riina さん プロフィール

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riinaさん: Firestone
ハンドル名riina さん
ブログタイトルFirestone
ブログURLhttp://take4others.blog.fc2.com/
サイト紹介文花より男子の二次小説です
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供105回 / 88日(平均8.4回/週) - 参加 2018/09/20 15:26

riina さんのブログ記事

  • After heavy rain 7
  • 「お前が呼び出すなんて、珍しいな」ここ最近顔を合わせてなかったあきらが、ネクタイを緩めながら席に座る。「お前が忙しいかと思って遠慮してたんだよ」総二郎はそういってあきらと拳を合わせて挨拶する。お互いの近況など、他愛もない話をした後、何気ない風を装ってあきらに質問する。「そういや、司は今どーしてんだ?」マメなあきらなら、司と定期的に連絡を取っているだろうと思っていた。「そうだ、それで思い出した」言い [続きを読む]
  • After heavy rain 6
  • 「今日はごちそうさまでした」店を出た後、深々と頭を下げる。ここも割り勘で、と言い張ったのをなんとか財布を収めさせるのに苦労した。「もう一杯付き合えよ」そういって、落ち着いたバーに歩いて向かう。歩きながら、つくしはぽつぽつと、司と別れた後のことを話し始めた。「最初は両親のいる漁村に行ったんだけど、生活がめちゃめちゃになってね。高校卒業してから、進をつれて家を出て、両親とはそれっきり。」「じゃあ、今は [続きを読む]
  • 秘書のお仕事 女子会編
  • 月に一度、男子禁制の食事会が行われる。参加者は、つくし、優紀、滋、そして桜子の4人。何人たりとも、男性を連れてきてはならない、この日だけは絶対に女子だけで好きなだけ飲み食いする、それがこの会唯一のルールだ。つくしは弁護士、優紀は銀行員、桜子は道明寺HD秘書、そして滋は大河原財閥の後継者として、普段は忙しく働いている。それでも、月に一度、この女子会だけはみな何としてでも予定を空けて参加している。***「で [続きを読む]
  • After heavy rain 5
  • 「おい、ついたぞ」そういってつくしを起こす。「あ、ごめん、眠っちゃって。タクシー代、、、」「ママに請求するから気にすんな。早く家に入って寝ろ」つくしが部屋に入ったのを見届けて、総二郎を乗せたタクシーは西門邸へと向かう。初日だけかと思ったこの奇妙な送迎は、それから定期的に続くことになる。「つくしちゃんの家と、他の女の子の家真逆だから送迎が大変なのよね」ママはそういって、週に何度か総二郎を呼び出す。総 [続きを読む]
  • After heavy rain 4
  • 翌日、総二郎が昨日より遅い時間に店に行くと客が数名残っていた。「あら、今日も来たのね。さっきまで家元いらしてたわよ」「あっぶねー、鉢合わせするとこだった。先に電話してくりゃよかった」父と仲が悪いわけではないが、クラブで顔を合わせるのはなんとなく気まずい。「あいつは?」「もう忙しい時間も終わったから、先に上がってもらったのよ。今着替えてるわ。よく働いてくれたわよ。とても気が付く子ね。気立てもいいし、 [続きを読む]
  • After heavy rain 3
  • 車内では、つくしは黙っていた。タクシーが止まると総二郎は新橋方向に歩く。つくしはあきらめたのか、何も言わずについてくる。とあるビルの中に入り、エレベーターで上がる。ドアが開いたとたん、なじみの顔が迎え入れてくれた。「あら、西門の坊ちゃん。突然どうしたんです?」20歳超えて坊ちゃんと言われることに苦笑する。いい年して坊ちゃんもないが、総二郎が子供の頃から知られている。彼女からしてみれば、総二郎はいくつ [続きを読む]
  • After heavy rain 2
  • 席に座ると、ボーイに飲み物を聞かれる。こんな店の酒は飲めたもんじゃないが、何も頼まないわけには行けない。一番無難な生ビールと、牧野にウーロン茶を頼む。「で、お前はここで何してんだ?」「見ればわかるでしょ。働いてるの」「いつからだ」「前から」「なんで」「言いたくない」押し問答が続く。「お前が答えるまで通い続けるぞ」そう言っても、つくしは口を開かない。でも、その顔色が悪いのは照明のせいだけではないだろ [続きを読む]
  • After heavy rain 1
  • 6年後大学を卒業した後大学院へ進学した総二郎は、すでに社会に出た類やあきらとは予定が合わず、六本木の街をぶらぶらと歩いていた。適当なバーやクラブに入り、寄ってきた女の中から適当に今夜のパートナーを選ぶ。3回ルールはまだ続いていた。自分の未来は決まっている。それがどれだけ人生をつまらないものにするものか。どうせ、親の決めたどこかのお嬢様と結婚し、子供を作り、西門を継がせる。まるで種馬のようだとさえ思う [続きを読む]
  • すみません!
  • 間違ってAfter heavy rainの8話が1時間ほど公開されてました。偶然ご覧いただいた方、本当に申し訳ありません。もうこのミス何度目なのか…コメントいただいた方、お返事遅くなっておりすみません。後ほど返事させてください。母が遊びに来ていて、1週間ほどアテンドでバタバタ+子供達が次々風邪に。時差で移るからか、一人が治ればもう一人発熱といった感じで、親子共々ぐったりでした。気温の寒暖差が今年は激しいので、皆さまも [続きを読む]
  • After heavy rain 8
  • それからいつも通りの日常が続き、司のことはすっかり頭から抜けていた。いや、あえて考えるのを先延ばしにしていたといったほうがいいのかもしれない。総二郎は自分の不確かな立場を分かっていた。司は俺の親友で、牧野は司の元彼女だ。じゃあ、俺と牧野を結びつける関係を何というのか。俺は、友情以上の感情を牧野に持っているから、司に牧野と再会したことを言えないんじゃないか。いつも通りつくしを迎えに行った日、エレベー [続きを読む]
  • After heavy rain プロローグ
  • 『あんたのことなんか好きじゃない』なあ、嘘でもいい。俺のこと、好きだったって言ってくれよ。愛してたって。お前の口からききたいんだ。例え嘘でもいいから。「あの子も結局道明寺のお金目当てだったのよ。あなたと別れる条件として金銭を要求してきたわ。小切手を渡したら喜んで別れるといってたわ」雨の日、つくしが司へ別れを告げた後彼の母親の口から語られたことは、つくしが言ったことを裏付ける内容だった。雨に濡れて、 [続きを読む]
  • 秘書のお仕事 2
  • 司の秘書として働いてから4年が過ぎ、すっかり仕事内容にも、司の扱いにも慣れた。その間、つくしは無事司法試験に合格。司法修習も終え、道明寺の顧問弁護士事務所でもある大手渉外事務所に就職をした。今は顧問弁護士チームの一員として週に一度、道明寺HD内で勤務している。だた、生憎今日はつくしが社に出社する日ではない。今日の会食はなんとしても出席してもらいたい。前回、つくしが体調を崩し、心配した司が看病すると言 [続きを読む]
  • Countdown - 20 days
  • 去年は司が日本に帰ってきて、初めてつくしの誕生日を祝ってくれた。今まで一緒に居られなかったからと、忙しい司がいろんな準備をしてくれていたのは純粋に嬉しかった。ただ、そのスケールがつくしの予想を大きく上回っていたのだ。まるでこれから舞踏会に行くかのようなイブニングドレスにフルメイク、そして身に着けるのも恐ろしいようなネックレスを身に着けて連れていかれたのは、都内でも有数の高層ビルの最上階、毎年ミシュ [続きを読む]
  • 秘書のお仕事 1
  • ***設定は、原作その後。「Countdown」とリンクしてます。短編です。***ドアを二回ノックし、きっちり5秒経ってからドアを開ける。「失礼いたします。専務、コーヒーをお持ちいたしました」返事が聞こえないので、部屋に入りコーヒーを司のデスクに置く。つくしから直々に入れ方を教わった、最上級の豆を使ったコーヒーのいい匂いが部屋に立ち込める。こちらに顔を全く向けず、難しい顔をしたままパソコンの画面を見つめる司をち [続きを読む]
  • Throwback 6 最終話
  • ***注! とても暗い話です。シリアスがお嫌いな方はお戻りください!CPは司×つくし×類です***3人でトスカーナに来る。つくしの遺言だった。脳死の場合、臓器提供を希望すると。自分の遺骨は別荘近くに散骨してほしいと。「ひでーよな、俺たちに何も残さないつもりだぜ」司はそういうと、つくしの遺灰を別荘横の小さなガーデンに撒く。「つくしらしいよ」自分より他の人を気に掛ける。後に残る自分たちが困らないよう、生前まだ [続きを読む]
  • Throwback 5
  • ***注! とても暗い話です。シリアスがお嫌いな方はお戻りください!CPは司×つくし×類です***「昨日から生まれ変わったようだな」翌朝、司の滞在するホテルまで迎えに来た総二郎が見たのは、昨日見た酒浸りでやつれた男ではなく、いつも新聞や雑誌で見る「道明寺HD社長」としての司だった。「さっさと牧野のとこに連れていけ」いつもの調子を取り戻した司はそう命じる。「ここからそんなに遠くねーよ」総二郎の言う通り、車でも [続きを読む]
  • Throwback 4
  • ***注! とても暗い話です。シリアスがお嫌いな方はお戻りください!CPは司×つくし×類です***まるで狐につままれたかのような顔をしてあきらが部屋に戻ってくる。「連絡取れたか?」総二郎の質問に、あきらは茫然としたまま答える。「司、今トスカーナにいるらしい」類とあきらがソファから立ちあがる。「秘書には、目的は伝えてないようだ。ただ急にトスカーナにいくと言って、プライベートジェットで今朝こっちについたはずだ [続きを読む]
  • Throwback 3
  • ***注! とても暗い話です。シリアスがお嫌いな方はお戻りください!CPは司×つくし×類です***航が16歳になった時、つくしは頻繁に頭痛を訴えるようになった。掛かりつけの医者に行くと、眼球疲労が原因だという。つくしはフランス文学を日本語に翻訳する仕事をしていた。仕事柄パソコンに向き合う時間が多い。心当たりがあっただけに、すんなりと受診結果を受け入れた。結果、頭痛が眼球疲労ではなく、脳腫瘍のせいだと判明した [続きを読む]
  • Lovephobia 5 総二郎誕生日記念
  • ***このお話はLovephobiaの続編です。***「西門さん、早く!」目の前を小走りに歩くつくしが立ち止まり、後ろを歩く総二郎のほうへと振り返る。「そんなに急がなくてもいいだろ」「だって売り切れちゃうかも。ほら早く早く!」立ち止まるつくしに追い付くと、つくしは総二郎の腕を取り引っ張っていく。「売り切れるってなんだよ」しまった!という顔をした後、「だから内緒だってば」と人差し指を口の前に持ってくる [続きを読む]
  • Throwback 2
  • ***注! とても暗い話です。シリアスがお嫌いな方はお戻りください!CPは司×つくし×類です***結局司は記憶を取り戻すことなく、NYへ渡った。司が悪いんじゃない、だからあいつを責めるわけにはいかない。そういってつくしは、いつも以上に元気に見えるように振る舞っていた。それが空元気であることは気づいていたが。学校ではつくしを一人にすまいと、空き時間はF4ラウンジに集まることが増えた。司がNYに行ったことで、心無い [続きを読む]
  • Throwback 1
  • ***注! とても暗い話です。暗い話がお嫌いな方はお戻りください!CPは司×つくし×類です***いつもなら、たかだかパーティーに出るためにトスカーナまで来たりしない。でも今回は特別だ。20年ぶりに旧友と再会する。「しかし、類のやつ相変わらず何考えてるかわかんねーな」あきらと同じく呼び出された総二郎がぼやく。英徳の高等部を卒業した後、類は俺達と同じように大学部には進まずパリに留学した。その際、どんないきさつが [続きを読む]
  • Masquerade ‐後編
  • つくしは類と離れバッフェへと向かう。「イギリスだから料理には期待してなかったけど、伯爵がフランス育ちならもしかしたら美味しいかもしれない」世界一不味くて有名なイギリス料理から逃れられる可能性に胸を躍らせて料理を吟味していると、急に照明が暗くなり、オーケストラの演奏が始まる。会場の真ん中がダンススペースとなっているようで、周りの女性はパートナーにエスコートされ中央へと移動している。「これじゃどれが美 [続きを読む]
  • Masquerade ‐前編
  • 「ねえ、類。本当にこんなの付けるの?」「俺も嫌だけど、ドレスコードに入ってるんだよね。主催者のこだわりらしいよ」まるで中世ヨーロッパのような仮面を手につくしと類は会場へ向かう。欧米ではチャリティーの資金集めのため、著名人がパーティーを行うのは一般的だ。今回も花沢家と懇意にしているイギリスの伯爵が主催者となり、先日旧イギリス植民地で起きた自然災害に対する寄付金集めのためのチャリティーガラをロンドン郊 [続きを読む]
  • Scandal 番外編 前編
  • ***Scandalの番外編です。時系列てきには26話あたりです。やや大人の表現があります。そういった内容がお嫌いな方はお戻りください。***つくしはまるで初陣に向かう武士の様に覚悟を決めた顔でベッドに正座していた。いや、初陣というよりは、切腹を待つといったほうが正しいかもしれない。つくしもこのままではいけないのは分かっていた。でも、司はつくしの意に反することはしない、そういって寝室をわけたまま、つくしが司のマ [続きを読む]
  • Countdown - 30 days
  • いつも夜集まるT4(滋、桜子、優紀そしてつくし)だが、休日のこの日は久し振りに昼間ホテルのラウンジでアフタヌーンティーをする約束をしていた。だがというか、当然というか、案内されたのは豪華な個室、部屋の中にはアフタヌーンティーというよりはバッフェといったほうがふさわしいように、所狭しと、スコーン、フィンガーフード、ケーキ、そしてチョコレートが並んでいる。「こっちのほうが落ち着いて食べれると思って」それ [続きを読む]