mysorayori さん プロフィール

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mysorayoriさん: 想うがままに
ハンドル名mysorayori さん
ブログタイトル想うがままに
ブログURLhttps://my.sorayori.com
サイト紹介文家族や日々の想い、好きなコト・モノ、飼猫、故郷などを綴っています。なかなかのセンチメンタルです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供12回 / 10日(平均8.4回/週) - 参加 2018/12/02 09:56

mysorayori さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 初恋
  • 中学1年生のとき、なんとなくいいなと思う女の子がいました。やせていて背が高く、主だったグループからはちょっと距離を置いている。笑顔を見せることはあまりなく、謎めいた視線がとても印象的でした。幼いころ、めんどうを見てくれた叔母に、外見がどことなく似ていたのも好意を持った理由かもしれません。ある日、美術でポートレート・スケッチの授業がありました。男女がイーゼルを向かい合わせ、相手を描きます。どちらが先 [続きを読む]
  • 旅の僧がしたこと
  • 急峻な坂を5分ほど登った丘の上に、それはある。高さ3メートル弱、直径5メートルほどのお椀を伏せたような円墳だ。行き届いているというほどではないが、一応毎年誰かが手を入れているようで、ちょろちょろと短い草が生えている。すぐ横には、殿様の側室だったという方の広い墓所があり、うっそうとした林のそこだけが開け、天を仰ぎ見ることができる。円墳には即身仏、あるいは即身仏になろうとした男が眠るとされている。*昔、こ [続きを読む]
  • 母とゼンマイ式の柱時計
  • 実家の座敷にはゼンマイ式の古い柱時計があります。隣部屋との広い開口部の長押(なげし)を支える柱にそれは掛けられていました。座敷の中央に据えた座卓から横を向けば上に見える。土間から座敷口を開けば正面に見える。どこからでも時刻が確認できる。僕が物心ついたときにはもうそこで時を刻んでいた定位置です。先日、おそらく初めて、それを移動しました。柱時計にはゼンマイを巻くための穴が左右ふたつ付いています。片方が [続きを読む]
  • 日暮れに姉さんは
  • 秋の陽が西に傾き、集落全体がもうすぐ山の影にすっぽり包まれる時刻。歳の頃60代半ばとお見受けする姉さんが犬にひかれ歩いてくる。休耕田の草刈りを終えた僕は田んぼの奥から道に向かい疲れた体を引きずるように歩いている。しばし目が合い、どちらが先だったろう、「こんにちは」と声を掛け合う。普段、集落に住んでいるわけではないので、見知らぬ顔でもあいさつを心掛けている。新住民の方ということがときどきあるからだ。ま [続きを読む]
  • おはぎとミソハギ
  • おはぎの美味しい季節になりました。子どものころ、ぼたもちとおはぎは別物だと信じていて、僕はだんぜんおはぎ派でした。なぜかぼたもちは餅をあんこで包んだもの、おはぎは半殺しについた餅米をあんこで包んだものと信じていたのです。ご飯のつぶつぶが口の中でもろっと崩れるのが食べやすく、大きなものでも2個はたいらげていました。あれは実家の風習がただそうであって、世間様では半殺しをあんこで包んだものが、ぼたもちで [続きを読む]
  • 僕がひとを好きになる瞬間
  • お盆の墓参りでのことです。線香の束を手に持ち、先祖の墓に供えていると、先におさごと花を供え仕事を終えたつれあいが「わあ、見て見て。タマムシ!」と声を上げました。近づくとなるほど足元に七色に光る亡骸が落ちています。そのとき僕の右手では線香が炎を上げ、餓鬼を責めるように皮膚を焼いていました。いやいや、そうじゃなくて、線香をあげるの手伝ってよ。僕は怒声を押し殺し、笑顔で束の半分を渡したのでした。だってタ [続きを読む]
  • フラガール。もうすてたら、と言われたTシャツ
  • これは20年ほど前、ハワイで購入してきたTシャツです。小学5〜6年生だった息子へのお土産にと5枚ほど選んだうちの1枚でした。Tシャツなのにはじめは強烈なココナッツの香りがしていました。背中にプリントされたフラガールの瞳が神秘的でイチオシのものでしたが、息子は結局1回も着てくれませんでした。つれあいにそれとなく理由を聞いてもらうと、まさにその女性のイラストがはずかしいと。なるほど思春期直前の多感な上に多感な [続きを読む]
  • 1歳10ヵ月の孫娘に、おじいちゃんは育てられる
  • 幼な子には、この世界が善意で満ちていることを教えるべきなのか、それとも悪意の存在を教えておくべきなのか、ふと悩みました。昨日、1歳10ヵ月になる孫娘が来宅し、二人で遊んでいるときです。小さいおもちゃのブロックを手に隠し、握りこぶしのどちらに入っているか当てさせるゲーム。がっかりさせないように、左右どちらの手にも入れ、ハズレをなくしてあげました。本人はまだ気づきませんが、ブロックの入っている数で違いを [続きを読む]
  • 草刈りの詩:カラスと亀と桑の実
  • ウグイスとキジの鳴き声が響き渡る5月の里山へ、休耕田の草刈りに行ってまいりました。 虫追いカラス昔田んぼだった平らで日当たりのよい草原は虫たちの格好の棲み処です。刈払機で端から刈り進んでいくと、草の根元の湿った心地よい楽園はいっきに鋭い陽光にさらされ、コオロギなどが飛び跳ね逃げていきます。これを狙い、鳥たちが集まってくる。前日の別の場所での僕の草刈りに味をしめたのか、“レストラン”の最初の客は昨日の [続きを読む]
  • 気管支炎を患う僕と、誤えん性肺炎の話がしたいお向かいさん
  • 鼻垂れの孫娘が帰った翌々日、のどの痛みとともに38度の熱を発し寝込みました。その後の養生が不十分だったのか、カラ咳が残り、今度は寝られません。のどの奥の方に移った炎症がさわり、タンを切ろうと咳き込んでも思うようにいかないのです。最初は一般的な風邪薬でごまかしていましたが、いっこうに快復しません。むしろ服用すると気のせいか眠くてしかたない。見かねたつれあいが、漢方薬を購入してきてくれました。おかげで咳 [続きを読む]
  • 恋のブラインド掃除
  • 息子家族がくるというのでブラインドを掃除しました。嫁さんに、はずかしくない実家にしてあげたい。せめてもの親心です。木製のブラインドはほこりが目立ちます。ダイニングからキッチン奥まで壁一面を占める広さなのでドライシートで拭き取ると1時間近くかかる。つれあいは、さらにそのあと固く絞った雑巾で拭かないとしっかり落ちないと言います。渋っていると「仕方ない手伝ってやるか」と腕をまくりました。 僕が先にほこり [続きを読む]
  • 「ハムうす切り」事件
  • 夕方の混雑にはまだ早い、どことなく気だるげな平日午後のスーパー。俺はお肉屋さんのショーケースの前に立っていた。 つれあいから渡されたお買い物メモに書かれているのは「ハムうす切り」。ざっと見渡すと、薄目 ... Copyright © 2018 想うがままに mysorayori All Rights Reserved. [続きを読む]
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