ユウ さん プロフィール

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ユウさん: 高校化学を分かりやすく!
ハンドル名ユウ さん
ブログタイトル高校化学を分かりやすく!
ブログURLhttp://picric.blog.jp/
サイト紹介文高校化学でよくある疑問をサクッと解説! 質問も受け付けております。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供14回 / 10日(平均9.8回/週) - 参加 2018/09/20 22:43

ユウ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 「不揮発性の酸」って?
  • 「硫酸は不揮発性の酸である」ということは重要なポイントの1つです。簡単に言うと、「気体になって抜けたりしない」ということです。たとえば炭酸は二酸化炭素が気体となって抜けます。炭酸飲料を放置しておくと気が抜けますよね?暖かい日であればなおさらです。温度が高くなるほど抜けやすいです。塩酸も同じです。塩化水素が気体となって抜けてしまいます。しかし硫酸は加熱しても酸が気体になって抜けることがないのです。そ [続きを読む]
  • 石灰水に二酸化炭素を加えた続けた時の話
  • 石灰水に二酸化炭素を加えると沈殿が生じる。さらに加えると沈殿が溶ける。…どうも腑に落ちない、という人は多いはずです。ポイントを整理します。沈殿の正体はCaCO3です。よって、「Ca2+」と「CO32- 」の濃度が大きくなれば沈殿します。さて、二酸化炭素が水に溶けると二段階に電離します。H2O + CO2 ? H+ + HCO- ・・・①HCO- ? H+ + CO32- ・・・②さて、二酸化炭素を通じると①の平衡は右に移動します。②の平衡はどちら [続きを読む]
  • 水素は陰イオンにならないの?
  • 「原子は希ガスと同じ電子配置のイオンになりたがる」という風に習いますが、「だったらHは電子を1つもらってHeと同じになるのでは?」と思う人もいるのではないでしょうか。実際には電子を1つ捨ててH+になるシーンがほとんどです。ここだけ見るとH側にメリットがないように思えますが、水溶液中ではH2Oと配位結合を形成することでH3O+となり、安定化されるからです。ちなみにH−というものも存在はしています。たとえばNaHなど、 [続きを読む]
  • 炭酸水素ナトリウムは水に溶けない?
  • アンモニアソーダ法で、「炭酸水素ナトリウムNaHCO3を沈殿させる」という段階があります。このことから、「炭酸水素ナトリウムは水に溶けない」という印象があるのだと思いますが、実際はそれなりに水に溶けます。ナトリウム化合物はいずれも水に溶けやすいのですが、炭酸水素ナトリウムは比較的水に溶けにくい方なのです。それを頑張って沈殿させるために、飽和食塩水を用いてNa+の濃度を高くし、炭酸だけでなく、アンモニアを加 [続きを読む]
  • HClも水素結合するの?
  • 電気陰性度はNとClは同程度です。そのことを踏まえると、「NH3が水素結合するのであれば、HClも水素結合して良いのでは?」という考えが出てくるかもしれません。結論から言うと、HClは水素結合はしません。Clは原子が大きいため、電子の「密度」としてはNほど大きくならないためです。F、O、Nが水素結合を形成するのは、電気陰性度だけではなく、原子の小ささも重要なのです。化学ランキング [続きを読む]
  • 多糖類に還元性はないの?
  • 「糖類でヘミアセタール構造が残っていれば還元性を示す」ということは重要です。鎖状構造になれれば還元性を示します。スクロースはその部分を結合に使い切っているため、還元性を示さないわけです。では、デンプンとセルロースはどうでしょう?一番端っこはヘミアセタール構造が残っているはずです。ただ、その影響は高分子全体からすると非常に小さく、還元性は示しません。化学ランキング [続きを読む]
  • 質量モル濃度って何のためにあるの?
  • 「質量モル濃度の計算ってめんどくさい!不便だ!」と思う人は多いと思います。実際かなり面倒です。ふつうのモル濃度ならmolをLで割るだけでいいのでまだ楽で便利ですね。しかしモル濃度は温度によって変化してしまうものなのです。液体は温度を上げると膨張しますから、Lが大きくなってしまうのです。Lが変化してしまえば、当然モル濃度も変化してしまいます。そのため、溶液の温度を大きく変化させる場合は質量モル濃度を用いる [続きを読む]
  • pHの値の範囲は?
  • 「pHの範囲は0~14」…と思ってしまう人が多いようですが、これは誤解です。(センター試験でも出題されたことがある問題です)水素イオン濃度の対数を取ったものなので、0~14に収まるとは限りません。たとえば、10 mol/Lの塩酸であれば、pHは「ー1」と計算出来てしまうわけです。(もっとも、ここまで高濃度だと電離度が1とはみなせませんが…)ただ、よっぽどの酸性や塩基性でない場合、0~14に収まるということは事実です。だか [続きを読む]
  • メタノールは「0級アルコール」?
  • アルコールには「級数」と呼ばれるものがあります。OHがついている炭素に結合している他の炭素数で決まります。しかし、その定義でいくと、メタノールは「0級アルコール」ということになってしまいます。そもそも炭素数が1つしかないメタノールならではの事態です。ただ、メタノールは1級アルコールと同じ性質を持つため、1級アルコールとして扱うことが多いです。化学ランキング [続きを読む]
  • イオン結合と共有結合
  • 「イオン結合と共有結合の違いって?」高校レベルとしては「金属+非金属」ならイオン結合、「非金属+非金属」なら共有結合と覚えておくだけで問題ありません。ただし、1つだけ例外として覚えておかないといけないのですが、「NH4Clはイオン結合」です。(HClがイオン結合だと誤解している人も多いです。水に溶けると電離するからそういうイメージがあるのかもしれません。)以下は余談になりますが、これらの結合性は「あるかな [続きを読む]
  • 塩酸とHCl
  • 「塩酸ってHClのことですよね?」といった質問は良く聞きます。厳密に答えるなら「NO」です。「塩酸」は「HCl(塩化水素)」が溶けている水溶液です。つまり、塩酸の大半は水ということになります。塩酸による化学反応式でHClを書くことが多いので、誤解が生まれるんでしょうね。「塩酸が混合物である」と聞いて「なんで??」となる人が多いのですが、「砂糖水が混合物である」ということと同じです。水溶液は混合物で確定です。 [続きを読む]
  • 電子親和力と電気陰性度について
  • 「電子親和力」と「電気陰性度」。字面が似ていることもあって、「電子の…電子が関わる…力?」みたいな感じで、混合してる人も多いです。ただ、この2つは混同されると結構マズいです。電子親和力は原子が電子を1つ手に入れた時に放出するエネルギーのことです。ここで重要なのが2点。「放出されるエネルギーである」ということ。そして、電子親和力は「力ではない」ということです。名前に惑わされてしまう人が非常に多いです。 [続きを読む]
  • 蒸留と分留の違いって?
  • 「蒸留」と「分留」について。どちらも「液体を加熱して気体にする」分離法なのですが、違いが良く分からない、という人は多いです。簡単に言ってしまうと、気体になる物質が1種類なら蒸留、2種類以上なら分留です。例えば塩水を加熱して水を分離する場合、気体になる物質は「水」のみですから「蒸留」です。(こうして得られた水が「蒸留水」と呼ばれるわけです)石油を加熱した場合ですが、石油にはいろんな物質が混ざっています [続きを読む]
  • はじめに
  • 勉強していると、どうしても「この辺がちょっと良く分からないな…」というところが出てくるものです。このブログでは、ここ10年間でよく聞かれた質問内容をもとに、皆さんの「分からない…」部分を「分かった!」に変えていこうと思います。質問もコメントやメッセージで随時受け付けております。基礎レベルから大学受験レベルまで、幅広く取り扱っていきます!↓よければ押して応援して下さい!(1日1回有効) [続きを読む]
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