小石 さん プロフィール

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小石さん: BRAVERY THERMAR
ハンドル名小石 さん
ブログタイトルBRAVERY THERMAR
ブログURLhttp://bravelythermal.seesaa.net/
サイト紹介文物語の種になりそうなものを集めるブログです。 短いタイトル、ストーリーの断片、調べものなど。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供18回 / 15日(平均8.4回/週) - 参加 2018/11/03 17:24

小石 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 月と戦のファンタジスタ
  • 1尾張は終わっている2天下の嘆きを鎮めよ3宿業は月夜を愛でる4かがり火に似た約束5業を引き受ける決戦6天下取りの紆余曲折7権力の病と愛の攻防8月なき深夜の馬揃え9月を追う者たちの盃10受け継がれる業と意志11日の本黄泉路大返し12重ねた日々を刻む門 [続きを読む]
  • 星の眠る湖
  • 1茜さす草原に一人2地底湖のほとりの娘3侵入者は笑わない4優しい娘も笑わない5野心と願いの道案内6地底の楽園の登山道7山の頂きに住む魔女8侵入者は娘を裏切る9楽園の崩壊と残る傷10そして神樹は生まれた11地上へ走る魂の奔流12神樹の木陰に一人 [続きを読む]
  • フルムーントパーズの治療士
  • 1百花繚乱冒険ギルド2勝ち組ギルドの珍策3権力と実益のすきま4英雄を継ぐ者になれ5治療士たちの大乱闘6上級クエストの切符7傷つけられた禍つ神8癒せない神の苦しみ9英雄はもういらない10せめて宴の杯を共に11その傷を癒せるなら12満月ギルドの聖夜祭 [続きを読む]
  • 放課後の召喚士
  • 1橋の向こうの中学校2下校の鐘が鳴る前に3秘密を知る者の末路4願うものと願われるもの5唯一無二の契約召喚6放課後バトルアワー7切実なる十代の野心8その橋は渡らせない9分かりあえる可能性10力を与えた者の真意11届かない場所へ渡れ12橋の向こうは私の街 [続きを読む]
  • 虹の向こうは竜の国
  • 1崖に捨てられたもの2迷子と迷子の出会い3夕焼けの街とお説教4忘れられた竜の伝説5その剣を引き抜いて6王子様御結婚の祝祭7王子とドラグナイト8その翼で連れ去って9崖に眠る二人の秘密10王子の心と竜の契約11絆を結びなおす決意12虹の向こうへゆく風 [続きを読む]
  • 摩天楼の影狩り
  • 1夜景を背に記憶狩り 2摩天楼の呼び声 3狩人の掟とイマシメ 4赤い月と魔力の印 5二つの印が交わる時 6仲の悪いパートナー 7記憶のゆきつく深淵 8二度と戻れない場所 9残された者の夜明け 10記憶の中の約束 11君の記憶を狩る 12朝焼けの色は何の色? [続きを読む]
  • 王国の底の金の城
  • 1地下王国と少年の朝 2少年の夢と宝の地図 3占い師と滅びの予言 4ふたつめの予言と扉 5地下世界の本当の姿 6愉快な地下の案内人 7眠りについた金の城 8金の城の名もなき王 9王の真実と王国の嘘 10生者と死者の鎮魂祭 11すべての時を金色に 12太陽光のメッセージ [続きを読む]
  • ウサギとカメの憂鬱
  •  空はどこまでも青く高く晴れ、強い風が吹いていた。西の湖を渡ってくる風だ。 黄金野には、ウガの山に突き当たるまで、風をさえぎるものがひとつもない。 なのでいつも、激しくあおるような西風が吹いていた。 冬には、雪がどっさり積もる。雪降ろしと呼ばれる雷を伴って、黄金野を銀色で覆い尽くすのだ。 冬支度の始まりつつある山道を、俺はひとり、憂鬱な気分で歩いていた。 俺の身に、ある重大な変化が振りかかろうとし [続きを読む]
  • 本当のゴール
  •  「ティウ」 お祖母さんの目は、いつも通り優しく、慈しみに満ちていた。けれどどこか、寂しそうだった。 お祖母さんはそっと、首を横に振った。 「わかっているはずよ。わたしのこれは、病気ではないと。わたしはもうすぐ、命を終える。薬で永らえても、その時から逃れることはできない。天命なのよ」 「わかっている。でも、せめて」 俺は食い下がった。薬のビンを、小さく揺らして、差し出す。 わかっていた。お祖母さん [続きを読む]
  • 月とダイヤモンド プロローグ
  •  俺の名は、ティウという。 すこし前までは、俺の名を知っているのは、一緒に住んでいるお祖母さんだけだった。 それがあるとき、ある事件をきっかけに、俺の暮らすこの黄金野一帯に、俺の名は広く知られるようにった。 今日はその話をしようと思う。 とあるカメと、とあるウサギのお話だ。 聞いたことがあるだろう?カメが勝つ話だ。 とあるうさぎに。 俊敏を誇るうさぎ族のなかでも、飛び抜けて足の早い少年がいた。 名 [続きを読む]
  • 誰が為の俊足
  •  おれは息をひっこめた。 心臓がとまる。 猛禽族。しかもあれは、クマタカ族だ。 旋回している。獲物を探している。 足にぎゅっと緊張が集まる。逃げなきゃ。あれは危ない。 何人もの仲間を連れ去った、空のギャングたち。一羽どころじゃない。家族だろうか、大小何羽もいる。狩場はここではないはずなのに。 おれは、耳と両足に、全神経を集中させた。 一瞬で、決着がつく。彼らが早いか、おれが速いか。道は、ふたつにひ [続きを読む]
  • キリギリスの思い出
  •   おれは、アリんこのお姉さんと一緒に、月見の原っぱに来ていた。 春の空には、やわらかく薄い雲が、清流のように流れている。朝早く、まだ草むらは乾ききらずに、露でキラキラと光っていた。 キリがステージがわりにしていた石の後ろには、日焼けした傘がさしかけてある。その影のなかに、小さなウクレレがひっそりと置いてあった。 おれたちは、どちらからともなく立ち止まった。 アリんこのお姉さんは、何も言わずに、風 [続きを読む]
  • ラビットアンダーグラウンド
  •  「うさぎ族は毎夜、秘密のお茶会をしている」という、有名な伝説がある。 うさぎ族は巣穴を掘るとき、外敵を迷わせるために、入り口をたくさん造る。伝説はその穴のどれかひとつに、異次元に通じる扉がある、と語る。 扉の奥の不思議な庭では、うさぎ族たちだけの特別なパーティーが開かれているという。 秘密のお茶会、という響きに惹かれて、俺はチトにそのことをたずねてみた。 するとチトは目をくるっとさせ、知らないの [続きを読む]
  • 戦国ファンタジア 兄弟の証
  • ※この物語はフィクションです。実在の人物、団体などとは無関係です。史実に基づく歴史とも関係ありませんのでご注意下さい。 「兄者。起きておられたのか」 焦りをわずかに含む声で、秀長が言った。秀吉はとろんとした目で弟を見つめ、夢みる子供のようにうなずいた。 「うん。今、起きたわい。寝とったけども。オメ、なんでそんなおっかない顔、しとるん?家康殿も。何事じゃ?」 目をこすりながら、秀吉は家康の方を向いた [続きを読む]
  • 戦国ファンタジア 災禍の芽
  • ※この物語はフィクションです。実在の人物、団体などとは関係ありません。史実に基づく歴史とも関係ありませんのでご注意下さい。「今から私がすることは、決して口外しないで下さい」秀長は低い声で言い、寝ている兄にそっと手を伸ばして、そのはだけかけている着物のたもとを、左へ開いた。上下する胸の、ちょうど心臓の真上かと思われる位置に、赤く光るものがぽつりとはりついていた。血のような石榴の色。家康は息を飲む。「 [続きを読む]
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