Nabe ToTo さん プロフィール

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Nabe ToToさん: 二足のわらじー生命科学と農業ー
ハンドル名Nabe ToTo さん
ブログタイトル二足のわらじー生命科学と農業ー
ブログURLhttps://agri-bio.net
サイト紹介文生化学研究者をリタイアする。これまでの知識を簡潔にまとめ、その知識が農業という実学で役立つか試したい
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供17回 / 11日(平均10.8回/週) - 参加 2019/01/06 21:14

Nabe ToTo さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 骨髄で作られる血液細胞たち
  •  本日のまとめの結論から申し上げれば、全ての血液細胞は骨の中で造られることを知っていただきたいことです。。そして今回のまとめのもう一つの目的は、血液細胞のメンバーたちの名前をご紹介する事です。名前の紹介だけで個々の血液細胞の詳しい説明までは触れません。あまりにも複雑で、一度にまとめきれる内容ではないからです。今後、各血液細胞ごとに特徴や役割を順次まとめていく予定です。骨の構造 『骨』といえば、単純 [続きを読む]
  • 血液細胞は造血幹細胞からできるのである
  •  毎日投稿してきましたが、正月休みに準備していたストックが尽きました。これからは、週一ペースを目指します。身体が供えた異物からの防衛システム さて、前回、細菌等異物から身体を防御する機構として『物理・化学的防御』と『免疫的防御』の二つがあると話をし、『物理・化学的防御』のお話だけで終わってしまいました。今日からしばらくは『免疫的防御』の主役たちである、白血球のお話をします。 どなたも健康診断等で採 [続きを読む]
  • 炎症と活性酸素
  •  これまでは、ミトコンドリアと活性酸素の関係をお話してきたが、今回から、炎症時に産生される活性酸素のお話を始めさせてください。 まず、炎症時に発生する活性酸素をお話しする前に、炎症時に産生する活性酸素は単なる『悪』ではないことを申し上げておきたい。炎症時の活性酸素は、外部からの侵入してきた自分に害を及ぼす異物、例えば細菌を殺菌する、つまり自己防衛手段としての役割を持っています。さらに近年、活性酸素 [続きを読む]
  • 炎症と活性酸素
  •  これまでは、ミトコンドリアと活性酸素の関係をお話してきたが、今回から、炎症時に産生される活性酸素のお話を始めさせてください。 まず、炎症時に発生する活性酸素をお話しする前に、炎症時に産生する活性酸素は単なる『悪』ではないことを申し上げておきたい。炎症時の活性酸素は、外部からの侵入してきた自分に害を及ぼす異物、例えば細菌を殺菌する、つまり自己防衛手段としての役割を持っています。さらに近年、活性酸素 [続きを読む]
  • 運動とミトコンドリアと活性酸素
  •  炎症の話をすると言い続けながら、本日もミトコンドリアが続きます。今日は、運動とミトコンドリアから発生する活性酸素に関してお話させてください。運動時にはエネルギーを消費します。そのためにミトコンドリアは通常以上に働いています。 運動には筋肉を動かすためのエネルギーが必要です。そのエネルギー源がミトコンドリアでした。よって、運動選手にとってはミトコンドリアの機能を促進し、効率的にATPを筋肉へ供給する [続きを読む]
  • ミトコンドリアは老化にも関与する
  •  今日はミトコンドリアが老化にも関係しているというお話です。老化は誰にも避けれない 2016 年、東京工業大学の隅良典名誉教授がノーベル賞を受賞されたことは記憶に新しいと思います。大隅先生が『オートファジー』という現象を発見されたことが評価されての受賞でしました。オートファジーとは自食とも呼ばれ、細胞内で不要になったタンパク質を除去するシステムです。乱暴に言えれば、細胞内のゴミをリサイクルし、新たな細 [続きを読む]
  • 根治の方法が確立していない難病『ミトコンドリア病』
  •  お話ししてきた通り、ミトコンドリアは生命現象維持のために必要なエネルギーを作り出してくれる器官です。この生命維持に欠かせないミトコンドリアが原因で発症する疾患に『ミトコンドリア病(指定難病21)』という病気があります。エネルギー生産工場のミトコンドリアの機能低下が疾患の原因になる この病気は、ミトコンドリアのエネルギー産生能力が低下し、組織・器官が機能を発揮するために必要な十分なエネルギーを供給で [続きを読む]
  • 根治の方法がない難病、『ミトコンドリア病』
  •  お話ししてきた通り、ミトコンドリアは生命現象維持のために必要なエネルギーを作り出してくれる器官です。この生命維持に欠かせないミトコンドリアが原因で発症する疾患に『ミトコンドリア病(指定難病21)』という病気があります。エネルギー生産工場のミトコンドリアの機能低下が疾患の原因になる この病気は、ミトコンドリアのエネルギー産生能力が低下し、組織・器官へ機能を発揮するための十分なエネルギーを供給できなく [続きを読む]
  • エネルギー工場のミトコンドリアから活性酸素が出るのだ!
  • 昨日の話しの続きになりますが、ミトコンドリアはブドウ糖などの燃料を酸素と一緒に燃やして、エネルギーを作り出す工場であるお話をしました。ミトコンドリアは生産効率が優れた工場ですが、 エネルギーを取り出す最終段階である、電子伝達系でATPにれなかったロスエネルギーが出てしまうというところでお話が終わりました。エネルギーのロスは産生したエネルギーの1%程度と言われています。最新型のガソリン機関のエネルギーロ [続きを読む]
  • 畑作について。
  •  喘息患者にとって冬場は鬼門です。インフルエンザにかかろうものなら入院も覚悟しなければならなくなります。その点を心配してか、主治医から畑に出る許可がまだ出ていません。少し古い写真ですが、ご好意でお借りできる畑 そんなわけで、せっかくお借りできるようになった畑もまだ手付かず状態です。体調を整え、春蒔き野菜までには間に合わせたいのですが。畑作が本格的に始まったら色々教えてください。よろしくお願いいたし [続きを読む]
  • ミトコンドリアは発電所
  •  矢印で示した細胞内小器官がミトコンドリアです。ミトコンドリアは、酸素を使って効率よく生命のエネルギー通貨であるATPを作ってくれると説明しましたよね。赤矢印がミトコンドリア 下の図は、ミトコンドリアでエネルギーを取り出しているイメージです。私の合成が下手で、燃えている感じがしませんがお許しください。ミトコンドリアでは、ブドウ糖という燃料を酸素を使って燃やしてエネルギーに変えています。燃え上がるミト [続きを読む]
  • ミトコンドリアのお話を始めしょう
  •  前回も書きましたが、生物が生命活動にはエネルギーが必要でした。つまり、電気に例えれば、電気を貯蔵するバッテリーに相当する『ATP』を合成する必要がありました。生物は、ATPに蓄えたエネルギーを使って生命活動を営んでいおり、ATPは生物にとってのエネルギー貯蔵庫であり、通貨でした。ATPはエネルギーの貯蔵庫であり通貨でもある乳酸菌や酵母のように酸素を用いずにATPを産生する場合、ブドウ糖180gを燃料として、わずか [続きを読む]
  • 太古の生物は酸素を使わずエネルギーを作った
  •  呼吸には二種類あります。肺から酸素を取り込む『肺呼吸』と細胞でエネルギーを作り出すために行われる『細胞内呼吸』です。ほとんどの方がイメージするのは肺呼吸だと思いますが、ここでは、声明維持のためのエネルギーを作り出す、細胞内呼吸のお話をします。肺呼吸 まず、肺呼吸は、細胞内呼吸で使うための酸素を体内に取り込み、細胞内呼吸で出来てしまう不要な二酸化炭素を捨てる作業なのです。つまり、エネルギー産生には [続きを読む]
  • 細胞を発見した人は誰?
  • 『細胞』は今やだれでも知っている当たり前の言葉で、小学校の理科で登場する知識です。活性酸素は細胞内で作られるので、まずは細胞とはなに?から始めましょう。動物細胞のイメージです 細胞とは何でしょうか。実は、生物が細胞でできているという概念が登場したのは、比較的最近(あくまでも、生物学的にはですよ)で、17世紀のことでした。当時、ドイツに住んでいたロバートフックという人物が、コルクを観察して考え出しま [続きを読む]
  • 唐突ですが活性酸素を説明したくなりました
  •  私のこれまでの仕事上のキーワードは『活性酸素(active oxygen)』です。その経験を元に、誰にでもわかるように活性酸素とは何かを説明してみたくなりました。お付き合いください。健康食品などの宣伝文句を見ていると、気絶してしまいそうな記述もあるので、活性酸素を正確に知って欲しくて思い立ちました。一年計画です。 私は極度の喘息持ちです。喘息とはアレルギー反応の一つです。アレルギー反応というのは、身体が異物( [続きを読む]
  • 50歳の手習い難航中!!
  • 2019年1月1日から何か新しい事をしようと思い立ち、発作的にブログを書いてみたくなった。始めて感じたこと、ブログを舐めていました。ゴメンナサイ。 これまで数十年、常にパソコンの前に座っていました。インターネットを使って、過去の論文の検索をしたり、実験方法を調べたり。また、実験結果を解析ソフトを使って統計学的解析をしたり、はたまた顕微鏡写真を画像解析ソフトで分析したり。得られた結果は当然プレゼンソフ [続きを読む]
  • ゴキブリ(シャチュウ)は漢方薬なのである。
  •  そもそも東洋医学と西洋医学の違いはどこにあるのだろうか?西洋医学は古代ギリシャ、あるいはローマ時代に誕生し、細胞や臓器など解剖学的科学技術の蓄積で発展してきた。 東洋医学で処方される漢方薬というと西洋医学に慣れ親しんだ人達には『漢方薬は効かない』というイメージを持っている人もいるだろう。漢方薬は症状を考慮して複数の素材を選択して用いる それに対して東洋医学は2000年前の古代中国で誕生し、中国や韓国 [続きを読む]
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