ねむりありす さん プロフィール

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ねむりありすさん: ありすの時間
ハンドル名ねむりありす さん
ブログタイトルありすの時間
ブログURLhttps://alicenojikan.hatenablog.jp/
サイト紹介文切ない恋の物語や詩物語(詩の連なりが一つの物語を織りなしてゆく)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供41回 / 26日(平均11.0回/週) - 参加 2018/12/22 23:07

ねむりありす さんのブログ記事

  • 月の裏の密時 〜 NO.21 魔法の言葉
  • NO.21 魔法の言葉秘めやかに碧い月が浮かんでいるので、お気に入りのワンピースを着て待ち合わせの場所へ月の光を浴びて輝く涼やかな風が、ふわりとスカートを揺らす膝の裏に当たるスカートの裾がくすぐったい時計の針は速くなったり遅くなったり、時間は曖昧に流れてゆく風を切りながら歩くあなたの姿が、時間を止める会えなかった不安の時間を、あなたの笑顔が吹き飛ばしていくボトルから注がれ揺れるワインが、言葉 [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.20 約束の場所へ
  • NO.20 約束の場所へ夕影が長く伸び、星が小さく輝き始め、月が出てきたので約束の場所へあなたに縛られる時間から逃げ出したくても、どうしようもなくて・・・あなたに会いたい想いが止まらない外していたままの指輪をそっとはめる見つめられるだけで、息が止まるのが恥ずかしい声を聴くだけで、吐息が漏れるのを隠したくなる誰にも見つからないように、こっそり繋ぐ手が悲しくて・・・まるで私だけが、好きみたいま [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.19 あなた色の日々
  • NO.19 あなた色の日々細かくちぎれたような白い雲が、高い空を流れていく窓から入って来る陽射しが、暖かく心地いい少しずつあなた色の染まっていく日々が、嬉しいけど逃げ出したくなるこれまでの大切なことが疎かになりそうで、不安になる少しずつあなたに嫌われるのが怖くなって、本当の心隠してしまうこれまでの大切なことを見失いそうで、怖くなるあの頃、高い空の下を夢抱え歩いていたあの頃、陽射しの中で手を繋 [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.17 幻のような恋
  • NO.17 幻のような恋夏の思い出を探すように、茜色に染まる頃になるとあなたの姿を探してしまう花火の咲く音を想い焦がれるように、星が見え始める頃になるとあなたを想い焦がれるひまわりの揺れる道うるさすぎる蝉の声よく冷えたビール袖をまくり上げているあなた腕まばゆい光に映るあなたの横顔朝靄の中のあなたの揺れる髪幻のような恋だって知っていたのに、想いが止まらず切なくなる夢のような恋だって分かってい [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.16 月のない夜
  • NO.16 月のない夜月のない夜は、あなたへの想いが浮かんでは消え消えては浮かぶを繰り返す目が合う回数が増え、ときめきで柔らかな羽に包まれていたあの頃手を繋ぐ回数が増え、蜜やかな夢をたゆたっていたあの頃あなたを想うだけで、切なさで心震わせていたあの頃月のない夜は、あなたへの想いが浮かんでは消え消えては浮かぶを繰り返す会えない時間が増え、不安で冷たい涙に包まれている胸の中言葉のない時間が増 [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.15 月の裏の約束
  • NO.15 月の裏の約束月の裏でひっそりと会うから、光が届かないであなたを見失いそうになる月の裏でひっそりと会うから、想いが見えないであなたを離しそうになる『私の会いたい』と『あなたの会いたい』から、感じる距離がただ淋しくて・・・『私の好き』と『あなたの好き』から、感じる距離がただ悲しくて・・・初めて手を繋ぎながら「嫌?」って聞かれ、そのまま歩いた横断歩道初めてキスした後「まずかった?」って [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.14 小さな恋
  • NO.14 小さな恋夏の香りがまだ残る風の中、プレゼントしたチェック柄のネクタイを締めてあなたは階段を下りてくる忘れられたまま箱の中で眠っていると諦めていた私は、あなたのネクタイの柄に気付かないあなたは嬉しそうにネクタイを指さし、私はあの日の震えが心に映る言葉と言葉の間に見え隠れするあなたの想い・・・どうしていいか分からない私に、『言わなくていいよ。俺が言う』と見つめるあなた瞳の中に小さな恋 [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.13 恋心
  • NO.13 恋心二人の時間はすれ違い会えないのを知っているのに、心があなたを求めてる灯りの霞む道を行き交う人の波の中、似た後ろ姿見つけてドキリとするあなたがここにいるはずもないのに、面影感じるだけで胸が苦しくなる声が聴きたい会いたい本当に・・・?私を想ってくれていないあなたでも、声が聴きたいの?私を想ってくれていないあなたでも、会いたいの?会えない時間と会いたい気持ちをのせた両天秤が揺れてい [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.12 臆病な恋
  • NO.12 臆病な恋月が流れる雲に隠れるひっそりした夜は、あなたの瞳をのぞきこみたいのに目を伏せてしまうほの暗い闇が二人を密やかに隠してくれる夜は、あなたとキスしたいのに顔をそむけてしまうもっとあなたを好きになるのが怖いから・・・想いが大きすぎるあまりに想っていない振りをするもし明日突然会えなくてなっても、泣かないでいられる強さが欲しいときめきの疼きの裏に潜む愁いが、底に落ちるようなため息を [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.11 秘密の森
  • NO.11 秘密の森星と月の雫の指輪は哀しみの涙を零す小さな輝きの向こうに、過(あやま)ちの影がおぼろげに揺れて見えるから・・・もっと壊れるほど抱きしめて欲しかったもっと溶けるほどキスをして欲しかったあなたのその素っ気ない態度が、壊れてしまった遠い恋の記憶を引きずりだす高鳴る想いを抑えることで、ただ精一杯だったあの頃・・・そんな想いを知られてしまうのが恥ずかしくて、ただ必死に隠したあの頃・・・ [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.10  星と月の雫
  • NO.10  星と月の雫人波を上手くかわしながら、あなたが近づいてくるこんな中でも、あなたの姿をすぐ見つけてしまう愚かさが星の雫になる忘れようとしていた声が、心に染み込んでくるぎこちない表情しか作れない私の隣で、あなたは冗談なんか言いながら笑っているあなたの顔を見れない私は、あなたの動く唇をただ眺めるしかなくて・・・突然唇の動きは止まり、沈黙が二人をくるみ込み時が流れる「この間は、ビックリした [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.9 碧い星と月
  • NO.9 碧い星と月「どうしたらいいのか分からない」私の言葉にあなたはたじろぐ「深刻にならないほうがいいよ」私の言葉をあなたはかわすそれなのに、私の心をあなたは引き止めるズルイ・・・「期待してもいいの?」の問いかけに、「もちろん」って微笑んだじゃない気が付くとあなたのこと考えてる小さい星が碧く揺れて遠のいていくでも・・・もう前のような切なさとは少し違う私の心は過ぎゆく時間の砂に埋もれてしま [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.8 哀しい雨
  • NO.8 哀しい雨プリズムを通して光が降りそそぐ通路であなたは、ふざけたように右手を差し出す「俺・・・今日、誕生日なんだけど」いたずらっぽく笑うその笑顔に、吸い込まれそうになる「はいっ」とあなたの差し出す手のひらに、私の右手をパチンッと軽く叩いてプレゼント渡す振りをする柔らかく笑うその笑顔に、どうしようもなくて怖くなるあなたの誕生日すら知らなかった私プレゼントしたら、迷惑がられる・・・?プレゼ [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.7 物語のないキス
  • NO.7 物語のないキス「この前とだいぶ雰囲気が変わったね」て、久しぶりに会ったあの人に言われたのさすが沢山の色々な女の子を見てきたあの人だけあって、鋭いって思ってしまったわそんなに私、この前と変わった・・・?じっと見つめられるのは、恥ずかしくなるから苦手そんなに私、この前と変わった・・・?力強く抱きしめられるのは、抵抗できなくなるから溶けていく沈黙が艶やかな時間をつくりだし、どうしていい [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.6 恋してるみたい・・・
  • NO.6 恋してるみたい・・・伝えたいことが言葉にならなくてじれったいもっと知って欲しいのに、淡々とつれない返事をしてしまうただ眩しさだけがキラリと降りそそぎ、感覚が狂い出しそうで分からなくなる「花火、終わったので帰りますね・・・」最後の逃げ道作るために電話したのに引き止めるあなたの言葉星の瞬く月夜の下で聞こえてくる柔らかな言葉に心が揺れる優しく香る風の囁きで、あなたが送ってくれようとしてい [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.5 朧げな花
  • NO.5 朧げな花朧(おぼろ)げな花の夢を見る時間は儚くて悲しい不安の香りが醸し出し涙の露が滴り落ちる何の約束も無く、一人待ち続けるだけの時間は苦手終わってしまうと分かっている物語に、挑む勇気なんてないまだ始まってもいないのに、頭と心があなたでいっぱいバカみたいでしょ?あなたと手を繋いだ心の揺らぎもあなたと見つめ合った胸の高鳴りも朝になれば、淡い小さな泡となって割れてしまうというのに・・・あな [続きを読む]
  • 月の裏の密時 〜 NO.4 色のない蕾
  • NO.4 色のない蕾こんな気持ち忘れられるかしら?こんな気持ち抑えられるかしら?勝手に大きく膨らみ始めた小さな蕾・・・好きっていうより憧れに近い気持ちだったわあなたと話せると嬉しかったけれど急に黙り込むあなたに、嫌われていると思っていたのよあなたと話せると色めいていたけれど不機嫌そうなあなたに、避けられていると思っていたのよそれなのにみんなの中から私を選んで、あなたは誘ってくれた分かっている [続きを読む]