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  • 「1年以上使っていないものは捨てる」のは、おかしいと思う。

    だいぶ間が空いてしましました・・・。 部屋の内装が完成したものの、気に入らないところをやり直してもらったり、家具を運び入れたり、どこに何を置くか悩んだり、色の合わないものは塗装したりetc。 「あと少し、あと少し」とつぶやきながら、コツコツと作業しておりました。 完成まで、あと少しです・・・。 そんな状況の中、何度も思ったことがあります。 それは、「捨てなくて良かった!」ということ。 断捨離やシンプル生活といえば、よく聞くフレーズが、 「1年以上使っていないものは、捨てなさい」 今回のリフォームに際して、何年も捨てずにとっておいたものが大活躍しているので、 1年という短い期間に大きな疑問を持ち…

  • 車の買い替え ~新車or中古~

    ここ最近、なにとはなしにストレスフルでした。 原因は、出費がかさむからではと思っております。 加えて収入が低いことも、急にはじまったことではないけれど、心に暗い影を落としているようです。 そういえば、うつ病患者にお金を支給すると症状が軽くなったという研究があったような。 わかる気がします。 私はその逆バージョンだけど・・・。 車を買い替えないといけないのですが、 仕事場のリフォーム代が、予算を20万ほどオーバーしまして。 そもそもリフォームは予定外のことで、トータル170万かかるにも関わらず、特に積み立てとかしていなかったので、その分は貯金を取り崩さないといけなくなってしまったのですが、せめて…

  • 続・食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べたい ~痩せたいと悩む方々へ~

    前回から間が空いてしまい申し訳ありません。今回の記事を待っていてくださった方、いないんじゃないかなぁ?と悲しいことを考えながらも、引っ張った手前、恐縮しきりです。 さて、本題ですが。いかにして、有り余る食欲を抑え、食べ過ぎで増えた体重を5㎏ほど落としたのかという話です。 痩せたいという思いでダイエット関連の本を読む中で、いくつか心に響くものがありました。 ダイエットをやめようと思わせてくれ、結果的に痩せることができました。 (それらの本をご紹介できればいいのですが、タイトルも著者名も何もかも忘れてしまいました・・・。本当に申し訳ありません。) 最も私心に響き、納得させたのが、キットカットの話で…

  • 食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べたい ~痩せたいと悩む方々へ~

    いつもは、いったい誰に向けて、何のために書いているのかはっきりしないまま、その時々に言いたいことを気ままに書いているこのブログですが、今回は、痩せたいと悩む方に向けて、私の体験を役立ててもらえたらという思いで書かせていただきます。 ただし、病気などでホルモンバランスが崩れて太ってしまう方や、遺伝的に太りやすい方、健康を損なうほど痩せたい・モデル体型になりたい方、鍛えて引き締めたい方などには、参考になるようなお話はできません。 食欲が抑えられない、食べすぎてしまう。そのせいで健康上ベストな体重よりも太ってしまう。そんな悩みを持っている方に向けて書かせていただきます。 昔は食べたいものを我慢したり…

  • ただただ、ダラダラしてしまう・・・。

    ブログを書くペースが徐々に落ちている。 特に何ががあったというわけではない。 なんとなく延び延びになっているだけ。 じゃあこれまで快調に書いてきていたかというと、そんなことは全くなく。 次は何を書こうかと考え、テーマが思い浮かび、ちょっとイメージしてみたりなんかして、でも時間が経つと別のことが書きたくなり、それを何回も繰り返すこともあり、結局、もうそろそろいい加減書こうかというタイミングのときに書きたいことを書く。 というのを繰り返してきた。 ブログを書く時間帯とか、どのくらいのペースで書くかという目標も特に決めていないので、ずっと書かなくてもいいかもと思ってしまったり、でもこうやって書いてい…

  • シンプル系の流行に乗れずに苦労する。

    リフォーム中につき、1日の大半をインテリアのことを考えたり、検索したりに費やしている。 そして、考えに考え、調べに調べた結果、私の望むものはどうやら手に入らなさそうだということがわかったりする・・・。 フォーカルポイントにフロアスタンドをシンメトリーに飾りたかったけれど、私が欲しかったのは、傘がないタイプで、できればアッパーで、アンティークテイストのもの。 ほとんどが、傘があるし、アッパータイプは特徴のないシンプルなデザインが主流だし、アンティーク系になった途端いっきにシャンデリアやキャンドルになってしまう。たまにいいなと思うデザインがあっても本物のアンティークで、5万とか10万とかして、とて…

  • カーテンにお金をかけるか否か。

    何に価値を見出すかは人それぞれだけれども、「カーテン」は人によって、かなり意見が分かれるのではないかと思う今日この頃。 仕事場が広くなるにあたって、床・壁紙・ドアなどなどを選びまくっている中で、カーテンも3種類選んだ。 カーテンとはいえ、ふつうのカーテンは1種類で、あとの2つは、ロールスクリーンとバルーンシェード。 1番大きな掃き出し窓2か所は、ロールスクリーンを選んで、お値段8万円弱。腰高窓2ヵ所は、バルーンシェードで、13万円強。間仕切りカーテンは、2ヵ所で、8万円強。 〆て、約30万円(全て、レール代込み)。 1番大きな窓が8万円で済むのに、人1人が通れるくらいの間仕切りスペース分のカー…

  • 「同性婚」のその先に~まだ見ぬ未来に思いを馳せる~

    同性婚訴訟の件を知ったとき、まっさきに思ったことが、「私、何もしていなくて申し訳ない!!」ということだった。 世田谷区議会議員の上川あやさんは、わりと行動しない人に厳しいイメージなのだけど、そういう影響なのかなんなのか、私には政治に関わることをしていないことに罪悪感がある。 もちろん選挙には必ず行くし、署名くらいはするけれど。 過去には、市役所へアドボカシーに行ったり、議員さんや教育委員の方に会ったりしたこともあるけれど、ジワジワと身バレの恐怖が湧いてきたのと、テンションが保てなくなったのとで、今は本当にまったりと活動の末端中の末端に属している。 他人から行動しなきゃと言われたら怒るくらいの気…

  • 「能動的」に読みたい。

    月に1度は宝塚ライブビューイングへ行くサイクルになっているけれど、来月は『霧深きエルベのほとり』の予定。 それを潤色・演出するウエクミ先生が、作品について京都新聞の夕刊にコラムを書いていた。 (Twitterに上がっていたものを読んだので、日付はわからず。) 実際演出してみて学んだことの中の一つ。それは、いつもの自分は台詞を短く書きすぎる、ということだ。菊田先生の真骨頂は台詞の上手さで、ありふれた単語ばかりを一見無駄に繰り返したり重ねたりしている長台詞が、たまらない名台詞に聞こえたりする。私からすると、「俺は・・・俺はよう」でなくて「俺は」でいいと思ってしまうが、役者がその余計な言葉を声にして…

  • 「宝塚」によって向上心が芽生える。

    思いのほか「宝塚」が生活に馴染んでいる。 とりあえずお試しのつもりで入ったスカステは、観たい番組がひと月30くらいあるので、どうしたって1日1回は観る計算になるけれど、スカステ専用のスケジュール帳に気になる番組を書き込んで、それを週に1度まとめて録画予約して、そこから保存したいものをブルーレイに落として、という作業のルーティンが決まってしまえば、なんだか日常に溶け込んで自然な流れ。 そして最近、毎日放送される「タカラヅカニュース」は、やはり毎日観た方がいいという結論になり、それも録画するようになった。 「ヅカファン」というものを他人事として遠くから眺めていた時には、スカステに入るなんて相当の人…

  • 美弥るりか様、退団なさるのですね・・・。

    仕事終わりにポツポツとブログを書いていたときに、美弥るりか様の退団を知ってしまった。 もう続きを書けるテンションじゃないよね・・・。 『BADDY』がきっかけで美弥るりを知り、『エリザベート』で美弥るり演じるフランツを見てはじめてフランツに同情心が生まれ、美弥るり特集全6回を観るためにスカステに入会し。 美弥るりがいなかったら、今こんなに宝塚漬けの毎日を送っていたかどうかわからない。 とはいえ、最初は月組から見はじめたものの、今はすっかり宙組にハマり、1番好きな男役は、月城かなと→美弥るり→キキちゃん(芹香斗亜)→愛ちゃん(愛月ひかる)へと変わっている。 他には、ずんちゃん(桜木みなと)と和希…

  • インテリア選びに苦しむ。

    春に向けて、仕事場を改装しようとしている。 今の部屋より3倍くらいの広さの部屋へと移り、そこをリフォームする。 今の部屋は作りつけの書棚があったり、カウンター(?)があったりして狭くても使い勝手よくなんとかやれていたのだけど、新しい部屋は収納がいっさいなくて、テレビ台や本棚を買わなければならない。 決めること、選ぶことがたくさんありすぎて、連日、50分の1の図面に家具の大きさを合わせて切った紙をあちらへこちらへと置いてイメージしてみたり、ネットで良い商品がないか検索しまくったり、インテリア本を読んだり、ひたすら頭の中でイメージしたりして。疲労困憊している。 私はイメージする力が乏しい。空間認知…

  • 料理下手に、「白い食器」は手に余る。

    私は料理が苦手。 理由は簡単。雑だから。 じゃあ、料理に興味がないかというと、そんなことは全くなくて、料理本もけっこう買って読んできたし(嫌々じゃなく)、こんな風に調理を楽しめたらとか、こんなテーブルコーディネイトだったらとか、そういう憧れみたいなものはずっとある。 おしゃれ・節約・オーガニック・伝統的・家庭的・お菓子・保存食、節操なく一通り興味があったりしたのだけれど。もう私には向いてないって認めてしまおうよ、という気持ちになっていて・・・。 一体それがいつ頃からそう思うようになったのかもわからなくなってしまったけれど。これっていう方向性も特に決めないで、気が向いたときに頑張りたかったら頑張…

  • 「意見」と「異見」~「田房永子の痴漢分析」などから考えてみた~

    インターネットの普及によって、誰もが発信できる時代。多くの人の意見を簡単に知ることができる。 しかしながら、その意見は既に知っているということの方が多い。 多くの人の「意見」というものは、既にある考えに一票を投じるという風なことだと思う。 それが悪いということではもちろんない。 何度繰り返しても足るということのない意見はたくさんあるし、 会話にしても、同じことを繰り返し話していても、とても楽しいということも不思議なことでもなんでもない。 無理矢理に人と違う意見を出そうとする必要などない。逆張りほど意味のないものもないと思うし。多数派だろうと少数派だろうとオリジナルだろうと、ちゃんと向き合って自…

  • 買い物は人生を豊かにすると信じて・・・。

    「毎月5と0のつく日は楽天カード利用でポイント5倍」(とはいえ、通常でも楽天カードはポイント3倍なので、+2倍ってだけなのだけど) ワンピースを買おうかどうか迷っている。2着。 そして、今は「お買い物マラソン」期間中。 そしたらついでに、シャンプーを買おう。弟への総菜セットや楽譜も買ってしまおうか・・・。なんだか忙しくなってきたなぁ。 なんて楽天の策略にまんまと乗るわたし・・・。特に努力しているわけではないのだけれど、ダイヤモンド会員。 3日ほど前には、メルカリから500ポイントをプレゼントされ、九谷のビールグラス(2個)と、幸楽窯の菊尽くしシリーズの深皿(2枚)を買ってしまった。 1,300…

  • 「LGBT」恐るるに足らず ~私たちは、ただ暮らしているだけ~

    Twitterで、トランス女性差別について激論が交わされている。 私はTwitterは主に、かわいい文鳥を見たり、すぐ売り切れてしまう文鳥グッズの発売情報を得るために見ていて、一応フェミ系やLGBT系のアカウントもフォローしているけれど、日々熱い議論が繰り広げられているのを横目に見ながら、議論に加わることはほぼない。 昨年末くらいから、性別適合手術を受けていないトランス女性が銭湯に入ることを認めるか認めないかということが話題になっているのはなんとなく知っていたけれど、年が明けてますます議論がヒートアップしていっていき、私の知人たちが仲違いするにいたって、そして、黙している人も差別に加担している…

  • 「LGBT」恐るるに足らず ~私たちは、ただ暮らしているだけ~

    Twitterで、トランス女性差別について激論が交わされている。 私はTwitterは主に、かわいい文鳥を見たり、すぐ売り切れてしまう文鳥グッズの発売情報を得るために見ていて、一応フェミ系やLGBT系のアカウントもフォローしているけれど、日々熱い議論が繰り広げられているのを横目に見ながら、議論に加わることはほぼない。 昨年末くらいから、性別適合手術を受けていないトランス女性が銭湯に入ることを認めるか認めないかということが話題になっているのはなんとなく知っていたけれど、年が明けてますます議論がヒートアップしていっていき、私の知人たちが仲違いするにいたって、そして、黙している人も差別に加担している…

  • 自分に釣り合う人 ~自分の価値を見積もることの難しさ~

    地方では生きづらいという理由で東京へ転職していったAちゃんと、2年ぶりくらいに会った。 Aちゃんは私より10歳くらい年下のビアンで、上京する前は、会社で結婚の話題を振られて嫌な思いをするし、出会いのチャンスもあまりないとのことだったのだけど、昨年の秋に彼女ができたと報告があって、その話を聞こうとこのお正月に私の彼女と3人で食事をした。 Aちゃんは、もてる。華やかなタイプではなく、ナチュラル系というのだろうか、程よくいい感じ。イベントやオフ会などがあると、必ずAちゃんを好きになる人がいる。 Aちゃんに彼女ができるかどうかはAちゃん次第だというのが、私と彼女(わかりにくいので、以下K)の考えだった…

  • 2019年の目標 は、「活性化!活性化!」と「自己肯定」

    2019年の目標は何にしようかと考えていてハッとした。 なぜなら、私が2018年の目標だと思っていたのは、2017年を迎えるにあたって考えた目標だったことに気づいたから。 あれから2年経っている。こわい。 なぜそんなことになってしまったのかというと、2017年末は、2018年を迎えることをただただ恐れていたせいだと思う。 仕事を減らすこと、母の癌治療がはじまること、この先どうなっていくのだろうと不安だった。 けれど、春には自分が救急車で運ばれて手術したりなどという事態になってしまい、もうどこも痛くなければそれでよしという心境になれた。 それが良かったのか悪かったのかはわからないけれど、診察台で…

  • 宝塚初心者のとりとめない会話⑤ ~続・くだらない編 ~

    〈12月23日(日)私の部屋にて〉 (『トリプルアニバーサリー』を鑑賞) K:あ、キキちゃん出てきた!悪い顔してる(喜) 私:うん。ふざける気満々の顔(喜) (和希そらくんが挨拶直後、なぜか間髪入れずに「えぇ!?」と自分突っ込みする) 私・K:めっちゃ面白い!! 私:この人なんなん? K:もう一回見よう! 私・K:・・・(再生)・・・・・・、笑! K:これ、何回見てもおもしろいやつや(喜) 私:うん(喜)。和希そらくん、好きになったわ。 K:どんどん好きな人増えるね。 私:芸人さんだと少なくとも一呼吸空けるよね。なんで間髪いれずなん(笑)。この番組、「すごろく」と同じくらい良くない? K:かな…

  • 宝塚初心者のとりとめない会話④ ~くだらない編 ~

    〈12月22日(土)私の部屋にて〉 K:ねえ、『オーシャンズ11』観て。 私:えーなんで? K:今度、宙組でやるし。紅さん、めっちゃ格好良かったよ。 私:スカステの録画、観んなんのいっぱいあるよ。 K:美弥るりか、出るよ。 私:観る!・・・(観はじめる)・・・・・・・・・。ねえ、みやるりいつ出てくるん?っていうか、感想の80%が応援の気持ちってなんなん?(笑)ってなってるんやけど。そしてこれ、ホントはもっとハラハラさせる話なんじゃないかっていうのは、映画を観たことない私でも想像つくんやけど。 K:そう、映画はドキドキハラハラさせられっぱなし。 私:これ何かって言うと歌ったり踊ったりして、そして…

  • 宝塚初心者のとりとめない会話③ ~続・歌について~

    12月22日(土)私の部屋にて 私:タカラジェンヌって、歌・踊り・お芝居の他にも、メイクの研究とか自己プロデュースとかもしなきゃならなくて本当に大変やよね。その中で、どのくらい歌に時間割けるのかな?って思ってて。 K:人それぞれ? 私:まあね(笑)どれをとっても大変そうだしね。バランス良くって難しそうなんだけど、歌っていうか、音楽を学ぶ比重がちょっと多くてもいいかなって思ってて。それは私が音楽に1番関わってるからそういう風に思っちゃうのかなってのはあるんだけど。 K:踊りはちょっとやったことあったっけ?お芝居は? 私:やったって言えるレベルでは全くないよ。今見てたばっかりの先生の振り、次の瞬間…

  • 宝塚初心者のとりとめない会話② ~歌について~

    12月22日(土)私の部屋にて K:ねえ、キキちゃんのルドルフの歌聴いて。歌がちょっと残念かなって思うんやけど(※宙組のライブビューイング後は、2人ともキキちゃんの歌・演技・オーラetc大絶賛でした。) 私:レンタルのやつ? K:そう。期限あと30分くらいやし。 私:なんでそんなギリギリなん。 K:数分だけやし聴いてみて。 私:・・・(聴く)・・・。しっかり歌ってると思うけど。これじゃダメなん? K:んーーーー・・・。 私:っていうか私、最近、耳がやさしい耳になってて。 K:ダメやん(笑) 私:うん、そう。慣れたらダメやなとは思ってるけど。 私:もっかいちゃんと聴くわ。・・・(聴く)・・・。え…

  • 宝塚初心者のとりとめない会話①

    この連休、土曜日から月曜日にかけて、彼女が泊まりに来て、彼女がレンタルした動画を観たり、私が録画しておいたスカステを観たり、宙組のライブビューイングへ行ったりと、宝塚三昧の2泊3日でした。 会話の9割が宝塚、残りは文鳥の話など。怖いくらいに宝塚の話をしつづける私たち。 宝塚歴2ヶ月ないくらいの超初心者が、少ないネタと浅い知識で延々としゃべりつづける。端から見ると地獄のような光景かもしれない(笑) 杉浦日向子の漫画『百物語』の中に、『地獄に呑まれた話』(其ノ四十一)という話がある。 煮えている池があり、池の中はそれほど熱くなく心地良いけれど、1度池に浸かった部分を池から出してしまうと途端に燃える…

  • 「断捨離」してもしなくても、「生きていくこと」は「増えつづけること」

    今日、知り合いの70歳の方が、私の仕事場に飾ってあるクリスマスグッズの数々を見て、素敵だと褒めてくださった言葉に続けて、「私もこういうの大好きだけど、断捨離しないと」とおっしゃった。 「私はいいと思っているものでも、残された人にとっては価値がないだろうから」と。 私は、力強く「断捨離流行ってますけど、ずっと好きなものに囲まれたままでいいと思います!」と伝えた。 「あなたはまだ若いから大丈夫」と言われてしまったけれど、若いと言っても不惑。よくわからないけど、断捨離対象年齢には余裕で入っているのではないだろうか。 その方とはその後、クリスマスだけでなくお正月の飾り付けのことにまで話がふくらんだ。 …

  • 『金色の砂漠』~ この作品は、単純に理解したくない ~

    宝塚スカイステージで放送されていた『金色の砂漠』を昨夜観たら、しくしく泣いて眠れなくなってしまった。 いつもは悲劇の後でも楽しめるお芝居後のショーも、心ここにあらず。 さよならショーがはじまり、気持ちがいよいよ切り替えられないので寝ることにしたものの、眠れず。 ホットワインを飲んでベッドに入るも、すぐに起き上がってアレコレと考えてしまう。 どうしようもないので、さらにウイスキーのお湯割りを飲んでようやく眠りについた。 一夜明けて、昨夜混乱の中で考えたことを記しておきたい。 まず、私はどうやら宝塚にいろいろと偏見があるらしく、宝塚のお芝居でこんなにも泣いてしまうということに驚いた(私にとっては初…

  • ブログをはじめて1ヶ月 ~ 「お蝶夫人」と「加藤はいね」の言葉を胸に ~

    ブログをはじめて1ヶ月。 ふわっとはじめただけに、一体どこに向かおうとしているのだろうか?と思いながら、1つ書いてはまた次を書き、を繰り返してやっと16記事となりました。 お蝶夫人の言葉がよぎります。 勝とうとすることなどなくてよ。 「この1球」!、つねにそれだけでよろしいのよ! 山本 鈴美香 著『エースをねらえ!』より引用 ひろみには試合に勝つという目標がありますが、私は一体何を目標に?と思いつつも、そんな感じで1つ1つ書いています。 動機は、「言いたい」ただそれだけなのですが、「誰に?」というところもまたぼんやりとしています。 ただ、女性を対象にしているということは、まず間違いありません。…

  • 『キャッツ』の結末は、非道いと思う。

    ※ネタバレ大いにあります。 『キャッツ』 観たことはなくても、タイトルを知らない人はいないくらい有名なミュージカル作品。 ずっと観たことがなくて、猫がたくさん出てきて楽しそうなイメージがぼんやりとあった。 『キャッツ』を観たきっかけは、劇中歌の『メモリー』を歌いたいと知り合いからピアノ伴奏を頼まれたことだった。伴奏は苦手で、アンサンブルを楽しむ気持ちよりも、迷惑をかけてはいけないというプレッシャーを感じてしまう。 真面目に取り組まねばと、DVDを購入し観てみた。 予備知識なく観たので、「ジェリクルキャッツって?」、「っていうか、ストーリーは?」と戸惑った。 とにかくジェリクルジェリクル言ってる…

  • 「エクレクティックスタイル」~ 好きなものに囲まれた生活 ~

    「ミニマリスト」・「シンプルライフ」・「断捨離」などの人気が衰える様子がない。 別に衰えてほしいわけではないのだけれど。 私は、衣食住に関することにけっこう興味があって、世が世なら(今ほど情報が多くなく、自分の人生に選択肢というものがあるなんて思いもよらず、自分の人生に疑問を持つきっかけに出会うこともないような・・・)専業主婦として幸せに過ごせたのではないかと思うほどなので、インテリアのことにも非常に興味がある。 これまで、雑誌やネットで参考になりそうなインテリアを探してきたけれど、どうにもこうにもシンプル系が主流派らしく、気に入ったものが見つからなかった。 シンプル系が趣味じゃないからといっ…

  • タテマエでいいから差別しないでほしい ~LGBT問題について~

    昨日、「アメトーク」を見ていたら、パンサーの菅が、新宿2丁目に通っていて、恋愛対象として同性もありかもしれないと思っていると言っていた。 気持ち悪いと突っ込まれることもなく、少し変わったエピソードとして捉えられているような雰囲気だった。 本音のところでは人それぞれどう思っているのかはわからないけれど、そんなことはとりあえずどうでも良くて、表面上、嫌悪感を表していないところが良かったと思った。 社会変革とはホンネではなくタテマエを変えること。 上野千鶴子 朝日新聞2018年2月21日 上野千鶴子は、本質を突いた名言を生み出す天才だ。 タテマエを変えることが重要だという視点を得て、目から鱗というか…

  • 風邪を引きたくなければ、身体からのメッセージを聞くことが大切

    体調を崩しやすい時期になってきた。 私は1度体調を崩すと、なかなか治らない。ウイルスと戦う体力がないので熱は出ず、短期決戦ができない。長期戦しか道はない。 私は風邪が喉につくタイプで、長期戦は非常に辛い。気持ち悪くなるほど飴を舐める。横になると咳が酷くなるので、満足に眠ることもできない。吐くほど咳き込んだりする。 あまりに辛いので、2009年の秋から、風邪を引いたときには記録を付け、原因と対処法を探すことにした。 「風邪日記」と呼んでいる。 日々の症状を事細かく書いて、風邪予防・対策のヒントにしたり、次に風邪を引いたときに読んで今後の経過の参考にする。 以下、ざっくりとした記録↓(読み飛ばして…

  • 『グッディの怒り』は、現代の日本を生きる女性たちへの応援歌

    1日1BADDYどころか、2BADDY、3BADDYと観てしまう今日この頃。 頭の中を侵略されている。 わからないことがあると、「わからないっ、わからないっ」(byグッディ捜査官&ポッキー巡査)と歌声が聞こえてくる。 探し物があるときには、「どこにいったのっ!」(byスイートハート)の声が・・・。 呆れるくらい繰り返し観ていても、ひたすら、るりか様ステキ♡とか、ちゃぴ様かわゆい♡とか、地球の被り物どうしたっておもしろいよねとか、「あーー痴漢!」って言ってるところIKKOさんを思い出させるな、とか思いながら観ていて(ときに歌い踊り、テンションが上がって文鳥に「さくちゃぁぁんっ!」と男役さんの真似…

  • 気持ちは取っておけない。

    「幸運の女神には前髪しかない」という有名な言葉があるけれど、私の人生においては、あまりピンとこない言葉だ。 そんなにアグレッシブな生き方はしていない。 もう少し穏やかな表現の方が、私には合っている。 幸福というものは見つけたときに取らねばならぬということ―その場所に印をつけておいて、もっとつごうのよいときに取りにもどってもむだだ、そのときにはもうないのだから 『赤毛のアン』より引用 大学生の頃に出会ってノートに書きとめておいた言葉。 『赤毛のアン』全10巻中2巻くらいが短編集で、そのうちの1話だっと記憶しているけれど、タイトルも話も何もかも忘れてしまった(汗) 余談だけれど、『赤毛のアン』が1…

  • 『部屋とYシャツと私』は、美しい狂気の世界

    今更ながら、なぜか『部屋とYシャツと私』。 今更な理由は、数か月前に私がやっとこの曲の歌詞をフルで知ったからというだけのことで恐縮なのですが。 この曲が世に出た頃には、音楽的には気に入ったものの、タイトルなどから自分の考えとは合わない曲だと思い、歌詞をちゃんと聞いていなかった。 「あなたのために綺麗でいさせて」というメッセージのみ受け取り、他は完全に聞き流していた。 あらためて最後まできちんと歌詞を知り、こんなに怖い歌詞だったことに驚いている。 検索すると、「部屋とYシャツと私 怖い」と出てくるくらいに怖いと評判だったこともやっと知った。 毒入りスープなんてただの冗談にすぎず、とっても可愛らし…

  • 良いことも、悪いことも、次々にやってくる。

    『良いことも、悪いことも、次々にやってくる。』 これは、3年くらい前から意識するようになったこと。 「良いこと」が訪れてほしいと思う時の「良いこと」って、ある程度平和なときにプラス要素として訪れて、その後しばらくそれを噛みしめる時間があって、みたいなイメージをしてしまいがちだけれど、実際には、良いことも悪いことも次々に訪れて、幸せとも不幸とも普通とも言えない状況に身を置くことが少なくない。 昨日は、仕事で成果を上げることができた一方で、給湯器が壊れてお湯が使えなかったし、問い合わせなどしてバタバタだった。 幸せは別に噛みしめなくても問題はないけれど、不幸は対処が必要だったり、忘れようとしても忘…

  • こちらの好みを変えさせる、恐るべき宝塚!

    1日1宝塚!そんな日が続いてしまっている・・・。 そして、繰り返し観るうちに、自分の感覚に変化が・・・。 なんていうか、宝塚に対する感受性が高まった的な。 最初は、異常ともいえる気障っぷりに圧倒されて、個々の演技がどうのこうのなんて正直よくわからなかった。 気障!ということに目が眩んで細かいことは読み取れず、皆一律に気障という印象で。 長年のファンの皆さんが演技に対して細かく感想を書いているのをただただ凄いなぁと感心していた。 それが、だんだんと気障な演技に慣れ、気障を基本とした上でのそれぞれの演技が読み取れるようになってきている気がする。 考えてみれば、オペラの歌唱法、能・歌舞伎etcみなそ…

  • 私は貧しい箱入り娘

    不惑を迎えんとするのに、実家に頼って生きている。 本来私が払わなければならないものを、払ってもらっていたりして。 実家が裕福かというと、決してそんなことはないのだけど、私が甘えられる程度の余裕はあるというか、ズルズルと甘えてしまっているというか。 しかし、親のこの先も心配なわけで・・・。 こうして書いているとダメ感がすごい・・・。 流されるままに就いた仕事は、楽しいしやりがいもあるけれど、いかんせん不安定。さらに、諸事情で仕事を減らして半年経ってしまった。 春までになんとか今後のための種まき的な努力をしなければならないが、上手くいく保証なんてない。不安。 でも、フルで働いて貧しいわけではないの…

  • 的確な評価には、厳しくても愛を感じる ~「ブログ村」で思うこと~

    先日のライブビューイングをきっかけに、何人かの方の月組「エリザベート」の感想ブログを楽しく読ませていただいている。 やはり美弥るりか様のフランツは、とっても優しいという印象なのか、ふむふむ♡などとニヤついている。 以前と比べて良くなったところを褒めていたり、過去の公演と比べて厳しい指摘をしたりしていて、宝塚しっかりと見守ってきたきた方々の愛をものすごく感じる。厳しいことを言われたとしても、宝塚の方々もきちんと見てくれていることを嬉しく思うだろうと思う。 そして、自分の薄っぺらな感想が恥ずかしくなったわけで・・・。 恥ずかしいだけなら未熟者ということで致し方ないのだけど、安易に「宝塚ライブビュー…

  • 宝塚の男役は、「気障」のプロフェッショナル

    昨日、はじめて宝塚版の「エリザベート」を観た。 東宝版の「エリザベート」のDVDは、繰り返し観ている。 総合的には東宝版の方がクオリティーが高いということは、心づもりした上で行った。 東宝はオケを含めて出演者全員の表現力がしっかりしていて安定感があるけど、 宝塚は出演者の力にバラつきがあり、上手な人がいる一方で心配な人もいる。 (ゾフィー役の人が上手だったので専科の人かと思っていたら、組長だった。) 演出はどちらも小池修一郎だけど、東宝版は「エリザベート」という作品自体を優先するのに対して、宝塚版はトップスターや劇団生を優先させるので、作品の本質がわかりにくくなるというか、別物になってしまった…

  • 初心者が、宝塚のさよなら公演千秋楽に行ってみた(当然ライブビューイング)

    今日は彼女といっしょに、宝塚のライブビューイングに行ってきた。 演目は、「エリザベート」 2人とも宝塚は少し観たことがある程度で、知っているトップスターはかなり昔の人ばかりなのに、なぜ観に行くことになったかというと、 きっかけは、「BADDY」!! まず私が「BADDY」というすごい作品が放送されると小耳にはさんで観てみたらハマって、「毎日がBADDY!BADDY!って感じだから観てみて!」とすすめたら、彼女もハマってしまった。 2人で毎日BADDY!BADDY!言ってる(笑) 2人で「BADDY」を観た日がちょうどライブビューイングの一般発売の日で、幸いまだチケットがあったので購入してみたら…

  • 「世間」は疲れる。

    見ず知らずの人と身内の間に、「世間」はある。 今日、母親に連れられて、実家の近所の小さなギャラリーへ行った。 歩いて5分くらいなのに、私はそんなところにギャラリーがあることを知らなかった。 実家に滅多に行かないから知らないのではなく、週4日実家へ行っているにも関わらず。 母はギャラリーのオーナー夫妻と馴染みらしく、親しげに話していた。 母の友達もいて、その娘さんもいたのだが、中学以来ぶりに会う私の同級生でもあった。 特に仲が良かったわけでもなく、25年ぶりに会うのだから、初対面のようなものだ。 私が、「どこかで会っても気づかないね!」と言うと、 「のいちゃん、全然変わってない。すぐにわかるよ!…

  • 「私」は、ただ「反応」しているだけ。

    やる気を出したい、ポジティブになりたい、楽しくなりたい、 そんなときには、「気持ち」をなんとかしようとアレコレ考えるのではなく、 「周囲」を変えることにエネルギーを使った方が上手くいく。 「周囲」の中には、自分の身体も含まれる。 お風呂に入ってさっぱりするとか。 井上陽水の名言↓ 温泉ってすごいですよね。悩みのある人で、温泉に2回ぐらい入って、まだ悩んでる人がいたら見てみたいなあって。3回目でまだ深刻な顔してる人を見たことないですねえ (斎藤孝『軽くて深い井上陽水の言葉』角川学芸出版、2010年、118頁より引用) 私、井上陽水の話を聞くのが大好きで、特にタモリと話しているときが好きで、 私に…

  • 今日は、雨宮まみの命日

    ちょうど2年前、2016年11月15日、 雨宮まみが亡くなった。 40歳だった。 知ったときにはまず驚いて、少し泣いて、 少し泣いたことに驚いて、 しかし、その後どんどん悲しくなっていき、 結局、1日3回くらい号泣する日が数日続いた。 パートナーは完全に引いていた(笑) 私が、「能町みね子は、1日15回くらい泣いてるって!」と弁解したけど、 友達でも何でもない私がそんなに泣くのはおかしい、と言われた。 確かによくよく考えてみると、その通りなわけで。 なぜこんなにも悲しいのかと考えた。 私はそのとき37歳で、 雨宮まみの著作を読んだり、連載コラムを楽しみにしていたけど、 全ての著作を読んでいたわ…

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