くづ さん プロフィール

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くづさん: くづ医者の救急
ハンドル名くづ さん
ブログタイトルくづ医者の救急
ブログURLhttps://www.kuzu-doctor.com/
サイト紹介文くづ救急科医が日々の業務で面白いと感じたことを綴るブログ。健康に役立つ情報などはほとんどありません。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供31回 / 28日(平均7.8回/週) - 参加 2018/09/19 11:28

くづ さんのブログ記事

  • 前頭葉萎縮系男子
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)50代の男性が、麻雀中に口論になり殴られた、といって救急車で運ばれてきた。診察してみるとなるほど、右眼がマンガのように腫れている。そして意味もなく看護師にあたり散らしている。日常的にトラブルを起こしていそうなキャラクターであった。頭のCTを撮ると、幸い骨折はなかった。しかし前頭葉と海馬が年齢の割にものすごく萎縮している。前頭葉は理性を、海馬は記憶をそれぞれ [続きを読む]
  • エロい手段で患者を落ち着かせる歯科衛生士
  • こんばんは、救急科医の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)歯石除去に歯医者に行ったときのこと。新しい歯科衛生士さんがいた。マスク越しだがなかなかの美人と見受けられる。毎度のことだが、久津は唾液が多くて処置が大変らしい。新しい歯科衛生士さんも一生懸命吸引している。くづ「すいません、僕唾液の分泌が多いみたいで」歯科衛生士「いえいえ。でも唾液が多い方がいいときもありますよ。キスするときカピカピだと嫌じゃないですか」え [続きを読む]
  • エロい手段で患者を落ち着かせる歯科衛生士
  • こんばんは、救急科医の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)歯石除去に歯医者に行ったときのこと。新しい歯科衛生士さんがいた。マスク越しだがなかなかの美人と見受けられる。毎度のことだが、久津は唾液が多くて処置が大変らしい。新しい歯科衛生士さんも一生懸命吸引している。くづ「すいません、僕唾液の分泌が多いみたいで」歯科衛生士「いえいえ。でも唾液が多い方がいいときもありますよ。キスするときカピカピだと嫌じゃないですか」え [続きを読む]
  • 薄っぺらなDNAR、そして人間栽培へ
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です。御年92歳のご老体が、入院中に突如心臓が止まったとのことで呼び出された。担当する患者ではなかったが、院内で患者が急変するととりあえず勤務中の救急科医は呼び出され、蘇生を行うのだ。駆けつけると、枯れ木のような体が、看護師に心臓マッサージされ揺れていた。さて、本来はここで人工呼吸器を装着し、強心剤を注射するところだ。心臓は結構しぶとい臓器なので、それで再び動き出 [続きを読む]
  • 湧いて出てくる研修医たち
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)昨日はとてつもない数の救急車が来た。21時ごろようやく患者が捌けて、あとはカルテを書き終えれば帰れる(といっても1時間半くらいかかる)という状態になった。脱水、低血糖気味の顔の研修医たち。くづ「よーし、今日は頑張ったから出前でもとるか。」高崎「いいんですか?」露木「まじすか?!」大熊「まじっすか?!?!」そこまではよかったのだがそこにどこからともな [続きを読む]
  • この胸の痛みは失恋にあらず
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)25歳の女性が、突然胸が締め付けられるように痛くなり冷や汗が出た、といって救急車で運ばれてきた。同じような訴えで50歳であれば間違いなく心筋梗塞を疑う。だがピチピチの25歳。まだ持病もなくタバコも吸わない。心筋梗塞になるリスクは限りなく低い。診察にあたった研修医の高崎がぼやく。失恋でもしたんですかねー話を聞くと確かに最近失恋したらしい。したり顔の高橋であった [続きを読む]
  • いまからー、おしりの穴にー、ゆびをー、入れさせてくださーい
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)90代のおばあちゃんが、失神したといって救急車で運ばれてきた。病院についた時点では意識は完全に戻っていたが、原因を探さなければ繰り返すことになる。血液検査の結果貧血で倒れたことが分かった。さて、ではなぜ貧血になったか。よくあるのは胃や腸などからの出血だ。それを調べるために、直腸診という検査を行わなければならない。直腸診とは、患者の肛門に指を入れ、肛門に痔 [続きを読む]
  • 半帽が守るのは免許だけ(※閲覧注意)
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です。20代の男性が、原付で走行中にマンホールで滑ってこけて、強く頭を打ち心肺停止状態にある、といって救急車で運ばれてきた。男性は半帽のヘルメットしか被っておらず、それすらも転んだ衝撃で外れてしまっていたらしい。久津が頭を診察すると、割れた卵の殻同士が擦れるような、独特の感覚がした。頭蓋骨が割れていた。その中に彼の魂はすでにないと、そのとき悟った。案の定あらゆる蘇生 [続きを読む]
  • 仮性包茎、鉄の掟
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)重症膵炎で、50代の男性がICUに入室していきた。点滴をしてもしても血圧が下がるので、全身が浮腫みまくり、気道すら浮腫んで呼吸ができなくなって、人工呼吸器に接続されていた。全身が管だらけで、動くと危ないので麻酔で眠らされている。そんな患者の脈が突然早くなった。計器に表示される数字は、麻酔され物言わぬ患者の唯一の訴えである。担当していた研修医の高崎が原因を追 [続きを読む]
  • 睾丸がバレーボールなみに腫れた男
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)80代のおじいちゃんが、睾丸が腫れて痛い、とって救急外来にやってきた。片方の睾丸が腫れるのは、若い人ならば感染症が多いが、老人は脱腸が多い。お腹の臓器を包む腹膜は、足の付け根のところがもともと脆く、年を取ると破れて腸が飛び出してきてしまうことがある。女性だと足の付け根が不自然に膨らむのだが、男性だとちょうどそこに睾丸があるので、睾丸が膨らみ巨大化する [続きを読む]
  • オオカミ少年、悪いの誰だ?
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)どこの救急外来にも"常連"と呼ばれる人たちがいる。だいたいが高齢者で、いろんな訴えがあって、検査をしても何もない。そして何度も救急外来にやってくる、しかも真夜中に。老人性うつの一種なのだろう。彼らは話が長くて、症状も二転三転するし、はっきり言ってやっかいな患者だ。そんな常連患者の一人、80代の女性が救急外来にやってきた。研修医の大熊が冗談めかして言った。 [続きを読む]
  • フィギアスケートで虐待する母親
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です。小学生の女の子が、転んだあとから手足が震える、といって救急外来にやってきた。しかし診察をすると、症状がどうにも医学的に説明できない。ヒステリー発作だろうか?気になって過去のカルテを確認したが、そのような記載はなかった。しかし、ここ一年で3回も怪我で救急外来を受診していることが分かった。くづ「よくお怪我をされているのですね。最近転びやすくなった、などということ [続きを読む]
  • フィギアスケートで虐待する母親
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です。小学生の女の子が、転んだあとから手足が震える、といって救急外来にやってきた。しかし診察をすると、症状がどうにも医学的に説明できない。ヒステリー発作だろうか?気になって過去のカルテを確認したが、そのような記載はなかった。しかし、ここ一年で3回も怪我で救急外来を受診していることが分かった。くづ「よくお怪我をされているのですね。最近転びやすくなった、などということ [続きを読む]
  • 堕落した8歳児
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)8歳の女の子が、ドーム状になっている滑り台の上によじ登って、そこから足を滑らせて落ちた、といって救急車で運ばれてきた。診察を担当する研修医の高崎が運んできた救急隊から現場の説明を受ける。診察を担当する医師は、救急隊の記録用紙にサインと、その時点で推測される病名を書かなければならない。分からなければ"転倒"など受傷した経緯をそのまま書けばよい。そこに高崎は [続きを読む]
  • 寝たきり老人を宇宙に送ろう
  • こんにちは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)90代の男性が、腰が痛くて動けないといって救急車で運ばれてきた。X線を撮ると、背骨の圧迫骨折であることが分かった。担当した女の研修医の高崎が患者と家族に説明を始めた。ちなみにこの高崎はちょっとしたアイドルなみの容姿でありながら非常に優秀というハイスペック人間なのだが、ときどきぶっ飛んだことを言いだすので面白い。高崎「今回の動けなくなった原因は腰椎圧迫骨折 [続きを読む]
  • 恋愛ショックプロトコール
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)珍しく暇な救急外来で、研修医の高崎と看護師が恋愛の話に花を咲かせていた。高崎はちょっとした女性アイドル並の容姿だが、サバサバした性格で同性の看護師たちとも仲がいい。どうも高崎の友人が、彼氏にこっぴどく振られたらしい。救急外来にその彼のありとあらゆる悪口が飛び交う。そんなゆるい空気を引き裂いて、救急要請の電話が鳴る。血を吐いて倒れた50代の男性の受け入れ要 [続きを読む]
  • おじいさんが石鹸食べた
  • こんにちは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)80代のすごい認知症のおじいさんが、突然くちびるが腫れてきた、といって奥さんに連れ添われ救急外来にやってきた。確かに真っ赤なタラコ唇になっている。本人に何か心当たりがないか聞いてみても、認知症がすごすぎて会話にならない。とりあえず検査着に着替えるために服を脱がせると・・・なぜかポケットから石鹸がポロリと落ちた。奥さん「あらやだ、私の洗顔用のやつだわ。」 [続きを読む]
  • 医者にカモられる患者
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)胸がドキドキしてしょうがない、といって初老のおじいさんが来た。聞けば病院の通院を中断し、不整脈に出されている薬を切らしてしまったという。くづ「それじゃあ悪くなって当然ですね」久津は半ば呆れて言った。するとおじいさんはジロリと睨んで、悔しそうに言い返した。おじいさん「高いんだよ。1年前くらいから、薬代がいきなり高くなったんだ。2か月にいっぺん4万も5 [続きを読む]
  • 頭蓋骨が割れていると思ったらズラだった
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)50代の男性が、酒に酔って転び、頭を打った、といって救急車で運ばれてきた。研修医の大熊が診察にあたる。大熊は体はよく動きフットワークは軽いが、頭を動かすのは苦手、というタイプの人間である。診察を初めて1分も経たずにすぐ報告にくる。大熊「くづ先生!大変です、頭蓋骨が割れてるかも・・・触るとグニャっとします!!!」くづ「まじかよ。すぐいく」すぐさま駆けつけ診 [続きを読む]
  • 外国語を喋れるのに伝わらない人、喋れないのに伝わる人
  • こんにちは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)50代女性のフランス人が、腹痛を訴えて救急車で運ばれてきた。なにやら大企業のお偉いさんらしい。専属の通訳を連れ添ってきた。来てみたのはいいものの、通訳の女性は本社に電話をしなければいけないとか言ってすぐに離れてしまった。久津は英語があまり得意でない。それでも仕方がないので英語で問診を始める。すると!あろうことかこのフランス人、日本語はおろか英語もあまり喋 [続きを読む]
  • コードホワイト、AEDで威嚇する患者と、聴診器で応戦する医者
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)「コードホワイト、コードホワイト、A棟2階です。コードホワイト、コードホワイト、A棟2階です」勤務中、全館放送でアナウンスが流れた。コードブルーとは、患者が急変したときの緊急招集のことである。手が空いているスタッフは医師・看護師に関わらず誰であれ駆けつける。当然このような急変に最もよく対応できるのは救急科医であり、全力で走って一番にたどり着き、全体の指揮を [続きを読む]
  • ホクロに脚が生えているんだが
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)ある平日の夜、20代の女性が救急外来やってきた。女性「昨日から突然ホクロができて、しかもだんだん大きくなってるんです!癌じゃないかと心配で…」なぜこんな真夜中に、と思わないでもないがそれだけ心配だったのだろう。とはいえ癌に対しては救急外来でできることはあまりに少ない。非対称であったり、辺縁がギザギザしていたり、色ムラがあったり、そういった癌に特徴的 [続きを読む]
  • 白い液体
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄ー ̄)1歳の男の子が、下痢をするといって、母親に連れ添われ救急外来にやってきた。お母さん「なんかここ2日下痢しちゃって…ただ白い液体の飲み過ぎかもしれないんですけど…」シロイエキタイ…?なんだか卑猥な響きだが、紳士な久津はとりあえず無視した。くづ「お熱が出たり、吐いたりはしないんですか?お母さんから見て機嫌が悪そうだったり、何か変化はありませんか?」お母さん [続きを読む]
  • ゲイと、密室で
  • こんばんは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄ー ̄)18歳のタイ人の男性が、意識がなくなった、といって救急車で運ばれてきた。聞けば前日から夜通し友人たちとパーティをしていたところ、朝方になって突然倒れたらしい。病院到着時は会話はできるようになっていたが、依然様子がおかしい。しかし血液検査・頭部CT・髄液検査・血中アルコール濃度・尿中薬物反応、その全てが異常なしと出た。担当していた研修医の露木が頭を悩ませなが [続きを読む]
  • 救急車内で唾を吐きかけられ続けるという地獄
  • こんにちは、救急科医師の久津(くづ)です( ̄▽ ̄)40代女性が睡眠薬をオーバードーズ(薬物過量内服)して救急搬送されてきた。その患者は過去にも正座した状態で睡眠薬をオーバードーズし、発見されるまでに8時間近くかかったため左足が腐り、現在は義足となっているという強者である。今回も例にもれずすさまじい量の睡眠薬を内服しており、呼吸機能すら停止して人工呼吸器をつけICUに入室した。約2日経って人工呼吸器を外したのだ [続きを読む]