【企業分析シリーズ】vol.6 吉野家ホールディングス(9861)⑤:公式・東京総合研究所スタッフブログ第224号
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 前回は、吉野家が営業利益を増加させるための具体的な施策例を挙げました。 今回は、最後として少し難しいですが企業価値の話をしたいと思います。 企業価値とは 企業価値とは、簡単に言うと企業を買うとしたらいくらの値段がつけられるべきかという指標になります。 経営陣は、常に企業価値の向上を念頭に置いて経営を行なっているのです。 著者作成 では、企業価値を構成する要素は何でしょうか。 ①CF②WACC ①のCF(キャッシュフロー)とは、現金の流れのことです。 企業が手元に入る現金が多ければ多いほど、企業価値は大きくなります。 ②WACCとは簡単に言うと投資家と債…
【企業分析シリーズ】vol.6 吉野家ホールディングス(9861)④:公式・東京総合研究所スタッフブログ第223号
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 吉野家が業績を向上させる施策はどのようなものがあるでしょうか。 営業利益を増加させるには 著者作成 前回の記事の最後では、営業利益率を低下させている原因である販管費の多くを占めるのは人件費であり、またそれは削減することが難しいということでした。 すなわち、営業利益を増加させる要素である「売上増加」と「コスト削減」のうち、コスト削減は実現可能性が低いということになります。 では、売上増加についてブレイクダウンして考えてみましょう。 売上=店舗売上×店舗数 1店舗あたりの売上を店舗数でかけた数字が売上となります。 まず店舗数について見ていきましょう。 有報…
【企業分析シリーズ】vol.6 吉野家ホールディングス(9861)③:公式・東京総合研究所スタッフブログ第222号
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 吉野家ホールディングスの分析の続きです。 ビジネスの特徴をつかむ 吉野家のPLの推移を見てみましょう。 有報を元に著者作成 粗利率は、62%〜65%程度で推移していることが分かります。飲食店の原価率は30%程度が一般的と言われているので、通常より少し原価率が高い程度ということが分かります。 牛丼は、かなり原価が高いことで有名(並1杯のみではほとんど利益が出ない)ですが、トッピングやその他の定食メニューなどによって、原価率が抑えられているのではないでしょうか。 営利率は2%以下で推移しているように、かなりの薄利になっています。 販管費をかなり要することが…
【企業分析シリーズ】vol.6 吉野家ホールディングス(9861)②:公式・東京総合研究所スタッフブログ第221号
こんにちは、東京総合研究所です。 吉野家の分析の続きです。 4つの主要企業 吉野家ホールディングスは、「吉野家」「はなまる」「アークミール」「京樽」という4つの主要企業を保有しています。それぞれが運営しているブランドは以下の通りです。 吉野家・・・吉野家 はなまる・・・はなまるうどん、千吉 アークミール・・・ステーキのどん、フォルクス、しゃぶしゃぶどん亭 京樽・・・京樽、海鮮三崎港、すし三崎丸 よく見かけるチェーンがたくさんありますね。 上の画像の右のグラフを見てみましょう。 様々な企業を保有しているわけですが、売上構成比の50.7%を占めることからわかるように、やはり主力は吉野家事業になって…
【企業分析シリーズ】vol.6 吉野家ホールディングス(9861)①:公式・東京総合研究所スタッフブログ第220号
みなさんこんにちは、東京総合研究所スタッフです。 我らの国民食である牛丼。 大手牛丼チェーンは、「安くて早い」のでとても重宝しますよね。 今回は、吉野家ホールディングスを分析したいと思います。 吉野家ホールディングスの最近の業績や、どの事業がどのくらい売上をあげているか、今後の株価上昇ドライバーは何かなどについて見ていきたいと思います。 吉野家ホールディングスの基本情報 特色・・・牛丼屋の老舗、国内2位。収益源の「吉野家」を直営軸に全国展開。うどん、すし、ステーキ等も。 業種・・・小売業 代表者・・・河村 泰貴 設立年月日・・・1958年12月27日 市場名・・・東証1部 上場年月日・・・19…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 この度、弊社のLINE@IDが変更になりましたので、お知らせいたします。 従来のLINE@では、 ・リアルタイムな市況情報の発信 ・無料の個別相談 を行ってまいりましたが、新たなLINE@アカウントではセミナー情報の配信も 行います! 友達登録は、 以下のQRコードを保存して、LINEの友だち登録画面からQRコードを読み取るだけで簡単にできます! この機会に、ぜひご登録ください!! 引き続きよろしくお願いいたします。
【企業分析シリーズ】vol.5 LINE(3938)④:東京総合研究所スタッフブログ第219号
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 前回の記事では、コア事業の成長ドライバーは「ディスプレイ広告」であり、ARPUを上昇させられるかどうかがポイントということでした。 では、今回は戦略事業について見ていきましょう。 戦略事業の主力サービスは「LINE FRIENDS」と「LINE Pay」です。 LINE FRIENDSとは、LINEのオリジナルキャラクターグッズの販売になります。 スタンプなどでよく見るあのキャラクターです。 売上が右肩上がりになっていることから、オリジナルキャラクターのブランド力がついてきたと言えるのではないでしょうか。 では、LINE Payを見ていきましょう。 L…
【企業分析シリーズ】vol.5 LINE(3938)③:東京総合研究所スタッフブログ第218号
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 さて、コア事業の成長ドライバーであるサービスはどれでしょうか。 もう一度このグラフをみていただくと、ディスプレイ広告が成長ドライバーであることがわかると思います。 2019年Q2では、YoY+24.8%となっています。 広告の収入を分解してみると、 AMU(アクティブ月間ユーザー数)×ARPU(1ユーザーあたりの平均収益) となります。 こちらのグラフをみてみましょう。 AMUは停滞していますが、ARPUが上昇しているのがわかると思います。 人口には限りがあるため、日本、台湾、タイ、インドネシア以外の国でLINEを普及させない限りはAMUの増加は厳しい…
【企業分析シリーズ】vol.5 LINE(3938)②:東京総合研究所スタッフブログ第217号
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 LINEには「コア事業」と「戦略事業」の2つのセグメントがあるということでしたが、それぞれの概要についてみていきましょう。 まず大枠を確認してみると、売上に占める割合はコア事業が87%、戦略事業が13%となっています。 コア事業は営業利益率が15%前後で堅調に推移しているのに対し、戦略事業は赤字を垂れ流し続けています。 戦略事業の赤字が拡大していることから、戦略事業へ大きく投資して勝負していることがうかがえます。 では、コア事業について詳しくみていきましょう。 コア事業は、主に以下の4つに分けられます。 ・アカウント広告 ・ディスプレイ広告 ・コミュニ…
【企業分析シリーズ】vol.5 LINE(3938)①:東京総合研究所スタッフブログ第216号
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 みなさんは、友達と連絡をとるとき、どのアプリを使いますか? LINEを使う人は多いと思います。 最近は、ビジネスシーンでも使われることが多くなりました。 日本では、メッセージアプリシェア1位で、アプリ利用率は約50%にも及びます。 多くのスマホユーザーがアプリをインストールしていることがわかりますね。 急成長しているLINEですが、皆さんご存知の通りアプリの利用料は無料です。 今回の企業分析シリーズ第5弾では、LINEがどのように収益を稼ぎ出していて、今後将来的にどのようになっていくのかを考えていきたいと思います。 LINEの基本情報 特色・・・スマホ…
【企業分析シリーズ】vol.4 ソニー(6758)②:東京総合研究所スタッフブログ第209号
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 前回の記事では、ソニーの主力事業はG&NSということでした。 では、G&NSについて詳しくみていきましょう。 G&NSは、主にハードウェア、ソフトウェア、ネットワークサービスの3つに分けられます。 ソフト、ハード売上は、Q3に大きく伸びるようですが、これはクリスマスシーズンがQ3にあるからでしょう。 注目すべきは、ネットワークサービス事業です。 順調に売上を積み上げています。 ネットワークサービスとは主にどのように売上をあげているのでしょうか? それは、サブスクリプション型のゲームサービスです。 >PlayStation Plusは、月々たったの850…
【企業分析シリーズ】vol.4 ソニー(6758)①:東京総合研究所スタッフブログ第209号
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 今回は企業分析シリーズ第4弾として、ソニーを見ていきたいと思います。 ソニーと聞いてどのような会社だと想像するでしょうか。 エレクトロニクスの会社だと思う人が多いかもしれません。 しかし、実態はそうではありません。 エレキの衰退とともに金融事業が成長し、さらに流れは変わって今はゲーム事業が主力となっています。 IR資料とともにソニーがどのようなビジネスで儲けているのかを探っていきましょう。 ソニーの基本情報 特色・・・AV機器大手。海外でブランド力絶大。イメージセンサー、ゲーム、えいが 業種・・・電気機器 代表者・・・吉田 憲一郎 設立年月日・・・19…
【企業分析シリーズ】vol.3 ZOZO(3092)④:東京総合研究所スタッフブログ第212号
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 ECビジネスでは、 ネット売上=取扱高×テイクレート ということでした。 では、ZOZOのテイクレートの推移をみてみましょう。 テイクレートは堅調に推移しているようですね。 ZOZOの注目すべき点は、何と言ってもテイクレートの高さです。 Yahooショッピングや楽天市場、メルカリなどのECビジネスはテイクレートが一桁%なのに対して、ZOZOはなんと30%を超えてきます。 今後この高水準のテイクレートをさらに伸ばせるのかは疑問ですが、テイクレートがかなり高いということは覚えておきたいですね。 以上のように、様々な施策を打っているZOZOですが、今後これら…
【企業分析シリーズ】vol.3 ZOZO(3092)③:東京総合研究所スタッフブログ第211号
では、ZOZOTOWNの売上を分解してみましょう。 ポイント ネット売上=取扱高×テイクレート 取扱高とは、ZOZOTOWNが扱っている取引高のことです。 例えば、年間3,000億円の取引がZOZOTOWN上で行われた場合、年間の取扱高は3,000億円ということになります。 先ほども言ったように、ZOZOTOWNはあくまでショッピングモールであるため、この3,000億円は売上ではありません。 ではどのように収益を得ているのでしょうか。 -------------------------------------------------------- こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 取扱…
【企業分析シリーズ】vol.3 ZOZO(3092)②:東京総合研究所スタッフブログ第210号
営業利益、純利益ともにYoY+約30%と、かなり好調のように見えますね。 しかし、ECビジネスの仕組みを紐解いていくと、今回の決算はそこまで好感なわけではないことが分かります。 次回詳しく見ていきましょう。 -------------------------------------------------------- こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 では、ZOZOの儲けの仕組みを見ていきましょう。 ZOZOのビジネスモデル まず、ZOZOTOWNで売られている商品はほとんどZOZOが製造した製品ではないということはご存知でしょうか。 ZOZOTOWN はECモールであり、一応プライ…
【企業分析シリーズ】vol.3 ZOZO(3092)①:東京総合研究所スタッフブログ第209号
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 今回は企業分析シリーズ第3弾として、ZOZOを見ていきたいと思います。 お騒がせ経営者である前澤友作氏率いるZOZOは、近年最も注目されている企業の1つだと言っても過言ではないでしょう。 出来高を見ても、常に上位に食い込んできます。 ZOZOが儲かる仕組みは、やはりECにあると言えるでしょう。 ZOZOのビジネスモデルを読み解くとともに、ECビジネスについての知識を深められるようになりましょう。 ZOZOの基本情報 まずは、基本情報を見ていきましょう。 特色・・・衣料品ネット通販「ZOZOTOWN」運営。出店ブランドからの受託販売手数料が主な収益源 業…
お騒がせ国家元首の就任と為替市場の関係 ジョンソン英首相就任とポンド安 -東京総合研究所ブログ-
こんにちは!東京総合研究所スタッフです! 今朝の日経で以下のような記事がございました。 英ポンド、2年4カ月ぶり安値 「合意なし」懸念拡大 29日の外国為替市場で英国の通貨ポンドが売られ、一時1ポンド=1.221ドル程度と対ドルで2017年3月以来、約2年4カ月ぶりの安値水準を付けた。ジョンソン首相や主要閣僚から欧州連合(EU)離脱に関し、強硬的な発言が相次いだことが売りを誘った。 ジョンソン首相が就任してから、合意なき離脱への強硬的な姿勢やそれに対するハモンド英財務相の辞任など"お騒がせ首相"の就任が対ドルポンド安に拍車をかけたようです。 ジョンソン首相が就任をして目に余る発言をしていること…
グロース株とバリュー株⑥:東京総合研究所スタッフブログ第207号
バフェットはアマゾンへの投資に対して、 「あくまでバリュー投資の範疇を外れていない」 と公言しています。 どういうことでしょうか? ---------------------------------------------------------- まず、グロース株とバリュー株の定義をおさらいしましょう。 POINT グロース株・・・企業の売上や利益の成長率が高く、その成長性によって株価の上昇が期待される株式のこと。「成長株」とも呼ばれる。 バリュー株・・・企業の売上や利益の成長があまり期待できないなどの理由により、現時点の株価が本来的な価値よりも安く評価されている株式のこと。「割安株」とも呼…
グロース株とバリュー株⑤:東京総合研究所スタッフブログ第206号
ここまでの話の内容からして、グロース株とバリュー株は対になる関係だと思った方も多いかもしれません。 しかし、実は別物と考えてはいけない理由も存在します。 どういうことでしょうか? ---------------------------------------------------------------------- バフェット・コードより引用 こちらはアマゾンのデータです。 売上や利益は右肩上がりで、PBR22.5倍、PER96.3倍とかなりの高水準となっています。 典型的なグロース株ですね。 しかし、実は世界一のバリュー投資家であるウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイが最…
グロース株とバリュー株④:東京総合研究所スタッフブログ第205号
前回はバリュー株の企業を紹介しました。 では、グロース株とバリュー株それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。 グロース株 グロース株のメリットは、株価の上昇局面で大きな利益を得られることです。 2倍や3倍、時にはテンバガーと呼ばれる10倍株になることもあり、夢がある投資と言えますね。 デメリットは、株価が暴落するリスクがあるということです。 PERやPBRがかなり高水準であるため、決算が期待に応えられない結果であったり、悪材料が出たりすると株価はかなり下がってしまいます。 バリュー株 バリュー株のメリットは、値動きが安定しているということです。 バリュー株は基本的に市場から見放された…
グロース株とバリュー株③:東京総合研究所スタッフブログ第204号
前回はグロース株の企業を紹介しました。 ではバリュー株の企業を見ていきましょう。 昭栄薬品(3537) バフェット・コードより引用 まず、売上高や利益の推移がグロース株とはまったく別であることがわかると思います。 横ばいに推移していますね。 そして、PBR0.4倍、PER12.3倍とかなり低水準になっています。 昭栄薬品の場合、バランスシートをチェックすることは欠かせません。 まず、資産のうち換金性の非常に高い項目を見ていきましょう。 (千円) 現金及び預金・・・1,868,185 受取手形及び売掛金・・・6,423,477 投資有価証券・・・7,242,659 ちなみに、投資有価証券の内訳は…
グロース株とバリュー株②:東京総合研究所スタッフブログ第203号
前回はグロース株とバリュー株の違いについて説明しました。 では、まずグロース株の企業を見ていきましょう。 ウォンテッドリー(3991) バフェット・コードより引用 まず、売上や利益が急成長していることがわかりますね。 そして、PBR58.2倍、PER247.6倍とものすごい高水準であることがわかります。 PBR50倍というのは、バランスシートに記載されている純資産に対して50倍以上の値段がつけられているということです。 成長性、将来性を期待されているためこのような値段になっているのですね。 では、次にUUUMを見てみましょう。 UUUM(3990) バフェット・コードより引用 こちらも、PBR…
グロース株とバリュー株①:東京総合研究所スタッフブログ第202号
「グロース株とバリュー株は何が違うの?」 「グロース株とバリュー株はどっちを買うべきなの?」 この記事はそんな疑問をお持ちの方に向けて書かれています。 こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 グロース株とバリュー株論争はいつになっても絶えることはありません。 この連載では、それぞれの違いや、具体的な企業、またグロース株とバリュー株は実は区別すべきではない知られざる理由などを見ていきたいと思います。 ではまずはグロース株とバリュー株の定義を見ていきましょう。 POINT グロース株・・・企業の売上や利益の成長率が高く、その成長性によって株価の上昇が期待される株式のこと。「成長株」とも呼ばれる。…
プロ御用達のマルチプル法で勝てる銘柄を発掘しよう。:東京総合研究所スタッフブログ第215号
「どんな銘柄を選んだらいいのか分からない」 「いつも高値掴みをしてしまう」 この記事はそんな方に向けて書かれています。 こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 「マルチプル法」をご存知ですか? 本屋に置いてあるような投資の本にもなかなか出てこないので、知らない方も多いかもしれません。 実は、マルチプル法はM&Aにおける企業価値評価で使われます。 つまり、投資銀行部門などの財務のプロフェッショナルが用いるということです。 企業価値評価では、DCF法とマルチプル法が主に用いられます。 この2つを使って、企業の価値がどれくらいかが掴めるのですね。 DCF法についての記事はこちら toukyouso…
プロ御用達のマルチプル法で勝てる銘柄を発掘しよう。:東京総合研究所スタッフブログ第202号
「どんな銘柄を選んだらいいのか分からない」 「いつも高値掴みをしてしまう」 この記事はそんな方に向けて書かれています。 こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 「マルチプル法」をご存知ですか? 本屋に置いてあるような投資の本にもなかなか出てこないので、知らない方も多いかもしれません。 実は、マルチプル法はM&Aにおける企業価値評価で使われます。 つまり、投資銀行部門などの財務のプロフェッショナルが用いるということです。 企業価値評価では、DCF法とマルチプル法が主に用いられます。 この2つを使って、企業の価値がどれくらいかが掴めるのですね。 DCF法についての記事はこちら toukyouso…
【世界のキャッシュレス事情】:東京総合研究所スタッフブログ第201号
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 「キャッシュレス」の波が日本にも来ていますね。諸外国に比べてキャッシュレス化が遅れているといわれる日本ですが、各社さまざまなサービス・特典を用意したことで急激に普及が進んでいます。 セブンペイの問題などマイナス要素もありますが、それ以上に大きい波の影響で、拡大は続くと考えられます。 今回はそのような「キャッシュレス」について各国の特徴について考えてみたいと思います。 キャッシュレスとは、そもそも「現金を使わないこと」です。現在普及が進んでいる「LINE Pay」や「メルペイ」などスマートフォンを用いたコード決済を想像する方が非常に多いと思いますが、それ…
東京総合研究所スタッフブログ第200号:会社を乗っ取る㊙テク??
こんにちは、東京総合研究所スタッフチームです! 株式投資を始めたばかりだと、何となく配当を受け取れたり、値が上がればいいやという人も多いかと思います。 しかし、株主は配当を受け取る以上の権利を持っています。 今回は株主が持っている権利について解説していきたいと思います。 ホリエモン、フジテレビを乗っ取る?? 2005年、「ホリエモン」で知られる堀江貴文氏が社長を務めていたライブドアが、ニッポン放送株の買収に動きました。 ニッポン放送は、フジテレビの親会社なので、ニッポン放送を乗っ取ることで、フジテレビ株を手に入れ、フジテレビを手中に収めようという作戦でした。 結局、両者は和解しますが、これも株…
東京総合研究所スタッフブログ第199号:ダウの犬投資法って何??
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 皆さんは「ダウの犬投資法」、「ダウの犬戦略」というのをご存知でしょうか? 別名、「負け犬戦略」とも呼ばれています。 この「ダウの犬投資法」、「ダウの犬戦略」は、配当を狙った投資をされている方、考えている方にはぜひ知っておいていただきたい投資法です! しかし前もっていいますが、この投資法をお勧めしているのではなくひとつの戦略として参考にしていただければなと思っています。 ダウの犬投資法って? まずこの投資法をざっくり説明すると、 12月31日(最終営業日)にダウ(工業株30種平均)を構成する30銘柄のうち「配当利回りの高い10銘柄」を購入し、翌年の12月…
東京総合研究所スタッフブログ第198号:CAGRを学んで投資に活かそう。
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 第195号では、複利について説明しました。 toukyousouken.hatenablog.com 今回は、複利の考えを投資に活かす指標である「CAGR」についてです。 「CAGR」を調べると企業の成長スピードが見えてくるので、投資判断に役立つことでしょう。 どのようにCAGRを算出するのかから、エクセルを使った計算方法まで説明していきたいと思います。 「CAGR」とは 「CAGR」(ケイガー)とは、年平均成長率のことです。 上記の記事で、単利と複利の違いを説明しましたが、1年ごとに複利で何%成長しているかをCAGRという指標は表すのです。 例で考え…
東京総合研究所スタッフブログ第197号:【ファンダメンタル分析シリーズ】重要な指標はこれ!ファンダメンタル分析の基礎を押さえる!
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 投資に興味があるけど方法がわからない、何から始めればいいかわからない、という方は多いと思います。銘柄の判断基準がわからない、というのは非常によくある悩みです。 株式投資の意思決定を行う上で、投資対象の分析は欠かせません。その分析方法には大きく分けて、ファンダメンタル分析とテクニカル分析があります。投資に関心のある方でこれらを知らない人はいないと思います。ファンダメンタル分析、テクニカル分析をすることで、企業の業績や株価を予想し、どの銘柄の株を選ぶのが良いのか、を理解することができます。しかし、これを実際どう進めたらいいか、その基礎を知らない方に向けて、…
ボリンジャーバンドの活用~テクニカル分析~【東京総合研究所】
こんにちは、東京総合研究所スタッフです! 現在日本では、少子高齢化などに向けて年功序列型賃金や終身雇用について様々な企業の間で見直され廃止する企業が多くなり、従来の日本型経営を行う企業は少なくなってきています。これからはより仕事の成果や能力に基づいた待遇に改められていくようですね。 さて、社会の制度が変わりつつあるこの頃で、将来を見据えて投資を考えている方も少なくないかと思います。 今回は、そんな方にもおすすめの投資活用術をお届けします! 「ボリンジャーバンド」という言葉をご存知でしょうか。 ボリンジャーバンドは1980年代にジョン・ボリンジャー氏によって考案され、統計学を応用したテクニカル指…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 東京総合研究所は1ヶ月のトライアルコースを新設しました。 相場にとって今有用なのは、景気指標ではなく、政治がどれくらい市場に介入してくるか、という部分だけとなりました。 通常は年に何回かしかないであろう、500円のGAPが、いとも簡単に作られるとなると、公的資金、ファンドの、ぶら下がり買い方の仕業と見る以外にありません。 時々トランプの手が緩めば、もっと深刻な数値を気にしてきますが、問題は未来ではなく、政府が何を見ているか、だけを気にしています。 金利低下、消費税アップ、なら、一緒に相場をフォローしようというのが代表の考えになります。 「相場の転機に、…
投資で資金を増やすなら「複利運用」が最強なワケ【東京総合研究所】
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 複利のことを「人類最大の発明」と言った歴史的重要人物がいるのですがご存知ですが? その名はアインシュタインです。 特殊相対性理論でもなく、ブラウン運動の理論でもなく、複利が人類最大の発明と発言するのは驚きですよね。 今回は、そんな複利のすごさを説明したいと思います。 複利とは 複利は、増えたお金をさらに再投資して運用していくような仕組みです。 複利の反対に単利があります。 単利は元本に対してのみ利息を計算して、運営期間の分足していく方式であるのに対して、複利は元本と利息を合計してさらに利息をかけ合わせていく方式です。 例で考えてみましょう。 100万円…
投資で資金を増やすなら「複利運用」が最強なワケ【東京総合研究所】
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 複利のことを「人類最大の発明」と言った歴史的重要人物がいるのですがご存知ですが? その名はアインシュタインです。 特殊相対性理論でもなく、ブラウン運動の理論でもなく、複利が人類最大の発明と発言するのは驚きですよね。 今回は、そんな複利のすごさを説明したいと思います。 複利とは 複利は、増えたお金をさらに再投資して運用していくような仕組みです。 複利の反対に単利があります。 単利は元本に対してのみ利息を計算して、運営期間の分足していく方式であるのに対して、複利は元本と利息を合計してさらに利息をかけ合わせていく方式です。 例で考えてみましょう。 100万円…
【東京総合研究所】大転換前特別!サマーキャンペーンのお知らせ
【大転換前特別!サマーキャンペーンのお知らせ】大きな転換へあとわずかですが、弊社システムは、そろそろ、トランプ形式の解析をはじめました。そこで、大転換を前に弊社のサービスを特別価格で是非、お試しいただければと思います。先物トライアルは162,000円から129,600円に20%OFFなど、3つのサービスの割引を行いますのでお好きなサービスをお選びください。今週のみです!!現物オンリーの方もお得な3銘柄紹介。 お申し込みの方は、以下からどうぞ。 投資アドバイス 東京総合研究所代表の株ブログ ------------------------------------------- 東京総合研究所監修…
税収最高の60兆円、だが借金大国ニッポン【トレンドニュース】
こんにちは、東京総合研究所スタッフチームです。 会員限定動画一部、無料公開中です。 東京総合研究所株式情報 20190626 085111 税収過去最高の60兆円 さて、6月26日、2018年度の国の税収が60兆円超になるのが分かりました。 日経新聞の記事によれば、(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46582770W9A620C1MM0000/) バブル期の1990年度を超えるのは確実であり、過去最高となる見通しです。 これは、18年までの世界経済の好調から、株式の配当収入が増えたことなどを反映した結果であると言えます。 「借金大国」日本、しかし...…
【会員動画特別公開】Montanaバンド 世界市場を統計解析
こんにちは、東京総合研究所スタッフチームです! 今日は弊社の動画サービスを紹介させて頂きたいと思います。 弊社はYouTubeで、株式Web動画サービスを配信しています。 月額12000円(税抜、6か月から)で、毎朝3分、世界市場全体についての解析、戦略、具体的な銘柄の指示を行っています。 現在、一部会員動画を無料で公開しております。 ご自身の目で、Montanaバンド+ベイズ理論に基づいた統計解析、推奨銘柄をご確認ください。 ニュースでは本当のことはわからないと考えている方、経験豊富な代表直々の視点から相場を見たいという方に、是非お勧めです。 PCから、またスマホからも視聴可能なので、ご気軽…
こんにちは、東京総合研究所スタッフチームです! 今回のテーマは株式投資で何億もの資産を築き上げた人たちということで、株式投資で億万長者へと成り上がった方々の事例をご紹介します! 伝説のトレーダー:元フリーターのBNFさん BNFさん(ニックネーム)は、大学にあまり行かず引きこもりがちになり、インターネットにはまったことをきっかけに株式投資に興味を持ち始め、大学時代にアルバイトやお年玉で貯めた160万円を資金に株式投資を始めました。 当時はネットトレードが主流ではなく株に関する書籍も多くなかったため、BNFさんはほぼ独自の方法でトレードを始めました。その独自のトレード手法で、開始二ヶ月で元での1…
【企業分析シリーズ】vol.2 ソフトバンクグループ(9984)
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 今回は企業分析シリーズ第2弾ということで、ソフトバンクグループについて見ていきたいと思います。 ソフトバンクグループの基本情報 特色・・・投資会社。10兆円ファンドが主。傘下にソフトバンク、ヤフー、英ARM、持分法にアリババ。 業種・・・情報・通信 代表者・・・孫 正義 設立年月日・・・1981年9月3日 市場名・・・東証1部 上場年月日・・・1994年7月22日 決算・・・3月末日 ソフトバンクグループのビジョン ソフトバンクグループはビジョンを明確にしている。 時価総額、株主価値ともに2040年の目標値を200兆円と設定している。 今のところは順調…
こんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです! 4月25日に野村総合研究所が1:3に株式分割をすることが発表されました。しかしここで疑問を抱いた人は多いはず!「そもそも株式分割ってなんだっけ?」 また「株式分割の発表後は株価が上昇する、なんて言われてるけどこれって本当なの?」 今日はそんな皆さんの疑問を解消すべく、株式分割について解説します!初心者の 方だと投資の分からない用語もたくさんあることだと思います。そんな専門用語の中でも、表面的な現象は分かるけど実際に何を表しているのかが少し分かりづらい株式分割について、「そもそも株式分割って何?」「その目的は?」「株価への影響は?」といった観点か…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 今回から、企業分析シリーズということで個別企業について深く掘り下げていこうと思います。 第一回は「食べログ」や「価格.com」を運営するカカクコム(2371)です。 ぜひ参考にしていただければと思います。 カカクコムの基本情報 特色・・・価格比較サイト「価格.com」運営、掲載店からの手数料が柱。グルメサイト「食べログ」も。 業種・・・サービス業 代表者名・・・畑 彰之介 設立年月日・・・2000年5月25日 市場名・・・東証1部 上場年月日・・・2003年10月9日 決算・・・3月末日 最新決算情報(2019年3月期) (単位:百万円) 売上収益・・…
こんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです! 今日は、今話題のドイツ銀行の破綻危機について、解説していこうと思います。 破綻危機に至った背景 そもそも、ドイツ銀行の経営悪化はかなり前から、噂されていました。 その中でも、破綻問題の契機となったのは、米司法当局がMBS(モーゲージ担保証券)不正取引で、140億ドルもの請求をしたという報道です。 こうした巨額の訴訟問題は、ドイツ銀行の経営不安の一因となっています。 また、ドイツ銀行がCDSというデリバティブを、多く保有していることも問題であると言われています。 そもそも、デリバティブとは株式などの金融商品それ自体を取引するのではなく、それに派生…
みなさんこんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです! バイトをしている学生の皆さん、お金の使い道はどのようなものですか?? 貯金、旅行、おいしいものを食べる、、、大学生活でお金の使い方は多種多様だと思います..... 今日はそんな学生の方に、一つのお金、時間の使い方として投資があることをお伝えしていこうと思います! また具体的に、株式投資の始め方も少し説明します!! 投資をするメリット 投資をするメリットはたくさんあります。 ・お金を増やせる なんといっても、1番はこれでしょう。 もちろんリスクもありますが、ハイリスクを侵さなければ、リターンを得るのも比較的容易です。特に大学生だと、バイト…
こんにちは 東京総合研究所スタッフです。 暑い日が続いていますね… しっかり水分補給して、暑さに負けないようにしましょう!!😓 今回のタイトルは「投資初心者はグルメになれ!!」 グルメ 投資初心者が投資する銘柄を選んでいくことは、とても難しいですよね。 投資・株と聞くと、なんだかとても固い感じに聞こえます。 実際、四季報や株の本には、文字と難しい単語がぎっしり… 投資についての勉強をする人は、「同じ本を何度も読んで、理解していった」 と言っている人も多いです。 しかし!! 投資のヒントは意外と身近に溢れています。 例えば、 ・今後、開催されていくイベント。 東京オリンピックや、大阪万博 大きな…
こんにちは!東京総合研究所スタッフです。 今回はサラリーマンのための失敗しないこれからの株式投資の戦略という題でブログを執筆していきたいと思います!人生100年時代における株式投資に対する考え方やお金がそれほど多くないサラリーマンでも失敗せずに資産運用をすることのできる株式投資・売買に対する大切な心構えについて書きます。 人生100年時代が謳われる中、雇われの身サラリーマンこそ自衛のために、家族のために、株式投資をすべきです。はじめにこれからの時代、なぜ副業としてて株式投資の配当利益や値上がり益を受けること・受けるための能力をつけることが大事なのかについて書いていきます。 また失敗の多いイメー…
【ファンダメンタル分析シリーズ】財務諸表を読み解こう④貸借対照表
みなさんこんにちは。 東京総合研究所スタッフです。 財務諸表を読み解こうシリーズ第4回として、今回は貸借対照表について見ていきたいと思います。 toukyousouken.hatenablog.com toukyousouken.hatenablog.com toukyousouken.hatenablog.com 貸借対照表とは? 貸借対照表とは、企業のある時点での財務状態を表すものです。 大きく「資産」「負債」「純資産」に分かれていて、貸借対照表をみれば企業の体質が見えてきます。 「資産」「負債」「純資産」の中でもそれぞれ細かい項目に分かれているので、その部分についても理解できるようになり…
「どんな銘柄を選べばいいのかわからない」 「割安株を見つけるための計算式を知りたい」 「バフェットの銘柄選択の方法を知りたい」 この記事はそんな方々に向けて書かれています。 みなさんこんにちは、東京総合研究所スタッフです。 今回はバフェット御用達の「DCF法」について説明していきたいと思います。 「DCF法」はファイナンス分野で多用されており、M&Aの際などに登場する計算方法なのであまりなじみがないかもしれません。 ですが、世界一の投資家バフェットも使用しているDCF法を身につければほかの投資家に差をつけられること間違いありません! 「DCF法とはなにか」から計算方法、計算例までわかりやすく解…
「株を始めたいけど何から始めればいいかわからない・・・」 「株の基礎は学んだからもう少しレベルアップしたい」 この記事はそんな方々に向けて書かれています。 どうも、東京総合研究所スタッフです。 「東京総合研究所ってなに?」 このように思う人も多いと思います。 東京総合研究所とは、恵比寿にある会社で、投資のアドバイスを行っています。 そんな会社で働いている僕ですが、1年に100冊ほどの本を読みます。 ジャンルは、幅広いものを読もうと意識はしているのですが、気づいたらいつも株関連の本を手にとっています(笑) いろいろな素晴らしい本に出合えたので、特におすすめする株本をレベル分けして紹介していきたい…
こんにちは。東京総合研究所スタッフチームです。 今日は株の基本である、「長期投資」と「短期投資」について、それぞれの考え方やメリットを説明していきたいと思います。 長期投資とは 長期投資とは、その文字通り長い時間で見て、利益を狙う投資の考え方です。 投資先の会社の成長を見守る意味合いも強く、目先の変動に囚われる必要はありません。 そのメリットはリスクを最小限に、コツコツ利益を得られることです。 銘柄を選ぶ際に、配当と株主優待が良いものを選べば、株価の下がる心配は少なく、また着実に利益を得られます。 短期投資とは 短期投資とは、短期間の取引で利益を出そうとする投資の考え方です。 そのメリットに一…
みなさん、こんにちは!東京総合研究所スタッフチームです! 普段何気なく見ている日経平均ですが、どういう風に算出されているかご存知ですか? 今回は日経平均と「寄与度」についてご紹介します。 日経平均株価とは、日本経済新聞社が東証1部から選別した225銘柄の株価を独自の計算方法によって修正平均化した株価のことを指します。 その独自の計算方法というのが、株価を額面50円相当(みなし額面)に換算したみなし株価を単純に合計し、その合計を除数(指標の連続性を維持するために修正を加える値)で割ることで算出されます。 そして、その日経平均株価に強く影響することを「寄与度が高い」などのように表現します。 寄与度…
こんにちは。東京総合研究所スタッフチームです! 今回は先日発表されたばかりの「アップルカード」について考えていきたいと思います。 アップルカードって何? いやー、とうとう来ましたね。 アップルがクレジットカード業界へ進出します。 3月26日に、「アップルカード」というクレジットカードサービスが発表されました。 今年夏のアメリカを皮切りに、ヨーロッパやオーストラリアでもサービスが開始される予定となっています。 日本上陸は未定ですが、アナウンスがある日もそう遠くはないのではないでしょうか。 アップルカードの最大の特徴ともいえるのが、リアルカードとバーチャルカードの2つを使い分けるということ。 一般…
こんにちは。東京総合研究所スタッフチームです! 今回は不動産と投資について考えていきたいと思います。 不動産業界への投資 レオパレスが倒産しそうというのは耳にしたことが有るのではないでしょうか。 現在レオパレスは非常に追い込まれた状況です。 実際にここ一年の株価の動きを見ていただければわかるかと思います。 この株価の暴落の背景にはどんなことがあったのでしょうか。 レオパレスはアパート建築と不動産賃貸を行う不動産会社で、東証一部に上場している会社です。 不動産業界の中でも特に知名度が高いと思います。 実はレオパレスの物件は地主・オーナーがお金を出して立てているので建物を所有しているのはあくまでも…
こんにちは。東京総合研究所スタッフチームです! 今回は今年ある10連休でどのような株式市場の値動きが予想されるのかについて書いていきたいと思います。 例年のGW 例年のGWの連休は大体4日で、日経平均株価は基本的には下がってきたそうです。 これには機関投資家が連休中・後の株式市場の不安定さを恐れ、早めに売却することで損失を抑えようとする傾向にあるからという予想がなされています。 今年のGW 今年のGWは天皇陛下の譲位により、4月27日から5月6日まで10連休があります。 連休中の株式市場は閉まり、前後でどのような動きを見せるのかに注目しましょう! GW前 米中貿易摩擦の行く末や米朝関係が現在喫…
令和の時代こそ投資的な思考が必要である。 令和の時代を生き抜くためには投資的考え方がカギとなるだろう。なぜなら、従来の預金的な考え方では生き残っていけない時代となるからだ。ここでいう投資思考とは、利益を得るために世の中の流れを読みリスクを取りながらも可能性を信じる考え方のことである。逆に、預金思考とは利益は少ないが、リスクを取らず安定を求める考え方である。これからの令和の時代に預金思考はもう通用しないだろうと考える。 令和はどんな時代になるか。 令和の時代の特徴をよく表しているものがある。それは学生の就職人気ランキングだ。現在の学生が就職したいと思う人気の企業ランキングは今の学生の思考をあらわ…
私はNetflixの株価が上昇するのではないかと考えている。なぜなら、Netflixに対する世間の評価が上がり、それに伴い株価の上昇があるのではないかと考えているからである。こんにちは。東京総合研究所スタッフチームです。今日は無料の雑誌創刊を発表したネットフリックスについて考えていきたいと思う。 株が上がるタイミング そもそも株価が上がるタイミングの一つとしてその銘柄に対する世間での期待値が高くなるタイミングが考えられる。例えば、新薬の開発に成功した製薬会社の株は成功の発表が行われたタイミングで銘柄に対する期待が高まりそれを反映して株価も上昇することが考えられる。逆に、企業の不祥事などのニュー…
こんにちは。東京総合研究所スタッフチームです! 日本航空の中距離格安航空会社(LCC)、ZIPAIR Tokyoが11日同社の乗務員の制服と機体のデザインを発表しました。 いわゆる働き方改革ですね。働きさを重視して、スニーカーを採用することをはじめとして、業務内容や体調に応じて服装を自由に選択できるようにしたそうです。 そこで最近のトレンドである働き方改革は、株価に影響があるのではないかという疑問を持ったため、調べてみました。 株価の値動きについて 今回の報道は日本航空株式会社が100%株主である株式会社ZIPAIR Tokyoという中距離格安航空会社(いわゆるLCC)の働き方改革についてでし…
こんにちは。東京総合研究所スタッフチームです! 11日未明、EUの首脳会議が緊急で開かれ、イギリスのEU離脱期限が10月31日まで延期されることが決定されました。 離脱日を今月12日から6月30日まで延期要請をするメイ首相(英)の主張に対し、27カ国の欧州理事会は応じず。5時間にも及ぶ会議の末、10月31日までの延長で合意がなされたようです。また6月の進捗状況の確認が決定されました。 イギリスのEU離脱問題、通称BREXITは2016年に国民投票によって可決されましたが、度重なる延期により、3年が経過しました。 では、「今回のEU離脱日再延期による短期的な為替・株価への影響」と「今後、半年の長…
みなさんこんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです! みなさんは「自社株買い」を知っていますか? 自社株買いは配当に並ぶ株主還元手法の1つとして知られています。 企業は利益をあげるわけですが、余った利益は株主に還元する必要があります。 企業は株主のものだからです。 近年、余った利益を配当ではなく自社株買いによって還元する企業が増えてきました。 なぜでしょうか。 理由はズバリ「税金」です。 株には税金がかかります。 定期的受け取る配当にも税金がかかりますし、売却する際に受け取る利益にも税金がかかります。 「結局なにかしら税金がかかるんだから配当も自社株買いも一緒じゃないの?」 そう思う方もい…
2024年にも紙幣刷新へ。 こんにちは。東京総合研究所スタッフチームです。 本日2024年に紙幣が刷新されることが発表されましたね。 新一万円札には渋沢栄一、5千円札に津田梅子、千円札に北里柴三郎の肖像を用いた新紙幣と、2色構造の500円硬貨のイメージが発表されました。 デザイン案などはこちら *1 今日はこの貨幣の刷新が市場に与える影響について考えていきたいと思います。 関連する株について まず、考えられる影響は関連株の値動きでしょう。新デザインの発表後、日本金銭機械やグローリー、オーイズミ、東芝テックなど紙幣関連株が軒並み急伸しました。 あかつき証券は「現金自動出入機(ATM)や貨幣識別機…
こんにちは 東京総合研究所スタッフです 昨日、統一地方選挙の前半投票が行われました。 皆さんは投票に行かれましたか? 今年は実は 12年に一度の選挙イヤーなんです! 知っていましたか? 2019年は、 四年に一度行われる統一地方選挙 そして、三年に一度行われる参議院選挙 これらの二つの選挙の両方が開催される、選挙イヤーなのです。 数年に1度しか行われない でも、数年に1度は必ず行われる選挙。 短期投資的に見れば、注目してみるのも良いかもしれません 定期的に行われるからこそ、前回の選挙時のチャートや結果などを 参考にしてみることも出来ます。 毎回、選挙の内容が全く同じになるということは決してあり…
みなさんこんにちは。 東京総合研究所スタッフチームです! 働かずに配当金だけで生活してみたいですよね。 寝ていてもゲームをしていても海外にいてもお金が勝手に働いてくれます。 そんな皆様の夢をかなえるにはいくら必要なのか、ということに迫っていきたいと思います! インカムゲインとキャピタルゲイン まず、株で得られる2種類の利益について確認しましょう。 インカムゲイン・・・資産を保有していることによって得られる収益 キャピタルゲイン・・・資産を売却することによって得られる収益 つまり、株で言うと株価が値上がりして売ったときに得られる利益がキャピタルゲインで、保有していることによって半年や1年に1回お…
「口コミ」や「評判」に惑わされないでください。 こんにちは。東京総合研究所スタッフチームです。 みなさんは「口コミ」や「評判」というものについてどのようにお考えでしょうか? 例えば今日のランチを決める時に誰かが書いた「口コミ」や「評判」を検索して調べますか? 世の中にはこうした「口コミ」や「評判」が溢れています。これらの情報は意思決定をする際のヒントになることもあります。 しかし、投資の世界では「口コミ」や「評判」を信じてはいけません。 投資の世界では「口コミ」や「評判」は通用しない。 投資の世界で「口コミ」や「評判」が信じられないのは以下からわかります。 ・比較広告が保険業界ではすでに禁止さ…
【ファンダメンタル分析シリーズ】財務諸表を読み解こう③損益計算書
みなさんこんにちは。 東京総合研究所スタッフチームです! toukyousouken.hatenablog.com toukyousouken.hatenablog.com 上の記事では、財務諸表について基本的なことを説明しました。 今回は損益計算書(P/L)に焦点を当ててみていきましょう。 損益計算書の基礎知識 まず、 収益 費用 利益 この3点を理解していきましょう。 収益 収益とは会社に入ってくるお金のことを指します。 収益には 売上高 営業外収益 特別利益 の3種類があります。 売上高 売上高は、商品販売やサービス提供によって会社の本業である営業活動によって得られた収益のことです。 営…
人生における重要な選択、恋愛。 こんにちは。東京総合研究所スタッフチームです。 春は出会いと別れの季節。日頃の人間関係について考える時期でもありますね。 人生において人間関係は非常に重要です。人との出会いはあなたに新たな可能性をもたらします。 今回はそのなかでも、「恋愛」についての投資を考えてみたいと思います。 「サンクコスト」と「機会費用」 突然ですが、皆さんは1500円を払って入場した映画が開始10分で全く面白くないものあると分かったと次のうちどちらの行動をとりますか? 1500円払ったので面白くないけど最後まで見る 今すぐかえってほかの事に時間を使う ①を選択した人は、「せっかく1500…
【投資の行動心理学】過去の経験に引きずられて失敗していませんか?
みなさん、こんにちは!東京総合研究所スタッフチームです! 投資の行動心理学シリーズ、前回の記事では損得に関する心理傾向を説明するプロスペクト理論について紹介しました。 toukyousouken.hatenablog.com 今日の記事で紹介するのは、投資のみならず日常生活でも知らず知らずのうちに陥りがちな人間心理の罠についてです。 ルーティンの意味とは? イチロー選手の話から始めましょう。 誰もが知る有名な野球選手ですが、それだけに先月末の突然の引退表明は日米のメディアで大きく取り上げられましたね。 イチロー選手といえば、バッターボックスに入ると披露する右腕を伸ばしてバットをすっと立てる独特…
みなさん、こんにちは!東京総合研究所スタッフチームです! 基礎編4回目です。今回も2つの指標を説明します。 7.ROA(Return On Asset) 純資産利益率と訳されます。利益を総資産(総資本)で割ることで求められます。これは総合的な収益性の財務指標として機能します。企業に投下された総資産(総資本)がどれほど効率的に利益獲得に使われたのか、という意味です。これは【ファンダメンタル分析シリーズ】基礎編で説明した、ROAの補助的に使用されることも多く、実際の会計では、総資本を総資産として計算することが多いです。 8.BPS(Book-value Per Share) 1株あたり純資産と訳さ…
みなさん、こんにちは!東京総合研究所スタッフチームです! 前回に引き続き、先物取引を基礎から説明していきます。 今回は、前回お伝えしたとおり、投資家が保護されている安全なデリバティブ取引市場について、説明していきます。 1.日経平均先物 日本証券取引所で取引される株価指数先物取引の1つです。取引時間は9:00-15:10と16:30-05:30です。取引単位としては、ラージは1枚日経平均の1000倍でミニでは日経平均の100倍です。必要証拠金はラージ1枚あたり70万円、ミニで1枚当たり7万円。証券会社手数料は300円前後と、非常に安いです。スプレッドはラージ10円、ミニ5円です。 日経平均に連…
みなさん、こんにちは!東京総合研究所スタッフチームです! 基礎編の2回目です。前回はPBRとPERについて説明いたしました。 今回もファンダメンタル分析の重要指標を2つ説明いたします。 5.PCFR(Price Cash Flow Ratio) 株価キャッシュフロー倍率と訳されます。株価を一株あたりキャッシュフローで割ったものです。一株あたりキャッシュフローは、簡便的に表したキャッシュフローの当期純利益に減価償却費を足し戻したものです。これは前回の指標、PBRやPERと同じように、株価が割安か割高かを判断する指標の1つです。PERを補完する指標として活躍します。高PERでも設備投資に積極的な企…
皆さんこんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです。 桜が綺麗に咲いてきましたが、冴えないお天気が続いていますね…(´;ω;`) 今回は「逆イールド」というキーワードにお話します! 最近、よく耳にする「逆イールド」について知識を深めていきましょう! そもそも”逆”とはいうけど、何の逆なの!? 「逆イールドが久しぶりに起きた」とか、「逆イールドは不況の前兆だ!」とか… この数日の間によく聞いたワードだと思います。 とは言っても、そもそも逆イールドとは???? という方も多いのではないかと思います。 まず、イールドは投資による収益・利回りのことを表しています。 そして、イールドカーブは利回り曲線…
みなさん、こんにちは!東京総合研究所スタッフチームです! 今回から、先物取引の基本についてはじめから丁寧に説明していきたいと思います。 まず、先物取引はデリバティブの一つですので、デリバティブについて説明いたします。 金融商品には株式・債券・外国為替などさまざまな種類がありますが、それらのリスクを低下させたり、反対により高い収益性を追求するために作られたものがデリバティブです。 デリバティブ取引には、金融商品の将来売買を行う約束である先物取引や将来売買する権利をあらかじめ売買しておくオプション取引、将来に発生する利息を利用するスワップ取引などがあります。 デリバティブは、リスクヘッジや効率的な…
みなさん、こんにちは!東京総合研究所スタッフチームです! 基礎編の2回目です。前回はEPSとROEについて解説し、EPSについてはさらに深く説明しました。引き続きファンダメンタル分析の重要指標を説明していきます。 早速見ていきましょう。 今回も指標を2つ紹介します。 3.PBR(Price Book-value Ratio) 株価純資産倍率と訳されます。その企業の市場での評価額(つまり時価総額)が、会計上の解散価値である純資産(株主資本)の何倍であるか、を示しています。株価が割安かどうかを図る指標の一つです。1倍以下なら割安といえます。 4.PER(Price Earnings Ratio) …
みなさん、こんにちは この春、中学・高校・大学をご卒業された皆様、ご卒業おめでとうございます🌸 東京総合研究所スタッフチームです! 3月、花粉シーズン真っ只中ですね 花粉症の皆さんはどのような”対策”をしていますか? マスク・花粉用ゴーグル、耳鼻科・眼科で薬をもらう、市販薬 最近では塗るだけで花粉をブロックしてくれるような商品も見かけますね 食べ物からアプローチした花粉対策もあるようです 注目の花粉対策 最近よく耳にするのが『舌下免疫療法』です。 舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含むエキスを舌の下に投与し、体内に吸収させる方法です。 治療は最低2年間程度、毎日1回継続する必…
こんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです。 ところで、日本でもディズニーのファストパスがスマホで発行できるようになりましたね! ファストパスをもらうために二手に分かれて行動したり、ファストパスのために走ったり、、なんてことももうないですね。 ちょっと寂しいような、でもチケットなくす心配もないし、楽だし、やっぱり便利な気もします。 スマホ一つで本当に何でもできる時代ですね。 通勤時間、通学時間などの電車の中を見渡すと大半の人がスマホをいじっています。 ところで、皆さんは電車の中でスマホで何を見ていますか?? InstagramやTwitterなどのSNSを日課のように毎日見ている人も多いと…
みなさんこんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです。 投資をする際、短期投資と長期投資どっちのほうがいいんだろう、、と迷いますよね。 そこで今回はざっくりどういう違いがあり、どういう人が向いているのかなどを説明していきます! 【長期投資】 長期投資とは株の値上がりをじっくりと、時間をかけて利益へとつなげていきます。 株の値動きだけでなく、会社全体の経営や成長も同時に見ていく必要があります。 メリットとしては、 ・売買手数料が頻繁に発生しない ・株主優待、配当に期待! ・リスクを最小にしやすい デメリットとしては、 短期的に利益を得られることはできない。また、事前に会社のリサーチが必要です。…
みなさんこんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです。 投資をする際、短期投資と長期投資どっちのほうがいいんだろう、、と迷いますよね。 そこで今回はざっくりどういう違いがあり、どういう人が向いているのかなどを説明していきます! 【長期投資】 長期投資とは株の値上がりをじっくりと、時間をかけて利益へとつなげていきます。 株の値動きだけでなく、会社全体の経営や成長も同時に見ていく必要があります。 メリットとしては、 ・売買手数料が頻繁に発生しない ・株主優待、配当に期待! ・リスクを最小にしやすい デメリットとしては、 短期的に利益を得られることはできない。また、事前に会社のリサーチが必要です。…
【ファンダメンタル分析シリーズ】財務諸表を読み解こう②基本編補足
みなさんこんにちは。 東京総合研究所スタッフチームです! 前回の記事では、財務諸表の中でも代表的な財務三表について、基本的なことを説明しました。 財務諸表を理解するのは難しいので、前回の説明ではイメージがつかなかった人もいると思います。 ですので、今回は例を交えて説明していきたいと思います。 まず、損益計算書と貸借対照表の違いが分からずにこんがらがる人がいると思います。 ラーメン屋の例で理解していきましょう あなたはラーメン屋の店主をしています。 ラーメン1杯1,000円で売っています。 材料費や人件費を含めた経費は1杯あたり700円です。 ある月の利益を見ていきましょう。 その月、1日50杯…
【ファンダメンタル分析シリーズ】財務諸表を読み解こう①基本編
こんにちは。 東京総合研究所スタッフチームです! みなさんは普段財務諸表を読みますか? 財務諸表を普段からよく目を通すという人は少ないと思います。 ですが、ビジネスパーソンにとっても投資家にとっても財務諸表を理解して読み解くことは非常に大切です。 ウォーレン・バフェットは会計についてこのように述べています。 「あなたは会計を理解するだけでなく、会計の行間に潜む機微を理解する必要がある。会計はビジネスの共通言語だ。言語として完全とは言いがたいものの、会計を学ぶ努力をしないかぎり、そして財務諸表を読んで理解する努力をしないかぎり、自分で株の銘柄を選択することなど夢のまた夢である」 バフェットの言葉…
Googleゲーム事業参入。 みなさん こんにちは。 東京総合研究所スタッフチームです! 先日Googleがゲーム事業の参入を発表したことがニュースになりましたね~。 ニュース記事はこちら この影響を受けて国内 のゲームメーカーの株価にも影響があったみたいです。 突然ですが、みなさんは「ポケモン」好きですか?ゲームメーカー大手の任天堂もこの影響を受けています。最近注目の企業ですね。 青春時代をポケモンとともに過ごした方、お子様がポケモンが大好きだという方など、今や「ポケモン」の存在感は大きなものとなっています。 日本人でポケモンをしならいという方はほとんどいらっしゃらないのではないかと思います…
こんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです。 株を買って得する人損する人がいますよね。(当たり前のことなのですが) 株を始めたばかりの友人は儲かっているのに、Aさんより前に始めた自分は損していることの方が多い、、なんてことも。 経験値、知識は自分のほうがあるはずなのになんで?と思う方もいるでしょう。 上手くいく人といかない人の違いの一つは、技術でも知識でも何でもない「性格」が関係しているんです! 例えば、、 ☑自分が損したのはたまたまだ。不景気だったからだ、など周りの物のせいにしている ☑株の値動きばかりチェックしている。 ☑株が落ちてもまだ上がると考え、損切りできができない。 ☑10%の…
【音楽通論#1】フィボナッチ数列からひもとく音楽×投資!?《前編》
皆さんこんにちは!東京総合研究所スタッフチームです。 春の陽気が近づいてきましたね(^^) 突然ですが、3月19日は語呂合わせから「ミュージックの日」に制定されています! ということで本日から何回かにわたって、 音楽×投資と言う異色の組み合わせによる 【音楽通論】という連載をはじめます! これを読めば、ちょっと音楽に詳しくなれるかも? 第1回目のテーマは「音階」ですが、先に音の定義を説明します! 音の定義 音叉 いったい何を基準に、音が「何の音(ここで指すのは音の高さ)」か定められているのかご存知でしょうか? それはずばり、周波数(Hz:ヘルツ)です。1秒間に何回振動するかで音の高さ(ピッチ)…
みなさんこんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです! 前回の記事では、正しい期待値の定義と計算方法、また2つの投資案件を例に期待値を投資にどうやって活かすかということを見てきました。 記事の最後で、 1口10万円のBという 90%の確率で0万円 10%の確率で110万円 になる案件があり、 「100万円持っている人が1度に10口Bに投資して、0になったら終わりでしょ?」 という話をして記事が終わりました。 今回はそのことについて考えていきたいと思います。 まず、確率を考える時は試行回数に目を配る必要があります。 コイントスで考えてみましょう。 コイントスの場合、表・裏が出る確率はそれぞれ5…
みなさんこんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです! 以前以下の記事ではギャンブルと投資の境界について還元率に着眼点を置いて考察しました。 投資とギャンブルの境界は?①公営競技編(競馬等) - 暴落は忘れた頃にやってくる 東京総合研究所 投資ブログ 投資とギャンブルの境界は?②カジノ編 - 暴落は忘れた頃にやってくる 東京総合研究所 投資ブログ 投資とギャンブルの境界は?③宝くじ編 - 暴落は忘れた頃にやってくる 東京総合研究所 投資ブログ 投資とギャンブルの境界は?④株、FX編 - 暴落は忘れた頃にやってくる 東京総合研究所 投資ブログ 投資とギャンブルの境界は?⑤まとめ 世界一の投資家…
下値リスクが少ない投資!バフェットの師が考案【ネットネット株】に迫る
皆さんこんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです。だんだん春らしい気候になってきましたね! 今回は「ネットネット株」「スクリーニング」の2つをキーワードにお話します! バリュー投資で有名なので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。 まずネットネット株とは、前記事でも話題になった、アメリカの投資家ウォーレン・バフェットの師匠に当たる人物、経済学者ベンジャミン・グレアムが提唱した投資方法です。 一言でいうとネットネット株とは、企業の流動資産から負債総額を引いた額の3分の2が時価総額より多い銘柄のことです。 これは、企業が所有している正味流動資産に対し、株価が下回っているということになります…
【ファンダメンタル分析シリーズ】EPSを操作!?自社株買いの罠
みなさんこんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです! 前回の記事では、EPSやROEの意味の確認やそれらの指標を見るうえでの注意点について説明しました。 今回は、EPSに特化してみていきたいと思います。 実はEPSが順調に伸びていても企業が成長しているとは限らないのです! その理由を探っていきましょう。 EPSは一株当たり当期純利益のことです。 基本的にEPSが伸び続けている企業は良い企業とみなされます。 しかし、自社株買いによって見せかけのEPSを操作する企業もあります。 まず自社株買いについてみていきましょう。 自社株買いとは、企業が株式を買い戻すことです。 イメージとしては、タコが自…
【恵比寿グルメ】cafe accueil に行ってきました〜!
みなさんこんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです! 先日恵比寿駅より徒歩4分にある人気カフェ「accueil」に行ってきました。 外観、内観ともにとてもオシャレで「ザ・恵比寿のカフェ」という感じがしました(笑) みんなが注文したのはオムライス。 絶妙な焼き具合の卵とチキンライスがよくマッチングしていて美味しかったです! さて、最初に卵を切るわけですが このふわふわの卵をどうやって切って広げるか、ということにみんな頭を悩ませます(笑) 卵の切り方だけでも人それぞれの性格が出ます。 慎重にゆっくり切っていく人もいれば大胆に一気に切っていく人もいます。 そして、案外大胆にやると綺麗な仕上がりに…
こんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです。 本日の東京総合研究所 株ブログでは東京総合研究所の代表である大山がLINE@にて無料で公開しているポジションの成績についてお伝えします。登録はこちら 今後も決済結果を株ブログでもお伝えしていきますので是非ご確認ください。 3/13の2度の決済により合計利益は175.3万円になりました。 無料なのに有益な情報を発信しすぎたということでLINE配信は今後頻度が減っていくかもしれません。。 登録するなら今のうちです! 友達検索から追加の場合はこちらから→【@billiontouch】
みなさん、こんにちは!東京総合研究所スタッフチームです! 投資を行う上で欠かせない分析のひとつがファンダメンタル分析です。投資に関心のある人でこれを知らない人はいないと思います。しかし、これを実際どう進めたらいいか、まではわからない人も多いのではないでしょうか? 今回はいくつかの指標について、その意味と注意点を見ていきたいと思います。 1.EPS(Earning Per Share) 有名ですね。これは1株あたりの利益額を示します。この指標の増加は安定的な収益を上げている成長企業であることを示すので、わかりやすい指標です。 2.ROE(Return On Equity) 自己資本利益率と訳され…
【最新版】2018年の手紙でウォーレン・バフェットは何を主張したのか
みなさんこんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです! 世界一の投資家ウォーレン・バフェット。 ウォーレン・バフェットは世界中のビジネスパーソン、投資家から注目されています。 彼が発言すれば世界の市場が動くほどです。 ウォーレン・バフェットは年に1度、株主向けに投資についての知恵がつまった手紙を作成しています。 その手紙を読んで理解することはあなたの投資パフォーマンスの向上につながること間違いありません。 今回は最近更新されたウォーレン・バフェットの手紙の内容の一部について見ていきたいと思います! toukyousouken.hatenablog.com 以前こちらの記事では一流投資家のほと…
こんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです。 本日の東京総合研究所 株ブログでは東京総合研究所の代表である大山がLINE@にて無料で公開しているポジションの成績についてお伝えします。登録はこちら 今後も決済結果を株ブログでもお伝えしていきますので是非ご確認ください。 3/6の決済は20万円の利益でした! 2019年度の合計利益は163.8万円です! 今後の配信も乞うご期待を。 その他様々な情報を東京総合研究所 LINE@では公開しております。 リアルタイムな情報を素早くキャッチしたい人には是非おすすめです! 「普段LINEなんて使わないから、登録の仕方がよくわからない・・・」という方のため…
なぜ投資判断を見誤ってしまうの? (投資の行動心理学 その2後編)
みなさん、こんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです! 投資の行動心理学第2弾の後編! 前編では、投資判断で失敗してしまう事例を紹介しました。 後編では、損と得に関する人間の心理に関するプロスペクト理論を解説します! 「プロスペクト理論」とは? プロスペクト理論は、「リスクがある状況で、行動の選択とその結果としての効用が既知のとき、人がどのように行動するか」をモデル化したものです。 少し難しく聞こえるかもしれませんね(実際、しっかりと説明しようとすると数学がでてきたりとかなり複雑です)。 例を考えてみましょう。 次のようなゲームがあったとします コインを一回投げます。 表だったら100万円…
なぜ投資判断を見誤ってしまうの? (投資の行動心理学 その2)
みなさん、こんにちは!東京総合研究所スタッフチームです! 投資の行動心理学第2弾の前半! 今回は損と得に関する人間の心理について考えてみたいと思います。 投資を語るうえで損得は避けては通れません。その意味で、今回紹介するのは投資に関連する心理学の中でも最も重要なものといえます。 それではいってみましょう!! なぜ投資に失敗するのか? 投資をやったことがある人の中で、ただの一度も失敗したことのない人を探すのは限りなく困難でしょう。 もし「投資で失敗したことなんてないんだけど」などと嘯く人がいれば、信用しないほうがいいのは間違いありません。 では、なぜ私たちは失敗を避けられないのでしょうか? おそ…
みなさん、こんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです! さて、突然ですが、みなさんは投資において成功を収めるために必要なものはなんだと思いますか? 正しい情報、有用な知識、豊かな経験。 これらが不可欠なのは確かに間違いないでしょう。 ただ、それと同じぐらい大切なのが投資家のメンタル。 今回はメンタルが投資に与える影響に注目します。 投資と心理の関係性 例をあげて考えてみましょう。 値下がり待ちしていた株の価格が急上昇したらどうでしょう? 「うわっ、やられた!さっさと買えばよかった。。。」と思うのではないでしょうか? 最悪の場合、次に同じような状況にあったときに焦って誤った判断を下しかねませ…
日本のユニコーン、メルカリに注目! みなさん こんにちは。 東京総合研究所スタッフチームです! 突然ですが、みなさんはメルカリ使っていますか? メルカリは日本国内唯一の「ユニコーン企業」です。ユニコーン企業とは、起業してから年数が浅いにも関わらず多額の評価額を得ている企業のことを言います。 メルカリについて メルカリは、日本およびアメリがにサービスを提供しているフリマアプリです。 2013年にアプリの配信を開始し、2013年には一日の出品数が1万点以上、2015年には10万点以上に上りました。 「メルカリ」の名称はラテン語で「商いする」という意味に由来しているそうです。 株価の変動とその理由 …
投資心得【人の行く裏に道あり花の山】から ひもとくクイーンがスターに上り詰めた訳とは!
1973年のデビューから何十年経った今でも世界中から愛されるクイーン。実はデビュー当時、「こんなバンドが売れたら帽子でも何でも食べてやる」と酷評されています。そこからレジェンドバンドに至る経緯とはいったい?
みなさん、こんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです( ^ ^ ) / 突然ですが、「SDGs」という言葉はご存知でしょうか? SRIが意味するところの社会貢献や環境施策には興味がないし、自分には関係ない!とお考えの方もいらっしゃるかと思います。 そんなSDGsが投資にとって、いまや無視できない要素になっています!! 国連に代表される国際機関は、これまでにも様々な目標を提示してきましたが、その中でもSDGsが注目されるのはなぜでしょうか。 【SDGsについて詳しく】 持続可能な開発目標17個 ①SDGsとは 2030年までに達成するべき17個の目標と169のターゲットから構成されるのが持続…
企業価値は2兆円超え!?音楽業界の救世主【Spotify】とは
企業価値は2兆円を超えると推定される、要注目の定額制音楽ストリーミング・サービス「Spotify(スポティファイ)」とは?
金利の概念のないイスラム金融って?? こんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです。 今回は、皆さんには馴染みの薄いであろう 金利の概念がないイスラム金融の世界 についてお話をしたいと思います! 今、皆さんの頭の中は ??? となっているのではないでしょうか!? 私たち日本人にとって、金利はあって当たり前のもの という認識ですよね! 例えば、私たちは住宅ローンを組むと金利分である利子を含めてお金を返済する義務があります。 一方で、私たちが銀行預金をして、銀行にお金をお貸しすると利息分である金利を含めてお金を受け取ることができます。 昨今、日本では銀行預金の低金利を嘆く方をよくお見受けしますが…
みなさん、こんにちは! 東京総合研究所スタッフチームです! 皆さんはこんな経験はありませんか? ある投資顧問からおすすめされた銘柄を、別のところでは買ってはいけないといわれた。。。 どちらを信用すればいいんだ・・・。 今日の記事では、「情報の非対称性」という概念についてわかりやすく説明します。 これをしっかり理解しておくことは、どちらの投資顧問を信用するべきか判断をするために役に立ちます。 情報の非対称性? 情報の非対称性とは、「取引を行う際、商品等に関して当事者がもっている情報に当事者間で格差があること」と簡潔に説明できます。 少しわかりにくいかもしれないので具体例を見てみましょう。 ある人…
40年で10000%増!資産価値の高騰はApple以上!?【ヴィンテージ楽器】とは
【ヴィンテージ楽器】と資産の関係とは?
卒業シーズン(H2) みなさん こんにちは。 東京総合研究所スタッフチームです! 今日は3月といえば卒業の季節ですね。皆さんは創業式にどんな思いでがあるでしょうか?「第二ボタン」をめぐって友人と会話したあの日を懐かしく感じます。 卒業式は子供にとって旅立ちの日です。学校を卒業し、次のステージに進む日とも言えます。学校での思い出もさることながら、卒業式には学校の卒業まで支えてくれた親の存在がありがたく感じられます。 教育と聞くと、学校で教えている受験勉強を思い浮かべる方が多いかもしれませんが家庭教育も子供の成長に大きな影響を及ぼします。 学校では教えてくれないことを教え、補うことも家庭教育の役割…
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