outstay さん プロフィール

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outstayさん: ユーラシア大陸横断の旅
ハンドル名outstay さん
ブログタイトルユーラシア大陸横断の旅
ブログURLhttp://overland-trip.com
サイト紹介文今から二十数年前に大陸横断をしたときのお話。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供18回 / 14日(平均9.0回/週) - 参加 2018/10/10 20:23

outstay さんのブログ記事

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  • 【17】うんこを手でふけるか問題
  • ?旅の生活が少しずつ長くなるにつれて、徐々に生活のリズムがゆったりするようになった。これは長期旅行者独特のものだろう。サダル・ストリートには、私のようにダラっとした生活リズムで過ごしている若者が多かった。とにかく何でもうまいインド料理サダルに数日間いるうちに、何人かの旅行者と知り合いになり、よく話をするようになった。時期が3月ということもあり、彼らのほとんどが春休み中の大学生だった。アメリカの大学 [続きを読む]
  • 【16】ズタ袋にしか見えなかった行き倒れの女
  • ?インドの実像は道端にこそ現れるではないか。カルカッタにやって来て街歩きをしているうちにそんなことを考えるようになった。道を歩くだけで次から次へと日本では考えられないような光景に遭遇するのだ。カーリー寺院の帰り道でも、私は驚きの場面に行き当たった。道端の小さな塊お参りを済ませ、カーリー寺院を出た。疲れがドッと吹き出してくる。考えてみれば、もう半日近くもこの猛暑の中を歩き周っている。いったん宿に帰っ [続きを読む]
  • 大陸横断コラム①「ハロー、アー・ユー・ジャパニーズ?」
  • 日本人と間違えられる香港人外国に旅行に出ると、「どこから来たのですか?」という問いかけの前にいきなり「あなたは日本人ですか?」と聞かれるケースが多い。少なくとも1990年代は、大多数の世界の人たちが「東洋人バックパッカー=日本人」という認識を共有していたと思う。実際にそう尋ねられても、私は日本人なのでとくに抵抗はなかった。一方で、こうしたアプローチのされ方を迷惑がっていたのが、日本人ではない東洋の [続きを読む]
  • 【15】鮮血で染まるカーリー寺院での生け贄の儀式
  • ?カルカッタでの街歩きを始めると、さっそくインド人から声を掛けられる。その相手からどうにか逃れ、ヒンドゥー教の寺院へと歩いていく。寺院の中に入っていくと、そこでは生け贄の儀式が執り行われていた。「ハロー? アー・ユー・ジャパニーズ?」インドに来てまだ2日しか経っていないが、すでに多くの人たちから声を掛けられていた。タクシー運転手、物乞い、通りすがりのおじさんなど、様々な人たちだ。私はそれを面白が [続きを読む]
  • 【14】カルカッタの街歩き
  • ?インド2日目。今日から思う存分、街歩きができる。冷たいシャワーを浴び、清々しい気持ちで朝食を食べにいく。旅行気分に満たされて幸せな気分になるが、長期旅行者の陰も見ることになる。やつれた日本人の長期滞在者翌朝目を覚ますと、昨夜のことを思い出しながらシャワーを浴びにいった。まったく寝苦しい夜だった。今度旅に出るときは絶対に女性と一緒に来よう。いや、この旅の途中で女性と知り合いになり、部屋をシェアして [続きを読む]
  • 【13】サダル・ストリート
  • ?無事にカルカッタの安宿街に到着するも、すぐには宿が見つからない。3軒目でようやく部屋を見つけることができた。第1日目の夜はおとなしく早めに寝てしまおうと思ったのだが……。めちゃくちゃうまいチャイサダル・ストリートに到着した私は、さっそく宿探しを始めた。『地球の歩き方』に掲載されているサルベーション・アーミーやモダンロッジなどの有名な安宿を当たってみたのだが、どこも満室だという。それらをあきらめ、 [続きを読む]
  • 【12】カルカッタに上陸
  • ?インドのカルカッタに到着した。バスで街の中心部へ向かおうとするが、公共バスが走っていないと言われる。空港ビルの外には、夜の闇の中で目だけをぎょろつかせたタクシーの運転手たちが大勢待ち構えていた。顔つきで人柄を判断することができない……カルカッタの空港に飛行機が着陸する。すでに外は夜の闇だった。ここには香港のような派手な電飾看板などはない。飛行機のタラップを降り、歩いてターミナルまで行くと、何人か [続きを読む]
  • 【10】「ユー・ストゥーピッド・マザー・ファッカーズ!」
  • ?香港についてもっと他のことにも触れるべきなのかもしれないが、チョンキンのことばかりになってしまう。チョンキンの中身が濃いのだからしょうがない。今回ものろまなエレベーターにまつわる話。付近で人間ウォッチングをしていると、こんな出来事があった。不安そうな2人組の旅行者ある日、いつものようにエレベーターの行列に並んでいた。すると、西ヨーロッパ出身の白人とは様子が異なる白人の男性2人組を見かけた。なぜ西 [続きを読む]
  • 【9】日本では絶対にありえないエレベーター
  • ?チョンキン・マンションが国際的であることすでに述べたとおりだ。それはビル内の通路を歩けばすぐにわかる。ただでさえ国際色豊かなチョンキン。それをさらに凝縮させたようなスポットがここには存在する。宿泊者の間で?悪名高い?エレベーターだ。そんな裏技があったのか!?チョンキン・マンションには、メインのエレベーターが2つほどある。ビルの奥のほうに行くと別のエレベーターがあるが、宿泊客が主に使うのはこの2つ [続きを読む]
  • 【8】シーク教徒の一家が香港に来たのはなぜ?
  • ?香港と南アジアを結び付けるものとは何なのか。チョンキンを生活の場とするシーク教徒に話を聞いてみると、そこには半世紀におよぶドラマがあった。両替屋の法則チョンキン・マンションの両替屋の壁に掛かっているレート表をあちこちで見ているうちに発見したことが1つあった。ネイザンロードに面する入口付近の?一等地?には大手のトーマスクックの両替屋がある。ここのレートが一番悪いという事実だった。入口から少し入っ [続きを読む]
  • 【7】香港は南アジア系の人々の故郷でもある
  • ?香港の安宿街と言えば、チョンキン・マンションだ。ここには世界中から人が集まってくる。その独特な雰囲気に引き付けられた私は、いつまでも飽きることなくこの建物の中をさまよい続けるのだった。チャイナドレスをまとった亡霊翌日目が覚めると、自分が今香港にいるのを理解するまでに少しの時間を要した。2、3秒してから、旅に出てきたことを思い出す。次に考えたのは、いったい何時ごろなのだろうということだった。普通 [続きを読む]
  • 【6】チョンキンのアフリカ人
  • ?香港に到着した私は、チョンキン・マンションへと向かった。久しぶりに訪れたチョンキンの入口付近は、こぎれいになっていた。安宿の小さな部屋にバックパックを下ろすと、夜ふけの香港を楽しむためにすぐに外に出ていった。チョンキンの新亜賓館へ投宿立派なソニーのショールームを横目に眺めながら、私はチョンキン・マンションの中に入っていった。この奥に各階に昇っていくためのエレベーターがある。通路を歩いていると、再 [続きを読む]
  • 【5】啓徳空港とチョンキン・マンション
  • ?旅の予定を完遂できず、沈んだ気持ちのまま帰国した私だが、旅への執着が失われることはなかった。そしてあれから3年半が過ぎ、再び旅に出発するのだった。香港といえば、やはり啓徳空港1995年2月初旬、香港行きの飛行機に私は乗り込んだ。早いもので、失意の帰国からおよそ3年半という年月が経過していた。この間、私はかねてから予定していたアメリカの大学に2年間留学し、一般教養課程を修了していた。アメリカの大学 [続きを読む]
  • 【4】おまえは今日から「バーガーキング」!
  • ?お金もなく困っていた私に、日本総領事館の職員はポケットマネーでお金を貸してくれるという。このありがたい申し出によって当面の間の生活に困ることはなくなった。今後はイスタンブールを発ち、イラン、パキスタンを抜けてインドへと向かう予定だ。ところが、私は前へ進むことができなくなっていく……。日本は本当にありがたい国「当面の生活をするだけのお金はあるの?」浅田さんが肝心なことを聞いてきた。トラベラーズチェ [続きを読む]
  • 【3】「オレは本当にアホだ!」
  • ?朦朧とする意識の中、気合を入れて警察と領事館に向かうことにした私。だが、警察では嘲笑を浴び、屈辱を味わうことになる。その後、日本総領事館を訪れ、事情を説明するのだが……。目覚めるとそこはなんと……芝生の上で意識を失った私は、その後、どうなったのか……。不思議なことに目を覚ますと、宿泊していたユースホステルのベッドの上にいた。意識が戻ったのは良かったが、とにかく頭が重苦しかった。そして、とてつもな [続きを読む]
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