IppeiAsakawa さん プロフィール

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IppeiAsakawaさん: 健康を硬派に考える(仮)
ハンドル名IppeiAsakawa さん
ブログタイトル健康を硬派に考える(仮)
ブログURLhttps://ippeiasakawa.hatenablog.com
サイト紹介文薬剤師免許・医学博士号をもち、製薬会社への勤務経験もあるアサカワイッペイが健康を真剣に考えるブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供25回 / 23日(平均7.6回/週) - 参加 2018/10/27 16:36

IppeiAsakawa さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 小児慢性特定疾病とは…
  • 指定難病/難病医療助成制度とは別に、小児に特化した難病の制度があります。それが、「小児慢性特定疾病」です。(詳細は小児慢性特定疾病情報センター)「指定難病」と同じく「小児慢性特定疾病」にも条件があります。慢性に経過する疾病であること生命を長期にわたって脅かす疾病であること症状や治療が長期にわたって生活の質を低下させる疾患であること長期にわたって高額な医療費の負担が続く疾患であることこの4項目 [続きを読む]
  • 指定難病と助成制度
  • 日本には、指定難病とされている331個の病気があります。これらの病気にかかってしまった場合、助成制度をうけることができます。(指定難病についてはこちら)今回は、この助成制度についてです。行政が提供する制度は、ありがたいのですが、正直、説明が難しすぎます。特に、病気のときは頭の中がパニックで、落ち着いて読む余裕なんて…そこで、助成の「全体像」「申請方法」の記事をザックリ書きました。ちなみに、詳 [続きを読む]
  • 指定難病とは…
  • 「指定難病」という言葉をご存知でしょうか?世には、患者数が少なく、原因不明で、有効な薬もない病気がたくさんあります。国は、そのような疾患を調査・特定し、「指定難病」としています。「指定難病」は、条件があります。まず、大前提として、発病の機構が明らかでなく治療方法が確立しておらず希少な疾病であって長期の療養を必要とするものです。それに加えて、患者数が一定の人数に達しないこと(人口の0.1%,約10万 [続きを読む]
  • 医療費の上限を知ろう -高額療養費制度-
  • これまでの記事で、国民皆保険制度があるため、医療費負担は70歳未満は3割70〜74歳は2割75歳以上は1割とザックリ書いてきました。もちろん大まかには正しい情報です。ただ、ものすごい 重病や入院は、1〜3割負担でも十分に家計を圧迫します。そこで高額療養費制度の登場です。高額療養費制度とは…詳細は厚労省の資料が良いです。でも、少し複雑なので補足します。まず、70歳以上と70歳未満で設定が異なります。ここでは、若 [続きを読む]
  • 国家財政と医療用医薬品
  • タイトルが壮大すぎますが……医療用医薬品の研究開発について、製薬会社の財務の視点で考えました(こちら)。前回、薬の価格(薬価)という視点で記事にしました(こちら)。じゃあ、患者さんと国の負担はどうでしょう?細かいことは後述しますが、医療用医薬品に関して言えば、1.5兆円が患者負担8.5兆円が税金負担になっている計算です(筆者計算)。医療費の支払い内訳僕たちは、医療用医薬品を手に入れるとき、診療費( [続きを読む]
  • 薬の価格(薬価) -オプジーボを例に-
  • 「薬価」というものを聞いたことがありますか?医療用医薬品の世界では、薬の価格のことを「薬価」と呼びます。「薬価」が製薬業界では、ここ2〜3年、とても話題になっています。なぜ話題かというと、オプジーボ®に原因があります。オプジーボは、本庶先生がノーベル賞をとったことでも話題になりました。でも、実は、薬価の面でも話題になっていました。医療用医薬品は、病院に行き、処方箋を発行され、薬局で受けとるお薬 [続きを読む]
  • 製薬会社の財務 -研究開発費と売上高-
  • 医療用医薬品開発には、時間とお金がかかって大変、ということを書いてきました。しかし、僕のような当事者だった人間が、そんなこと言っても「自画自賛/自虐/努力賞ちょうだい!」と言っているようで、残念な告白にしかならないように感じてきました。結局、時間とお金がかかると言っても、負担感は各社の財務状況で変わります。今回は、国内の規模別に製薬会社の財務状況を、ザックリ比較してみます。題材には、以下3社を [続きを読む]
  • 動物実験への規制
  • 動物を使った試験(動物試験)は、何かと物議を醸します。動物の命を(ある意味で)生み出し、試験のために奪う行為です。それにより、研究者は尊い試験データを得ますが、動物愛護を主張する方々から厳しい指摘や抗議を受けることがあります。僕は、大学院生時代と製薬会社入社当初の数年間は、動物試験をしていました。動物試験の実施前には、ガイドラインに従った講義を受けます。これにより、動物試験を減らすこと(代替方 [続きを読む]
  • 医療用医薬品の臨床試験
  • 医療用医薬品が発売されるまでの開発プロセスは、10年間50億円かかる、と書きながら、4記事でそのプロセスを紹介する強引さをお許しください。開発段階の医薬品(シーズ)について、一定の品質が担保され、非臨床試験(動物試験)で安全性が確認されたら、ヒトへの投与になります。ヒトへ投与する試験を通称・臨床試験とよびます。臨床試験は、大きく分けて4段階にわけられます。第1相試験(Phase1)初期第2相試験(Phase2a) [続きを読む]
  • 医療用医薬品と動物を使った実験(非臨床試験)
  • 医療用医薬品(お薬)の種ができると、まずは動物を使用した試験を行います。お薬の種は、業界用語で通称・シーズと呼ばれます。また、動物試験のことを通称・非臨床試験と呼びます。(臨床=現場/患者の側、という意味なので動物試験は、非臨床なのです。)シーズができると、動物に投与することで安全性(と有効性)を確かめます。なぜ有効性を()でくくったのか?動物試験では圧倒的に安全性の試験項目が多く、重視される [続きを読む]
  • 医療用医薬品の品質
  • 品質は”ものづくり”の命です。”ものづくり”をお仕事としている方は、よくご存知とは思います。食品でも、異物混入が起これば、同じ時期に同じ工場で作られた食品(ロット)は回収されることは、ニュースでも報じられます。ドラマ化された「下町ロケット ヤタガラス">下町ロケット(池井戸潤)」でも、自社工場で作製した製品がロケットの部品として使われていることから、”ロケット品質”とアピールしています。では、医 [続きを読む]
  • 医療用医薬品が発売されるまでの開発プロセス
  • 医療用医薬品(以下、お薬)が発売までには、長い時間とたくさんの資金が必要です。なぜか?答えは簡単で、ヒトの健康はとても尊いものだからです。(概念的ですが。)そして、尊い健康のためには、安全で有効性が高いお薬が求められます。お薬の安全性と有効性は、あらゆる面から調査されています。それって、どうやって調査するの?というのは、意外と実生活でも聞かれる内容です。ざっくりと概要だけ書くことにします。お薬 [続きを読む]
  • 新しいお薬を発売できる会社の少なさ…
  • お薬は、医療用医薬品一般用医薬品に分けられることは書かせていただきました(こちら)。オプジーボの話もしたし、僕も医療用医薬品が専門なので、医療用医薬品のお話から。この記事の中では、医療用医薬品と書くと、堅苦しいし、長いので「お薬」と書きます。多くの方は、お薬について、「よくわからない」「正体不明」「キケン!」「うんさんくさい」と思っている人が多いように思います。中には、「製薬会社は、ボロ儲け [続きを読む]
  • 医薬品には種類がある
  • 製薬会社や医療の制度のことを分かりやすく書こう思います。がしかし、まずは医薬品に種類について書かなければならない、と気が付きました。これは、とても大事なポイントです。医薬品は大きく分けて2種類に分けられます。それは、医療用医薬品一般用医薬品の2つです。何が違うかというと、医師が発行する処方箋が必要か否か、です。病院に行って、処方箋という紙切れをもらい、薬局に行くとお薬と引き換えてくれるのが医療 [続きを読む]
  • 本庶先生のノーベル賞と小野薬品
  • 2018年10月1日に本庶佑先生(京都大学教授)のノーベル賞受賞が発表されました。僕は大学院時代に免疫学の研究をしてたため、本庶先生とお話したこともあります。本庶先生は、抜群に頭が良いですが、皮肉屋でもあります。記者会見やインタビューを見てもわかると思いますが、わりとキャッチーでメディア受けする言葉や内容について話をします。その1つが、本庶先生による小野薬品への批判です。bunshun.jpそれに対する小野薬品 [続きを読む]
  • 診断・治療「ガイドライン」の読み方
  • ガイドラインは、専門用語がたくさん使われています。どの分野でも専門用語の羅列は、辛いものです。では、その専門用語をどう読んだら良いのでしょうか?ここでは、読み方のポイントを書きたいと思います。これは僕の主観ですが、自分が患者になったとき、「その病気はどんな経過をたどるの?」「治療はどんなことをするの?その治療は痛いの?」が最大の関心事に思えます。「ガイドライン」の構成については、先の記事で紹介 [続きを読む]
  • 診断・治療「ガイドライン」の構成
  • ガイドラインの読み方の前に、ガイドラインの構成についてお話しします。闇雲に読むより全体像を把握することが重要(なときも)あります。「ガイドライン」には、具体的に何が記載されているのでしょうか?先の記事で「プロが作っている」と書きましたが、「そうは言ってもねぇ」と思っている方もいると思います。まずは情報量についてです。情報量は、その辺に売っている本より、情報の厚みがあり、コンパクトにまとめられ [続きを読む]
  • 診断・治療「ガイドライン」を作っている人
  • 大事なことを書き忘れていました。「ガイドライン」は、誰が作っているのでしょうか?作った人に信頼をおけなければ、読む気も失せてしまいますね。こちらの記事でも記載した通り、ガイドラインは大事なものです。ガイドラインという名前の通り、診療や治療の「指針」を示しています。これを作れるのは、その道のプロしかありえません。「医者」「医療従事者(看護師・理学療法士など)」「研究者」が、チームを作り、最先端の [続きを読む]
  • 診断・治療「ガイドライン」の入手方法
  • 「ガイドライン」の存在の大きさは、語らせてもらいました。では、肝心のガイドラインは、どうすれば入手できるのでしょうか?皆さんは、自分や家族・友人が病にかかったら、どうしますか?まずは不安になるでしょう。そして、昨今であれば、googleに病名を入れるでしょう。とりいそぎ本屋の健康コーナーに足を運ぶ方もいると思います。よく名前が知られていて、少しの間だけ安静にすれば、回復する病なら良いでしょうでも、 [続きを読む]
  • 診断・治療「ガイドライン」の存在
  • 「巨人の肩の上にのる矮人」という言葉があります。先人の積み重ねをもとにして、今日の私たちの発見がある、という意味ですね。googleには科学文献を検索するためのgoogle scholarというサービスがあります。そのトップ画面にも同じ文言が書かれています。医学は、まさに「巨人の肩の上に〜」です。先人の知識・智恵がなければ、決して今日の医学はありません。それを実際の実用書としてまとめているものが医学界にはありま [続きを読む]
  • 医薬品の研究開発に関わって…
  • 製薬会社で働いた経験は、貴重な経験でした。僕は、新規医薬品の研究開発に携わっていました。製薬会社の医薬品開発は、1つ1つがとても大きなプロジェクトです。したがって、プロジェクトの進め方もすごく慎重です。研究開発が本業だとしても、マーケティング的な要素、「この開発品は◯◯疾患の????層の患者さんにマッチする」「競合品は△△が考えられ、開発品は□□な部分が優れている」という議論や分析をします。しか [続きを読む]
  • 科学的に根拠のある方法で…
  • 科学に奇をてらった方法はありません。奇をてらった、画期的な病気の治療の仕方もありません。科学や医療を専門に勉強していると「はじめに!」で書いたように、「科学や医療について知識がない人が損をしているなぁ」と感じます。不謹慎かもしれませんが、有名人の方で、標準的な治療をしない結果、自身やご家族を生命の危機に晒してしまっていると感じることがあります。又、ネット上には間違った知識も蔓延しています。 [続きを読む]
  • 体が弱かった僕は…
  • 「はじめに!」で、僕自身が体が弱かったことを書きました。具体的に、どのように弱かったかというと、主には小児喘息です。子供の頃は、月に1回以上は発作を起こしていました。夜中に両親の車で救急外来に連れて行かれることもありました。小児喘息のことは、いずれ詳しく書きますが、発作は本当に苦しいです。気道が狭くなって、ピィーピィーと喉がなります。あれは、喉に何かが詰まっているわけではないんです。喉の筋肉( [続きを読む]
  • はじめに!
  • 僕がこのブログを始めようと思ったのは、多くの人に正しい科学や医療を理解し、健康な生活を送って欲しいと思ったからです。そう思った理由は、以下3つです。僕自身、小児期は体が弱く頻繁に病院に通っていたこと。科学や医療について知識がない人が損をしていること。正しい生活リズムと医薬品で一定以上の健康な維持できると思ったこと。このブログでは、主に3.に関連して有用な情報を発信することが主になると思います。ま [続きを読む]
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