紗羅 さん プロフィール

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紗羅さん: 透明な時間
ハンドル名紗羅 さん
ブログタイトル透明な時間
ブログURLhttp://kj05304248.blog.fc2.com/
サイト紹介文時間は透明で、いつのまにか流れてしまう。立ち止まった風景や季節の彩り、言葉や思いを書き綴ります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供8回 / 14日(平均4.0回/週) - 参加 2018/10/06 22:51

紗羅 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 月と猫
  • 「満月には あといくつかなあ」なんて、ベランダで缶ビールを美味しくいただいていますと「いい月夜ですなあ」ってぴったりと寄り添って吟じるように語るのですだれかと思えばうちの金太こんなに語りがお上手とは夢にも思いませんでした「月はねえ 見える人にだけ見えるらしいです。見えない人にはただの暗い穴だとか。見えるというより月に見せられている。ということは、月が見えたら月に選ばれたと思って間違えないのですよ。 [続きを読む]
  • 失った恋を思い出にする方法
  • 肌寒い夜の匂いが 人恋しさを募らせる記憶の悪ふざけに 揺れる心持て余すただ膝をかかえ 自分を折りたたんで我慢するだけ 行き過ぎるまでなぜ 私じゃないのかも聞けないまま胸のつかえにはもう慣れたあの人のことを 好きだなんて思えない好きだった頃の自分が可哀想なだけ夜の匂いに目を閉じて手を繋いで立ち竦んだ 二人が泣きたいほど 愛おしいだけようやく凪いだ心を確かめて私の時間が動き出すもうすぐ夜は終わるこ [続きを読む]
  • 夕焼けの記
  • いつもより影が伸びる坂道を鈍く 振り返り 息をのむ断末魔の太陽と 血飛沫の街並み瞬間 時がとまるたくさん人を傷つけて生きてきた善人の貌をして 無知だったと主張して生を受けたその日から 今もなおなぜ 生まれて来たのか なにに求められたのか狂おしく知りたいと 願い続けた今ここに 答えがある 太陽の慟哭とともに いつしか冷ややかな夜景へと時は刻みを取り戻し 掴みかけた答えは 地平の向こうへと連れ去られた影 [続きを読む]
  • 今日のさよなら
  • 一日が終わりました。首も肩もパンパン 腰もね。もう無理だよ、って悲鳴をあげてるよ。本当にもう 無理なんです。弱い自分も自分さ。開き直りましょう。だって朝はくるし あちこち悲鳴を押し戻して多分とびきりの笑顔で向かっていくのさ。嘘つきな自分も自分さ。みんな弱虫の嘘つき。優雅な人なんていないのです。今日の自分にさよならをして。明日のわたしに出会うためです。 [続きを読む]
  • 夏の始末
  • 思い立ってdrive 今年最初で最後の海へワクワクはないけど なんだかいいね忙しい夏を見送る頃 身体も心もすり減ってた今日は一日かけて充電 夏の始末は潮風に任せて泣かせたあの娘は ビル街に置いて期待ほど青くない海面は それでもブルーグレイ入道雲はないけど うろこ雲ならあるさポンコツだけどオープンカー 腐っても鯛半袖後悔の カラ元気の週末 [続きを読む]
  • 秋の気配
  • 金木犀の降る庭で 匂いのカケラを集めてたいい匂いね って 君がため息をつくからいい匂いだね って こたえるつもりで声の半分は 吐息に消えた若くもない僕等が暑くも寒くもない風の隙間に二人肩寄せた あの日永遠に続けばいいと 泣きたい思いで願う心の傍らで一瞬で消えてしまいたい衝動を持て余してた今はきっと誰かの隣で いい匂いね って 目を閉じているだろう毎年決まって 金木犀が運ぶ 時の埋み火 [続きを読む]
  • 記憶から放たれる
  • あの人と出かけた場所へ思い出を踏みに一人で行った手を引いてもらった坂道は ただの坂道あの人を送った峠は ただの峠一つ一つ 言霊にして一つ一つ記憶を塗り替えてあの人の匂いを消してそこにあるただの場所にしてきた [続きを読む]
  • 墜落
  • 上るよ月に濡れた階段屋上から月には手が届く別に 墜落を予感したんじゃないの飛んでしまいたかったの一瞬で大地に抱かれ 月から手を放した私は上る 堕ちるために用意された階段さあ 飛ぼう あの女の人はだれ心引き裂きながら 泣いてるお母さん 私はここよ 堕ちる私は逆さまに母を呼んだ再び大地へ もう疲れたでも上らなきゃ ああ、この笑い声螺旋階段の隙間から聞こえるこの笑い声に殺された笑いながら私をいない者にしたあの子も [続きを読む]
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