Ruru-eroero さん プロフィール

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Ruru-eroeroさん: もうすぐ50歳、いつ死ぬか分からないから、自分の人
ハンドル名Ruru-eroero さん
ブログタイトルもうすぐ50歳、いつ死ぬか分からないから、自分の人
ブログURLhttps://cherryblossom71k.muragon.com/
サイト紹介文自分の年表的なものを作って、整理していこうと思います?
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供105回 / 36日(平均20.4回/週) - 参加 2018/10/15 20:34

Ruru-eroero さんのブログ記事

  • 二十一歳 南口(6)
  • 目が覚めると隣でタクオが寝息を立てていた。 頭が痛くて、ほんのり気持ち悪かった。 昨日のワインのせいだろう。 「これが二日酔いというやつか。」 そんなふうに考えながら、目を閉じた。 次に目が覚めると6時過ぎだった。 タクオはもう起きていた。 「おはよう」 そう言ってソファーに横になり、小さく丸まった。 気持ち悪さは治まっていたが、頭が重かった。 「頭痛い。」 そう言うと、私のおでこにタクオの手のひ [続きを読む]
  • 二十一歳 南口(5)
  • テーブルの上を片付けようと立ち上がろうとして、バランスを崩した。 タクオに抱き止められた。 どちらかと言うと私はお酒が強い。 呑んでも、自分で歩けなくなるようなことはそれまでなかった。 「ストローでワイン呑むとほんまに酔っぱらうんやね。」 と言うとタクオが小さく笑ったのが分かった。 座らされ、タクオが片付けてくれるのをただ見ていた。 申し訳なかった。 「ごめんね。」 と言うと 「何が?」 と笑う。 [続きを読む]
  • 二十一歳 南口(4)
  • 私は東京行きの航空チケットを片道分購入した。 夕方のチケットが取れてホッした。 母親には 「体調不良の先輩の代わりに三泊四日で東京研修に出ることになった。」 と嘘をついた。 「そんな顔で行くの?」 と当然のことを言われたが、マスクしてれば分からない、と交わした。 電話の呼び出し音をOFFにして留守電をセットし、旅行鞄に必要なものを詰め込んで、バタバタと家を出た。 リムジンバスで空港に向かい、すんな [続きを読む]
  • 二十一歳 南口(3)
  • 当日は支店長も参加していた。 地元の方々に混じってお祭りに参加した。 お祭りの場所は銀行の真裏だったので、更衣室で浴衣に着替えた。 マリさんは大胆な花柄の藍色の浴衣ですごく色っぽかった。 私は白地に藍色の切り替えが入ったシンプルな浴衣だった。 盆踊りは20時からだが、それぞれに分かれてお手伝いに回る。 早帰りの為、他のみんなは帰宅してから家族と一緒に顔を出してくれていた。 面倒くさいと思っていた盆 [続きを読む]
  • 二十一歳 南口(2)
  • 相変わらずの先輩女子の対応だったが、優しく接してくれるパートさんもいたから何とか頑張れた。 マリさんとマリさんの彼氏のジョウさん。 私の前年に入行した男性行員さんちゃん(彼女なし) と四人でカラオケに行ったり、食事することが増えていて一人じゃない気持ちにもなってきていた。 そんな中で、7月に支店で食事会があった。 一次会で懐石、二次会はスナックでカラオケのコースで門限10時の私は二次会を途中で抜け [続きを読む]
  • 二十一歳 南口(1)
  • 3月の末から、私は働き始めた。 地元の銀行に就職した。 30人程の支店に配属となり、普通預金を担当した。 仕事内容に適正があるとは到底思えなかったが、お給料を頂く以上はちゃんと働かなければならない。 後から知ったことだが、私はコネで入行したらしい。母親がお偉いさんに頼んだと後々知ることになる。 一ヶ月を過ぎた頃から、女性社員の私に対する対応が明らかに変わって来たことに気づいていた。 質問をしても適 [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(61)
  • 案の定、母親にはこってりと絞られた。 気持ちが落ちるようなヒステリーだったが、無視されるよりはマシだと自分に言い聞かせて乗りきった。 「タクオは無事に帰れただろうか。」 そのことが気になった。 子供ではないし、旅慣れているから大丈夫だと理解していても気になる。 タクオの電話番号は覚えている。 連絡を取ることは可能だった。 でも。 そんなことをしていたら、いつかは彼女に知れることになるだろう。 彼の [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(60)
  • 夜行バスはすごく狭かった。 でも、その狭さが私達にはありがたかった。手を繋いで寄り添うように小さくなってウトウトと眠った。 5時半過ぎに岡山についた。 ここでタクオは新幹線で東京に向かって帰り、私は実家に向かう電車に乗る約束だった。 実家のある町まで送ると言ってくれたけれど、離れられなくなりそうで怖かった。 それに、タクオが一人で帰ることを想うと切ない。 そんな時間に開いている店はない。 私はタク [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(59)
  • 私は困った顔をしていたと思う。 タクオは涼しい顔をして隣に座ると私のスーツケースを自分の膝の間に引き寄せて、私の手に自分の手を重ねた。 手を繋いで電車に乗り込んだ。 流れて行く外の景色を黙って見ていた。 私は幸せだった。 今出来る精一杯のことをしてくれることが嬉しかった。 新幹線で帰るつもりだったけれど、私は夜行バスに切り換えた。 タクオと二人分のチケットを予約した。 ロッカーにスーツケースを入れ [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(58)
  • 濡れた私のお腹と内腿等をティッシュで拭き取ると腕枕をしてくれた。 タクオの身体に自分の身体を寄せて胸に顔を埋めた。 泣きたくないのに、涙が止まらなくなる。 タクオを困らせたくはなかった。 「愛してる。」 タクオは私の髪にキスをしながら、何度も言ってくれた。 顔を上げて唇を重ねると指で涙を拭ってくれる。 「泣かないで。」 そう言われても、自分ではどうしようもなかった。 タクオは起き上がって壁にもたれ [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(57)
  • タクオがバイトに行っている間にご飯を炊いて、ハンバーグを作る。 お豆腐のすまし汁とサラダも作った。 「いい匂いがする。お腹へった。」 帰ってくるとタクオは言った。 ************************************** 「美味しい。」 タクオは何回も言いながら、ハンバーグを食べてくれた。 タクオと食べる最後の夜ご飯だった。 上手く出来てホッとした。 二人で片付けた。 どうして [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(56)
  • 目覚ましの音で目が覚めた。 ズルズルとベッドから抜けると、湯船にお湯を張る。 裸になると髪と身体を洗う。 そのまま、お風呂掃除をした。 ゆっくりと湯船に浸かる。 このお風呂も最後だと思うと淋しい気持ちになった。 タクオは大丈夫だったのだろうか。 考えないようにしていても、不安な気持ちが付きまとう。 お湯を抜きながら、浴槽内を洗った。 身体を拭いたバスタオルで浴室の水分をすいとるように拭いた。 下着 [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(55)
  • 「見なきゃ良かった。」 ジャスミンの感想だ。 「ルルがタクオに甘えてるなんて。」 そうも言った。 でも。 「私に手を差し出してくれて嬉しかった。」 とも言っていた。 実はその辺のことはあまり覚えていない。 ぼんやりと霞がかかったような記憶しかなかった。 最後は覚えているんだけど。 着替えて、汚してしまったシーツを張り替えると私達はジャスミンの部屋を出た。 部屋を出るとタクオは私を強く抱き締めた。 [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(54)
  • タクオが何を考えているのか分からなかった。 「私、生理中やし。だから無理やねん。」 そう言うと 「汚れても、大丈夫。」 とジャスミンはニッコリ笑う。 「私、ルルが男の人とするとどんなだか見てみたいの。傷ついたりしないから、して見せて。」 タクオが私の腕を掴んで 「シャワー借りていい?」 と言う。 「いいよ。使って。」 ノリノリのジャスミンが言う。 脱衣場で私はタクオを責めるように見た。 「気持ちに [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(53)
  • 結局、我慢出来なくなって私達はセックスした。 キスしながら、湯船にお湯を張る。 シャワーで浴室を温めた。 お互いの身体を確認するようにまさぐり、舌を這わせた。 昨日よりも経血は少なかった。 私の生理は2〜3日で終わる。 早く終わればいいのに・・・そう思った。 浴室の鏡の前に立たされ、セックス中の自分の顔を初めて見た。 恥ずかしさで全身が熱くなる。 だらしなく開かれた唇からは喘ぎ声が漏れた。 湯気に [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(52)
  • タクオに髪の毛を乾かして貰う。 手ぐしで優しく髪を鋤きながら風を当てて、丁寧に乾かしてくれる。 気持ちよくて眠くなる。 乾かし終わると、お礼にミルクティを作る。 牛乳の中にティーバッグを入れて火にかける。ゆっくりと煮出す。 使いきりたかった蜂蜜を垂らして入れる。 紅茶の香りと蜂蜜の甘い香りが部屋に広がっていく。 タクオが初めて部屋に来た日も紅茶をいれたっけ。 メガネを外す仕草にドキドキした。 パッ [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(51)
  • 自分の部屋に帰ると部屋の前でタクオが待っていた。 「いつから待ってたの?」 「さっきだよ。」 と答える。 私達はお互いに合鍵を渡していない。 手に触れると冷たかった。 渡しておけば良かったと少し後悔した。 「あの匂いがする。」 私を抱き締めてタクオが言った。 私はどうやらセックスすると体臭が甘い香りになるらしかった。 ジャスミンとしたことに後ろめたさを感じる。きっとバレてるだろう。 「たこ焼き買っ [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(50)
  • 私の涙をジャスミンのキスが吸いとっていく。 唇が重なる。舌の力を抜いて私の唇の形に沿ってなぞる。 「泣かないで。」 そう囁くと優しく髪を撫でてくれた。 首筋を往復する彼女の舌と唇が下へと向かう。 ボタンダウンのシャツを脱がせにかかったジャスミンを手のひらで制止する。 身体にタクオがつけたキスマークがまだ残っている。それを彼女には見せたくなかった。 「ダメ?」 ジャスミンが顔を寄せて聞いてくる。 私 [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(49)
  • ジャスミンが帰ってきたのは、初七日が終わった後だった。 友達の実家が定食屋をしていたので、最後の挨拶も兼ねて二人でランチすることにする。 ジャスミンは卒業旅行のことをひどく気にしていたけれど、私は気にしてないことを伝えた。 社会人になってから、二人で旅行することを約束した。 タクオと箱根に行ったことは伝えてあったけれど、詳しくは話してなかった。 「タクオとはどうするの?」 今、私が一番聞かれたくな [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(48)
  • 部屋に帰って、私達は抱き合った。 タクオの身体に触れていたかった。 私はタクオの眼鏡を外しながら、唇を咬んだ。 血の味が広がる。 タクオは怒らなかった。 私の身体を強く吸ってキスマークをつけていく。 赤い花のような小さなキスマークが私の身体のあちこちに咲いていく。 畳のひんやりとした感触が火照った肌に気持ち良かった。 タクオの背中に立てた爪痕が彼女を傷つければいいと思っていた。 私の中をいっぱいに [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(47)
  • 目が覚めると午前2時すぎだった。 私のお布団は私の愛液で濡れてしまったからだろう。 タクオと一つの布団に入っていた。 そっとタクオの首筋の匂いを嗅ぐ。 悲しい気持ちが沸き上がりそうになる。 渓流の音に神経を持っていき、その感情に蓋をする。 タクオの腰に手を回して抱きつくと、目を閉じた。 「ルル、起きる?」 タクオの声で目を覚ました。 時計を見ると7時だった。 8時から朝食になっている。 お風呂に入 [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(46)
  • 二人で内湯の檜風呂に入った。 すごくいい香りがする。 髪と身体を洗って、ゆっくりと湯船に浸かる。 明るい所で裸になることにいつの間にか慣れていた。 あんなに恥ずかしいと思っていた自分のアソコを脚を開いて見せることにも慣れてきた。恥ずかしさがないと言ったら嘘になる。 知らない人に対してそれを「やれ」と言われたら、全力で抵抗するだろう。 でも、タクオに対しては平気だった。 (視力が悪くてあんまり見えて [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(45)
  • バイトが終わって、タクオから電話が来た。 私が掛けた電話の後で、馴染みの旅館に電話を入れて宿泊できないか聞いてくれたらしい。 子供の頃から家族旅行で訪れている箱根の旅館で 「すごく素敵な所だよ。ちょうど離れが空いてたから、そこを予約した。楽しみにしてて。あと、車で行こう。その方が色々行けて楽しめると思うから。」 楽しそうに話していた。 何て言うか・・・ 二十歳で箱根に馴染みの旅館があるってどういう [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(44)
  • 卒業旅行の為に、下見して決めていたスーツケースを買った。 私はシルバーを、ジャスミンはショッキングピンクで色違いのお揃いにした。 ウキウキしていた。 明日の為にそれぞれの部屋で荷造りをしてから、ジャスミンの部屋に泊まる約束をして別れた。 部屋に帰るとすぐに電話が鳴った。 ジャスミンだった。 「ごめん。お祖父ちゃんが亡くなったから、旅行に行けない。本当にごめん。もし良かったら、タクオと行って来て。」 [続きを読む]
  • 二十歳 ジャスミンとタクオ(44)
  • 卒業旅行の為に、下見して決めていたスーツケースを買った。 私はシルバーを、ジャスミンはショッキングピンクで色違いのお揃いにした。 ウキウキしていた。 明日の為にそれぞれの部屋で荷造りをしてから、ジャスミンの部屋に泊まる約束をして別れた。 部屋に帰るとすぐに電話が鳴った。 ジャスミンだった。 「ごめん。お祖父ちゃんが亡くなったから、旅行に行けない。本当にごめん。もし良かったら、タクオと行って来て。」 [続きを読む]