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茨城県
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松江市
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2018/09/11

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  • 家族との関り〜私の場合

    家族の中で一緒に居る時間が最も長かったのが、この私でした。ご飯や散歩の世話を誰よりもした一方、叱られるのもダントツで多かった私。それでもクッキーは家の中で、私の行く先々について回っていました。急な階段の上り下りも得意で、1日に何度も激しい足音を立てて1階と2階を行ったり来たり。すぐ下りると分かっていて2階に行く時などは無駄に体力使わせるのも可愛そうで、「ステイ!ステイ!!来なくていいよ」と言うのだけど、それでも来ちゃったり。 晩年、足が弱ってからはクッションに座ってじっとしている事が多かったけど、ある時友人がこんな事を言っていました。クッキーはあなたの動きをじっと目で追ってるよ、と。わが家はリ…

  • 家族との関わり

    我が家は一般的な家庭と比べると、家族揃って過ごす時間が格段に少ない家でした。夫が単身赴任や出張でしょっちゅう居なくなったし、子供は寮生活、夫婦は海外という時期もあり、クッキーは可憐ちゃんのお家でお世話になっていました。 それでもクッキーは私達3人を家族と認識して、各人と少しずつ異なる関わりを持ってくれていたと思います。夫は一番一緒にいる時間が少なかったけど、家長として一目置いていたし、幼い頃からずっと一緒に寝ていた息子は一番立場の近い仲間として、特別な存在だったようです。 最後の約6年間、息子は進学のため東京で暮らしていたのですが、たまに帰って来ると必ず一緒に寝ていました。迎えた時大喜びするの…

  • 敷き物大好き

    敷き物大好きなクッキー。固い床に直接座るより、柔らかい方がよいのは人間も他の動物も一緒ですよね。夏だけは玄関のテラコッタ床に直接寝そべっていたけど、それ以外はクッキー用のクッションが1階と2階にそれぞれ置いてあって、いつもそこに居ました。 従姉妹犬・可憐ちゃんのお家に預かってもらう時も持参で。可憐ちゃんはこんな立派なクッションを持っています。 ペット用ではないけど、ニトリで買ってきた人間用のもすぐお気に入りに。 「よく自分のものだってわかるね」と母が不思議がっていたけど、クッキーは、気に入ったら全部自分のものにしてしまうのだ。笑 これ、敷き物じゃないんだけど・・・。 いつの間にかこんなことに・…

  • 2019年の誕生日

    昨日、1月27日はクッキーの誕生日でした。お祝いしよっ!と言うと、「命日の方が大事じゃ・・?」と戸惑う家人。 この世に居ないし歳も取らないから、お祝いじゃないでしょ、というのが一般的かもしれません。でも、誕生日って〇歳になったのを祝うだけなく、〇年前のその日に生まれた事を祝うとも考えられますよね。それなら死後、誕生日を祝うのもありではないでしょうか。そもそも生まれなければ命日だってないし。 という訳で、出かけたついでに池袋のデパ地下でケーキを買ってきました。デパートのケーキと言えば、つくばでは超貴重品。何しろ今のつくばにはデパ地下がないのですよ(涙)帰宅して夕飯の後、クッキーちゃん、おめでとう…

  • メリークリスマス

    我が家では毎年、11月下旬から年末までの間に一度、ターキーを焼く習慣があります。海外で覚えたターキーの味を家族皆が気に入り、日本でも食べたい!ということで習慣になりました。6~7㎏の丸焼きは家族だけでは食べきれないので、親しい友人も呼んで手伝ってもらいます。 11月だったらサンクスギビング、12月ならクリスマスか忘年会と、その年の日程により大義名分が変わりますが、異国の習慣や宗教に対する思い入れは全くなく、本質はひたすら「ターキーを食べる会」。 2017年は11月末だったので、サンクスギビングパーティ―でした。 ターキーの調理は数日前の買い出しから始まります。買ってきても冷蔵庫に入らない大きさ…

  • 悪さ高じて病院に・・・

    2016年。この頃はクッキーの悪さがエスカレートして、扉を開けたり棚のかごを引き出して、中の物をぶちまけるようになっていました。キッチンに入れないようにゲートでもつければ良かったけど、自分の出入りが面倒臭くなるのでしていませんでした。それに、普段から悪さされないようにものすごく気をつけているのだけど、奴はちょっとの隙を突いてくるのです。 食べ物じゃないけどとりあえず出してみる その日は長時間の外出で、夕方帰宅しました。キッチンは異常なし。長い時間お利口にしてたねーと褒めて隣の洗濯室に行くと・・・異変が。 この扉の向こうが洗濯室 床に、かつおだしパックの外袋(アルミコーティング)が転がっていまし…

  • 悪さ

    晩年は足腰が弱ってあまり歩かなくなったクッキーですが、歩けていた頃は、出かける支度をしていると敏感に察知し、心配そうに付いて回っていました。 「お留守番だよ、いい子で待っててね。」 と言って出かけた後の様子を隠しカメラで撮ってみたいと、何度思った事か。しおらしそうな見送りも束の間、カチャっと鍵をかけて出て行った瞬間に豹変していたと思われます。 よくされた悪さベスト3。 ・ゴミ箱漁り(お菓子の包みやティッシュをぺろぺろ) ・盗み食い(自分のフードだったり人間のだったり) ・キッチンカウンターのアタック(ジャンプして上の物を取る) ポリ袋に食べ物が入っている事が多い事を学習したようで、ポリ袋とみれ…

  • 留守番中のこと

    約束を守り、よく言うことを聞くクッキー。 うちではソファに上がることは禁止しているから クッキーは絶対上がらない、、、 なんて思っていたのも束の間、 留守番中には好き放題やっていたことが発覚します。 ある時、忘れ物を取りに帰ると ソファに堂々と寝そべり、寛ぐクッキーの姿が。。。 こらー!何やってんの!! と叱っても、 目はあさっての方を向いて知らんぷり。 家族が居る時には絶対上がらないのに 行動に表裏があったとは。 他にも留守番中によくする、定番の悪さがいくつかありました。 またご紹介しますね。 ご訪問ありがとうございました。いいね!のクリック頂くと嬉しいです。↓にほんブログ村色んなわんちゃん…

  • 引っ越してきました

    ブログを引っ越しし、これからはこちらのブログに 記事を書いていくことになりました。 ブックマークに登録して下さっている方は お手数ですが登録の変更を よろしくお願い致します。 ご訪問ありがとうございました。 いいね!のクリック頂くと嬉しいです。↓にほんブログ村色んなわんちゃんのブログ一覧に飛びます

  • エリザベスカラーを手作り

    予防接種以外の体調不良で動物病院のお世話になることはよくありました。てんかんの発作をたまに起こしていたしヘルニアだった時期もありました。晩年はお腹が空くとすぐ吐くのでずっと薬を飲んでいたし爪を切り過ぎて流血沙汰になった事も。ある朝、まるで招きネコのように片手を耳のあたりに挙げたまま降ろさないので病院に連れて行ったところ、先生も不思議そうに診てくださり…ほどなく首輪の金具に爪が引っかかっていただけと判明し、皆で大笑いしました。この写真は、いつどんな状態の時だったか忘れてしまったのですが何かの理由でエリザベスカラーが必要になったことがありました。病院のレンタルのは、丁度クッキーのサイズが出払ってい…

  • ごほうび

    外出から帰ってドアを開けると尻尾を振って嬉しそうに出迎えてくれるクッキー。くるくる回りながら飛び跳ねて、私が靴を脱いで上がると変な体勢で歩き始めるー身体をUの字(上下逆の)に曲げて、顔とお尻を同時に私の方に向けながら、歓びに打ち震えた様子で前進していくのです。向かう先はおやつの入れ物の前。笑まるで何年も会っていなかったかのような感動の再会は、カロリーコントロールのためおやつを辞める時まで、毎日定番の儀式でした。「お留守番」と「ごほうび」が結びついてすっかり定着したと私は思っていたのですが・・・何年も経ったある時、クッキーと私達の間に見解の相違があったことが発覚。その日は私一人が外出し、クッキー…

  • 言葉の理解と誤解

    クッキーと暮らして、犬が思いのほか人間の言葉を理解できる事に驚きました。「散歩」「ご飯」「お留守番」「ごほうび」など、自分の生活に関係のある言葉には特に敏感です。クッキーに話しかけてはいないのに、家族との何気ない会話で「後で散歩の時・・・」なんて口走っただけでもう、尻尾をぷりぷり振って跳ね回っていました。散歩に行かないのに喜ばせてがっかりさせるのはかわいそうだ、と息子が言うので行かない時は「クッキーのあれ」と、隠語を使っていたほどです。散歩という言葉に敏感過ぎてこんな勘違いしたことも。私「ドリル何ページやったの?」息子「3!」なぜか「ページ」を省略した、当時小学生の息子。すぐさまクッキーが喜ん…

  • クッキーの戒名を考えた(超駄)

    今朝、掃除しながらふと思いました。クッキーが戒名を授かるとしたらどんな風になるんだろう…色々な戒名を見ると、生前の職業や好きだったことが伺えたり俗名の一文字がみられたりと故人の一生を凝縮したもののように思えます。そう思うと急に、クッキーに戒名をつけてあげたくなりました。クッキーの生まれたホンジュラスはカトリックの国だけど、、、16年7か月のうち15年は日本で暮らしたんだからいいよね。因みに私自身も熱心な仏教徒では全くないのですが…お釈迦様、お許しを(^^;「ペット・戒名」で検索すると、ペットの戒名を一緒につけましょうなんてサイトもたくさん出てきます。また近頃は自分の戒名を生前、決めておく人も居…

  • ファッションショーの苦い想い出

    地域のショッピングモールで犬のファッションショーのモデル犬を募集していました。お洋服と言えばクッキーの得意技。迷うことなく申込み、採用して頂きました。ショーで着た服はお土産に頂けるとのことだったのでクッキーの衣裳ががまた増える‥と楽しみにしていました。当日はゴールデンウィークの真っ最中。友達や親戚がたくさん応援に来てくれることになり、私もすごく張り切っていました。ところが…当日渡されたクッキーの衣装はクッキーに全然似合わないタイプのお洋服。洋服というより帽子とスカーフ、そしてなんとサングラスでした。渡された瞬間、思った事。えっ、これ・・・・着けなきゃいけないの!?赤いペイズリー柄のウェスタンハ…

  • ハンバーガーに泣かされた話

    クッキーと暮らした16年余りの間、犬は言葉が話せないけどこちらが思っている以上に状況を理解しているのでは…と思わせられる出来事がたくさんありました。このハンバーガーの話もその一つで、写真は撮っていなかったのですが深く心に残っている出来事です。2004年にホンジュラスから帰国した後も二度、海外赴任がありました。その間、息子は学校の寮に、クッキーはS家でお世話になっていました。年に一度、息子が寮から帰ってくる夏休みの間だけ私は一時帰国し、息子とクッキーと家で過ごすという生活をしていたのです。ある年の夏の終わり。息子を寮に送り出し、私は明日日本を発つため忙しく準備をしていました。大きなスーツケースを…

  • クッキーの不吉アイテム

    前の投稿で、ハンバーガーのおもちゃに泣かされた話の予告をしましたがその前に書いておくべきことがありました。まずその話から。。。帰国後しばらくして私達は普段しまっている「ある物」を出すとクッキーが急に耳を下げることに気が付きました。耳を下げるーつまり、しょんぼり悲しそうな顔をするのです。その「ある物」とは、スーツケースです!海外駐在中の家族は一般的に、一時帰国や何かで2週間くらい家を空けることがあります。我が家もご多聞に漏れずでした。そんな時は、犬を飼っている駐在家庭同士で助け合い、犬を預け合っていました。良く知っているご家庭で可愛がってもらい、友達犬も居て遊べる・・・でもやっぱり家族が居ないの…

  • 大好きだったハンバーガーのおもちゃ

    写真の日付は2004年4月20日。クッキー2歳のバースデーパーティーに来てくれたヨークシャーテリアのはなちゃんの確かお誕生日だったと思います。はなちゃんのお母さんがお手製のバースデーケーキをクッキーにもお裾分けしてくれました。マッシュポテトやお野菜で作った可愛いケーキです。その時、一緒に頂いたのが横に並んでいるハンバーガーのおもちゃ。柔らかいビニール製で、押すとプープー音が鳴りました。大きさがクッキーに丁度ピッタリで咥えて走るとまるで盗み食いしたような臨場感。クッキーも一目で気に入り、かぶりつく姿が面白くて可愛くて、家族もみんな気に入りました。ハンバーガーでキャッチボールしたり隠したハンバーガ…

  • 2歳のバースデーパーティー

    日本に来て初めての冬。ホンジュラスは冬でも半袖で過ごせる気候なので、クッキーは初めて冬の寒さを体験することになります。初めて雪を見た時は興奮して何やら喋っているような抑揚の音声を発していました。 外に出るのを嫌がったりはしないけど、冬の室内では暖かい羽毛布団の上や床暖房の上を好んでいました。冬の寒さも一番厳しくなる頃、1月27日はクッキー2歳の誕生日。寒いけど、近くの大きな公園でバースデーパーティーを開きました。当時良く作っていた骨型の犬用ケーキです。調味料なしのミートローフに泡立てた生クリームを塗ってローソク2本と「クッキーおたんじょうびおめでとう」の文字も入れています。集まってくれたのは子…

  • 可憐

    帰国後の住まいは夫の姉一家であるS家を頼って同じ町内の目と鼻の先に決めました。S家の子供達は息子と歳が近く、生まれた時から仲良くしてもらい何かとお世話になっているファミリーです。そのS家にも仔犬がやってきました♪可憐ちゃんです。クッキーの2歳年下で、今も元気に頑張っています。この写真は来たばかりの頃で、あどけなく可愛い。クッキーには何か、大人の余裕を感じます。子供達同士が従兄弟になるので、犬同士も従姉妹犬と説明していました。おとなしく、控えめな日本犬の可憐と奔放でアグレッシブなホンジュラス犬クッキー。性格は正反対だけど、仲良しでした。ご訪問ありがとうございました。いいね!のクリック頂くと嬉しい…

  • ケージ

    最初はケージに入ろうとしなかったクッキー。でも、犬は本来、暗くて狭い場所が好きらしく、一旦入ったらすぐに居場所として定着しました。初めてケージに入った時の話→帰国準備留守番中はケージに入れていなかったので帰宅すると必ず、尻尾を振って玄関まで迎えに来るのですがたまに姿の見えないことがありました。それは留守中に何か悪さをした時で、怒られるのを見越して2階のケージに隠れ、ぶるぶる震えているのです。悪さというのは、盗み食いかゴミ箱ぶちまけのどちらか。そんな震えるくらいだったらやらなきゃいいのに・・。年取ってからは肝が据わり、悪さしてもしゃあしゃあと出迎えていましたが。子供の友達が来てくれた時はいつも、…

  • ピアノ

    クッキーが歌を歌うのは生演奏のピアノが聞こえた時だけ。曲は何でもよく、上手下手も関係なく、例えピアニストの素晴らしい演奏を大音量で流しても、CDには全く反応しないのです。ある日、思い立ってピアノを弾かせてみました。。ピアノの椅子に誘導するとすんなり飛び乗り、鍵盤に前足を乗せて音が出たところですかさずご褒美。これを繰り返すうち、すぐにマスターしました。そのうちお客様がみえると自主的に「演奏」するようになりました。お客様は拍手喝采で大盛り上がり。でも時間が経って誰もクッキーに注目していないと知るとまた弾いて、存在をアピールするのでした。教えたわけでもないのにクッキーはお腹が空くと食器を叩いてご飯を…

  • 歌う犬

    係留期間が無事終わり、やっと家族一緒の生活が始まりました。日本に来てクッキーの身に起こった変化といえば、被毛が長く伸びたこと。ホンジュラスに居た時はつるつるの短毛だったのがいつの間にか、ちょっとカールした金髪のロングヘア―みたいになっていました。クッキーを譲ってくれたホンジュラスの友人、オルガエレナに写真を送ったら「毛が伸びてきれい!他のきょうだいと違う」と驚いていました。日本で寒い冬を過ごしたせいかもしれません。それからもう一つ、クッキーが歌を歌い始めました。私や子供達がピアノを弾くと首を高く上げ、姿勢を正して♪アゥーーーアウアゥ~~~♪ と、高音のロングトーンでなんとも気持ちよさそうに歌う…

  • 飛行機で、隣が犬だった話

    国際線で一度だけ隣の乗客が犬、という状況に出くわしたことがあります。その時私は一人で一時帰国を終え、赴任先に戻る途中、アメリカのダラスーマイアミ間のフライトでした。客室に乗ってもいい犬はケージを足下に置ける小型犬か、盲導犬などの使役犬と決まっています。小型犬と乗り合わせたことは何度かあり、姿は見えないけど犬の鳴き声が聞こえるのであ、わんちゃんが居るんだと気づくのですが、、、隣の席に座った犬はこんなに存在感がありました。聞けばこの立派なシェパードはなんと麻薬捜査犬で、プエルトリコの空港に働きに行くんだとか。お付きの方、この時のお召し物は私服ですがアメリカ合衆国国土安全保障省、つまり空港で警察官み…

  • 面会

    長旅の果てに成田空港で再会したのも束の間、検疫のため、2週間係留されるクッキー。数日後、クッキーの様子を記したレポートが送られてきました。それによると元気にしているようでしたが、同封された写真を見てそのやつれ様にびっくり‥・。悲痛な表情に胸が痛みました。狭いケージに閉じ込められ、飛行機という暗くてうるさくて揺れる環境に置かれ、やっと飼い主が来たと思ったらまた知らない所に連れて行かれ。捨てられたと思っているかもしれない・・・新生活立ち上げの合い間を塗って息子と面会に行きました。食べ物を差し入れて良いとのことだったのでクッキーの気に入りそうな日本の味、「ちくわ」を持って(笑)私達の姿を見つけたクッ…

  • 日本への入国・・・試練その2

    予定時刻を8時間遅れてロスアンゼルスを出発したクッキーと私達。ホンジュラス生まれのクッキーが日本へ入国するために必要な事が もう一つありました。長い飛行時間を利用するつもりで最後までとっておいたその作業とは、スペイン語で書かれた証明書の和訳です。検疫所の指示によると翻訳は専門家や公的機関によるものでなくてもよいとのことだったので、自分で辞書を引きながらお役所っぽい日本語を並べて作成。やがて飛行機は12時間のフライトを終え、成田空港に着陸。手荷物受取所にクッキーの入ったケージが運ばれて来た時は息子と手を取り合って歓び、元気な姿を見た瞬間、頭上に渦巻いていた不安の雲がサーッと晴れていきました。でも…

  • 太平洋の横断…試練その1

    アメリカの獣医さんからも無事健康証明をもらい、日本入国に必要な書類が全部揃ったところで2003年8月3日、いよいよロスアンゼルスから成田に向けて出発。飛行時間は約12時間。待ち時間を入れると約14時間、クッキーはケージから出ることが出来ません。夏は動物の輸送を一時的に受け入れていない航空会社もあるくらいで、待ち時間と飛行中の環境の変化に適切に対応してくれるのか、、など不安要素はいくらでもあります。でも、もう後戻りはできない。ホンジュラスを発った時と同じようにごはんやトイレを済ませ、鎮静剤を飲ませてクッキーを預けました。成田まで元気で到着してくれることを祈るしかありません。注:我々の利用した航空…

  • アメリカでの3日間

    ホンジュラスから日本への直行便はなく、アメリカのどこかで乗り継がなくてはなりません。私達はロスアンゼルに立ち寄りました。当時の日本は犬が経由地に一瞬でも入国したらその国の獣医師からも健康証明書を取らないと入国できなかったので、ロスでも動物病院に行きました。幸か不幸か到着したのが金曜日の夜だったので週明け病院へ行くため、3泊することに。土日は何にもすることがないから子供とクッキーと観光する他ありません。15年も前の事なので、どこで何したとは詳しくは覚えていないけど犬連れだったために入れなかった場所はビーチの砂浜とフードコートだけ。アメリカでは犬があまりにも人間に近い待遇を受けているのが印象的でし…

  • クッキー飛行機に乗る

    2003年8月、いよいよホンジュラスを離れる時がやってきました。夫は次の任地での仕事が始まっていたため私一人で子供と犬を連れ大きなトランク4つとケージを持っての帰国です。クッキークラスの中型犬(当時14㎏)が飛行機に乗る時、人間と一緒に客席に乗ることはできません。でも貨物と一緒というわけではなく与圧室といって、気温と気圧が調整されている部屋にケージごと入れられます。ジェット機の大きな音や揺れに恐怖を感じ無くて済むよう、動物病院で鎮静剤をもらって飲ませました。それでも、色々調べていたら与圧室の調整が上手くいかなかった事故もあるなどと書かれていて、心配でたまりませんでした。搭乗手続きをして、荷物と…

  • 帰国準備

    クッキーが来て1年ほどして日本へ帰国することが決まりました。もちろんクッキーも一緒です。そのためには色々と準備をしなくてはなりません。必ず要るからとかなり早い段階で用意していたのがケージでした。それまで、多少の制限はあったけど人間と同じように自由に家の中で過ごし息子のベッドで寝ていたクッキー。ケージを買ってきて中へ誘導したもののなかなか入ろうとしません。そこで息子が入って見せたら真似してすんなり入りました^^その他にもやることは一杯。私達が日本を出た時は社宅に住んでいましたが犬を連れては戻れないので犬と一緒に暮らせる家を探す事。航空会社にクッキーの搭乗予約を入れること。日本に犬を入国させる際に…

  • ホンジュラスの民族衣装

    9月15日はホンジュラスの独立記念日。子供たちは民族衣装を着て登校します。男子は襟と袖口に地味な刺繍が入ったスタンドカラーのシャツ、女子はふりっふりワンピース。校庭や時には教室にも…犬が自由に出入りしていたホンジュラス民族衣装は各サイズ、あらゆるお土産屋さんで売っています。格安です。クッキーには、一番小さい子供用のワンピースがぴったりでした。片づけしていたら、探していたこの写真も出てきました。本物のCobra(国家警察特殊部隊)隊員と撮った記念写真♪ご訪問ありがとうございました。いいね!のクリック頂くと嬉しいです。↓にほんブログ村色んなわんちゃんのブログ一覧に飛びます

  • 1歳のバースデーパーティー

    2003年1月27日はクッキー1歳の誕生日。ホンジュラスでは子供だけでなく、大人も誕生日を盛大に祝う習慣があります。学校の規則には「パーティーの招待状を学校で配る場合、クラス全員が招待されなくてはならない」という項目があったほど。年間約40人に招待されるわけで、パーティーはたいてい週末に開催されるので子供は毎週のように誰かのパーティーに行っていました。他に娯楽がないとも言えますが。。。そんな訳でクッキーのバースデーパーティーを開こうと思いついたのも自然な流れでした。記録によると招待したのは4頭の犬と飼い主さん。クッキーの彼氏であるラッキーとニコル、チリとKちゃん、モモちゃんとヒロ君、ジージーと…

  • かぶり物の謎

    クッキーは窓辺に居るのが大好き。カーテンをかき分け掃き出し窓のガラスに鼻を押し付けてよく外を眺めていました。何かの拍子にひょいと頭を上げるとよくこんなことになっていて。マザーテレサ? 一度や二度ではなく、気が付くとあ、またやってる、という具合に日常茶飯事でした。ツタンカーメン??被り加減がまた、深すぎも浅すぎもせず左右均等でいい感じ。まるでみんなに見てもらいたいかのように澄ましてじ~っとしているクッキーでした。この行動は一体、何を意味するのか・・・謎です。こんなことするワンちゃん、他にいるのかな。ご訪問ありがとうございました。いいね!のクリック頂くと嬉しいです。↓にほんブログ村色んなわんちゃん…

  • クッキーの恋♡

    生涯独身を貫いたクッキーにもロマンスのお相手と思しき存在がありました。出会いは、近所をお散歩していた時の事。ある家の前で突然、リードが切れて困っているところどうしたの?と、声をかけられました。声の主は、丁度帰宅したその家の住人。ニコルというアメリカ人女性でした。リードがどうなったのかは忘れてしまったけどとにかく私はその場でニコルと意気投合し、犬を連れて家を行き来しあう仲になったのです。彼女の家にはラッキーというハンサムな大型犬が居ました。よくしつけられた賢そうな犬でこんなワンちゃんがクッキーのお婿さんになってくれたら♪って思ったものです。クッキーの子犬を見るのは、すでに叶わない夢でしたが。犬同…

  • ホンジュラスの大地を自由に駆け回る

    私に犬との暮らし方を指南してくれたKちゃん。Kちゃん夫婦はホンジュラスに広大な山林を持っていて時折、敷地内の農場に私達を招待してくれました。キッチンのある母屋と寝泊まりする小屋がいくつかあり、夜は満天の星とランプの灯りで過ごします。私達は日本でアウトドアが好きだったので農場の週末は何よりの楽しみでした。Kちゃんの犬はヤンとチリ。ヤンは、犬種は忘れちゃったけど黒くてカッコイイ大型犬。チリはバセットハウンドです。仲良しなチリとクッキーチリがうちに泊まりに来た時の写真ですチリとクッキーは歳も近く対等で、よくじゃれ合ったりしていたけど年上で雄のヤンは別格で、つかず離れずという関係でした。農場に着くと犬…

  • 甘えん坊

    しゃがんで何か作業をしていると必ずすり寄ってくるクッキー。こっちの事情にお構いなく、例えば棚の整理をしていると私と棚の間に割り込んで作業している手の下に自分の頭をぐいぐい入れてきます。これは「撫でて撫でて」のサイン。クッキーは撫でてもらうのが大好きなのです。撫でて「もらう」のを一方的に待つのではなく、自分から撫で「させに行く」のです。思いっ切り「よしよし」するとその時は満足そうにしているけどしばらくするとまた割り込んできて、頭をぐいぐい。晩年はあまりしなくなったけど子犬の頃から長い間、よくしていた行動です。やりたい事や欲しい物に猪突猛進するクッキー。帰国後、日本の住宅で暮らすようになってからは…

  • お洋服③【取材】

    ホンジュラス社会は犬に対して寛容で、大抵の所には犬を連れて行けました。ある日曜日、農業見本市に行ったときのこと。洋服を着た犬の姿が目を引いたのでしょう、偶然居合わせた記者に声をかけられ、取材を受けました。掲載されたのは2003年2月13日。ホンジュラス主要紙の一つであるEl Tiempo紙のMascotamania (ペットマニアの意)というコーナーです。見出しは「お洒落な服着た可愛いわんこ」とでも訳しましょうか。この日のクッキーの装いは、ギンガムチェックのブラウスとデニムのスカート。本文には私達のプロフィールとクッキーが持っている服の種類、食事やシャンプーの頻度、夜は息子のベッドで寝ているこ…

  • お洋服②ハロウィン

    ホンジュラスで息子が通っていた学校ではハロウィンの日、仮装して登校します。その日は授業がなく、中高生の校舎にトリック・オア・トリートしに行ったりお化け屋敷で遊んだりするのです。先生はもちろん、仮装して送迎する親も居ました。私とクッキーも仮装。息子は私の母が日本から送ってくれた手作りの忍者服を。クッキーは、私が作ったCobra(ホンジュラス国家警察特殊部隊)のユニフォームを着用。私のTシャツはクッキーのを作った残り布で作ったような…誰かに作ってもらったような。あやふやな記憶です。ちなみに特殊部隊と言っても治安の悪いホンジュラスのこと、特殊な存在では全くなく、グレーの迷彩服はいつでもどこでも見かけ…

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ホンジュラスから来たコッカースパニエル・クッキーと家族の記録
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