nona さん プロフィール

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nonaさん: Lips that Overlaps
ハンドル名nona さん
ブログタイトルLips that Overlaps
ブログURLhttp://lipsthatoverlaps.blog.fc2.com/
サイト紹介文「花より男子」原作の二次小説を書いてます。 カップリングは司×つくしです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供92回 / 82日(平均7.9回/週) - 参加 2018/09/26 09:56

nona さんのブログ記事

  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 17
  • 成田空港  20:10定刻より30分遅れて離陸した機内から、エマは東京の街並みを見下ろした。私の生まれ育った街愛しい人々がいるはずだったその中に自分もでも今はもう、その面影はないただそこには異邦人としての自分に訪れる新しい発見があるのみだったさよなら、Tokyo私の帰る場所はNew Yorkツカサの待つNYだけ早く会いたいエマはおよそ13時間のフライト後のことに思考を移した*****NY  楓のオフィス  16:24コンコン [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 16
  • 目的地に近づくと、これ以上は道が細くて進めないとのことで運転手に促されリムジンを降りて歩いた。携帯の地図アプリで目的地を検索する。細い道の先にアパートはあった。建て替えられたため、つくしが住んでいた時より格段に綺麗になっている。しかしそれでも日本の集合住宅の狭小さにエマは驚いた隣室のドアが近い。つまりそれだけ狭いということ。あそこに家族が4人?住めるの?ソウジロウは私が中流家庭の子だったって言った [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 15
  • そこはエマの感じたことのない静謐な空間だった。にじり口から案内され、狭い茶室に初めて入った。亭主である総二郎が迎え、お点前を披露する。エマが先日見た総二郎は、日本男子の凛々しさにどこか少年ぽさのある男だったが、今、目の前にいる彼の研ぎ澄まされた横顔にその片鱗はない。総二郎の真摯な眼差しが流れる動作に注がれている。エマは見惚れた。美しい。その一言だと思った。動作が美しく、その人も美しく感じるなんて初 [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 14
  • オフィスに戻ると顛末を聞かされた寺山三起子がエマを待っていた。『エマ!』『ミキ・・・』三起子はエマを見ると近寄り、一度抱きしめた。『驚いたわよ。あなた、大丈夫なの?』『心配をかけてごめんなさい。突然、日本語で喚かれたものだから、怖くなってしまって。』『そう。あなたは見た目は日本人と変わりないから、通じると思われたのね。あの人には帰ってもらったから大丈夫よ。さ、気を取り直して。』『ええ、後もう少しだ [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 13
  • VOGA Japan社での最終日。撮影した膨大な画像データを検討、選別し、編集長・寺山三起子に提出するため、エマは朝からオフィスに詰めていた。『せっかくの日本なのに、一日中オフィスなんてつまらないですよね?』リコが気遣う。『大丈夫!これもトーキョーの面白さよ。写真を見返してみると、本当に不思議な街ね。刺激をいっぱいもらったわ。』『そう言ってもらえるといいんですが、もうこんな時間!最後の追い込みの前にちょっと [続きを読む]
  • リンクのお知らせ
  • 皆様、こんにちは!本日、「花女」さんを新たにリンクさせていただきました!二次小説とイラストというコラボレーションサイトさんです。  花 女">花 女特徴を捉えた素敵なイラストが印象的で、小説では新たな試みに挑戦されています。ぜひ、アクセスしてみてください^^ [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 12
  • 今夜はルイの言ってたあと2人の親友って人たちに会うことになってる。道明寺邸に来てくれるって。私がツカサとルイを知ってたってことは、その2人のことも知ってたのよね?ハンサムだってルイは言ってたけど、どんな人たちなんだろう。私のことを知ってるけど、私は知らない。変な感じ。英語は大丈夫かな?きっと大丈夫だよね。私を見て驚くかな?エマは20時に邸に戻った。シャワーを浴び、夕食をとる。広いダイニングに1人での食 [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 11
  • 翌朝、司からのコールでエマは目覚めた。《よう、日本はどうだ? 》『ん〜、おはよう。何時? 7時? そっちは? 』《こっちは17時だ。おい、起きろ。》『遠いのね。日本は快適よ。リコといろんな場所に行って、とてもエキサイティングだわ。』《邸はどうだ? 快適か? 》『うん、ありがとう。もう最高。帰りたくなくなっちゃう。』《おい、寝ぼけたこと言ってないで、早く帰ってこい。》『まだ来て2日よ。あとちょっと我慢して。』 [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 10
  • 日本に到着したのは日も暮れた午後6時だった。そこから迎えにきていた道明寺家の車に乗り、エマは一路世田谷に向かった。果たして、道明寺邸はそこにあった。見たことのない威厳を持って聳えていた。LAで見た椿の邸とは趣を異にして、来るものを阻む何かがあった。ここが、ツカサの育った家。世田谷・道明寺邸は昭和時代初期に建てられた日本人建築家による西洋建築としては残存する数少ない建造物で、道明寺家の意向があれば重要 [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 9
  • 11月下旬、エマは1週間の東京出張に出かけることになっていた。2人はまた仲睦まじい恋人関係に戻っている。夜、エマは冬用のモコモコした素材のパーカーとショートパンツのルームウェアを着て、リビングのソファでPCを操る司の膝を枕代わりに寝そべり、日本のガイドブックを開いている。あちこちのページをドッグイヤーにして、熱心に読み込んでいた。『ねぇ、?シブヤのハチ公は忠犬で、その銅像はランドマークになっている?っ [続きを読む]
  • nonaサンタへのリクエスト 結果発表!
  • 皆様、こんばんは!昨日は右往左往する投票におつきあいいただき、ありがとうございました!!投票が終わり、結果が出ましたのでここで発表させていただきます。総投票数  1911位 マンハッタン・ラプソディ - 恋 - 最終話直後の2人 …157票2位 Music Collaboration 「トリセツ」 …23票3位 その他 …11票というわけで、nonaサンタがお届けするのは「マンハッタン・ラプソディ 恋 +LOVE (仮題)」です。すっごい後 [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 8
  • 眠れなかったエマは、いつもより早い時間に起きて、ダイニングでコーヒーを淹れていた。そこに司も起きてきた。『おはよう』『眠れたか?』『・・・あまり。コーヒー飲む?』『ああ。…仕事は?』ダイニングに座った司にコーヒーを差し出したエマは、自分も司の対面に座った。テーブルの上にはメイドが届けた朝食が並んでいる。『11時にVOGAよ。セルフポートレートがなくなって、別の仕事を受けることになってる。』『へー、どんな [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 7
  • エマは司のベッドで眠っている。司は医師を呼びエマの傷の手当てをさせた。司はベッドの端に腰掛けてエマの額を撫でながら、この期に及んでまだ自分が覆い隠している真実がある罪悪感を振り払った。今さら罪悪感を抱くような偽善者になってなんになるエマには伝える必要がないことだ記憶が戻らなきゃ永遠に露呈することはないエマはこのまま、俺のそばで生きていくクリスマスにはプロポーズをして、年明け俺の誕生日に婚約を発表し [続きを読む]
  • 【再々掲】nonaサンタへのクリスマスリクエスト募集
  • 【不慣れすぎて何度も終了しちゃいます。再々掲です。すみません】突然ですが、クリスマス短編のリクエストを募集します。「マンハッタン・ラプソディ」の連載は休まずに更新しますが、nonaサンタからも日頃の感謝を込めて何かお届けできればと思っています。そこで、アンケートを取らせてください。☆ Music Collaboration 「トリセツ」(クリスマスに関係ないです^^;)☆ マンハッタン・ラプソディ - 恋 - 最終話直後の2人 [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 6
  • 司とエマはペントハウスに戻った。リムジンの中の告白を聞いて、呆けてしまったエマを司が抱き上げ、そのまま部屋へ入った。リビングのソファに下ろして、水を差し出す。エマの前にひざまづいて目線を合わせた。『大丈夫か? 』司はエマの前髪を梳きながらまた聞いた。やっと我に返ったエマは口を開いた。『ちょっと待って。意味がわからない。私が誰だって? 』司を見ているようで、見ていない。司を通り抜けて壁を見ている。『お [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 5
  • 司の元にエマのSPから連絡が来たのは15時を過ぎたころだった。NYはあと1時間ほどで日没だ。『どうした? 』《エマ様が大きな荷物を持ってマンションを出られました。》『荷物? 』《はい。ご旅行でも行かれるような大きなトランクです。》『旅行の予定なんてなかったはずだ。それで、どこに向かってる? 』《空港です。》『空港だと!? 』《はい。ラ・ガーディアです。》『わかった。すぐに向かう。引止めろ。』《かしこまりまし [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 4
  • エマは違和感を覚えていた。何かがおかしい。“ makino ”昨夜もツカサが叫んだ言葉だ。どんな意味なんだろう。オフだったエマは図書館に行った。Japanese?English Dictionaryつまり、和英辞書で “ makino ” を調べた。ない図書館で一番大きな和英辞典を取り出した。ない辞書にない?ということは、人名?“ あなたが私の古い友人にあまりにも似ていたので驚いてしまって。 ”ルイの言葉。私が彼の古い友人に似てるって・・・“ [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 3
  • 『っはぁぁ〜〜』『どうした?』いつものバスタイム。今日はなんだか元気が出なくて、ノリ気じゃなかった。そしたらツカサに『真面目にヤれ!』って言われた。なによ!真面目にヤるって、ナニをどうすることよ!?『っはぁぁ〜〜』『だから、どうしたんだ?』『セルフポートレートがなくなっちゃった。』『ふーん。』『あーあ、いろいろ考えてたんだけどなぁ。』『いろいろって例えば? 』『そうだなぁ、オールヌードとか、顔のド [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 2
  • 11月上旬 VOGA本社 リリーのオフィス次号の表紙にする写真を選んでいる。『ねえ、エマ、今度「VOGA Japan」でセルフポートレートをやらない?』相変わらず唐突なリリーからの提案にエマはいじっていたカメラを落としそうになった。『セルフポートレート!?私が?』『そうよ。そんなに驚く?クスッ』『だって、あれは知名度のある人がやるか、一般人が完全に自分のためにするものでしょう?どっちも私には当てはまらないわ。』『 [続きを読む]
  • リンクのお知らせ
  • このたび、いつもお世話になっているEverything*Loveの蘭丸さんがオリジナル小説サイトを立ち上げられました。その名も、  今日も空は青かった">今日も空は青かった「鍾愛」のサブキャスト、間島の若かりし一時代を描いています。細部まで作り込まれた世界観に、際立つキャラ設定ですぐに引き込まれました。先が楽しみで、当ブログでもリンクさせていただくことにしました。是非、覗いてみてください^^↑上記、青いサイト名で [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 愛 − 1
  • 10月 下旬 パリJAPAN EXPO in Paris に茶道のブースを出展している西門流パリ支部の視察のため、総二郎はパリを訪れていた。合わせて、美作商事フランス支店で家具の商談があったあきらもパリに入っていた。本当の目的は類に会うため。類からもたらされた情報は、いくら20数年来の親友の言葉といえど、おいそれと信じられるものではなかったからだ。《牧野がみつかった。》待て。見つかったってなんだ?そもそも死んでる人間が見 [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 恋 − 最終話
  • 時間より30分も早く着いて、司は噴水の縁に腰掛けて待っていた。初めて牧野を待ったのはいつだったか。学園の校門だったか?いつでも俺が待っていた。待たれたことはなかった。だから最後も俺らしく待てばいい。こんな時間も慕わしい。約束の時間5分前。エマはきっちりと現れた。久しぶりに見るエマは痩せていた。再会した頃、ウェーブがかかっていた髪はストレートに矯正され、秋深い風にたなびいている。1ヶ月見ないうちにまた [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 恋 − 30
  • 9月の終わり。コンコン『入れ』「司様、花沢様がお見えです。」「類が?会う必要はない。入れるな。」「真島、俺、カフェオレね。」類は勝手に入ってきてソファに腰掛けた。「何の用だ?」「んー、司ってさ、彼女できたの?」「おい、コラ、喧嘩売ってんのか?」「エマがさ、司に恋人ができたから帰ってこないって言ってたから。」「俺に!??どっからそんな発想になんだよ!」「自分がいて邪魔だから恋人のとこに住んでるんじゃ [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 恋 − 29
  • また安息日がやってきた。朝から携帯が鳴った。『Yes?』《エマ、ルイだよ。今朝も会える?》『・・・ええ、いいわ。噴水ね。9時?』《ああ、そうしよう。待ってる。》『OK、行くわ。』先週、ルイとの会話でツカサへの気持ちに気づいた。ルイと話せば、何かが前進するかもしれない。噴水にはこれまで通り、類が先に来ていた。エマに気づいた類は、光の中を歩いてくる彼女に目を見張った。たった1週間しか経っていないのに、エマは [続きを読む]
  • マンハッタン・ラプソディ − 恋 − 28
  • エマは恋を知った狂おしい想いを知ったこれが恋。私だけに優しくして欲しい。私だけのツカサでいてほしい。誰にもツカサを取られたくない。ツカサが好き……好きなんだ。エマは初めての感情に呆然となった。どうしようこれ、どうしたらいいの?誰に相談したら?ジェフ!RRRR RRRR RRRR RR…《Hello?》『ジェフ、私。』《エマ!どうした?久しぶりじゃないか!おい、もっと連絡してくれよ。》『ジェフ、ごめんなさい。忙しくて [続きを読む]