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風に吹かれて 3 https://delfin3.blog.ss-blog.jp/

海外専門ツアコンの経験を生かし、一人で出かけた旅日記を紹介。 「毎月ソウル」敢行中!

ライター取材で飛ぶこともあれば、ふらりとバジェットトラベリングも・・・。 旅先で撮った一眼レフの画像も多数掲載しています。

delfin
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住所
横須賀市
出身
横須賀市
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2016/07/29

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  • 南原・淳昌 FAM TOUR -DAY2 淳昌-

    ランチを詰め込んで重くなったバスはナムウォン(南原)を離れ、隣町スンチャン(淳昌)を目指します。 スンチャンは南原市の真西、行政区でいうと淳昌「郡」(スンチャン「グン」)、 南原の「市」よりも小ぶりになりますが、醸造食品やコチュジャンで名を馳せる土地です。 蛇足ですが、スンチャンから南西に足を伸ばし、『チュンノグォン(竹緑苑)』を越えると、 そこはもうクァンジュ(光州)、この辺りは全羅北道の最南部、全羅南道との境目です。 https://delfin3.blog.ss-blog.jp/2018-04-30 全羅南道FAMTOUR『チュンノグォン(竹緑苑)』 まずは『淳昌発酵テーマパーク』の広大な駐車場がお出迎え。 車窓には牧歌的な風景が続いていたのですが、唐突に「フードサイエンス館」や「微生物ミュージアム」、 「植物園」といった近代的な建物が..

  • 南原・淳昌 FAM TOUR -DAY2 南原市~書道-

    ―DAY2― 8時にチェックアウト、路地を挟んだ隣の『サンリジ・ホテル』の駐車場に集合。 バスに乗り込み、朝食場所へ向かう。 「ここではこれを食べなくちゃ」とガイドさんが力を入れる南原名物「チュオタン」の店へ。 モーテルタイプのホテルなので朝食は外で、地元の人が足を運ぶ店に行く機会にもなりますね。 「チュオタン」とはチュオ=どじょう、タン=汁もの、ドジョウ汁のこと、 韓国の人に「南原」の印象を尋ねると「ドジョウ汁」と返ってくるぐらい有名な料理だそうで。 今更ですが、南原=ナム(南)+ウォン(原)で、ナムウォン、ナモンと読みます。 ソウルの隣町・水原がス(水)+ウォン(原)と呼ばれるのに似てますね。 脱線すると炭酸水はタンサン(炭酸)+ス(水)。 漢字由来の韓国語は韓国語がわからない人(わたし含んでます)でも理解しやすかったりします。 ..

  • 南原・淳昌 FAM TOUR -DAY1 南原市-

    実演で熱くなったカラダを冷ますため、韓屋カフェ『トゥルアレ』へバス移動。 こちらも古いハノク(韓屋)を改造、しかも宿泊もできるという宿坊タイプのカフェです。 外壁はちょっと朽ちた感がありましたが、中に入るときれいな内庭がお出迎え、 韓屋内はテーブルごとに仕切られた個室感あるスぺース造りになっていて魅力的。 こういうところでノマド・ワーキングするのもいい気分転換かも、旅先でまで仕事しなくていいか。 カフェのオススメはオミジャ(五味子)茶とサンファ(雙和)茶。 オミジャ茶は甘味、酸味、苦味、塩味、辛味の五味を複合させたお茶、 サンファ茶は7種(白芍薬、熟地黄、当帰、桂皮、甘草、生姜、ナツメなど)以上の韓方が入ったお茶、 このカフェではさらにナッツやドライフルーツなどがゴロゴロ入った「食べ応えのある」お茶に。 昨今、旅行者の間でも伝統茶は人気上昇..

  • 南原・淳昌 FAM TOUR -DAY1 ソウル~南原市-

    ―DAY1― いつもの「毎月ソウル」に飛び立ちます、なのですが、 カンウォンド、釜山と経て、今回も地方への旅です、このところ「毎月地方都市」。 【全羅北道・南原市と淳昌郡】主催のFAMツアーのお招きを受けたので、その模様をお伝えします。 4月3~5日の行程で招待を受けたFAMツアー、 元来4月頭に「毎月ソウル」で飛ぶ予定で押さえていたチケットをFAMツアーに合わせ、日程変更。 前日に乗り込み、3日朝8時に光化門前に横付けされたツアー・バスに乗り込み、ツアーが始動です。 全羅北道(チョルラ・プクド)ってドコ? という方も多いかもしれませんが、 韓屋村とビビンパで有名な全州(チョンジュ)を道庁所在地とするソウルの真南にあるエリア、 今回はその中でももっとも南側にある南原市と淳昌郡を訪ねます。 ちなみに「全羅北道」は2024年1月、「全北特別自..

  • 港街の味に揉まれ from Busan

    9日間の滞在もドタバタしている間に帰国日です。 なにせ今回はソウルからプサンに移動し、仁川から帰国するというドタバタ行程。 というのも「テニスをはじめたい」というプサンの友人にテニスラケットを持ってきたのです、 なんだか韓国は中古ラケットが異常に高いんですよ、ネットの中古も。 そこで使わなくなったラケットを譲り渡そうと日本から担いできたのですね。 そいつを渡しつつ、数日をプサンで費やし、直で仁川空港から帰国、という行程を組んでみたわけで。 1月のソウルは12月ほど寒くなく、雨も多くてこちらもまっこう温暖化の変な冬。 月が変わって2月最初の日曜にソウルを離れ、釜山を目指しました。 韓国の国内移動は国内線、鉄道、高速バスといろいろな手段がありますが、いずれも安いんですよね。 特に国内線は日本の高速バス並みの料金でしたが、 それも値上がりし、ソウル..

  • いってきます! Fly to Seoul and...

    2024年最初の旅は夏にマイレージでまとめて発券したフライトの第3弾となりにけり。 年明けはいつものようにNFLのポスト・シーズンから目が離せない。 まずは13,14,15日に「ワイルドカード・プレイオフ」、それぞれ2試合ずつ6試合のキックオフ。 「スーパー・ワイルドカード・ウィークエンド」とも呼ばれるこの週末からどっぷり観戦漬け。 ここから苛烈なポストシーズン=「Road to SUPERBOWL」のスタート、 負けたらシーズン・エンド=一戦必勝だけにレギュラー・シーズンとは違う戦術、選手のプレイが展開、 この時期のフットボールは垂涎ものの試合が多い、おかげでTVの前から動くことができない。 翌20,21日には「ディビジョナル・プレイオフ」4試合、 つづいて28日には「カンファレンス・チャンピオンシップ」2試合と続き、 このチャンピオンシップでSUP..

  • Shannah Tova! 2024

    新年のご挨拶です、みなさま、旅の準備はなさってますか? コロナの影に怯えることもなくなり、だんだんと普通の生活が戻ってきているようですが、 「娯楽」でしかない「旅」のハナシは今ひとつで、どうも盛り上がりにかけているようで。 それにもメゲズ、旅を繰り返し、2023年は唐突に58ヶ国目の土を踏むことに。 ということでヘブライ語で新年のごあいさつはヘブライ語に委ねてみました。 イスラエルの正月は「Rosh Hshannah(ロシュ・ハシャナ)」と呼ばれ、 元旦からの2日間がそれにあたります。 もっともユダヤ教ではユダヤ暦の新年祭の時期にあたる9~10頃に新たな年を祝う風潮があるそうで。 https://delfin3.blog.ss-blog.jp/2023-06-18 おんたいむ@テルアビブ 6月の取材後、夏の熱波と連載を乗り越え、旅行関連..

  • スキー・リゾートを越えて from Gangwon-do

    雪に塗れながら、帰国便です。 前回記した通り、今回は騒動塗れの「毎月ソウル」、いろいろ塗れまくりの滞在です。 この秋口、韓国は「トコジラミ」騒動、それを日本のメディアは焚きつけるように大騒ぎ。 フランス辺りで大発生しているというニュースは掴んでいたが、 そいつが経由便の多いソウルに持ち込まれたらしい、トコジラミのハブ空港化ナリ。 韓国ではそんなに騒いでいない、というハナシを聞いてましたが、 日本では国が滅びるぐらいの取り上げ方をしていて、 それに乗せられた韓国リピーターがSNSで輪をかけて大騒ぎ。 アナタタチが泊まるホテルは心配ねえのだよ安宿のオハナシだよ、と思いつつ、 コチラは清潔そうなコシウォン(=まっこう安宿)に予約を入れた。 話題のソレはバックパッカーや旅人の間では「南京虫」と呼ばれるヤツ、 英語では「ベッド・バグ」と呼ばれてい..

  • いってきます! Fly to Seoul and...

    今回の旅の騒動のはじまりは羽田空港。 いつものようにオンライン・チェックインを済ませ、 チェックイン・カウンター手前のキオスク端末で搭乗券を取り出し、 早めにラウンジに潜り込んで、残っていた書き仕事でもしようかなと目論んでいた。 いつものように誰とも会話することもなく、スムーズに手荷物検査場へ向かうナガレだったが、 検査場に足を踏み入れる前にメッセンジャーの通話通知が鳴った。 「これから韓国出発でしょ?」 「そうだよ、これからX-ray、世界一タイミング悪いな」 そう悪態をつくと画面に名が出ていた韓国の友人が海の向こうで笑っていた。 「あはは、ゴメンゴメン。週末、カンウォンドに行くんだけど合流しない?」 「かんうぉんど? ナニソレ? ドコだソレ?」 「スキー・リゾート。家族で行くんだけど来ません?」 「あのねえ」 ま..

  • 訪れない秋を探して from Seoul

    8日間の滞在ものんびり過ごしている間に帰国日です。 今年はどうやら世界的に「秋」というものがないらしく、ここソウルも秋らしい風が吹いておらず、 10月も終わったというのに汗ばむ陽気が続き、「残暑」のやる気は衰えを知らないご様子。 なにせ到着日の気温計は20℃を指していた。 ただ街路樹のイチョウだけは正しい季節を主張していて、あっちこっちで銀杏の実を落とし、 踏みつけた靴のまま自宅に帰るのは憚れる独特の香りを放っている。 路傍のつぶれた銀杏を眺めながら、なんとかソウルの秋を感じている。 先月のブログ記事でもお伝えしましたが、韓国の値上げラッシュは公共交通機関にも。 前回訪問時には先んじて市バスが値上がり、(8月12日から1,200ウォン⇒1,500ウォンに) それに追随する形で地下鉄も値上げ。 (10月 7日から1,250ウォン⇒1,400..

  • いってきます! Fly to Seoul

    9月の半ばに帰国し、涼しくなるかと思ったら残暑はやりっぱなし、今年の夏は終わりがないらしい。 衰えることのない暑さに閉口していたら、10月入って間もなくトンでもないニュースが飛び込んできた。 ハマスの爆撃に応戦する形でイスラエルが戦争状態、6月に訪れた土地が戦争? 6月に取材した「イスラエル紀行」は無事にUPされ、 紹介記事やAGT向けの講演などイスラエルにまつわる仕事が舞い込んでいたのだが、みごとに雲散霧散。 数か月前に訪れた土地でまさか戦争がはじまるとは、閉口していたクチがぽっかり開いたままになった。 遥か彼方の聖地の紛争に渡航中でなくてよかった、と真っ向ポジティブに考えるぐらいしかできやしない。 ■第1回レポートはこちら→ https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3003090/ ■第1回レポートは..

  • チュソクの連休を前に from Seoul

    ボケボケと過ごしていると7日間などという日数はあっという間、気づけば帰国日です。 今回は馴染みのあるシンソルドン(新設洞)エリアに滞在、同じ宿での連泊。 いつもは新常宿発掘とばかりにソウル市内で毎回2~3か所の宿を彷徨ってましたが、 さすがの暑さにうんざり、荷物担いでの宿移動はあきらめ、長逗留を決め込みました。 その分、冒険少なめのんびり滞在、っていつものノンベンダラリの滞在じゃねえかの声もアリ。 馴れ親しんだエリアだったので、チョンゲッチョン(清渓川)沿いのE-martに夕食の買い出ししたり、 おなじみ感のある八百屋で籠に乗った果物をたんまり買って帰ったり、 安宿の部屋が思いがけず広かったこともあり、生活感たっぷりの滞在に。 ただしこの宿、キッチンはまったく使えない残念レベル、コーヒーのお湯沸かすぐらいしかできないので、 リピートはないかな、エアコン付き..

  • いってきます! Fly to Seoul

    8月も下旬に至り、ようやくやるせなく逃げ場のない暑さが一段落したか、と思いきや、 9月に暦を変えるとメラメラと復活の呪文、今年の暑さはそうカンタンに引き下がってくれないようです。 そうなるとキンキンにエアコンの効いた国に逃げ出すのが得策、9月の「毎月ソウル」です。 航空券&燃油サーチャージが高い中、マイレージ発券を繰り返してます、空港使用料だけで飛べるのでね。 今回はめずらしくANA便をげっと、しかも羽田往復を確保です。 2023-09-10 16:10/18:35 NH865 HND/GMP 2023-09-16 19:55/22:15 NH868 GMP/HND 久々の羽田空港利用、京急沿線住民からするとやっぱりラクでんなあ。 神奈川の端っこから成田まで2時間半(コロナ以降、なぜか遅くなった)、 成田~仁川空港のフライトが2時間(都心ルー..

  • Long Time No Long Flite @Tel Aviv

    『ANA Lounge』@成田空港にいます、「毎月ソウルです」と記すところですが針路変更。 唐突に58ヶ国目の地を踏むことになりました、目指す先はイスラエルです。 本来の予定では 2023-06-16 19:25/22:05 OZ105 NRT/ICN 2023-06-22 19:50/22:00 OZ1065 GMP/HND というマイルで取ったチケットでいつもの「毎月ソウル」へ向かうつもりだったのですが、 そのひと月ほど前、5月の「毎月ソウル」から帰って間もない頃合いに、 「イスラエルに飛べませんか」というイスラエル大使館からのお招きがありました。 ソウル渡航の予定も気にせず、「飛べます」と即答。 2023-06-18 19:30/02:00+1 AL92 NRT/TLV 2023-06-24 23:30/17:00+1 AL91 ..

  • 猛暑と台風を避けながら from Seoul

    プロモーション・チケットの最安値日に合わせたので10日間となったやや長めの滞在も気づけば帰国日。 お盆前に早めの夏休み、というカンバン掲げてやって来ましたが、 前述の通り、仕事抱えており、連日キンキンにエアコンの効いたカフェに入り浸り、原稿書きの毎日でした。 原稿の模様はこちら https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3003211 第2回(全6回予定)は8月8日UP! さて今回は10日間=9泊という長逗留だったので、3泊ごとに宿を点々とするプランに。 知らない駅、知らない町に泊まり、彷徨い歩く各町内巡回の旅ですな。 宿の希望ベースは「部屋ごとのエアコン」(=安宿はセントラル・コントロールの空調が多い)、 「シャワー付き」が必須で「コーヒー付き」だとなおウレシ、という感じでシングルルームを探しまくり..

  • いってきます! Fly to Seoul

    7月の「毎月ソウル」です、といっても末日の出発なのでほぼほぼ8月の「毎月ソウル」です。 早めの夏休み! といいたいところですが、 先月飛んだイスラエル取材の記事が終わっておらず、原稿抱えての渡韓、 6回の連載記事ですのでエアコン効いたカフェに居座り、〆切との格闘必至です。 イスラエル取材のレポートは「地球の歩き方WEB」に掲載。 https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3003090/ 第1回(全6回予定)は7月31日UP! 急遽飛ぶことになったイスラエル取材から1ヶ月ちょっとでの渡航ですが、 これは1月に購入済みのチェジュ航空の700円プロモーション・チケット。 片道700円のシロモノですが、燃油チャージがあまりに高く、総額だと安くなかったので逡巡、 チケットが高騰する夏だけでも買っておこうかい、..

  • 初夏の気配に覆われて from Seoul

    仁川空港第1ターミナル『Asiana Business Lounge』にいます、帰国便です。 あんな出来事があったシェアルームのさらにネタバラシ。 1、2泊目は一人でツインルームを広々使うことができたのだが、 3泊目にオーナーが「予約が入っているので誰か来るかも」とつれない言葉。 「『3日間、誰も来ない』って言ったじゃないか」と思いつつ、その日の昼間は出かけ、夜になって戻った。 恐る恐る状態で部屋のドアを開けると隣のベッドに滞在者の気配ナシ、どうやら部屋は占有のままに。 結局、一人で気兼ねなく部屋を使い、手足も心も伸ばして4日目の朝を迎えることができたわけで。 不穏な感じはこれだけでなく、11時のチェックアウトに合わせ、荷物を詰めていると、 「用事があるから」とマン・カバー状態女性オーナーが張り付いてくる。 1分1秒を急き立てるように追い出され、感じの悪さ..

  • いってきます! Fly to Seoul

    赤い電車に3時間近く座り続け、成田空港へ、いつものように「毎月ソウル」がはじまります。 ここ数回のマイレージで発券したチケットはすべてアシアナの夜便をチョイス。 OZ105便はラッシュ時間にぶつからないのと夕方の成田が空いているので使いやすいのだが、 到着時間と現地到着後に問題を含んでいるのがチョト悩みのタネ。 喜劇となるのか悲劇となるかは到着時間と空港の混雑状況次第。 前回ブログで到着後にソウルっ子とともに終電に駆け込み、 日付変わるころになんとか安宿に転がり込んだ、という喜劇的な顛末をお伝えしましたが、 ソレもコレも10分ほどの到着遅れと到着便の重なりで入国審査が混雑、 こればかりは自分でどうしようもない始末でありました。 それでも「使いやすい」という理由でこのフライトを使い続けるかな、リスク承知で。 自分でどうしようもないことをアレコレ考え..

  • 五月晴れ先取りの空と from Seoul

    金浦空港『HUB Lounge』にいます、帰国便です。 ドタバタの終電劇ではじまった6日間のソウル滞在も、 夜便着の夜便帰国なので、帰国日は少しのんびりモード。 12時過ぎに安宿をチェックアウトし、バゲージを預けると宿のオバチャンに声をかけられた。 「もう帰るのね? お昼食べたの?」 「いや、これからです、『キンパプ○○』でキンパでも食べて行こうかと」 「あそこはやめたほうがいいわよ、おいしくないから。駅前の『SSADAキンパ』のほうがいいわよ」 「へええ、じゃあ、行ってみます」 地図で示してもらい、場所のアタリをつけて、ソクチョン(石村)駅の出口へ。 ファストフードやカフェが軒を連ねるなか、小綺麗な食堂にたどり着き、そのままレジでオーダーする。 「チャムチ(ツナ)・キンパ、1つ」 「*+@▽&◇。4,500w」 ..

  • 今年もいってきます! Fly to Seoul

    今年初の旅です、久々の成田出発、コロナ以降、到着便はありましたが、ここから飛び立つのはご無沙汰。 昨年からようやくガイドブックの改訂もはじまり、雑誌の旅記事も増え、 アレコレ〆切と格闘、強敵をなんとか月末に抑え込んで、出発に漕ぎつけてます。 冬の間といえば、籠もりっぱなし、座りっぱなし、衰えっぱなしで足腰ヘロヘロ、身体メロメロ。 週末のテニスはやってましたけどね、筋力維持よりも経年劣化のほうが早くて、旅先散策が不安。 いつものように原稿とニラメッコの合間にチケットの安売り情報などを覗いたりはしてましたが魅力薄。 LCCのセール・チケットでも2万円を超えており、 3月までは稀に見る燃油サーチャージの高騰っぷりで渡航意欲と引き換えに購入意欲は削がれるばかり。 春から「トリプル・デイリー復活」とか「休止路線再開」とかウレシイニュースが飛び込んできているので..

  • SUPERBOWL LVII

    昨年からの「17試合制」も以前と変わりがなかったかのようなアタリマエ状態となり、 熱狂度はさらに高まり、リーグは増益を重ね、チームは潤いつつ、共栄共存の途を辿るNFL。 コロナは過ぎ去った風として「インターナショナル・シリーズ」を拡大、初のドイツ開催が織り込まれた。 Week 4:ミネソタ・ヴァイキングス VS. ニューオリンズ・セインツ 60,639人 Week 5:ニューヨーク・ジャイアンツ VS. グリーンベイ・パッカーズ 61,024人 の2試合がロンドン・トッテナムのホーム『Tottenham Hotspur Stadium』にて。 Week 8:デンバー・ブロンコズ VS. ジャクソンビル・ジャガーズ 86,215人 を聖地『Wembley Stadium』で開催し、10月はロンドンで3試合を消化した。 Week 10:シアトル・シーホーク..

  • 冬の訪れの遅い空とともに from Seoul

    仁川空港第1ターミナル『Asiana Business Lounge』にいます、帰国便です。 8日間の滞在、といっても夜便発の朝便帰りなので正味は6日間、長いようで短いソウル・デイズ。 あいかわら「なにもしない」をしにきている滞在ですが、 今回はご無沙汰の韓国友人と再会の夕餉があったり、ともに街ブラしたりと「なにもしていた」滞在に。 ここでいきなりクイズです、写真1↑ の料理名、わかる方いるかな? 解答はコメントまで。 フライトは先のブログのとおりですが、 滞在は「深夜チェックイン」ということになってしまったので、 顔馴染みになっていたLivingtel(考試院・コシウォン)を再訪。 金浦空港22:05のアライバルから検疫(Q-code)、入国審査をスムーズに抜け、 22:44のA’REXに乗車、日付が変わるギリで宿にたどり着きました。 事前に「..

  • いってきます! Fly to Seoul

    『ANA Lounge』@羽田空港にいます、師走にも「毎月ソウル」を重ねていきます。 9月から海外旅行の制限がなくなり、10月からは出入国の検査義務も撤廃され、 ようやく気軽に異国の地を闊歩できる日常が戻ってきました。 とはいえ、まだ旧来の便数に戻っておらず、「格安航空券」は高止まり。 頼みのLCCもセール、セールと謳いながら燃油サーチャージが1,2万円ぐらいかかるので、 とても安いとは言い難い価格が続いています。 韓国便に限っていうと、FSCの格安航空券は5万円前後、LCCの安売りプロモでも3万円前後、 片道千円前後のセール・チケットで飛んでいた身としては手を出す気にはなれず。 https://delfin3.blog.ss-blog.jp/2019-01-07 (チェジュエア・プロモ 700円x往復) https://delfin3.blog..

  • !Feliz ano nuevo! 2023

    久々、新年のご挨拶です、みなさま、安全に健勝にお過ごしでしたでしょうか。 あらためて「行ってみたい」といい続けている国「キューバ」=スペイン語で新年のご挨拶をば。 「『行きたい』という人は行くことなく『行く』人は行くべくして行く」という旅のことわざどおり、 言ってるばかりで行けてない人になっちゃってます、いつ行くキューバ共和国。 すっかり旅ができなくなり、コロナ禍の2021、2022年はただただ頭を垂れて過ごしておりました。 2022年秋からようやく海の向こうに繰り出すことができましたが、 ちょっとばかり「旅の仕方」を忘れている自分に驚きでした。 いつも通りの「なにもしないことをしに行く旅」の様子は過去UPのブログ、ご参照のほどを。 渡航ついでに現地で取材してきた模様はこちらで。 11月の「PCR検査不要」になった出入国記事。 htt..

  • 秋晴れの空とともに from Seoul

    滞在期間の中ごろに5号線のアチャサン(峨嵯山)駅にある宿へお引越し。 今回もシャワー付きのシングルルームを探したので、コシウォン(考試院)スタイルの宿狙いに。 最近では「コシウォン」でなく、ビジネスマンや中長期滞在者向けに オフィス+ホテルからの造語=「オフィステル」や「リビングテル」なんて名称にしているところも。 予算的にはどうしても中心地からは離れてしまいますが、快適な滞在には代えられませぬ。 新発掘の宿を求めて、この駅にやってきたのですが、 どうゆうわけかソウルの町はずれのこのエリアには縁があるようで4回目の訪問に。 https://delfin.blog.ss-blog.jp/2012-03-31 (新装開店) https://delfin3.blog.ss-blog.jp/2018-09-08 (AirB&B滞在) https://delfi..

  • かさねていってきます! Fly to Seoul

    原稿の〆切を上げて、慌てるように出発、重ねての渡韓で「毎月ソウル」も通常化への道へ。 9月下旬に帰国し、今後の出入国の役に立てばと現地リポートの記事を上げましたが、 10月頭に飛び込んできたニュースは「入国後、24時間のPCR検査の撤廃」するというもの。 https://japanese.korea.net/NewsFocus/HonoraryReporters/view?articleId=222224&pageIndex=1 出入国レポート@【Korea.net】韓国政府観光局 アタチの現地ルポはなんだったの、という状態になってしまいましたが、 手間が省け、渡航しやすくなるのは韓国リピーターには御の字でございますな。 PCR検査の手間とコストもかからなくなり、「ビザ免除」が終わる10月末までにもう一丁、 とヒマを見て、ふたたびマイレージ発..

  • 台風の去った空に from Busan

    マイレージでチケットを取った都合で11日間という長めの滞在、それも気づけば帰国日です。 再確認の街歩きを繰り返したソウル滞在を経て、18日の日曜日から国内線でプサンに乗り込みましたが、 それにしてもなぜ旅先の時間は早いのでしょうね。 日曜日のフライトということもあり、ジン・エアの機内はきっちり満席でした。 フト気づいたのですが、韓国の国内線って飲み物持ち込みOKなんですね、 ペットボトルを飲み干して捨てようかな、と思ってたら、 コーヒー片手にX-ray検査している人もいて,あれえ、こんな感じだったっけ、と記憶を辿ってみたり。 フライト・スケジュールはこんな感じ。 2022-09-12 12:05/14:20 OZ1075 HND/GMP 2022-09-18 12:00/13:00 LJ347 GMP/PUS 国内線 2022-09-22 08..

  • チュソクの連休開けに from Seoul

    「オリンピック公園」と「江東区庁」の間にあるエリアで2泊を過ごし、「ポラメ」に引っ越してきました。 2019年の秋にひょっこり見つけた安宿に舞い戻り、 というのも当時、オーナーが独立開業したばかりでこちらの旅行者情報などを提供しつつ、意気投合、 「リピーターになるよ~」というハナシをして別れたのですが、その冬のコロナ襲来で凍結、疎遠状態に。 https://delfin3.blog.ss-blog.jp/2019-11-27 2019年のポラメ滞在 https://www.konest.com/contents/hot_report_detail.html?id=5913 ポラメ駅街歩き・コネスト ようやくの「毎月ソウル」復元で再訪してみようという企みなワケです。 到着後の宿は2,500円x2泊、シャワー付きシングル、ラーメンご飯付き(笑)、 こちらの宿..

  • ようやくいってきます! Fly to Seoul

    久々、旅に出ます、2年半ぶりの海外渡航です。 すっかり旅の形を変えてしまった「COVID19」、 「SARS」や「MARS」騒ぎのように一過性のものかと思ってましたが、 世界中の既存のもの、考え方、生活すべてを変化させてしまいました。 旅に出なくなってしまったので、ブログ更新も滞ったまま、 2017年の「ベガス取材行」で立ち止まっていて申し訳ない次第。 2年以上が経過し、これ以上首を竦めて暮らしていてもと、 「COVID19」対策先進国でもあるシンガに里帰りしようか、 あるいは安売りチケットが出はじめたタイにでも飛ぼうか、などと思っていましたが、 我が国政府の奥手の水際対策で帰国時の手続きの面倒くささったらない。 知り合いが成田で5時間待機させられたとか、 成田から飛行機で名古屋に飛ばされ隔離されたとか、 誰々がいってたとかいうオバケ話のよう..

  • SUPERBOWL LVI

    1978年から続いていた「16試合制」(それまでは14試合制)から一歩踏み出し、 「17試合制」を導入した今シーズン。 中止を余儀なくされてきた『インターナショナル・ゲーム』も復元、 2試合の「ロンドン・ボウル」も問題なくこなし、 COVID-19(コロナ禍)もドコ吹く風で、成長の一途を遂げるモンスター・リーグ=NFL。 「フットボール・クレイジー」にとっては単純に楽しみが一週増える「17試合制」には胸躍るが、 日本サイドではNHK-BSが今シーズンの中継なし、というお寒い風がシーズン前に吹き抜けた。 放映権料の値上がりか、東京+北京オリンピックという目玉コンテンツに放映ワクを空けたかったのか、 国営放送の裏事情は測りかねるが、 いずれにしろ急騰する現地のNFL熱は太平洋ですっかり冷やされ、日本には伝わってこないようで。 現地の視聴者数は増え続け、アメ..

  • SUPERBOWL LV

    『プレシーズン・ゲーム』(オープン戦)の全試合キャンセル、 『インターナショナル・ゲーム』(ロンドン4試合、メキシコシティ1試合)の開催中止を早々に発表、 いつも通りとは言いがたいが、 NFLはいつも通りの9月に『レギュラー・シーズン』をKICKOFF。 様々なイベントやプロ・スポーツが中止やシーズンの短縮を強いられる中、 NFLは通常通りのシーズンをこなしていく、空虚な観客席とともに。 突発するチーム・スタッフの罹患や主要メンバーやコーチの濃厚接触など チームの動きを縛るニュースがたびたびリーグ内を駆け巡る。 日程変更やバイ・ウィークの入れ替えなどで16試合の公式戦は無事に消化され、 リーグは困難な一年を例年と変わりない形で乗り切ってみせた。 年明けの1月からは『スーパーボウル』へのチケット争奪戦となるポストシーズンが始動。 世界最大..

  • Arts District @Las Vegas

    ーDAY9ー 10月10日 吹き荒れた風が止み、強い日差しが戻ってきた。 今朝も早くから起きだし、カフェの朝食取材に出向くことに。 目指すのはすでに店名からベジタリアンやヴィーガン感が滲み出ている『VegeNation』という店。 ホテル前からリムジン横付けでご出勤、といいたいところだが、 目の前の交差点角からレンタ・サイクルをすごすごと漕ぎ出す。 カフェへはホテルから4ブロックほど、歩くには遠く、クルマでは近すぎで、自転車最強説再燃。 キオスク・スタンドが横付け状態なのでこれはこれで悪くない。 ダウンタウンで人気のカフェやレストランは「Carson Av.(カールソン・アベニュー)」界隈に集中、 数日前に取材した『Foodie Tour~』で歩いたエリアがもろにそれに当たっていたのですね。 おさえた安ホテルがダウンタウン..

  • Veganism @Las Vegas

    ーDAY8ー 10月9日 6時に起きると空気は冷たく寒い、湿度が低いせいだろうか、上着が欲しくなるほど冷えている。 今日は1日カフェ取材、まず朝食の取材のために出かけることに。 するとエレベーターでばったりオースティンと再会した。 彼とは昨日、エレベーターで乗り合わせたのだが、 見た目はタトゥーだらけで、チョット警戒心を抱いてしまうような雰囲気だった。 ところがフロア・ボタンを押してくれ、気さくに話しかけてきてくれて、するとしだいに話が弾み、 「ダウンタウンで土産屋を経営している」という話にまで至り、別れ際にはメアド交換などしていた。 もちろん同じホテルの宿泊者、という安心感がベースにはあったが。 「おはよう、朝早くから出かけるの?」 「そう。近所に朝食を食べに。そちらは? 「今日は朝早くから仕事でね、稼ぎ時なんだ」 ..

  • Gold Spike @Las Vegas

    チェックインを済ませ、荷物を置いただけで、そのまま出かけた。 昼の日差しは容赦なくキビシく、ホテルのプール・サイドには誰もいない。 ダウンタウンに近い側のエントランスから出ようと施設内を回り込むと、 そちらの1階のロビーは薄暗く、重低音の音楽が流れるバーになっていた。 中庭の明るさから一気に異なる雰囲気、少しばかり警戒心を強める。 こちらのプール(玉突き台)には客が取りついていて、 ソファーには身を沈め、ビール瓶を傾ける場慣れした感じの客がいた。 「Hai」 「Ha-i」 気後れせず、こちらから声をかけると手を挙げ、応えてくれた。 見慣れない相手が怖いのはお互い様だ。 https://oasisatgoldspike.com/?utm_source=TripAdvisor&utm_medium=BusAdv ホ..

  • Downtown @Las Vegas

    ーDAY7ー 10月8日 今日もおかまいなしに暑い、というよりも湿度が低く、日差しが照りつけてくるので「熱い」という感じだ。 3泊した『ベラージオ』とお別れ、9時前にチェックアウトし、バゲージ・ダウン。 ベル・キャプテンにバゲージを預け 取材先に向かうことに。 ベガス取材はまだ続くのだが、今日と明日は特集ページのためにこちらサイドの独自取材をするため、 観光局にスケジュールを空けてもらっていた。 ただし例の「TBA」続きで、チェックアウト後の午前にずれ込んだ取材を消化しなければならなかった。 MGMにほど近い『Topgolf(トップゴルフ)』へ。 https://topgolf.com/us/las-vegas/ トップゴルフ 公式サイト まだ混み合う前の朝イチにPR担当にアレコレ案内してもらい、人がいない間に撮影をこなす。 ここ..

  • Fremont Street @Las Vegas

    ダウンタウンにズブズブ入り込むと、ド派手なバイクが出迎えてくれた。 メインの目抜き通り『Fremont Street(フリーモント・ストリート)』に沿う通りで、 バイク関連のイベントだか、コンベンションだかが行われているらしい。 イカついバイクの傍らにイカついヤツら、いかにもアメリカンなフンイキ満載で気分が上がる、 行き当たりばったりで歩いているとこういう出会いがあるのでオモシロイ。 この街はアメリカでもっとも観光客を集める場所して有名だが、 主たる客層は観光客や家族連れでなく、会議や展示会といったビジネス・トリップがメイン。 世界屈指の「コンベンション・シティ」なのですね、実は。 ザ・ストリップとダウンタウンの間にはバカデカイ『ラスベガス・コンベンション・センター』が鎮座、 そこではイベントや展示会、学会などの予定が毎日ビッシリ、..

  • Fahrenheit @Las Vegas

    ーDAY6ー 10月7日 今日も朝から暑い、天気予報は「88°Fを超える」と告げている。 摂氏にすると31℃を超えるらしい、10月だというのにラスベガスに秋の気配なし。 もっとも街歩きの身としては短パンでやり過ごせるので気楽だ。 今日の予定はまず朝イチで『Indoor Skydiving(インドア・スカイダイビング)』へ。 このところ日本のバラエティ番組でもよく紹介されている屋内でスカイ・ダイビング体験できるアレだ。 マネージャーに話を聞くと「3歳から95歳まで客層は幅広いですよ」と意外な答えが。 てっきりテンション高めの、いや、アクティブな観光客が挑むものと思いきやそうではなく、 地元の人たちも楽しむアトラクションのようだ。 https://vegasindoorskydiving.com/ インドア・スカイダイビング公式 ..

  • Container Park @Las Vegas

    早朝動き出しの眠気と満腹未消化胃袋を引きずりながら、取材を続けた。 夕刻前にホテルに戻り、シャワーを浴びてリフレッシュ。 キレイにメイクキングされたベッドが「こちらにおいで」と誘惑してきたが、 なんとか振り払い、次の取材スケジュールへ向かう。 夕方からのウォーキング・ツアーに参加するため、SDXでダウンタウンへ。 「ザ・ストリップ」とダウンタウンの間には SDX(ストリップ・ダウンタウン・エキスプレス)とDEUCE(デュース)というバスが運航。 2階建てバスの「デュース」は各停だが、24時間運転で旅行者にもありがたい。 ダウンタウン・エリアは物価もお安め、カジノのレートも安く、1セントで遊べるスロットもある。 「でた~、100枚~、大当たり!」と思っても、このマシンだと$1なんだけどね。 あわせてご飯も安く、かつてのような安いブッフェもあ..

  • The Park @Las Vegas

    リムジンから降り、劇場やアリーナが立ち並ぶ『The Park』へ。 ここの取材は先の事件の影響で「セキュリティ上NG」の変更連絡をもらっていたので、 隣接のビア・バー『Beerhaus at The Park』で早めのランチ取材に。 https://www.theparkvegas.com/en/restaurants/beerhaus.html Beerhaus at The Park 公式サイト 店名呼称は『ビア・ハウス』、 ドイツのビアホール「ビア・ホフ」は「Bierhaus」のスペリングなので、英語との造語、言葉遊び。 その名の通り、ビールがウリでベガス産の「ブッグドッグ」やリッチな「シンシティ」「ラフレディ」など ローカルのクラフト・ビールに人気が集まっているという。 一方、ツマミの人気モノは「フライド・ピクルス」、ここ..

  • Fly to Grand Canyon @Las Vegas

    ―DAY5― 10月6日 6:45、まだ夜が明ける前にストレッチ・リムジンがお出迎え。 本日はまず「Grand Canyon Picnic Helicopter Tour」で動き出し、暗い時間に起きたので大眠むだ。 てっきりツアー・バンでピックアップされるものと思っていたら、 ホテルのパーキング・ロットに現れたリムジンから降り立ったショーファーに名前を呼ばれ、戸惑った。 観光局の特別アレンジではなく、ツアーのバンと同じようにホテルを数軒回って向かうらしい。 早朝だというのに車内はキンキンにエアコンが効いていて、空港に着く前に凍え死にそうだった。 他のホテルで老夫婦やオーストラリアの家族連れが乗り込んでくる。 オージーの家族連れの男の子2人はヘリに乗るからか、朝からテンションが高い、 年齢を聞いたら中学生と小学生のティーンエージャー、テンショ..

  • High Roller @Las Vegas

    セキュリティ・レベルが上がり、『ザ・ストリップ』周辺はさらに治安が良くなっていた。 実はカジノのある街は「安全」でもある。 トラブルが起きやすいギャンブルを安心・安全に遊んでもらうため、 普通の街よりもセキュリティ・レベルは高く、治安自体はいい。 それがさらに「厳戒態勢」となり、この街はこの上ないぐらい「安全」になっている。 「カジノがない国」日本の人たちは「カジノ」というと「アブナイ」というイメージを抱くらしい。 「鉄火場」「博打場」を連想するからだろうか、ギャング映画やヤクザ映画見すぎですぜ。 モンテカルロにしろ、シドニーにしろ、リマにしろ、アトランティック・シティにしろ、 カジノやそれと隣接したエリアはなにしろ安全。 あのマカオですら、メガ・カジノができて、キレイで安全になっちゃった。 マカオ独特の「ヤバイ」感じ..

  • Four Corners @Las Vegas

    ―DAY4― 10月5日 朝から容赦ない日差し、10月にも関わらず、短パンで暮らせそうだ。 今日から11日までは現地観光局のアテンドで動くことになっている。 観光局の現地アレンジとなると「せっかく来たのだから」ということで、 回りきれないぐらいのスケジューリングが用意されるのが常道。 これはラスベガスに限ったことではなく、観光局に取材許可をお願いした際の悩みのタネ。 なにせ自分たちで歩く時間がないぐらい予定ビッチシ、ということが多いのですね。 案の定、ホテルに届いていたドキュメントには時間刻みのスケジューリングがビッチシ、 そこには取材とミーティング・アポ、食事の時間も回数もガッツリ記載されていた。 国立公園を自力で巡っていたのんびりペースはここまで、 ベガスでは売れっ子タレントのように動き回ることに。 まあ、編集もカメラマンもドラ..

  • The Strip @Las Vegas

    あらかじめコーヒーとスナックを買い込み、ラスベガスへの3時間のドライブがはじまった。 闇が続くだけハイウェイではFMラジオとコーヒーが救い。 同じ過ちを繰り返してはいけない、というボストンの探偵の言葉にしたがい、帰りの準備は万端だ。 「なんで日本のFMはずっとしゃべっている?」 アメリカをドライブするたび、異国の友達がそういっていたことを思い出す。 FM局といえば音楽かけっぱなしが当たり前で、DJが語ることなどホトンドなく、 曲紹介も入るか入らないか、彼にはしゃべり続ける日本のFMがフシギでならなかったらしい。 ロングドライブのお供には音楽かけっぱなしがありがたいし、このスタイルのFMが好きだ。 ラスベガスが近づいてくる、この街で旅の序盤に起きたトラブルの謎が解き明かされることになるのだが、 それには今しばらくのお付き合いを。 こ..

  • Temple of Sinawava @Zion

    混み合うシャトルバスで『ザイオン・ロッジ』へ。 車内は上から下までビッチリ揃えた本格トレッキング派から、のんきな日帰り行楽客までスタイルさまざま。 それでも憧れの国立公園を訪れ、同じスポットを目指している、という共通項があるせいか、 見知らぬ同士でも言葉を交わし、談笑が止まらず、混雑した車内でもフンイキは朗らかでおおらかだ。 途中のバス・スポットで降りる人たちに陽気な声がかかり、アイサツの声が飛ぶ、 窮屈なほど混み合うバスだが、そんな感じのムードで『ザイオン・キャニオン』の奥部へ進んでいく。 『Zion』という名称は古代ヘブライ語の「聖域」に由来、「ザイオン」というのは米語読み、 おそらくラテン語読みだと、サイド3を陣取る某公国の名称としてお馴染み、「ジーク・ジオン」!。 『ザイオン・ロッジ』でホトンドの乗客が降り、それに続くように下..

  • Zion Mount Carmel Hwy @Zion

    ―DAY3― 10月4日 朝からカラリと晴れていたが、湿度がないせいか肌に感じる風はけっこうヒンヤリしていた。 朝食用のシリアルとコーヒーが事務所に用意されているらしい。 小さな事務所の一部を割くようにテーブルとイスが置かれ、朝食コーナーが据え付けられていた。 シリアルがあればミルクもあるのでそいつが狙い、コーヒーにドボドボ注いだものをザバザバ流し込みたい。 「安モーテル」と記しているが、宿の少ないカナブではこれでも$90ぐらいするので安くはない、 朝食程度ついていてもバチは当たらないんだけど、カラフルな色合いのシリアルは食べる気にならない。 先客のジイサンがいて、ボリボリと音を立ててシリアルを頬張っていた。 「スタッフですか?」 「いや。スタッフは昼にならないと来ないよ」 「そうですか、ありがとう」 朝早いからスタ..

  • Navajo Loop @Bryce Canyon

  • Bryce Point @Bryce Canyon

    カナブの町の北にある『Mount Carmel Junction』で飲み物とサンドウィッチを買い込んだ。 ここは北へ向かえば『ブライス・キャニオン』、西に『ザイオン』、南は『カナブ』という分岐点。 国立公園内は売店もレストランもあるかわからないことと、 トレッキング・ロードを歩く可能性もあるので、飲料は多めに買い込んでおいた。 もちろんガス・ステーションもあるとは思えないので、相棒のお腹もいっぱいにしておいた。 ほぼ一本道、予定の1時間半より少し早く『Bryce Canyon National Park』に到着、 ゲートで入場料$30を払い、中に進んだ。 ゲートやビジター・センターに近い『サンセット・ポイント』、『サンライズ・ポイント』、 『インスピレーション・ポイント』はツアー・バスが横付けされ、団体客で混み合っている。 記念写真にもってこい..

  • The Wave @Kanab

    ―DAY1― 10月3日 朝からかなり冷え込んでいて、カキンカキンと音をたてるセントラル・ヒーティングの音で目を覚ました。 昨日の悲劇的行程を考えると二度寝を決め込みたかったが、取材スケジュールがそれを許してくれない。 レセプションがある本棟へ向かい、薫り立つコーヒーと甘いパンケーキの朝食で目を覚ました。 8:20、『カナブ・ビジター・センター』へ。 マストの取材スケジュールではなかったが、「カナブに泊るなら」ということで、 かの有名な『The Wave』の抽選会に挑んでみることにしたのだ。 https://www.arukikata.co.jp/webmag/2015/rept/rept76_04_150300.html 『The Wave』 クジ運が良ければ『The Wave』のトレッキングへ、 ハズレても抽選会の様子を..

  • Long Long Night Driving @Las Vegas

    車の多いラスベガス市内で時間を失いたくなかったので、そのままハイウェイに乗り込んだ。 ラスベガスの街から北へ向かうハイウェイは真っ暗でなにもなかった。 町へ繋がる降り口はあったが、ガス・ステーションだけで併設のコンビニ、売店がない。 アメリカの「ハイウェイ」は町へのアプローチ部分にコンビニやファストフードなどがあるはずなのだが、どういうわけかそれがない。 どうやらネバダ州の田舎度合いを見くびっていたようで、ここでもチョットした悲劇の一端となった。 コーヒーぐらい飲ませろ~、とベガスで買わなかった恨み節を呟きながら暗い道を走り続ける。 あの~、夕飯まだなんですけど、といいながらFMのチャンネルを変え、気分のいい音楽で紛らした。 2時間走ってようやくガソリンスタンド併設の売店を見つけ、 トイレ・ストップとコーヒー、夕食代わりのドーナツを買い込み、..

  • Fly to McCarran International Airport @Las Vegas

    白羽の矢が飛んできたのは8月下旬、「すぐに行ける代役」という鏃がこちらに刺さったようだ。 取材予定の編集担当が家庭の事情で飛べなくなり、 「写真撮影」「海外運転経験」「通訳なし取材」「航空券やホテルの手配」・・・、 とひとりでこなせることが好都合だったようで、「10月に飛べますか」というお声がけに。 『ブライス・キャニオン』、『ザイオン』、『ラス・ベガス』、『セドナ』を巡る取材なのだが、 「取材後にNFLの取材を入れ込みたい」という条件だけ出すと編集部に了承いただき、取材行が決定した。 サン・フランシスコ(SF)でのゲーム取材なら帰国便ルートを外れることもないのでOKが出た様子。 もちろんSFの取材、滞在費はこちら負担ですけどネ。 この時点で9月下旬にソウル&釜山をうろつくことが決まっており、 9月28日に帰国、10月2日にUSAに飛び立つ、と..

  • Waitin' on a Sunny Day @Las Vegas

    大変なご時世になってしまいましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 ご存知のようにコロナ騒ぎの走りだった1月=ソルラル(旧正月)のソウルから リアルな旅はすっかり滞り、ブログも休眠状態です。 https://delfin3.blog.ss-blog.jp/2020-01-21 1月の「毎月ソウル」 3月のソウル行き、せっかくゲットしたLCCの安売りプロモーション・チケットは雲散霧消、 4月のアメリカ渡航取材の話も流れ、こちらも雲消雨散。 旅好きのみなさんも旅行どころか、普段のお出かけもままならないような日常、 なかにはゴールデン・ウィークの旅行を楽しみにされていた方もいるかもしれません。 フィジカル制限はまだしも、メンタル対応がままならない毎日に滅入っている方も多いかと。 そんな「うち籠り」状態がつづく中、 少しのヒ..

  • ソルラルの波に揉まれ from Seoul

    火曜のソウルです、帰国日です、仁川空港『HUBラウンジ』にいます。 ソルラル(旧正月)の連休でひと気のない街なか、繁華街でしたが、 さすがに連休も4日目となると持て余してか、ソウルっ子もお出かけモード、COEXモールにも人の流れ。 といっても平日よりも空いているような状態で、ゆっくり買い物するにはいい頃合いなのかも。 なにせ土日などは何処も彼処もシャッター通りでしたから。 日本では見られなくなった正月の小さな風景。 チャムシル(蚕室)の地下商店街もご覧の通り、これで日曜。(写真2) 街なかではさほどではありませんでしたが、空港に着いたら、まあ~、マスク姿の多いこと。 旧正月前から心配されていた「コロナウィルス」の影響でしょうね。 おそらく日本でも大騒ぎしているだろうことがこちらからでも想像できる。 SARS、MARS、鳥インフルエンザ、豚..

  • ソルラルの連休の渦に from Seoul

    金曜のソウルです、韓国は今日から「ソルラル」、旧正月の大連休に入ります。 金~月にかけての4連休だそうで、アホな旅人はそうとも知らず、 半年前にチケットを買ってしまい、そのままソウルに乗り込んできましたとさ。 連休が少ないこの国では、「ソルラル(旧正月)」や「チュソク(中秋)」の大型連休は帰省の大チャンス。 カンビョン(江辺)にある『東ソウル総合バスターミナル』は横断歩道に交通整理員が出るほど、 建物のなかはキャスターバッグを引きずる人々でごった返してました、 地下にある100均大型店舗に寄りたくて立ち寄ったんですが人多すぎ、お呼びでない、という感じ。 そんなソルラルのソウルでも利点が。 ラッシュ時にもかかわらず地下鉄各線はガラガラ、常に混んでる2号線(環状線)ですら空席が目立つほど。 空いてる席を狙って瞬間移動するオババの姿もないので、のんびり乗..

  • いってきます! Fly to Seoul

    火曜日の成田空港、1タミ『KALラウンジ』にいます、2020年の旅が始動します。 といってもいつもの「毎月ソウル」、LCCの安売りプロモーション・チケットで乗り込むだけですが。 年末年始は公営のコートが使えず、鬱々過ごす、人々が休みの時に閉まっているという公共性アリガト。 年が明けたところからひたすら「雑煮三昧」、増えるのはフラストレーションと体重ばかり、 重ねてNFLの「PLAYOFF GAMES」がはじまり、餅を伸ばし食い千切りながら観戦の日々。 AFCはペイトリオッツの王朝期が続くさなか、 1999年以来(前世紀!)の2桁勝利を挙げたビルズ、 今シーズンの注目の的、かつリーグ最多の14勝でAFCシード1位を射止めたレイヴンズと話題豊富、 一方、NFCは49ers、セインツ、パッカーズが13勝で肩を並べ、予断を許さない混沌。 昨年、新星の如くS..

  • Gledilegt nytt ar! 2020

    恒例の他言語での新年のご挨拶、 キューバ同様、数年前から訪れたいアイスランド語で「あけましておめでとう」をしたためてみました。 彼の国の日本語表記は「氷島」、現地の言葉は「氷島語」と記されるようです、字面からして寒そう。 年末年始休み、いかがお過ごしでしょうか。 あいかわらず遅々として進まない旅ブログですが、ご訪問いただけてただただうれしい次第です。 なにせ旅ネタの更新は2016年で滞ったまま、 オンタイムの旅ネタを上げていくのがやっとという有り様ですが、何卒本年もお立ち寄りと気軽なコメントを。 2019年もやはり旅に明け暮れていた日々でしたが、いわゆる「新規開拓」はゼロ、 ラーチャブリーやホアヒン、テグなど見知らぬ街は訪問しましたが、 未踏国を踏みつけることはナシの悲しい旅路。 チケットそのものが高止まりしているサーチャージの影響で安くなく、中米や..

  • スローな帰国便で from Seoul

    火曜日のソウルです、仁川空港第1ターミナル、コンコースの『HUB Lounge』にいます、帰国日です。 どうやら「エアソウル」の夜便は沖のコンコース・ビルに回されるのが定番のようで、 シャトル・トレインで渡ってきました。 16:40出発で成田到着19:00というフライトなので、ラウンジにて早めの夕食を頬張ってます。 仁川空港は新ターミナルの誕生で旧ターミナルである「第1ターミナル」も多少の改変、 韓国系LCCは一箇所にまとめられてわかりやすい、なにしろ出発ロビーの右に流れてください。 チェックインはキオスク端末があまるほど待ち受けているのでパスポートを読ませるだけ。 その後、「預け荷物」がある人は「バゲージ・ドロップ」のカウンターで自分で流し込み、 なけれはそのまま出国へ、と流れはおそろしいほどスムーズです。 カウンター前に行列させられる空港ってナンな..

  • スローな冬の訪れ from Seoul

    週末、土曜日のソウルです、韓国らしい冬はまだ訪れてません。 温暖化の影響か、異常気象なのか、12月に至ってもこの国の冬らしくなく。 湿度が低いので日が落ちると冷え込みはキツくなりますが、それもさほどではなく。 最低気温はマイナスに至ってますが、それを刻むような時間に出歩くわけでもなく。 昼間は15℃前後を指しているので、防寒具もまだ不要。 韓国の冬というとロングのダウンやベンチコートが定番、 寒さが本番となるとフードを株いだすのが定番なのですが、その姿もなし。 寒い日に地元っコがフード被っているとうらやましくてね、 ホントに温かそうで街歩きアイテムにフード付きの上着が欲しくなるのですね。 予見してマフラーと手袋を放り込んできましたがどうやらキャスターバッグから出すこともなさそう。 冬のヨーロッパの石畳、冬のアメリカのフットボール・フィールド、..

  • いってきます! Fly to Seoul

    水曜、成田空港第1ターミナル、2019年〆の旅です。 といっても、いつものLCCのプロモーション・チケット、いつものソウルで代わり映えはしません、 ブログのネタ的にも毎回同じで、呆れて飽きられ厭きられているかもしれないです。 肝心の旅ネタ、全然更新してないし。 11月からこっち、「毎月ソウル」を超え、もはや「隔週ソウル」というタイミングになってます。 というのも安いチケットが転がっているとつい買ってしまうバカ旅行者だからですね。 前回同様、エアソウルのプロモーション・チケット、「片道2,000円」というヤツ。 https://delfin3.blog.ss-blog.jp/2019-11-20 (11月の毎月ソウル) 内訳はこんな感じ。 航空券代金 4,000(2,000x2) 燃油サーチャージ 1,600 空港使用料他 6,240(..

  • 去りがたい秋晴れの空の下 from Seoul

    水曜日のソウルです、いつものように気がつけば帰国日です。 帰国便は16時なので、14時目指して12時半頃に宿を出ればOK、 そのため出発日にも関わらず、けっこうのんびりモード。 余裕ある午前中に宿の近所をブラブラして地元スーパーで惣菜を物色したり、 名残り惜しむように早めのランチで「チャムチ・キムパプ」頬張ったり。 おまけにスタッフに「チェックイン客、来ないのでのんびりでいいですよ~」という優しい言葉をもらい、 初めての宿なのに気分は常連、11時のチェック・アウト・タイムを大幅ズラシのウラワザ炸裂。 これも他のお客が少ないロー・シーズンの恩恵、感謝感謝。 日曜日は昼頃からパラパラ雨が落ち、これで一気に冷え込むかと思いましたが気温は17℃、 暖かい雨に打たれながら、「November Rain」を口ずさんでおりました。 11月はやっぱりこの曲が浮かぶ、..

  • 心地よい秋晴れの空の下 from Seoul

    土曜日のソウルです、心地よい秋晴れが続き、街歩きにちょうどいい陽気が続いています。 「けっこう冷え込んでいる」という情報に驚かされて乗り込んできましたが、 関東エリアと変わらないような気温、なんならこっちのほうが暖かくていい天気。 空はスカーンと抜け、雲ひとつない秋晴れ、冷たい風もなく、歩いていると汗ばんで来る、 乾いた空気だけが大陸系の気候ということを思い出させてくれます。 用心して長袖シャツやマフラーを放り込んできましたが出番ナシ、慣れないことはするものじゃない。 なにせ今年のコートを調達するつもりでいたので、デニムの上着だけで来ちゃったのですね、荷物かさむから。 「寒くなる前に買い込み作戦」発動予定、ふ~ゆ~が♪ 来るまえに~♪ 今回はホテルのモニター宿泊のお招きに預かり、「シチョン(市庁)」のホテルに滞在することに。 普段はバスや歩きで..

  • いってきます! Fly to Seoul

    水曜日の成田空港です、間を空けず、第1ターミナル『KALラウンジ』にいます。 10月はおとなしく地元を動かず、日々を暮らしていたんですね、これが。 まずはMLBのWS(ワールドシリーズ)に齧りつき。 第7戦までもつれ込んだ熱戦は「アウェイ・チームがすべて勝利」するというWS史上初の出来事、 常勝チームよりも新進気鋭に肩入れする性質、願いが叶ったか、ナショナルズ初の栄冠で完結。 ちなみに聞き覚えの薄い「ワシントン・ナショナルズ」というチーム、 前身は1969年誕生の「モントリオール・エクスポズ」、カナダにあった2チームのうちのひとつ。 不振にあえぎ、2005年に首都D.C.に移転し、名前を変えての再出発チームなのでした。 ちなみにカナダのMLBもう1チーム、わかります? 早起きして現地生中継を観続けた感想は「やっぱり野球はおもしろい」。 基本は「点を取..

  • かえります! Fly from Seoul

    木曜のソウルです、あっという間の帰国日です。 三日間の滞在、時間にすると到着日10+中日24+帰国日12時間しかいない。 移動日以外が真ん中の1日だけなので忙しい46時間、 あー、こういうのは「弾丸」って書いた方が今風なのだろうな、ただの2泊3日だけど。 「やっぱ和食だよね~」の2泊3日、って人のネタですね。 安ツアーのホテルとはいえ、『SKYPARK CENTRAL HOTEL』の滞在はとても快適,. ただ明洞の両替で有名なセブンイレブンの向かいに位置するロケーションなので、 ホテルを出た途端に人混みに揉まれるのがちょっとストレス。 そういえば明洞に泊るって「初ソウル」以来の体験だわさ。 「毎月ソウル」のくせにかなり久しぶりで訪れた明洞は今や屋台通りと化してますな。 コレってひょっとして若い世代向けの起業案件、失業対策かなあ。 若い世代の..

  • いってきます! Fly to Seoul

    火曜日の成田空港です、久々、1タミ・北ウイングから出発です。 午前便ということでほぼ朝イチの「成田空港」直通の赤い電車を捕まえ、 神奈川の端っこから座りっぱなしで空港へ。 乗り換えなしのありがたいシロモノですが、さすがにお尻が痛くなりますね。 早めにチェックインを済ませ、プライオリティ・パスで『KALラウンジ』に転がり込み、 のんびり遅めの朝食タイムデス。 ドコに行くのかって、ハナシをしておりませんでした、 赤い電車に座っている時間と同じ時間で着くソウルでござい。 「毎月ソウル」にあらず、「突然ソウル」。 というのも某旅行会社の懸賞に当たっちゃいまして。 「ソウル3日間ツアー」にご招待、ってやつに当選しちゃったんです。 韓国人気が凋落の時期に募集していたのでおそらく倍率低かったのかな、あるいは平日出発だからかも。 「ツアーといってもL..

  • カフェと共に去りぬ from Busan

    土曜日、金海空港・『AIRBUSAN LOUNGE』のラウンジにいます、帰国日です。 LCCの旅ながら「Priority Pass」の駆使でラウンジに滞在、機内食なしのフライトも気になりません。 ここ釜山の国際ターミナルでは『HUB Lounge』と『AIRBUSAN LOUNGE』2ヶ所が利用可能、 (『KAL LOUNGE』は2ヶ月ほど前から大韓航空搭乗者に限られるようになった) 『HUB Lounge』は食事が充実してますが、他社カード会員も使うため混雑気味、 のんびり静かな滞在はこちらがオススメですね。 なんだか釜山の天気ははっきりしないままで、 肌寒いような蒸し暑いようなすっきりしない陽気の繰り返し、 残暑なんだか初秋なんだかハンパな天気と中途半端な空の日々。 いつものように昼間はのんきに過ごし、カフェでPC開いて原稿仕事したり、合間には街歩..

  • 「台」風と共に去りぬ from Busan

    水曜日の釜山です、台風過ぎても気温が上がらない日が続いてます。 週末にやってくるはずの台風はチェジュ島沖でなにやらノロノロ。 土曜日の着陸時はガンガン揺れましたね、機内はキャアキャア声が上がってました。 そこから到着の土曜は「夕食難民」になったことをお伝えしましたが、 そんな被害はカワイイもので、ゲストハウスの他の客はフライト変更でドタドタバタバタ。 土曜深夜に「釜山あたりを直撃」と予想されていたのですが、 日曜にズレ込んで、タップリと旅人を悩ませ、困らせてました。 同じタイミングで宿泊していたのは京都在住の台湾女性(日本語ペラペラ)、 台南から来た若い男のコ、月曜にチェジュ島 へ向かうというシンガポールの女のコ、 とまあ、これらの面々がフライト変更の連絡やら何やらでドタバタしてたのですね。 助けになるかと声をかけると先の台湾女性が日本語ペラペラ..

  • いってきます! Fly to Busan

    21日土曜日の成田空港、第3ターミナルです。 どうやら台風が来る前に飛ぶ立てそうでひと安心。 アヤシイ空模様以上に日韓関係の方が大いにアヤシくなっている昨今ですがおかまいなしに訪韓です。 ニュースではまるでおもしろがるように韓国LCC各社の減便を伝えてますが、 それって不採算の地方路線を削減しただけでしょ、と高を括っていたわけですね。 こちとら8月に続けて9月も気にせず、4月に取った片道500円チケットで飛ぶかんね、 総額7,000円の航空券で「毎月釜山」だかんね、ってな感じでいましたが、 チェジュ航空からひょっこりEメール到来。 「7C1154 釜山 ->東京(成田) 10:55~13:00 出発時間が4時間45分、早期出発して、 7C1112 大邱 ->東京(成田) 06:10~08:35 出発します」 って、アヤシイ日本語での説明文にちょ..

  • Ngurah Rai International Airport @ -完-

    -DAY5- 9月2日 8時のフライトに合わせ、5時に起き出し、シャワーを浴びるとドアの外はまだ暗かった。 朝早く発つことは前の日に伝えておいたので、フロントの机に鍵を置き、チェックアウト完了。 「ジャラン・ラヤ・クタ」の大通りで休憩していたタクシーに声をかけてみた。 「空港まで5万」 交渉の余地なしの素っ気ない返事だ。 その鼻先を客を乗せたバイク・タクシーが抜けていく、続いてやって来た空のバイク・タクシーに手招き。 「空港。3万で行かないか」 キャッシュを見せると即OKサインが出た。 最悪空港まで歩いてもいいつもりで早めに宿出てきたのでちょっとラッキー。 この宿からは15分も歩けばついてしまう距離なのだから。 後ろの席にしがみつき空港へ。 どうやらバイクタクシーは中に入れないらしく、ゲートの外側で降ろされた。 ..

  • Soto Babat @Kuta

    スイカジュースを飲み干し、さっき通り過ぎてきた『Hardy』を目指した。 バリ常連に有名なスーパーは1階に食料品、2階にはローカル向けの洋服がごちゃっと並んでいた。 地元感丸出しの雰囲気の中、オモシロイ土産モノか夏モノのシャツでもあるかと探して歩いたが、 琴線に触れるものはなく、いつものように普段使い用のハーブを買い漁っただけでホテルへ戻ることに。 5日間の旅程だが、29日の夜便で発ち、日付が変わった30日深夜に到着、 出発は明日の朝8時なので、実際に街をブラつけるのは合間の「3日」だけ。 安チケットの制限に合わせた「5日」なんてものはアッという間だが、 いつもの怠惰なスタイルを発揮して、キレイにベッドメイクされたシーツの上で禁断のシエスタに。 日差しが緩む頃、おもむろに起き出し、また街歩きをはじめた。 吹き抜けの散髪屋は情感が..

  • Happy Hour @Kuta

    -DAY4- 9月1日 けたたましい電話の音で起こされた。 「朝食食べないのでしょうか?」フロントからのそんな問いかけ。 朝食時間が終わってしまうのを心配して電話してくれたらしい、へんな心配するよね、それ。 昨日は夜半まで歩き過ぎて、部屋に戻ってシャワーを浴びた途端に寝落ちし、 今朝の電話が鳴るまでまったく目を覚まさなかった。 というのも昨日の夕方以降もバイク屋を探しながらの街歩きだったが、 同時に「ワルン」が一向に見つけられずに歩く量ばかりがどんどん増えていっていた。 アジアで屋台がないってどういうこと、と思いながら、さらに見知らぬ路地を訪ね歩く。 目に留まるのはシートで覆われ、椅子をひっくり返したクローズ状態の眠った屋台ばかりなのだ。 一応、「HIS」の客ではあるのであたりを循環する「HISのツアーバス」が使えるようだったが、 クタあた..

  • 旅発つときに雨が降り from Busan

    金海空港です、『AIRBUSAN Longe』にいます、帰国日です。 14:30のフライトということで、のんびりラウンジでのんびりランチ。 実は以前「Priority Pass」で利用できた『KAL Lounge』は 大韓航空、もしくはスカイチームの搭乗券じゃないと使用不可になってしまいました。 韓国はLCCが多いので、利用条件がちょっとシビアになってきましたね。 「隣のエアブサンが使えますよ」ということで、スゴスゴとこちらに移動してきて、 先月できたばかりらしいピカピカの『AIRBUSAN Longe』で過ごしてます。 https://jp.airbusan.com/content/common/service/lounge いつもより一日多い9日間の滞在もアっという間、旅というのは何日あったら満ち足りるのでしょう、 などと戯言を吐きながら、空港に..

  • 一番暑い街を離れ to Busan from Daegu

    土曜日、週末の釜山です、大邱(テグ)を経て、バスで移動してきました。 韓国で一番暑く「Dae-frica(ダ・フリカ)」と形容されている街、第3の都市でもあるテグ、 出迎えてくれたのは38℃の気温と照りつける太陽でした。 地方空港ならではのこじんまりサイズの国際空港に降り立ち、手際よく入国も済ませ、 観光案内所で宿周辺へ行くバスの番号を教えてもらい、空港前のバス停へ。 テグ空港は市内へのアクセスがダイレクトじゃないので、ちょいとメンドくさいのですね、 なので市内を無視し、市バスで宿まで乗り込む作戦。 日差しが刺さるバス停には人がおらず、みな離れた日陰に逃げ込んでる、 この日は日差しの「ジリジリ感」がスゴかった。 「401のバスはここ?」案内所で書いてもらった韓国語の停留所の紙を日陰にいたオバサンに見せると 「あなたの行きたい方は反対車線よ」と教え..

  • いってきます! Fly to Daegu

    3連休の翌日、成田第1ターミナル「KALラウンジ」にいます、LCCなのに。 いつもは「飛ばない夏」なのですが、今年はLCCのプロモーション・セール様々で、 先月の「エアアジア」に続き、今月は「エアプサン」で大邱(テグ)と やたらと「飛ぶ夏」、しかも連発、しかもお盆時期というタイミングで成田に出向いてます。 GW明けにエアプサンの「成田~大邱(テグ)便新就航セール」のプロモーションがはじまり、 テグ便を片道2,000円でゲット。 テグにそんなにいても仕方ないということで、帰りのフライトは釜山でアレンジ、 両都市はバスで70分&700円の道のりですからね。 こちらは3,000円でゲットし、1万円ちょっとの夏旅が完成デス。 航空券代金 5,000JPY(NRT-TAE 2,000+PUS-NRT 3,000) 燃油サーチャージ 1,000JPY 空..

  • Nameless Mosque @Kuta

    -DAY3- 8月31日 きっちり朝に起きだし、ホテルのテラス席でブレック・ファストを摂った。 インドネシア料理を中心にスクランブル・エッグやトーストが並ぶブッフェ・スタイル、 朝食にはめずらしいスープが用意されていたがジュースがない、というフシギな品揃え。 まあ、1,500円のホテルで朝食が付いているという奇跡にはなにも文句はない。(写真2) 午前中というのに太陽はやる気まんまん、尻尾を巻いてエアコンの効いた部屋に籠るのも残念なので、 貸し切り状態のプールで意欲的な水死体となって、積極的に水に浮かぶことにした。 しかし泳いでも潜っても日差しから逃げられず、熱中症でホントに水死体になりそうだったので、 やはり尻尾を巻いて逃げ出すことになった。 昨日はすぐにビーチに飽き、エアコンの効いたモールに逃げ込んだ。 「クタ・ビーチ」に罪はありま..

  • Bemo Corner @Kuta

    昨夜の機内食からナニも食べていない、水とウェルカムドリンクのフルーツ・ジュースを口にしただけだ。 空きっ腹と文無しの懐を抱え、クタ方面を目指し、ブラブラと歩いた。 途中でレートがいいことで評判の銀行「クタ・セントラル」で1万円を両替、(写真3) 手元には128万Rpと端数がやってきて、ようやく空腹から逃れられる免罪符を手に入れた。 ちなみにバリの両替店はヤバイ店が多いことでも有名だ。 ルピアの桁数が多いことをいいことに客を欺く両替店が跋扈している。 「確かめる」といって声に出して数えながら、紙幣を手前に落とし込んだり、 高いレートを示しながら、破格の両替手数料を取ったり、とダマす手口は様々。 ヤパイ両替店のポイントは「異様にいいレートを提示」「領収書を出さない」などなど。 「両替手数料込みの金額を確かめること」「目の前で数えたものでもその場で数え直す」..

  • Next Bed @Kuta

    -DAY2- 8月30日 深夜便のイキオイをそのままに、エアコンを効かせたホテルのベッドで昼前まで眠りこけていた。 チェックアウト時刻の12時直前に起き出し、熱いシャワーを浴び、目を覚まし、 荷物をまとめてからフロントに向かい、親父さんにアイサツし、宿泊代金を支払った。 「次はドコに行くんだい? また来てくれよな」 「クタのホテルです。ありがとう、深夜に助かりましたよ」 そういって実は宿のオーナーだった親父さんと握手して別れた。 門を出ると狭い路地には住宅が連なっていた。 昨夜は暗がりでなにも見えなかったのだが、日本の住宅街と同じように垣根や塀が繋がっている。 ただしそれが目線まで高いので、迷路感が強い。 その狭い路地の角で小さな店が商いをしていて、これまた小さな軒先には雑貨が並んでいた。 ただ生活用品ばかりで、朝飯によさそうな..

  • Charter Flight @Kota Denpasar

    HB7923のフライトは予定より5分遅れて『ングラ・ライ国際空港』に到着した。 お盆時期にはHIS「バリ島ツアー」の客で埋め尽くされていたであろうチャーター便の座席は、 子供たちの夏休みも終りが近いこの日には2/3程度しか埋まっていなかった。 後部座席には、ピーク・シーズンにたっぷり利益を上げ、 その後、「空気を運ぶよりもマシ」状態で投げ売りされたチケットを手にした数名が点在していた。 破格のチケットを手にした身だが、搭乗時に「2万円」の値札を胸に貼られることもなかったので、 前方で隙間なく詰め込まれている浮かれたツアー客から睨まれずに済んでいる、CAも普通の対応だ。 夕食代わりの機内食「ミーゴレン」が麺だけで提供されることもなく、 飲み物とともにお腹に納めると、2-3-2列の中央を陣取り、 「エコノミー・ファースト」を決め込み、横になって深い眠りに落ちた..

  • Fly to Bari by AAA

    「おんたいむ~」の更新ばかりで、「旅物語」自体がすっかり滞っており、 みなさまには見放されていると思いますが、 初上陸の「バリ紀行」を綴っていきたいと思います。 今回の「旅物語」は2016年夏、古いネタですがぜひともお付き合いのほどを。 >>>>>>>>>>>>> -DAY1- 8月29日 夏という時季、シーズン、頃合いは厄介にも航空券が高騰するため、「飛ばない」ことを決め込んでいる。 ところがそんな決意もひょっこり見つけた安チケットのせいであっさり覆されることに。 チケット入手の経緯はこちらでござい。 https://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2016-08-29 おんたいむバリ 「飛ばない夏」に「バリ直行便」を2万円台でゲットすることに成功、 乗り継ぎのない「直行便」は相場的にも高値なので、..

  • 見知らぬビーチから Move to DMK from Hua-hin

    フライト待ちでドンムアン空港のラウンジにいます、帰国日です。 チェンマイからドンムアンに降り立った後、ホアヒンを目指し、 『モチット・マイ(北バスターミナル)』からロットゥー(ミニバン)に乗り込んだ。 200kmほどの道のりが180B、≒600円の料金でございます。 17:15に走り出したロットゥーは20:30にホアヒン着、3時間半かかからない早い到着。 とっぷり日の暮れたホアヒンの『クロック・タワー』の前に放り出されると今夜の宿を目指した。 右も左もわからない町だけど、ホアヒンはビーチ沿いに南北に細長い町なのでわかりやすい。 といいつつ、最後の路地を一本間違え、バイクの地元若者3人組に宿の在処を尋ねることに。 するとなんとバイクの後ろに乗っけてくれ、宿まで運んでくれた、タイの若者はさりげなく優しい。 いつものように部屋に荷物だけ放り込み、また..

  • 見知らぬ街へ Move to Hua-hin via DMK

    チェンマイ空港、バンコク・ドンムアンへ戻る国内線待ちしてます。 到着の水曜夜、9時前のチェンマイ空港、飛行機が降り立った際、出迎えてくれたのは雨。 タイは雨季ですからね、当然のお出迎え。 国内線なので、そのままスルリと到着ロビーに出ると、雨止んでる。 ふふふ、フライト運健在、って各所でディレイしているけど。 ひとまず宿探しは濡れないですみそう。 空港アクセスの悪い「チェンマイ空港」ですが、訪問後にシャトルバンや路線バスができたらしい。 シャトルバンはどうやらホステルまで連れてってくれるらしい、 というのをドンムアンのラウンジに着いて調べたネット情報で知った。 3年足らずで画期的な変化です、チェンマイ、また来ちゃうぞ。 結局、シャトルバンは利用できず、ループバス(路線バス)で行くことに。 臨んだわけではないが、最安値20バーツの空港アクセス、しか..

  • いってきます! Fly to Chiang-Mai via DMK

    トランジットでドンムアン空港の『MIRACLE CO-WORKING SPACE』ラウンジにいます。 昨年9月の時点で「AIRASIA」のプロモーション・セールでバンコク行きを2万円でゲット。 「2019年早めの夏休み」を気取ったわけですが、 3月にひょっこり「タイ取材」が入り込んだので間を置かず、訪タイとなりました。 こうなると「毎月ソウル」に準じて「四半期タイ」、ああ、語呂が悪い。 「バンコク・ラーチャブリーFAMツアー」取材記事はコチラ、 ページ・ヴュー(使っちゃいけなくなったカタカナ「ヴ」)が増えてくれるとウレシイ。 https://www.traicy.com/20190411-thai (前編) https://www.traicy.com/20190415-thai (後編) おんたいむの模様はコチラ。 https://delfin..

  • 見知らぬ料理を頬張り from Seoul

    水曜の仁川空港、帰国日です。 いつもより一日長い9日間の滞在も気がつけば帰国日、 いつものようにナニを為すわけでもなく、ナニを得るわけでなく、ただ旅先の時間が過ぎていきました。 さて到着からこっち、ソウルは薄曇りの中途半端な陽気が続く毎日、 週末には雨が落ち、小雨を気にしながら宿移動したことはお伝えした通り。 日曜日、持ち直すかなと思っていた空は日が落ちる頃になるとふたたいポツポツと粒を落としはじめ、 Tシャツだとあきらかに肌寒く、思わず腕組みして暖を取りたくなるような冷え込みに。 週明け月曜は一転して、ドピーカン(古い?)。 雨が降ったあとにもかかわらず、乾いた大陸からの乾いた風が吹き抜け、韓国らしい初夏の陽気。 日焼けするような強い日差しに乾いた風の組み合わせがなんとも心地いい。 地元の人は「待ってました!」とばかりにカフェのテラス席をニ..

  • 見知らぬ街の角を曲がり from Seoul

    土曜日のソウルです。 前半のカンナム(江南)滞在を終え、後半は別の安宿へ移動してきました。 クンジャ(君子)という5・7号線の交わるところ、 前回、隣駅の「アチャサン(峨嵯山)」に滞在したので、なんとなく街の雰囲気もわかっているエリア。 場所どうこうというよりもシャワー・トイレ付のシングル・ルームが1500円切っていたので、 値段に吸い付けられるように罷り越したわけで。 ちなみにカンナムのシングル・ルームは1600円ほど、シャワー・トイレ別、ラーメン付き(笑 今回は全8泊、フライト入れて2万円切っての滞在費也。 チェックインの前日からシトシト雨、 ムムム、雨の中を宿移動かよ、と懸念していたのですが、昼頃には止み、傘がいらない程度の降りに。 のべのべと昼前まで過ごしチェックアウト、マウルバスと7号線を乗り継いで、次なる安宿を目指した。 こちらも駅..

  • いってきます! Fly to Seoul

    成田第1ターミナル、KALラウンジにいます。 いつものことですが、ブログ更新滞ったまま、次の旅に出かけます。 いつもの「毎月ソウル」、といってもこのところ「毎月」じゃないけど。 3月のバンコク&ソウルの「TOKYO TRANSIT」からこっち、ブログ更新はすっかり滞っております。 原稿の〆切が重なり、併せて地元でのシングルスの試合もあり、 PC前に釘付けになっては原稿に煮詰まるとコートに向かい・・・という春先の日々を過ごすばかりで。 https://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2019-03-06 おんたいむTOKYO TRANSIT さて今回はそんなテニスに熱を入れていた「超」がつく大型GWから明けて間もなく、 「エアソウル」がプロモーション・セールを開催。 片道「100円」というそいつに飛びついてみました。 航空券..

  • かえります! Fly from Seoul

    水曜朝の仁川空港、ラウンジでの朝食タイム、バンコク、ソウルの滞在を経て、帰国日です。 「TOKYO TRANSIT」から仁川空港に降り立つと、いつものように空港鉄道A’REXを使い、 ホンデイック(弘大入口)で乗り換え、シンチョン(新村)の安宿に転がり込みました。 バンコクのゴージャスなホテル・ライフとは程遠いコンパクトを具現化したままの部屋に落ち着くと、 どうやら東南アジアの熱気にエネルギーを奪われていたようで、ぐったりとその狭い室内に取り込まれ、 姿はまるで冬眠のクマ、2畳ほどのシングル・ルームを最大に生かした外籠り状態に。 Izac Livingtelの口コミはこちらから! 一年でもっとも暑い「暑季」のバンコクから飛んでくることになり、 「対ソウルの寒さ」に懸念が募っていましたが、東京同様、ここでも暖冬らしく、 最高気温は12~13℃という穏やか..

  • TOKYO TRANSIT from Bangkok to Seoul via Tokyo

    6日朝の成田空港、「TOKYO TRANSIT」です。 23:15のTG682で羽田へ戻る取材チームを見送った後、 ラウンジでシャワーを浴び、着替えを済ませ、短パン半ソデ生活にお別れ。 その後の23:55のTG642でスワンナプームを発ち、翌朝7:40に一人成田に降り立ち、ブログを記してます。 取材行程はTG羽田発の羽田帰りでしたが、 帰着日の6日にソウルに飛ぶこちらの都合で成田便に振り替えてもらい、 その結果「TOKYO TRANSIT」というわけのわからないスケジューリングとなりました。 先にお伝えしたとおり、 3月6~13日の日程でチェジュ・エアの「700円プロモ」で購入したチケットが存在していたのですね。 そこに「2~6日で取材に行けませんか?」のご依頼。 色々調べるとチェジュのチケットをキャンセルすると、 チケット代が戻らないばか..

  • いってきます! Fly to Bangkok

    2日土曜、早朝の羽田空港です、いつものように唐突に出発です。 三が日明けに安チケットを見つけ、正月休み明けに発作的釜山行きを敢行して以来の出発。 釜山のあとも各社のプロモーションや代理店の安売り情報を見ては検索を繰り返してましが、 高値状態が続く燃油サーチャージが足を引っ張り チケットの額面が安くても空港使用料にサーチャージを加算するとすっかり割高な総額に。 ロー・シーズンだというのに全然安くならないチケット・マーケットにガッカリ、 こうなったらチェジュ航空の「片道700円」プロモーションで買った3月の出発まで、 おとなしくしてやろうじゃないかと腹をくくり、「冬デブ」解消のテニスに打ち込んでました。 幸いなことにコートで凍えることも少ない暖かい冬ですし。 連日、原稿とテニスボールを睨みつけていたら唐突に取材依頼が。 「飛べますか」との問..

  • Bus for Changi Airport @Singapore -完-

    ―DAY10&11― 6月26&27日 朝から仕事に出かける友人を見送り、別れのあいさつを交わした、今夜は顔を合わせられないからだ。 家に残される形となったこちらは いつもののんきなペースでお義母さんお手製料理でランチ・タイム、干し豆腐の炒め物がおいしい。 高野豆腐の類はニガテだったが、炒めるとはね、こういう食べ方があったかと、 日本でも作ってみようとレシピを教えてもらったが、どうやら中国系の甘い醤油が必要なようで。 近所のスーパーで主婦的日常的お買いもの、帰ってから使う食材を調達。 中華ソーセージ、フィッシュボール、チョップド・ガーリック、安っぽいものばかり手に取っている。 基本は日本で買えないものだが、さすがに甘めの中国醤油は買う気が起らなかった。 それにしてもカゴの中身は普通の主婦のお買い物じゃねえか。 ショッピング・モールを..

  • Bus for Changi Airport @Singapore -完-

    ―DAY10&11― 6月26&27日 朝から仕事に出かける友人を見送り、別れのあいさつを交わした、今夜は顔を合わせられないからだ。 家に残される形となったこちらは いつもののんきなペースでお義母さんお手製料理でランチ・タイム、干し豆腐の炒め物がおいしい。 高野豆腐の類はニガテだったが、炒めるとはね、こういう食べ方があったかと、 日本でも作ってみようとレシピを教えてもらったが、どうやら中国系の甘い醤油が必要なようで。 近所のスーパーで主婦的日常的お買いもの、帰ってから使う食材を調達。 中華ソーセージ、フィッシュボール、チョップド・ガーリック、安っぽいものばかり手に取っている。 基本は日本で買えないものだが、さすがに甘めの中国醤油は買う気が起らなかった。 それにしてもカゴの中身は普通の主婦のお買い物じゃねえか。 ショッピング・モールを..

  • Ho fun @Singapore

    ―DAY9― 6月25日 午前中に広がっていた雲はすっかり消え去り、昼から一面青空が広がった。 気温もグイグイ上昇、シンガポールの空はすっかり夏到来を告げていたが、 昨日は歩き過ぎたようでこちらにはたっぷり疲労到来、 KLからの移動疲れと併せて、カラダもキブンも気だるさを纏っている。 そんなカラダをほぐすため、近所をブラつき、スーパー併設のフードコートでランチタイム。 エアコンの効いたフードコートなので、食後の時間もしばらく読書を決め込んだ。 って、全然カラダほぐしてないし。 気がつけば帰国前日だが、(正確には前々日) 出発日は日付が変わる前に空港に行けばいいようなフライト・タイム、前日の煮詰まり感がない。 バラマキ土産を買うことにアセるわけでもないし、免税店で散財するわけでもないので、 元来が追い立てられないのだけれど、いつ..

  • Jalan Petaling @Kuala Lumpur

    ―DAY7― 6月23日 今日もしっかり晴れ、暑さは朝から容赦がない。 コーヒーを淹れ、屋台で買ったパンの残りでカンタンな朝食にした。 今日は「海外」旅行を終えて帰る日、といってもバスでシンガポールに戻るだけだが。 前日、ホテル・スタッフにバス・ターミナルへの行き方を尋ねたのだが、 その答えは「わざわざ行かなくても無料シャトルでピックアップしてくれるわよ」という予想外のもの。 バス会社同士の競争もあり、無料でそういうサービスをつけている会社があるのだろう。 貴重でリアルな話に乗っかり、そのままブッキングしてもらうと、 「13:40、ホテル前、ピックアップ」とのお答え、出かける前に帰りの段取りがついた。 実はバス・チケットはシンガポール・サイドで「往復」で買ってしまわないのが得策。 物価差があるので到着したマレーシア・サイドで買ったほうがお得です..

  • Jalan Petaling @Kuala Lumpur

    ―DAY7― 6月23日 今日もしっかり晴れ、暑さは朝から容赦がない。 コーヒーを淹れ、屋台で買ったパンの残りでカンタンな朝食にした。 今日は「海外」旅行を終えて帰る日、といってもバスでシンガポールに戻るだけだが。 前日、ホテル・スタッフにバス・ターミナルへの行き方を尋ねたのだが、 その答えは「わざわざ行かなくても無料シャトルでピックアップしてくれるわよ」という予想外のもの。 バス会社同士の競争もあり、無料でそういうサービスをつけている会社があるのだろう。 貴重でリアルな話に乗っかり、そのままブッキングしてもらうと、 「13:40、ホテル前、ピックアップ」とのお答え、出かける前に帰りの段取りがついた。 実はバス・チケットはシンガポール・サイドで「往復」で買ってしまわないのが得策。 物価差があるので到着したマレーシア・サイドで買ったほうがお得です..

  • Pasar Malam Taman Connaught @Kuala Lumpur

    ラマダン・マーケットでつまみ食いの後、彼女の職場であるカフェに向かった。 残りの仕事をやっつけている間にコーヒー・タイム、 「アイス・コピー、こそんラ~」(アイスコーヒー、砂糖抜きね)と注文、9RMのコーヒーで汗を冷やす。 住宅街のオシャレ・カフェ、おそらく日本人客は初めてだよなあ。 https://www.facebook.com/playground.coffeery/ 「Playground.Coffeery」@FB 20時過ぎ、ふたたびクルマを駆り、メインディッシュのナイト・マーケットを目指す。 「今日、『コナウト』の夜市に行きましょ、水曜しかやってないから」 「おお、それはラッキーだね、いいねえ」 というナガレで街の南側にあるらしい『Pasar Malam Taman Connaught』、 英語名だと『コナウト・ナイト・マー..

  • Ramadan Market @Kuala Lumpur

    クエスチョン・マークを浮かばせたまま、飲み物片手にニギヤカな『ブキ・ビンタン』を歩く。 目的もなくブラついていると昨日夕食を共にした友人から「今夜はなんか予定ある?」と電話が入った。 「なにもない」と告げると、ナイト・マーケットに行かないか、とお誘いの言葉。 KLには有名なナイト・マーケットが数ヶ所あるらしく、そのうちの一つに行ってみないか、というハナシだ。 旅先の誘いには乗ったほうがいい、旅先では「次」はないからね、これまでの旅の経験則デス。 ただしお金が絡むような誘いにはご注意を、モチロン見ず知らずの人の誘いには乗らないように。 仕事場まで来てくれないか、というので最寄りの駅を教えてもらい、 LRTに乗り込み、『Wangsa Maju』という駅を目指した。 この駅、KL中心地の北側にあるのだが、『ブキ・ビンタン』からはアクセスが悪く、 ..

  • Water Way Point @Singapore

    ―DAY4― 6月20日 友人はガイドの仕事へ、奥さんは用事があるとそれぞれ出かけて行った。 家事をするお義母さんを横目に、こちらは心地よい風が抜けるリビングで子守りを担当、 風が吹き抜けるリビングで子供とミニカー遊び、幸いオトコのコなので気を使うことないのが助かる。 クルマ遊びに飽きてくるとタブレットを取り出し、電源を入れろといわれ、 起動すると当たり前のようにお気に入りの動画を見ている、この年からタブレットもおもちゃ。 ケーブルTVのお気に入りチャンネルも彼が覚えているので、こちらはリモコンを操作するだけ、 この日本人はもっぱらベイビー・ボーイのリモコンのリモコン的存在。 実はお義母さんの家事も料理だけ、掃除や洗濯は「アマさん」と呼ばれるお手伝いさんが担当している。 古くから共働きが当たり前で、外食が通常化しているこの国では家庭に「包丁が..

  • Malaysia-Singapore Second Link @Singapore

    ―DAY5― 6月21日 赤道近くの国は6:30というのにまだ夜が明けておらず、闇に覆われたままだ。 静かに友人宅を後にし、暗い歩道を歩き、始発駅からMRTに乗り込むと車内は意外にも満席状態だった。 ガラガラを予想していたので少しばかり気後れしながら、空いている席を探し、腰を下ろすと、 駅を重ねるごとに人が増え、車内は満員電車へと変貌していった。 通勤ラッシュを嫌ってか、あるいは涼しい時間帯に通勤したい、というセンシティブな通勤者だろう。 これからオフィス近くであるいはデスクの上で、かつての自分と同じように朝食を食べるのかもしれない。 『Paya Lebar(パヤ・レバ)』駅で降り、『Tanjong Katong Rd.(タンジョン・カトン通り)』を歩く。 メールに書かれていた『Tanjong Katong Complex』はあっさり見つかり、..

  • SUPERBOWL LIII

    正月ムードもすっかり消え去り、ひたすら乾燥しまくりの冬ですが、いかがお過ごしでしょうか。 1月頭に発作的に釜山に飛んで以降、ブログ更新を怠っております、すみません。 って今回に限らず、旅の綴りはいまだ2016年6月の「シンガ&KL」で滞ったまま, ただただ「おんたいむ~」の旅の報告を重ねるばかりです。 その釜山から戻り、原稿の〆切と「NFL Playoff Games」から離れられず、画面を睨み続ける毎日、 メインのデスクトップPCを買い替えもあり、合間のデータ移行でこれまた画面見つめ続けの連続。 それでもまあ、昨今はブラウザもメーラーもクラウドでシンクロできるので、 買い替えによるデータ移行もかなりラクですけどね。 9月頭のKICKOFFから約16週間=4か月のレギュラー・シーズンを戦う32のチーム、 年末には4つの地区で優勝したチームと勝率上位のワ..

  • Decathron @Singapore

    ―DAY3― 6月19日 「お参りに行く」というのでついていくことにした。 仕事に出かけた友人を除き、奥さん、その母さん、お母さんの妹、アマサン(お手伝いさん)、 それにバギーに乗ったベイビーという陣容のちょっとした団体でお出かけ。 お手伝いさんが留守番をすることもあるが、アマサンも一緒に、というのが友人宅のスタイルらしい。 MRTで『Bugis(ブギス)』へ。 旅先で子連れの小団体で動くことがないので、ちょっとオモシロ体験。 シンガポールはインフラが新しい国だけあり、かなりバリアフリーの整備が行き届いている。 MRTの駅構内にはかならずエレベーターが備わり、 最近は車内のドア横のシート(みんなに人気の席)はすべて「妊婦さん用の優先席」になっている。 この国でも少子化が問題、その一策としてまずは妊婦さんの優遇措置が提供されている。 ..

  • Connecting Flight @Beijing

    ―DAY2― 6月18日 朝からたっぷりと湿気を含んだ暑さに絡みつかれ、あらためて東南アジアにいることを思い知らされていた。 そんな朝にキッチリと起き出し、お義母さんが作ってくれた「ベトナム風スープ」で朝食タイム、 いや「風」じゃないな、ベトナム人のお義母さんがベトナムの調味料で作ってくれているのだから、 まんま「ベトナムのスープ」@シンガポールだ。(写真2) 野菜たっぷりの汁の中にフォーと似た麺を落とし込んで食べるのだが、こいつがシコタマうまい。 細い麺がスパイシーなスープを吸い込み、その旨味が長距離移動で疲れたカラダに染み込んでいく、 無限連鎖で箸が止まらず、スルスルと胃袋に入っていく、同時に大量消費的野菜吸収で健康まっしぐら。 多めに作ってくれたようですぐにオカワリが供さると「あなた、よく食べるから」と笑っていた。 スキキライなく出され..

  • Fly to SIN via PEK @Beijing

    ―DAY1― 6月17日 行き先未定で航空券を探していた。 地元で行われたテニス・シングルスの公式戦は歯がゆい結果で終わり、 勝ち残っていればやってくるはずの次戦予定はポッカリ空白に。 仕事の山も越えていたので、空いた日程と心の隙間を埋める格安航空券を探し求めていた。 格安航空券、アジア圏での「底値」相場を語るなら、 韓国なら2万円以下、香港なら3万以下、シンガ、バンコクの遠方なら4万程度、 これはモチロンFSC利用でのオハナシ。 LCCの「プロモーション・チケット」や「セールス」となるとこのワクにはまらけど、 直前予約となるとLCCにメリットはナシ、FSCに軍配が上がる。 同価格なら誰だって荷物超過の心配なく、のんきに飲み物を飲めるFSCに乗りたいよね。 それと安いチケットを探したいならまずはその国のフラッグ・シップ(旗艦)=自..

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