くく さん プロフィール

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くくさん: 俳句*くくく
ハンドル名くく さん
ブログタイトル俳句*くくく
ブログURLhttp://www.izumai.space
サイト紹介文日々感じたことを、俳句や小作品として創作します。宜しくお願い致します。
自由文日々感じたことを、俳句や小作品として創作します。宜しくお願い致します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供3回 / 5日(平均4.2回/週) - 参加 2018/10/19 15:32

くく さんのブログ記事

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  • 風呂の記憶
  • 都会慣れした姉と私にとって、文明開化前のお百姓然とした父の実家に泊まることは、苦痛でした。お風呂に入るのは恐怖でした。父の実家のお風呂は五右衛門風呂でした。裸になった母と私は、そうっと段を踏んでお風呂の縁まで辿り着きます。すると母は私を掲げ上げ、お風呂に浮かんでいる落し蓋のような丸い板の上にそっと下ろします。その板の上だけが、私にとっての安全地帯でした。母は、金属の側面は熱いからと慎重な注意を与え [続きを読む]
  • 無題
  • それは、姉と私とが通っていた西東小学校の裏手に広がっていました。やはり、姉が発見したものです。見渡す限りの田圃と田圃の間には、几帳面に仕切りの段がこしらえてありました。それは畦道でもなく、もっと細い細い仕切りの役目だけを果たして続いているのです。姉は真面目な目を私に向け、「絶対に秘密だよ。」と言います。私は厳かにうなずきました。確かめるなり姉は、今にも崩れそうな細い細い道を伝うように歩き始めました [続きを読む]
  • 冬の空
  • 冬の空哲学者たる鴉かな冬の空を見上げると、電線に大きな鴉がとまっている。鴉はいかめしい顏をしている。大きな嘴が鷲鼻のようにも見える。黒い姿も重々しい。黒い塊はまるで哲学する者のようだ。これで生ゴミを漁りに行くのだから嫌になっちゃう。都会で暮らす哲学者なんて所詮その程度なものだ、とまた元の姿勢に戻る。 [続きを読む]
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