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2018/12/08

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  • 創業資金は銀行で借りてはいけない。

    創業資金を借りようと思う人はまず銀行に融資の相談に行かれる人が多いと思います。 でも本当は創業資金を銀行で借りるのは得策ではないです。その理由は2つあります。 ①金利が高い ②会社の保証人に必ずならないといけない ①金利(保証料)が高い 一つ目の理由は金利が高いということです。前にも説明した通り、銀行は創業資金に対する融資ノウハウが乏しいため、基本的には保証協会付融資しか貸してくれません。創業資金は金利も高めなのに加えて、保証協会付融資を使うための保証料も必要になるので実質の金利が4%を超える場合もしばしば。 創業期は資金に余裕がないので金利は出来るだけ低くする方がいいですよね。 ②会社の保証…

  • 銀行が創業資金を融資する際に見るポイント

    銀行はどういう基準で融資の審査をしているの?とよく質問されますが、それは新規取引か既存取引か、新規取引先の中でも創業間もない会社か事業実績のある会社かによって変わりますし、既存取引先の中でもメイン先かメインじゃない先かによっても変わります。 今回は新規取引先のうち創業間もない会社に対する審査ポイントについてお話したいと思います。 大前提として銀行は創業資金に対する融資に関してはシブいです。なぜなら、銀行の審査は通常、過去の財務実績を見て返済してもらえるかを判断しているため、これから始める事業を予想したり成功率を高めるアドバイスをするような知識やノウハウを持ち合わせていないからです。 また、銀行…

  • 保証協会付融資の本当の怖さ、、

    前回は保証協会付融資を借りるメリットはほとんど無いという話をしました。今回は保証協会付融資をたくさん借りることのデメリットについてお話します。 経営者さんの中には、「別枠保証が使えるから使っておかなきゃ」「もしもの時の実績作りのために保証協会枠をいっぱいに使わなきゃ」と思っておられる方もいるかもしれません。 でも、その考え方は非常に危険です。 保証協会の保証が過去利用実績まで使えるという事実はありません。保証協会には保証枠という考え方がありますが、あくまで上限を区切っているだけの話で、実際に枠の金額まで保証してくれるという意味ではありません。 8000万円の保証枠があっても、実際に保証してくれ…

  • 信用保証協会付融資には要注意

    中小企業経営者のみなさんは、銀行担当者からしきりに「保証協会付で借りてください」と頼まれているのではないでしょうか。 借りる側にとって保証協会付融資はいったいどんなメリットがあるのでしょうか? 結論からいうと、借り手にとって保証協会を使うメリットはほぼありません。なぜなら保証協会融資は銀行にとっての担保にすぎないからです。 創業融資や創業後数年でまだ十分な結果を出せていない場合、会社の財務状況が芳しく無い場合は仕方ありません。銀行は信用力の低い企業に対しては保証協会付でないと融資をしてくれない場合が多々あります。そんな場合なら調達力のない会社でも融資が受けられるという意味で保証協会はメリットが…

  • 中小企業がたくさん借入をするメリット

    経営者さんの中には、借入は少ない方がいい、無借金経営最強と考えておられる方が多いと思いますが、今回は中小企業が「たくさん借入をしてキャッシュを厚く持つこと」のメリットについてお話したいと思います。 ⑴デキる銀行担当者がつく 銀行にとっての上得意様は業績の良い会社ではありません。たくさん借入をしてくれている会社が上得意様です。上得意様には当然デキる担当者がつきます。一方で業績が良くても借入が少ない会社や、無借金経営の会社は優先順位の低いお客様になってしまい、何も分かっていないペーペーの若手が担当します。 「銀行は担当者によってかなり変わる」でも書きましたが、急に資金が必要になった時、デキル担当者…

  • なぜ中小企業にとってキャッシュが一番大事なのか

    前回の「デキナイ銀行担当者の見分け方」の中で中小企業の財務で一番大事なのはキャッシュという話をしました。 分かっていない銀行担当者は、借入が少ない方が善と考えていたり、バランスシートをスリムにして自己資本比率を高めることが善と考えていたりします。経営者の方でも、借入が少ない方がいい、自己資本比率が高い方がいいと考えられている方は多いと思います。 確かに、借入は少ない方がいいし、自己資本比率も高い方がいいです。ただ、借入を少なくするために、自己資本比率を高めるために、現預金を少なくしてしまっている会社もあります。少しでも借入を少なくしたいから、手元のキャッシュを少なくしてまで借入を抑制していませ…

  • デキナイ銀行担当者の見分け方

    この話は、色んな人(現役バンカー)を傷つけてしまいそうなので書くのを迷うネタですが、中小企業の経営者の皆様が気になる分野でもあると思いますので語ります。 デキナイ銀行担当者の見分け方 1.入社5年目までの若手行員 銀行員は数字のプロと思われがちですが、私が銀行の中にいた肌感覚で、本当の意味で(事業特性や個社ごとの特性を加味した)企業分析が出来る銀行員は全体の2割未満です。中でも、入行5年目までの若手行員なら、同期トップと言われているような行員でも本質的な財務分析や企業分析は出来ないと思います。 ただ、積極的でコミュニケーション能力が高い若手行員なら頼りになる先輩達に聞きまくって処理していくため…

  • 銀行は担当によってかなり変わる

    いうまでもなくご存知かも知れませんが、銀行の担当者はかなり大事です。 たまたまついた担当者がデキル奴なら、少し難しい融資も通るように運んでくれます。反対にもしデキナイ担当者がついてしまったら、、 普通なら通る案件も通らないことがあります。 もしあなたが、一見財務状況が悪く見えてしまうような事業(季節要因が激しい、在庫を多く持つ必要がある、特殊な商習慣の事業)を営んでおられるなら、特に担当者の能力は重要になってきます。 レベルの低い担当者は、汎用的な業績指標でしか企業を評価できないため、本当はなんの問題もないのに要注意と判断し、担当者レベルで消極的な対応になる可能性もあり得ます。 銀行の融資審査…

  • 銀行員は何を考えているのか

    銀行員は何を考えているのか。 よくドラマで描かれる銀行員は、高圧的で、冷たくて、裏で「あの会社潰せ」とか言っている人が多いですよね。 私は13年以上銀行に勤めましたが、自分も含めてあんな人には出会ったことがありません。※メガバンクの人はあんなことも言ってるのを聞いたことがありますが、、笑 個人の性格にもよりますが、基本的には自分の担当する会社が潰れてもいいと思っている人はいないし、騙して担保をたくさんとって潰してしまおうと企む人もいないと思います。 ※地銀、信金の場合 ただ、ドラマでもあるように、資金難や不祥事など大きなトラブルが起こって困っている会社に融資を頼まれても断るという局面は少なから…

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