満ちる坐禅2018.10.08本寝坊主昔話のはじまりです。こういうお話させたら澤木老師は大変お上手ですね。 落語が法話から始まった、というのにもうなずけます。むかし五武器という武道の達人がお [続きを読む]
  • ざっくりインド哲学−自己論の観点から瞑想まで
  • インド哲学の自己論について、ポイントだけざっくりと見ようと思います。当たり前ですが、仏教はインドで生まれ、日本まで翻訳に翻訳を重ねてたどり着きました。その中では、日本の土壌にない議論や世界観が含まれています。すべてを受け入れることが難しいでしょうが、必要な部分は学んで現代に活かしていくことができます。特に仏教との関連ではインド哲学をみることによって、わかることが多いと思います。*なお哲学の深い内容 [続きを読む]
  • 【レビュー】〈仏教3.0〉を哲学する(藤田 一照, 永井 均, 山下 良道)
  • 僧侶の藤田一照さん、山下良道さんと哲学者の永井均さんが鼎談された本です。藤田一照さんと山下良道さんは『アップデートする仏教』の中で、これまでの仏教とは違う〈仏教3.0〉ということを提唱し、現在もその活動を続けておられます。哲学者の永井均さんは、〈私〉を哲学としてテーマにされ、書籍も多数出版されています。また仏教にも造詣が深く、ご自身なりに仏教を解釈して、ここでは新しい仏教理解の枠組みを提案しています [続きを読む]
  • 禅僧の言葉⑦:真実の満ちる坐禅
  • この記事は、パブリックドメインとなった『大法輪閣版 澤木興道全集』を元にして読みやすいように再編集したものです。昭和の時代に“最後の禅僧”と呼ばれた高僧の言葉をコメントと共に紹介いたします。前回はこちら禅僧の言葉⑥:おれがおれになる2018.09.10これを次韻(ジイン)されたのが道元禅師である。次韻というのは他人の詩の韻をふんで、べつに詩を作ることである。「師曰く大仏その韻を拝読せん――」大仏というのは禅 [続きを読む]
  • 『マーシフルガール』:AIが悟りをひらいたら…
  • AIが悟りをひらいたら…おそらくビジュアルノベルゲームとしては初の設定として作られたであろうスマホゲーム『マーシフルガール』のご紹介です。道宣遊心さん、今日ずっとスマホいじってましたね?遊心あ、はい。これやってました。道宣何ですか…?これ?萌えゲーム?遊心いえ、九月に公表されたビジュアルノベルゲームです。 このAIの見た目こそ萌え絵ですが、シナリオはかなり本格的でしたよ。道宣はぁ。 どんなシナリオなん [続きを読む]
  • 【レビュー】空の思想史(立川武蔵):徹底否定からの大肯定
  • 仏教、とくに大乗仏教を学んでいるとかならず出会う「空」というキーワード。その意味は歴史を通して一貫したものではなく、時代や地域によって意味やニュアンスが異なったものとして扱われてきました。本書は「空」という言葉の変遷を仏教史に沿って分析しています。分かったようで分からなかった「空」が比較の中で浮き彫りになる思想史です。 空の思想史 今回は立川武蔵さんの『空の思想史 原始仏教から日本近代へ』についての [続きを読む]
  • 哲学と仏教の相性:仏教って哲学的なの?
  • 仏教は哲学的なのでしょうか。実際に仏教に関心のある哲学者はどう思っているのでしょうかそしてこれからの仏教はどのようなアップデートを図ればいいのでしょうか。 哲学と仏教の相性 「仏教って宗教よりむしろ哲学ですよね」 と他分野の方々から聞かれることがよくあります。 個人的には宗教であるといってもいいと思うのですが、おそらく「宗教」という言葉に含まれるマイナスイメージがそう言わせているのでしょう。 確かに仏 [続きを読む]
  • 感じて、ゆるす仏教 (藤田一照 魚川祐司):当代一の禅問答
  • 日本人として「仏教」を 代表するにふさわしい お二人の対談です。仏教の内容が大変奥深く語られていることも もちろんですが、注目すべきは、内容を伝える方法としての “語り方”を話し合うことで、その内容がより明晰かつ豊潤なものになっている点です。そのため、タイトルのイメージ通りの平易な本ではなく、仏教指導者にこそ読んでほしい一冊です。 著者について私事で恐縮ですが、魚川祐司さんといえば、著書の 「仏教思想 [続きを読む]
  • 教えて!仏教の「アレ」②:因果応報ってなに?
  • よく耳にする言葉、「因果応報」についてご質問いただきました。本来的な意味合いとは何なのか、簡単にお話ししました。参考になる本も、記事の終わりにご紹介します。 道宣「因果応報」についてのご質問です。いずれ「因縁」と「輪廻」についての記事をしっかり書きたいと思ってはいたのですがまだ書いてませんね…遊心大変重要な部分ですからね。いずれ書きましょう。道宣今回は「因果応報」について、一般に広まっている理 [続きを読む]
  • 教えて!仏教の「アレ」①:“師走”は本当に忙しい?
  • 新企画【教えて!仏教の「アレ」】第一弾です。仏教のアレに寄せられたご質問に対して、編集部の二人がお答えする企画です。はじめのご質問は「師走」について。一般に“お坊さんが走り回るほど忙しい”という意味とされていますが実際のお坊さんはお寺でどのように過ごしているのでしょうか? 道宣師走についてのご質問をいただきました!遊心ご質問いただけるようになって嬉しいです^^道宣しっかり答えたいですね!と、言いたい [続きを読む]
  • 「我」の問題:世界の独在論的存在構造(永井均)の付論について
  • 哲学者、永井均さんの『世界の独在論的存在構造:哲学探究2』についての感想です。感想といっても、内容そのものではなくて、本の最後にある付論についてです。この付論は、仏教やインド思想の無我・真我説を著者のの哲学をベースにして論じています。永井均さんは近年、仏教にも関心があるらしく、本の中で触れるだけでなく現役の僧侶の方々とも対談をされて、書籍も出されています。付論の中では、無我説の無意味さを語り、その [続きを読む]
  • 仏教を逆輸入する⑨:無茶苦茶な人生、どうしたらいいの?2/2
  • この記事について「仏教を逆輸入する」は海外で有名な仏教サイトから許可を得て優れた記事を日本語に要約してご紹介する企画です。日本文化としての仏教に慣れ親しんだ日本人にとって時には新鮮な発見もあるかもしれません。本寝坊主「迷いを受け入れ、本当の自由を手にする」って日本人が言ったらちょっとキモいですが、きっと英語ではもうちょっとスマートなニュアンスですかね?和訳が悪いという可能性も。悪しからず……。元 [続きを読む]
  • 仏教を逆輸入する⑨:無茶苦茶な人生、どうしたらいいの?1/2
  • この記事について「仏教を逆輸入する」は海外で有名な仏教サイトから許可を得て優れた記事を日本語に要約してご紹介する企画です。日本文化としての仏教に慣れ親しんだ日本人にとって時には新鮮な発見もあるかもしれません。本寝坊主禅の修行を経験した筆者が指導者にむけた問いを語った記事です。実践者には大変参考になる記事だと思います。二回に分けて更新します。元記事はこちら(英語サイトです)Lion’s Roar 「What Shou [続きを読む]
  • 体験したい?―「仏教」への欲望
  • 前回、アメリカ仏教界のドラッグ事情を見てきました。ドラッグと日本は関係がないと思う人もいるかもしれないが、ドラッグ使用を決断した問題意識は他人事ではないかもしれません。前回はこちら(↓↓)仏教とドラッグまとめ−アメリカ仏教事情2018.09.11 仏教理解の差異 前回、アメリカでのドラッグ使用の大元の問題は「どのレベルの体験として仏教を理解するかどうか」であるとしました。 これはどのような仏教なら満足できるか、 [続きを読む]
  • 禅語録を超訳する!⑤:百丈野狐(ひゃくじょうやこ)
  • 前回はこちら!禅語録を超訳する!④:百丈野鴨子(ひゃくじょうやおうす)2018.09.02 百丈野狐ヒャクジョウ和尚が説法するといつも一人の老人が修行僧に混じって話を聞いていました。 修行僧が帰るときには老人も一緒に帰ります。 ある日、老人は一人残っていたのでヒャクジョウ和尚は聞きました。 「そこにいるのはいったい誰だ」 「はい、私は人間ではありません。 ブッダもおられなかったずっと昔に、この山に住んでおりまし [続きを読む]
  • 仏教文化ってなに?④:エンタメ化する仏教
  • 日米仏教文化を比べてこれからの日本でマインドフルネスが流行るのは間違いないとして現代日本独自の形で再び仏教が注目される時はあるのでしょうか。かなり自分勝手にお話をしましたがお坊さんとしての一つの意見として読んでください。現場からは以上です。苦しみに寄り添いたいお坊さん多すぎ問題道宣仏教文化について、今回が最終回です 遊心前回までで、日米の仏教文化を見てきましたが日本仏教の行くすえについて日本仏教の [続きを読む]
  • 仏教を逆輸入する⑧:仏教とドラッグ4/4
  • この記事について「仏教を逆輸入する」は海外で有名な仏教サイトから許可を得て優れた記事を日本語に要約してご紹介する企画です。日本文化としての仏教に慣れ親しんだ日本人にとって時には新鮮な発見もあるかもしれません。本寝坊主前回はアメリカ仏教界で、ドラッグ肯定派ではなく、警告を促している側を見てみました。仏教を逆輸入する⑧:仏教とドラッグ 3/42018.09.10 要点を掴みたいかたはまとめをどうぞ。わかりやすくなっ [続きを読む]
  • 仏教とドラッグまとめ−アメリカ仏教事情
  • ドラッグは日本ではダメ!ゼッタイ! 仏教とドラッグという関係。アメリカでは仏教が受け入れられた1960年代から今日まで続いています。彼らはドラッグと仏教ををどのように捉えているのか。なぜ仏教の実践にドラッグを取り入れようとしたのか。そして今後どのような展開になるのか。このあたりを見ていきたいと思います。「仏教を逆輸入する」で取り上げたもののまとめ的なものです補足「仏教を逆輸入する」はテーマとなった海外 [続きを読む]
  • 禅僧の言葉⑥:おれがおれになる
  • この記事は、パブリックドメインとなった『大法輪閣版 澤木興道全集』を元にして読みやすいように再編集したものです。昭和の時代に“最後の禅僧”と呼ばれた高僧の言葉をコメントと共に紹介いたします。前回はこちら禅僧の言葉⑤:そのままにしておく2018.09.09「心心絶待仏仏現前」心心絶待ということは、自分自己を発揮することである。何が運が悪いと言っても、何が可哀想と言っても、何が憐れむべきものと言っても、自己を冒 [続きを読む]
  • 【ブックレビュー】「死では終わらない物語について書こうと思う」
  • 浄土真宗の僧侶であり、宗教学者でもある釈徹宗さんの著作です。釈徹宗さんは「NHK100分で名著」にご出演なさっているように、宗教や文化のわかりやすい解説で有名ですが、ご本人の著作でも、宗教や仏教についてのわかりやすい説明と本質的な問題を扱っています。「死では終わらない物語について書こうと思う」では、浄土真宗の日本における発展を踏まえ、現代日本人が「情報」を偏重する一方で、徐々に失ってきた「物語」をキーワ [続きを読む]
  • 仏教を逆輸入する⑧:仏教とドラッグ 3/4
  • この記事について「仏教を逆輸入する」は海外で有名な仏教サイトから許可を得て優れた記事を日本語に要約してご紹介する企画です。日本文化としての仏教に慣れ親しんだ日本人にとって時には新鮮な発見もあるかもしれません。本寝坊主前回はアメリカ仏教界で、ドラッグの使用と仏教の実践がどんな形で結びついているのか、具体例を見ました。仏教を逆輸入する⑧:仏教とドラッグ 2/42018.09.09 今回はドラッグ肯定派ではなく、警告 [続きを読む]
  • 禅僧の言葉⑤:そのままにしておく
  • この記事は、パブリックドメインとなった『大法輪閣版 澤木興道全集』を元にして読みやすいように再編集したものです。昭和の時代に“最後の禅僧”と呼ばれた高僧の言葉をコメントと共に紹介いたします。前回はこちら禅僧の言葉④:動物なみの人間2018.09.08元旦に人事行礼といって、おめでとうと言う挨拶をする。方丈(住職)を前において香を焚いて「此日改歳(カイサイ)の令辰(レイシン)謹んで嘉悰(カソウ)の儀を伸ぶ、 [続きを読む]
  • 仏教を逆輸入する⑧:仏教とドラッグ 2/4
  • この記事について「仏教を逆輸入する」は海外で有名な仏教サイトから許可を得て優れた記事を日本語に要約してご紹介する企画です。日本文化としての仏教に慣れ親しんだ日本人にとって時には新鮮な発見もあるかもしれません。本寝坊主前回はアメリカでドラッグがどのように根付いているのかをみました。仏教を逆輸入する⑧:仏教とドラッグ 1/42018.09.08 今回は実際にアメリカ仏教界で、ドラッグの使用と仏教の実践がどんな形で結 [続きを読む]