気がつけば、2022年はたったの1回しかブログを更新できませんでした。そんな中でも昨年中、当ブログを訪れてくださった皆様に、心よりお礼を申し上げます。あり...
趣味で洋書を読んでいます。表紙に一目惚れして衝動買いした洋書のレビュー、本に対する偏愛、英語の勉強などについて綴ります。
気がつけば、2022年はたったの1回しかブログを更新できませんでした。そんな中でも昨年中、当ブログを訪れてくださった皆様に、心よりお礼を申し上げます。あり...
例年、新年の誓いというものをまともにたてたことがないのですが(どうせ守れないことは自分が一番よく知っている)、昨年までのウツウツした気分を振りはらって心を...
2021年が静かに過ぎて行こうとしています。この一年は私にとって、悩み事や心配事の絶えない、停滞の日々でした。潮の流れに逆らって必死に水を掻いてもどんどん...
最後の投稿からだいぶ間が空いてしまいました。皆様お元気でお過ごしでしょうか?ブログの更新を休んでいる間、本を全く読んでいなかったわけではなく…むしろ昨年の...
懐かしいその人の元気そうな姿に、思わず顔がほころんだ。2008年のちょうど今ごろ、私は一人でニューヨークを訪れていた。ニューヨークを旅するのはそれが初めて...
貧困を美化する風潮にクギを刺す衝撃のノンフィクション Nomadland (Jessica Bruder)
米国アマゾン・ドット・コムが、自社の倉庫で働くスタッフのためにキャンピングカー用の駐車場を借り上げている。…この本でその事実を知ったとき、あまりの驚きで空...
近未来に思いを馳せながら現代社会を見つめ直す クララとお日さま/Klara and the Sun (Kazuo Ishiguro)
2011年の春、東日本で起こった震災が日本中に暗い影を落としていたころ、私はカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』を読んでいました(稚拙な感想を雑記ブロ...
真夜中の図書館で探し求める幸せの秘訣 The Midnight Library (Matt Haig)
取るに足らない日常を離れて他人の人生を擬似体験することは本を読むことにおける大きな楽しみですが、今回読んだ「The Midnight Library」は、...
『コブラ会』の新シーズンを待つあいだに読んでおくといいかもしれない本(その1) Zen Mind, Beginner's Mind (Syunryu Suzuki)
Netflixで配信中のドラマ『コブラ会』。1984年に公開され大ヒットを記録したアメリカの青春映画『ベスト・キッド(原題 "The Karate Kid...
人に優しくしたくなる、そして今すぐ行動したくなる本 The Soup Movement (Ben Davis)
仕事帰りに銀座の某書店で出会った1冊。カバーデザインをひと目見て、裏表紙のあらすじを確認することもせずにすぐさまレジに直行したのでした。「スープ」という単...
1月も3分の1が過ぎましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私のお気に入りであるニューヨーク在住の街歩きユーチューバー「ActionKid」さんが「1月い...
ご無沙汰しております。更新をサボっている間にもこちらのブログを覗いてくださっていた皆様、ありがとうございます♪相変わらず読書に集中できる時間がなかなか取れ...
ジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』これは、もう何年も前からの私の愛読書です。自己啓発書はあまり読まない私ですが、定期的に読み...
おいしいパイに魔法はいらない……。Midnight at the Blackbird Café (Heather Webber)
ある日の真夜中、Amazon探検中に目に飛び込んできたこのカバーデザイン。眠れぬ夜にこんなのをオススメされて、ときめかない人がいるでしょうか。Amazon...
あれは2月の終わりごろ…お店の棚からマスクやトイレットペーパーが消えはじめていた時期、私は人間として生きているのがつくづくイヤになっていました。ある日の近...
私のステイホーム期間はとうの昔に終わり、今はほぼ通常通りの生活に戻っていますが、ユヴァル・ノア・ハラリ先生と過ごす濃厚な時間はいまだ継続中です。しかしゴー...
ゴールデンではなくなってしまった5月の祝日、皆様いかがお過ごしでしょうか。私の自粛生活の様子は別館の雑記ブログにて気の向くままに綴っています。あくまで自分...
#StayatHome の大先輩エミリー・ディキンソンの詩の世界に浸る
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が全国に拡大されてから初めて迎えた週末です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?私はといえば、気持ち的にはかなり...
日本人はコロナ禍とどう向き合うべきかを英語で読んで考える 「Bushido」「The Book of Tea」
久しぶりの更新です。読書にまったく関係ない写真を記事のてっぺんに載せたのはおそらく初めてですね。新型コロナウイルス禍の只中、緊急事態宣言も出されましたが、...
新型コロナウイルス感染拡大のニュースが伝えられて以降、心がザワザワしてあまり本を読めていません。私にとって読書とは、知的好奇心を満たすためのもの、もしくは...
欧米の過去、そして現在を知るためのノンフィクション2冊 「西洋の自死」「ファンタジーランド」
水前寺清子さんが歌う「三百六十五歩のマーチ」という曲があるじゃないですか。1968(昭和43)年にリリースされた、日本で生まれ育った人なら世代を問わず誰も...
思いやりと痛みに満ちたブラジルの児童文学 My Sweet Orange Tree (José Mauro de Vasconcelos)
新宿のBooks Kinokuniya Tokyoで、可愛いカバーデザインに惹かれて買った本。ブラジル人作家ジョゼ・マウロ・デ・ヴァスコンセーロスの自伝的...
今日の自分が、見知らぬ誰かの人生を彩るかもしれない… The Sun Is Also A Star (Nicola Yoon)
今回は、本の感想を語る前に、私が本格的に洋書を読むきっかけとなったある男性との出会いについてお話ししたいと思います。正確には「出会った」のではなく、ただ「...
「ドロシーの物語」が時代を超えて愛される理由 Finding Dorothy (Elizabeth Letts)
「オズの魔法使い」の作者ライマン・フランク・ボームとその妻が共に歩んだ人生の道のりを軸に、オズの物語の誕生秘話、そして大ヒット映画の舞台裏を綴ったヒストリ...
今年、私に読まれるのを待っている本たち(のごく一部)。Happy New Year 2020!あけましておめでとうございます。昨年はこのブログを通じてさま...
2019年も残りあとわずか。今年私が読んだ洋書はどれも素晴らしいものでした(量をこなしていないということもありますが…。自分に合わずDNFとなったのは1冊...
今年を締めくくる本は「The Wonderful Wizard of OZ(オズの魔法使い)」。来年の読書初めの1冊はすでに決まっており、その予習のために...
リチャード・ブローティガンの「西瓜糖の日々」を原書で読んだ。
リチャード・ブローティガンは、ダフネ・デュ・モーリア同様、いつか読みたいと思っていた作家の一人です。藤本和子さんによる日本語訳が絶賛されていることは知って...
ジョン・レノンも暮らしたNYの高級アパートメントで起こった悲劇 The Address (Fiona Davis)
純白のドレスに身を包み、階段を1歩ずつ上っていく女性の後ろ姿。静謐な雰囲気をまとうこの表紙からは想像もつかない展開が私を待っていました…。ニューヨークのグ...
16世紀のバチカンに実在した「元祖セレブリティシェフ」の危険な恋の物語 The Chef's Secret (Crystal King)
あ〜〜あ〜〜〜〜♪ 果ってっし〜ない〜〜〜〜〜〜〜♫♫♫…すみません。今回はジャケ買いというか完全に作家名買いしました。Fiona Davisの「The ...
ブログを1度しか更新できないまま、気がついたら11月ももうすぐ終わり。細切れにしか本を読めずレビューもなかなか書けないので、観賞用のこのコたちの写真を置い...
生きる者たちの攻略法のないゲーム A Game for the Living (Patricia Highsmith)
英国のVirago Modern Classicsという女性作家専門レーベルから出版されている作品は、どれもカバーデザインがとってもオシャレ。ジャケ買い至...
朝食のマーマレードにすら隙がない…ゴシック・ミステリーの名作 Rebecca(Daphne Du Maurier)
ダフネ・デュ・モーリアの「レベッカ」は、学生時代からずっと読んでみたいと思いながらも機会を逃していた作品です。日本語訳で読むという選択肢もありましたが、読...
70年代カルチャーをリアルに描き出す「読む音楽ドキュメンタリー」 Daisy Jones & The Six (Taylor Jenkins Reid)
今回ご紹介するのは、1970年代に全米の音楽ファンを虜にした伝説のロックバンド「デイジー・ジョーンズ&ザ・シックス」の回想録です。バンドの人間関係や、19...
NYの名所が舞台のアートミステリー The Masterpiece (Fiona Davis)
私にとって読書は趣味のひとつにすぎませんが、食事や睡眠と同じぐらい、毎日の生活に欠かせない習慣でもあります。1日のうちの貴重な数時間を読書に割くわけですか...
このところ、何かと忙しかったり、予定外の用事が入ったりして、本を楽しむ心の余裕がありません。今読みかけの本は、英文はそんなに難しくなく、ストーリーもスリリ...
私が「英語に疲れたとき」に観たくなる映画ー『イン・ハー・シューズ』
「英語の本を英語で読めるようになりたい!」そんな情熱だけを頼りに、10年以上、ひたすら洋書を読み続けてきました。いわゆる英語教材を使った「勉強」は、英語の...
9月に入り、ようやく過ごしやすい陽気になってきました。いよいよ「読書の秋」の到来ですね。しかし、ついついスマホに手が伸びてSNSなどに没頭し、読書になかな...
Twitterでのブログ更新お知らせツイートからスマートフォンで各記事をご覧いただいた際、記事によっては段落の一行空けが反映されず、大変読みづらい表示とな...
戦争に引き裂かれる日系アメリカ人と中国系アメリカ人の恋 Hotel on the Corner of Bitter and Sweet (Jamie Ford)
読み終わったあとで「良い読書体験だったな」と思える本には二通りあります。一つは、先が気になってページを繰る手が止まらなくなるもの。そしてもう一つは、読み終...
こじらせ女性建築家のミッドライフ・クライシス Where'd You Go, Bernadette (Maria Semple) 【転載】
ケイト・ブランシェット主演・リチャード・リンクレイター監督の映画「Where'd You Go, Bernadette」が8月16日に全米で公開されました...
ロマンティックなだけじゃない #MeToo 時代のラブコメディ Don't You Forget About Me (Mhairi McFarlane)
このキュートな表紙からは想像もつかない展開に…。前回そして前々回と、シリアスな内容の本が続いたせいでライトなロマンティックコメディが読みたくなり、自宅の積...
Twitterのお友達からのお誘いを受け、お気に入りの洋書を日替わりでツイートする7 day Challengeに参加しました。お声をかけてくださった「の...
「この世界は素晴らしい」と訴え続けることの必要性 The Outsiders (S.E. Hinton)
フランシス・フォード・コッポラ監督による1983年公開の青春映画『アウトサイダー』の原作。米オクラホマ州タルサ出身の女性作家 S・E・ヒントンのデビュー作...
今こそ読むべき70年代の青春小説 That Was Then, This Is Now (S. E. Hinton)
このカラフルな丸い物体が、悲しみを倍増させるのです…。以前ご紹介したRob Sheffield著「Love Is A Mix Tape」(レビュー記事はこ...
洋書を読むのをしばしお休みし、こちらを読んでいました。イサム・ノグチについては、照明器具「あかり」などでその名前こそ知っていたものの(我が家には「あかり」...
草食系男子のセンチメンタルな音楽案内 Love Is A Mix Tape (Rob Sheffield)
[あらすじ] 深夜のブルックリン。「僕」はひとり、アパートの片隅でカセットテープを聴いている。妻のレネーがお気に入りの曲を集めて作ったミックステープだ。レ...
昨年(2018年)ボストンを旅行した際、ハーバード大学のすぐそばにある独立系の本屋さんで「Voracious」という本に出会いました。「地元出身の作家」の...
Red, White & Royal Blue (Casey McQuiston)
アメリカ大統領の息子と、イギリスの王子が恋に落ちたら…? 世界を揺るがす大スキャンダルが米英の外交問題に発展!? イギリスのロイヤルファミリーは、伝統と革...
ニューヨークの人気ショップ「Fishs Eddy」の歴史が詰まった1冊
ニューヨークにあるキッチン雑貨のお店「Fishs Eddy(フィッシュ・エディ)」。マンハッタンやブルックリンの街並みをモチーフにした可愛らしいイラストや...
Shortest Way Home (Pete Buttigieg)
本の向こうにぼんやり写っているのは、ニューヨークの土産店で買ってバラまき損ねたトランプ印のチョコレート。ブーテジェッジ大統領バージョンのチョコが出たら絶対...
Amazonプライムビデオのオリジナルシリーズ『グッド・オーメンズ』が面白い!世界の破滅を防ぐために天使と悪魔がタッグを組む…というファンタジードラマ。ポ...
「上等ってのはね、ハイヒールを履いても痛くならない足を持つことを言うのよ。それとね、足を痛めないハイヒールを買えるってことよ」山田詠美の短編小説集「放課後...
5月15日、アメリカ南部アラバマ州で、人工妊娠中絶を全面的に禁止する法案が成立。同日付のニューヨーク・タイムズでは「人工妊娠中絶問題を深く知るための本」と...
37歳の米大統領候補ピート・ブーテジェッジの回顧録が届きました
2020年のアメリカ大統領選に向け民主党からの出馬を表明した、米インディアナ州サウスベンドの市長ピート・ブーテジェッジ氏の回顧録「Shortest Way...
Sweet Tea and Sympathy (Molly Harper)
まだ5月だというのに、真夏のように暑い日が続いていますね。暑さが大の苦手な私は早くもぐったりしています。今からこんなに暑いようでは、この夏はいったいどうな...
英語の勉強のために洋書を読むようになって、はや十数年。洋書を読むことによって英語力が向上したかどうかはかなり怪しいです…。汗私にとっては、本を買うという行...
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気がつけば、2022年はたったの1回しかブログを更新できませんでした。そんな中でも昨年中、当ブログを訪れてくださった皆様に、心よりお礼を申し上げます。あり...
例年、新年の誓いというものをまともにたてたことがないのですが(どうせ守れないことは自分が一番よく知っている)、昨年までのウツウツした気分を振りはらって心を...
2021年が静かに過ぎて行こうとしています。この一年は私にとって、悩み事や心配事の絶えない、停滞の日々でした。潮の流れに逆らって必死に水を掻いてもどんどん...
最後の投稿からだいぶ間が空いてしまいました。皆様お元気でお過ごしでしょうか?ブログの更新を休んでいる間、本を全く読んでいなかったわけではなく…むしろ昨年の...
懐かしいその人の元気そうな姿に、思わず顔がほころんだ。2008年のちょうど今ごろ、私は一人でニューヨークを訪れていた。ニューヨークを旅するのはそれが初めて...
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2011年の春、東日本で起こった震災が日本中に暗い影を落としていたころ、私はカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』を読んでいました(稚拙な感想を雑記ブロ...
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Netflixで配信中のドラマ『コブラ会』。1984年に公開され大ヒットを記録したアメリカの青春映画『ベスト・キッド(原題 "The Karate Kid...
仕事帰りに銀座の某書店で出会った1冊。カバーデザインをひと目見て、裏表紙のあらすじを確認することもせずにすぐさまレジに直行したのでした。「スープ」という単...
1月も3分の1が過ぎましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私のお気に入りであるニューヨーク在住の街歩きユーチューバー「ActionKid」さんが「1月い...
ご無沙汰しております。更新をサボっている間にもこちらのブログを覗いてくださっていた皆様、ありがとうございます♪相変わらず読書に集中できる時間がなかなか取れ...
ジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』これは、もう何年も前からの私の愛読書です。自己啓発書はあまり読まない私ですが、定期的に読み...
ある日の真夜中、Amazon探検中に目に飛び込んできたこのカバーデザイン。眠れぬ夜にこんなのをオススメされて、ときめかない人がいるでしょうか。Amazon...
あれは2月の終わりごろ…お店の棚からマスクやトイレットペーパーが消えはじめていた時期、私は人間として生きているのがつくづくイヤになっていました。ある日の近...
私のステイホーム期間はとうの昔に終わり、今はほぼ通常通りの生活に戻っていますが、ユヴァル・ノア・ハラリ先生と過ごす濃厚な時間はいまだ継続中です。しかしゴー...
ゴールデンではなくなってしまった5月の祝日、皆様いかがお過ごしでしょうか。私の自粛生活の様子は別館の雑記ブログにて気の向くままに綴っています。あくまで自分...
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が全国に拡大されてから初めて迎えた週末です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?私はといえば、気持ち的にはかなり...
久しぶりの更新です。読書にまったく関係ない写真を記事のてっぺんに載せたのはおそらく初めてですね。新型コロナウイルス禍の只中、緊急事態宣言も出されましたが、...
新型コロナウイルス感染拡大のニュースが伝えられて以降、心がザワザワしてあまり本を読めていません。私にとって読書とは、知的好奇心を満たすためのもの、もしくは...
気がつけば、2022年はたったの1回しかブログを更新できませんでした。そんな中でも昨年中、当ブログを訪れてくださった皆様に、心よりお礼を申し上げます。あり...