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  • 彼は本当に今の時代の人間ではない?未来から来た人なのかもしれない……こんなことって映画や漫画の中でしかありえないはずなのに

    車の中では誰も話していませんでした。 彼はそれ以上自分のことについて説明をしようとはしませんでしたし、私もみほも彼のことについてそれ以上詳しく問いただすことはありませんでした。 ラジオからは聞きなれた曲が流れていて、そのメロディだけがこの気まずい沈黙の中での唯一の救いのように感じられました。 「お金を貸してほしい」 彼のその言葉に対して、私は返事をできずにいました。 見ず知らずの人…しかも、自分は違う時代から来たと言っている変わった人にお金を貸すという行為は、どう考えてもありえないこと。 でもその当時の私は、少しづつ彼の言動に興味を持ち始めていたのです。 話していることは現実にはあり得ないこと…

  • 「ラジオをつけてください。それから、もう1つだけお願いを聞いていただきたいのですが…」彼は私の車に乗り込むなり

    私はみほの反対を押し切って、彼のことを車に乗せました。 こんな場所までどうやってきたの?というほどに軽装で、少なくともその時点で鞄は持っていないことが見てとれました。 車に乗り込んだ彼は、ラジオをつけてほしいと言い、それから私に 「本当に申し訳ないですが、もう1つだけお願いを聞いていただきたいのですが…僕のことを信用してお金を貸してくれませんか?」 と言いました。 見ず知らずの人にお金はちょっと…と思っていると、私が口を開くよりも先にみほが 「いい加減にしてください。これ以上変なことを言うなら車から降りてくれませんか?」 と声を荒げました。 当然の反応といえば当然なのですが。 みほに怒鳴られた…

  • 私は平成の次の年号を知っています。憶測ではありません。興味のある方だけ読んでください。話は25年前に遡ります

    はじめまして、ともこ(仮名)です。 つい先日50歳になりました。 これからこの日記に書き綴る内容は、25年間誰にも話さなかった…いえ、話せなかったことです。 私自身、最初はまったく信じていませんでしたが、この半生で何度も思い知らされてきました。 インターネット上に匿名でこのような日記を書いても、誰の目にも触れないかもしれませんし、目に触れたとしても相手にされないかもしれません。 しかし、私は今このタイミングで、これまで私の身に起こった不思議な出来事の全てを、この日記を通じて記録することを決めました。 誰も信用してくれなくても良いのです… 最初に「私は平成の次の年号を知っています」と書きました。…

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