九夜月 さん プロフィール

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九夜月さん: 日々徒然
ハンドル名九夜月 さん
ブログタイトル日々徒然
ブログURLhttp://nekouradou.blog.fc2.com/
サイト紹介文韓国ドラマ中心で二次小説と雑談。現在は『トキメキ成均館スキャンダル』とユ・アイン中心。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供25回 / 60日(平均2.9回/週) - 参加 2018/10/07 11:10

九夜月 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 秋の夜長に 【コロユニ】
  • 「ユニ」 今日は遅くなると言っていた夫の声に、寝ていたユニは驚いて身を起こした。 声がしたのは内棟の窓。そっと開けると月明かりに照らされて、官服を着崩した夫がぽん、と笠を放り投げて来る。 慌ててそれを受け止めているうちに、きっちりと結ってあった髷をほどき、がしがしと髪を乱すと、にやりと笑って両手を差し出した。「ほら、来いよ」 まるで成均館にいた頃、夜の散歩に連れ出してくれたときのような、いたずらっ [続きを読む]
  • 君を見つけた夏8【コロユニ現代編】
  • 『トキメキ成均館スキャンダル』の現代パロディになります。苦手な方は回避願います(^^; いろんな場所に寄りながら、のんびりとドライブを楽しんで、海のそばで車を止めた。 砂浜を二人でゆっくりと歩く。 落ちている貝殻を拾っては太陽に透かしてみたり、水際まで行っては戻ってきたり、ユニは子供のように楽しそうだ。「おっと」 ユニが波から逃げ遅れそうになって、ジェシンは慌ててユニの手を引いた。靴は濡れなかったが、 [続きを読む]
  • 君を見つけた夏7 【コロユニ現代編】
  • 『トキメキ成均館スキャンダル』の現代パロディになります。苦手な方は回避願います(^^;(メールも電話も得意じゃないと思ってたんだがな) ジェシンはそっと苦笑して、机の上のスマホを指でコツンと叩いた。 ユニの家まで送った日、つまりは家の位置を覚えてから一週間。メールは途切れることなく行き来していた。 回数は多くない。 そして長いわけでもない。 ユニから来るのは、窓の外の風景だとか、散歩中に出会った猫だとか [続きを読む]
  • 君を見つけた夏6 【コロユニ現代編】
  • 『トキメキ成均館スキャンダル』の現代パロディになります。苦手な方は回避願います(^^; ユニが図書館で調べものをしている間、ジェシンは窓辺にもたれて昔の詩を集めた本を読んでいた。 ユニは何冊かを持ってきては、熱心に何かを書き写している。 何を調べているのか気になって覗き見ると、植物をいくつか、服飾の本から韓服の刺繍やワンポイントのモチーフ、昔の髪飾りやノリゲ(下げ飾り)のデザインなんかがノートに書き写さ [続きを読む]
  • 君を見つけた夏5 【コロユニ現代編】
  • 『トキメキ成均館スキャンダル』の現代パロディになります。苦手な方は回避願います(^^; 一週間ほどが何事もなく過ぎた。 最初はうるさかったヨンハも、家の都合や女性との付き合いでなにかと忙しいらしい。学部が違うから、ここ数日は学内で偶然会うくらいの遭遇率に落ち着いていた。 ユニにはあれからメールも送れていない。 正直、どのあたりまで踏み込んでいいのか測りかねていた。(まあ、ヨリムに関してはずっとこうだと [続きを読む]
  • 君を見つけた夏4 【コロユニ現代編】
  • 『トキメキ成均館スキャンダル』の現代パロディになります。苦手な方は回避願います(^^;「コロー!」 翌日、ジェシンは後ろから抱きついてきたヨンハに遠慮なく肘を食らわせていた。「うぐっ」「くっつくんじゃねえ!」「やだわー。つれないわー。いくら美人の彼女ができても、あたしたち十年来の親友でしょう?」 しなを作るヨンハの言葉に、ジェシンの動きが止まった。「なんだと?」「知ってるぞー。昨日、可愛らしい子を車に [続きを読む]
  • 君を見つけた夏3 【コロユニ現代編】
  • 『トキメキ成均館スキャンダル』の現代パロディになります。苦手な方は回避願います(^^; ユンシクが気にしていた講義はユ先生のもので、出席や授業態度も単位に影響する。だからといって、病気の学生を問答無用で落とすほど人情がない訳ではない。「無理に出席を付けなくても、ちゃんと話せば補講なりレポートなりで単位もくれますよ」 あのあと、ジェシンは引き留めたお詫びに、とユニを大学のカフェテリアに誘った。ユンシクか [続きを読む]
  • 君を見つけた夏2 【コロユニ現代編】
  • 『トキメキ成均館スキャンダル』の現代パロディになります。苦手な方は回避願います(^^;「で?」 違和感はぬぐえないまま少し丁寧に肩から降ろす。 観念したのか暴れることなく椅子に座り込んだその人物を見て、ジェシンもそばの椅子を逆向きにするとどっかりと座り、椅子の背に腕をのせて顎を置いた。「お前は誰だ?」 背格好はよく似ている。 服も見たことがある。 見えている目元も見慣れたもののような気がする。 だが、 [続きを読む]
  • 君を見つけた夏1 【コロユニ現代編】
  • 『トキメキ成均館スキャンダル』の現代パロディになります。苦手な方は回避願います(^^;また、かなり長い続き物になりますので、気長にお付き合いくださいませ。 大学の廊下で、ジェシンは腕組みをして壁にもたれていた。 小さな違和感を覚えたのは、もう初夏だというのにふと見かけた可愛い後輩がマスクをはめていたからだ。 小さなときは体が弱かったと聞いている。今は普通に生活しているとわかってはいるが、心配になって話 [続きを読む]
  • 怪我の功名 【コロユニ】
  • (ああ、下手をうったな) 最初に考えたのはそんなことだった。 暗行御史(アメンオサ)としての任務は、身一つで行ったとしても、たいていの者は現地で人員を調達する。 下手をすれば組織ぐるみの不正であったり、武装集団との戦闘もあり得るのだ。一人で立ち向かうには危険すぎる任務である。 しかし、それを毎回ほぼ一人でやってのける者が一人だけいた。 ムン・ジェシンはその名前すら明かされぬ暗行御史(アメンオサ)で [続きを読む]
  • 私の照れ屋な暴れ馬 【コロユニ・現代編】
  • トキメキ成均館スキャンダルの現代パロディになります。苦手な方はご注意ください。 最初は私のいたずら心だった。 ユンシクが熱を出して行きたい講義があるのにとごねていたこと。 たくさん話をしてくれるから大学のことはよく知っていたこと。 そして、すごく楽しそうなユンシクが羨ましかったこと。 そう。私は羨ましかった。 だから、いたずら心を起こした。 そして、あの人に出会ったのだ。 背が高くて、他の人から遠 [続きを読む]
  • 秋の日 【コロユニ】
  •  はらはらと落ちた銀杏(いちょう)の葉がころりと寝転んでいるユニの体に降りかかる。 木に登れば誰かが下を通っても隠してくれていた葉は半分方散ってしまい、今では枝や幹がほとんどむき出しになっている。 まだ風は穏やかだが、冬になる準備は確実に進んでいた。「今日はあったかいけど」 眠そうなユニの声がする。「もうすぐ外でこうやってのんびりも出来なくなりますね」「そうだな」 ごろごろーっと何層にも重なった黄 [続きを読む]
  • 傷 【コロユニ】
  •  あ、と思ったときには指先に朱の線が浮き出ていた。 普段、いくら紙や本を扱っても指を切ることなんかないのに。尊敬閣の隅で、なんとなくぼんやりと浮き出してくる線を見つめていると、手首が優しくつかまれた。「切ったのか?なにぼんやりしてんだ」 口調は責めているのに表情が裏切ってる。「ったく、これだからお前は」 眉はひそめられ、唇は歪んでるけど、目が心配して揺らいでいる。 そしてため息をついたあと、指先が [続きを読む]
  • 結婚しました 【コロユニ・現代編】
  • 「結婚、したんだ」ジェシンの言葉に、一瞬の沈黙のあと返ってきたのはいつもの軽い口調とはまるで違う友の声だった。「はあ?お前が?いつ?式は?」ヨンハの本気で驚いた声など初めて聞いたな、とジェシンは思って思わず笑う。それを見て、ヨンハは立ち上がった。放っておいたら胸ぐらでもつかみそうな勢いだ。「笑い事じゃないだろ!なあってば」「まあ、落ち着け」そう言って。ジェシンはヨンハのグラスに酒を注ぐ。大騒ぎする [続きを読む]
  • 密会 4 【コロユニ】
  • 4話構成の第4話(最終話)になります。 気がつくと部屋は暗く、窓の障子越しに月明かりが漏れていた。 ユニは少し首を回して、すぐそばにジェシンの顔を見つけた。 ジェシンは片腕で体を支え、もう片方の手をユニに回していた。乱れた前髪の向こう側からユニを見つめる瞳は、先ほどの熱を帯びた荒々しさが息を潜め、溢れるほどの愛しさで占められている。 皮肉っぽくも不機嫌そうでもないジェシンはめったに見られない。ユニ [続きを読む]
  • 密会 3 【コロユニ】
  • 4話構成の第3話になります。大人表現ありですので、苦手な方はご注意ください。一応追記にしておきますが、直接記事に飛ぶと開いてしまうかもしれませんので、大丈夫な方のみ、読み進めてくださいね。 [続きを読む]
  • 密会 2 【コロユニ】
  • 4話構成の第2話になります。 数日後、ジェシンは中二房(チュンイバン)の扉の前の縁側(マル)に、目を閉じて座っていた。 柱に背を持たせかけ、腕組みをして眠っているように見えるが、組んだ腕にかかった指が時々とんとんと腕を叩く。 やがてうっそりと半目を開けると、ほどなくして東斎(トンジェ)の門から数人の儒生が帰って来た。「先輩(サヨン)!」 パタパタと駆け寄ってくるユニはまるで小動物のようだ。 猫・・・ [続きを読む]
  • 密会 1 【コロユニ】
  • 4話構成の第1話になります。尚、題名は某ドラマとは関係ありません(^^; キム・ユニという女は、およそ世の女とは比べ物にならないほどいい女である。 ムン・ジェシンとイ・ソンジュン、そしてク・ヨンハは、酒を酌み交わしつつそれを確認しあっていた。 というか、ソンジュンが飲めぬ酒をあおりながら、ひたすらそれを主張してジェシンに絡んでいた、と言った方が近い。  こういう時、ヨンハは火に油を注ぐように酔っぱらい [続きを読む]
  • 花開く少女 【ジェシン×ダウン】
  •  清から戻り、見慣れた町並みに囲まれたとき、感じたのはやはり安堵だった。 ここで育ってきた時間というのは、自分達の根底に流れているのだ、と妙に感慨深く振り返れば、仲間たちも皆目が潤んでいる。 ク・ヨンハ、イ・ソンジュン、キム・ユンシク、そして、この二年ですっかり美しい女人となったキム・ユニ。 その姿を目に焼き付けて、ジェシンは片手を上げた。「陛下への帰国の報告は明日だろう?俺は家に行ってくる。お前 [続きを読む]
  • うたた寝 【コロユニ】
  •  まただ。 ジェシンは苦笑を浮かべた。 風が気持ちいいからと縁側(マル)に出て自習していた昼下がり。 ジェシンは柱に背中を預けて、ユニはその隣にちょこんと座って本を広げていた。 だが、気づいたらうたた寝をしていた小さな同室生。 倒れそうな体をそっと支えて自分の肩に揺れていた頭を乗せると、安心したかのようにそのまますうすうと寝息をたて始めた。 講義の復習、次の日の予習、参考にすべき本を読んで、しかも [続きを読む]
  • 생일 축하해요!(誕生日おめでとう) 【コロユニ】
  • 成均館スキャンダルの登場人物による二次創作です。「コロ先輩(サヨン)の誕生日?」 ユニはきょとんとした顔でヨンハを見上げた。 そういえば、聞いたことがない。「今日なんですか?」「ああ。まあコロの奴、生まれた日がなんだ、大して騒ぐことじゃねえ、とか言いそうだけどな」 でもお前は知りたいかと思って。 そう言って器用に目配せを送るヨンハに、ユニは勢いよく何度も頷いた。そんな特別な日になにもしないなんて、 [続きを読む]
  • 以心伝心 【コロユニ】
  •  声が出ない。 外出禁止を知らせる人定(インジョン)の鐘が鳴る直前に帰ってきたとき、外は霧雨だった。 面倒くさいのと、寝ている同室の後輩たちを起こしたくなくて、上衣を脱いだだけで床に転がり、そのまま寝てしまったのだが。(そんなにやわじゃないつもりだったがな) ジェシンは体に感じる違和感に眉をしかめて起き上がった。 めまいはしない。 熱は・・・少しあるか。 体の節が痛い気もするが、起きられないほどじゃ [続きを読む]
  • "THE INTERVIEW"
  • Instagram @studioconcreteよりスタジオコンクリート、クリエイティブディレクターオムホンシク(俳優ユ・アイン)さんが最近、アジアの俳優で初めてファッションブランドディーゼル(@DIESEL)のグローバルモデルに抜擢され、参加した「ヘイトクチュール(Ha(u)te Couture)」のキャンペーンのために具体的なクルーたちと一緒に特別な映像を制作しました。??????「不当な非難に果敢に対抗しよう」というディーゼルの「ヘ [続きを読む]
  • 夜のお散歩 【コロユニ】
  • トキメキ成均館スキャンダルの登場人物を使った二次創作です。本編とは関係ありませんのでご了承ください。「先輩(サヨン)?」 中二房(チュンイバン)でユニが目を覚ましたとき、隣にジェシンの姿がなかった。「あれ?」 今夜、ソンジュンは家に帰っていて中二房にいない。 だからだろう。 普段ならソンジュンが読みたい本のために夜更かしをしようとするからそれにかこつけてユニも筆写の仕事などをするのだが、今夜はここ [続きを読む]
  • 飾り紐と独占欲 【ユニ】
  • 「物語はここから始まるんです!」 大興奮で腕を振り上げる本屋の主人から、ユニは二歩ほど離れた。振り上げた腕が棚に当たって本が落ちてきそうな気がしたからだ。 主人の手には一冊の本が握られている。 どこぞの士大夫(ソンビ)が書いたというその本は、いわゆる冒険小説だった。母のいない両班(リャンバン)の青年が、自分の出生の秘密を探りつつ冒険を繰り広げる、とかいうあらすじらしい。 その本が、それまでは女性の [続きを読む]
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