chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
mp1922
フォロー
住所
桜区
出身
寒河江市
ブログ村参加

2010/02/21

arrow_drop_down
  • 聴き比べ:シューマンの交響曲第2番 (その9)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉟ショルティ指揮:ウィーン・フィル ★1969年9月録音①11:40②06:23③10:06④07:25★ショルティ(1912~1997)57歳頃の録音。ダイナミック・レンジが大きく、良くも悪くもショルティらしく、威勢の良い演奏。録音はかなり良好。◆第

  • セバスティアン・ヴァイグレ指揮のR.シュトラウス:歌劇《エレクトラ》op.58(全1幕)

    ●4月21日、日曜日、東京文化会館にて、15時より●上演時間:約1時間45分     ◆エレクトラ(ソプラノ):エレーナ・パンクラトヴァ  ◆クリテムネストラ(メゾ・ソプラノ):藤村実穂子  ◆クリソテミス(ソプラノ):アリソン・オークス  ◆エギスト(テノール):シ

  • クリストフ・エッシェンバッハ指揮のブルックナー:交響曲第7番 ホ長調

    ●4月20日(土曜日)14:00より、NHKホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●クリストフ・エッシェンバッハ指揮の演奏は、2022年以来。全体で64分ほどで、中庸なテンポ。前回のマーラーの交響曲では、終楽章で、明瞭なアゴーギクがあり、驚きもしましたが、今回は大きなアゴーギク

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第7番(その20)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㊹小澤征爾指揮:サイトウ・キネン・オーケストラ★2003年9月10~14日、松本文化会館にてライブ録音①20:22②22:42③10:07④12:15★小澤征爾(1935~2024)68歳頃の録音。ノヴァーク版使用。65分強で中庸なテンポ。弦の響きが印象的

  • 佐渡裕指揮のメンデルスゾーン:劇付随音楽『夏の夜の夢』 op. 61より抜粋

    ●4月19日、金曜日、19時より、サントリーホールにて、新日本フィル定期演奏会●①ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調op. 36 ②メンデルスゾーン:劇付随音楽『夏の夜の夢』 op. 61より抜粋台本提供:檀ふみ コーディネーター:小栗哲家 舞台監督:井坂舞 舞台監督助手:林

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第7番(その19)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㊸ヘンヒェン指揮:オランダ・フィルハーモニー管弦楽団★1991年9月24、 27日、コンセルトヘボウにてライブ録音①20:44②21:11③09:39④11:39★ハルトムート・ヘンヒェン(1943~)48歳頃の録音。ノヴァーク版使用。63分弱で中庸な

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第7番(その18)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㊷若杉弘指揮:NHK交響楽団★1996年1月29日、サントリーホールにてライブ録音①19:53②22:04③09:36④12:31★若杉弘(1935~2009)61歳頃の録音。ノヴァーク版使用。64分弱で中庸なテンポ。偶然でしょうが、どの楽章もシノーポリ盤

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第7番(その17)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㊶シノーポリ指揮:ドレスデン・シュターツカペレ★1991年9月23~26日、ドレスデン、ルカ教会にて録音①19:36②22:49③09:28④12:41★シノーポリ(1946~2001)55歳頃の録音。ノヴァーク版使用。井上道義と同年生まれなので、急逝し

  • リッカルド・ムーティ指揮の《アイーダ》(演奏会形式/字幕付)

    ●4月17日、水曜日、東京文化会館にて、14時より、2回の休憩ありで、終演は17時25分過ぎ● アイーダ(ソプラノ):マリア・ホセ・シーリ ラダメス(テノール):ルチアーノ・ガンチ※ アモナズロ(バリトン):セルバン・ヴァシレ アムネリス(メゾ・ソプラノ):ユリア・マ

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第7番(その16)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㊵アーノンクール指揮:ウィーン・フィル★1999年6月、ムジークフェライン・ザールにてライブ録音①18:57②20:39③08:48④11:05ライブ録音のせいか?長めに演奏時間が表記されているので、実測を表記。★アーノンクール(1929~2016

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第7番(その15)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㊴アバド指揮:ウィーン・フィル★1992年3月、4月、ムジークフェライン・ザールにて録音①20:15②21:54③09:15④12:50★アバド(1933~2014)59歳頃の録音。ノヴァーク版使用。もう死後10年も経過・・・・・光陰矢の如し・・・・・

  • 聴き比べ:ブラームスの交響曲第1番(その15)

    ウィキペディアの曲目解説はこちら㊿ヨッフム指揮:ロンドン・フィル ★1976年6,7、10月、キングズウェイ・ホールにて録音①16:58②08:45③04:44④16:00★ヨッフム(1902~1987)74歳頃の録音。英国のオケのせいか、適度な重厚感となり、古き良きドイツの伝統も垣間見

  • マレク・ヤノフスキ指揮のブラームス:交響曲第1番

    ●4月14日(日曜日)14:00より、NHKホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●①シューベルト:交響曲第4番②ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op. 68①昨日は第3番を聴けたが、今日は第4番。第4番はそれなりに演奏機会があり、この10年でも数回は聴いた。19歳時の作品というから、

  • 下野竜也指揮のブルックナー:交響曲第3番 (1877年第2稿ノヴァーク版)

    ●4月13日、土曜日、14時より、サントリーホールにて、日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会●①シューベルト:交響曲第3番 ニ長調 D.200 ②ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 WAB103(ノヴァーク:1877年第2稿)①シューベルト:交響曲第3番 の実演はかなり珍しいと思

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第3番(その10)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉛ヴァント指揮:北ドイツ放送交響楽団★1992年1月12~14日、ハンブルク、ムジーク・ハレにてライブ録音①20:48②13:10③06:45④12:42ノーツにはライブ録音のせいか?楽章あたり4秒前後長めに表記されているので、実測表記。★ヴァ

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第3番(その9)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉚セル指揮:シュターツカペレ・ドレスデン★1965年8月2日、ザルツブルク祝祭劇場にてライブ録音①18:52②13:28③07:02④11:25ノーツにはライブ録音のせいか?楽章あたり15秒前後長めに表記されているので、実測表記。★解説(藤田

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第3番(その8)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉘アーノンクール指揮:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団★1994年12月、コンセルトヘボウにてライブ録音①19:10②13:14③06:55④14:31ノーツにはライブ録音のせいか?楽章あたり10秒前後長めに表記されているので、実測表記。★1

  • シェーンベルク :弦楽四重奏曲 全曲演奏会 生誕150年に寄せて

    2024年4月6日(土)14:00より、東京藝術大学奏楽堂(大学構内)にて、終演は20時前頃。東京藝術大学奏楽堂は、久しぶりでリゲティのヴァイオリン協奏曲を聴きに行った2016年以来。昨日カンブルラン指揮の演奏会があったので、思い出しましたが、2010年7月には、若き日のカンブ

  • シルヴァン・カンブルラン指揮のメシアン:キリストの昇天

    ●4月5日、金曜日、19時より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団定期演奏会●①マルティヌー:リディツェへの追悼 H. 296 ②バルトーク : ヴァイオリン協奏曲第2番 BB 117 ★ヴァイオリン:金川真弓 ③メシアン:キリストの昇天①マルティヌー作品としては、日本では

  • 大野和士指揮のブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 WAB103(ノヴァーク:1877年第2稿)

    ●4月3日、水曜日、19時より、サントリーホールにて、東京都交響楽団定期演奏会●①アルマ・マーラー(D.マシューズ & C.マシューズ編曲):7つの歌 [日本初演] ★メゾ・ソプラノ:藤村実穂子②ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 WAB103(ノヴァーク:1877年第2稿)①アルマ

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第3番(その7)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉖ハンス・ロスバウト指揮:バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団★1960年12月17日、スタジオ録音①19:36②14:50③07:36④12:10★表記がないが、おそらく1889年第3稿、ノヴァーク版★ハンス・ロスバウト(1895~1962)65歳頃

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第3番(その6)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉕ティントナー指揮:ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団★1998年8月27~28日、グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホールにて録音①30:34②20:37③06:47④19:15★1873年初稿、ノヴァーク版★ティントナー(1917~1999)81歳ごろの録音。1

  • 5月の演奏会 (2024)

    日日是好日(にちにちこれこうにち、にちにちこれこうじつ、ひびこれこうじつ)スギ花粉も下火になり、花粉から開放される。ようやく小生にとっての「春」が来る。2月下旬より、好物の豆大福(や甘いもの)と白米とアルコールを完全断食したせいもありあるいは、加齢のせいか

  • 原田慶太楼 指揮の東京交響楽団定期演奏会

    ●3月30日、土曜日、18時より、サントリーホールにて、東京交響楽団定期演奏会●①藤倉大:Wavering World ②シベリウス:交響曲 第7番 ハ長調 op.105 ③ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op.18 ★ ピアノ:オルガ・カーン①シアトル交響楽団からの委嘱作品らし

  • マレク・ヤノフスキ指揮の《トリスタンとイゾルデ》(演奏会形式/字幕付)

    ●3月27日、水曜日、東京文化会館にて、15時より、2回の休憩ありで、終演は19時40分過ぎ●前日新国立劇場で同じ作品を聴いたせいもあり、オーケストラ・ピットとステージ上のオケでは、音量は言うまでもなく、響きも違いすぎて、同列には論じられない。残響の悪いという評判

  • 追悼 ペーテル・エトヴェシュ(1944~2024)

    ピアニスト、マウリツィオ・ポリーニが亡くなった翌日、3月24日ペーテル・エトヴェシュが亡くなった。NHK交響楽団の定期演奏会で指揮もしているので、ご存知の方も多いでしょう???自分のブログを検索すると、エトヴェシュの小品はいくつも聴いたことがあるものの、エトヴ

  • 新国立劇場の《トリスタンとイゾルデ》 (2024)

    ●3月26日、火曜日、14時より、終了19時30分ごろ●極東の島国日本では、《トリスタンとイゾルデ》公演は、滅多にないので、この機会を逃すと、今後、いつ鑑賞できるかも不明なので、2010年12月から2011年1月にかけての公演は、3度鑑賞。その後、2011年、アルミンク指揮で、セ

  • 夏目漱石の『夢十夜』にならって???

    山形県の実家に帰省中、朝方、こんな夢をみた。どこかのコンサートホール(よく訪問するサントリーホール、オペラシティ・コンサートホール、東京文化会館、東京芸術劇場でもなく、どちらかと言えば、地方の文化会館に近い)で、オーケストラを指揮しているのである。 曲は

  • 上岡敏之指揮のシューベルト:交響曲第8番 「グレイト」(2024)

    ●3月15日、金曜日、14時より、すみだトリフォニーホールにて、新日本フィルハーモニー交響楽団 、「すみだクラッシックへの扉」演奏会●①ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15 ★ピアノ:アンヌ・ケフェレック②シューベルト:交響曲第8番 ハ長調 D944「グレ

  • 聴き比べ:シューベルトの交響曲第8番:《ザ・グレイト》(その11)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉙ショルティ指揮:ウィーン・フィル★1981年6月、ゾフィエンザールにて録音①13:53②15:21③09:59④15:57★ショルティ(1912~1997)69歳頃の録音。中庸なテンポ。第4楽章提示部のリピートありで、56分ほど。ショルティには珍しい

  • 聴き比べ:シューベルトの交響曲第8番:《ザ・グレイト》(その10)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉗セル指揮:クリーヴランド管弦楽団★1957年11月1日、セヴェランスホールにて録音①13:29②13:36③07:17④10:28★セル(1897~1989 )60歳頃の録音。提示部等の繰り返しなしで、47分弱。新即物主義風で、充実した演奏。メリハリと

  • 聴き比べ:マーラーの交響曲第3番(その3)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら③ショルティ指揮:ロンドン交響楽団★1968年1月、キングズウェイ・ホールにて録音①32:52②10:12③17:20④09:37⑤04:12⑥19:12★ショルティ(1912~1996)56歳ごろの録音。多少速めのテンポ。今となっては珍しいほどの「熱い」演奏

  • マリー・ジャコ指揮のヴァイル:交響曲第2番

    ●3月12日、火曜日、19時より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団定期演奏会●①プロコフィエフ:歌劇「3つのオレンジへの恋」組曲 作品33bis ②ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 ★ピアノ:小曽根真 ③プーランク:組曲「典型的動物」④ヴァイル:交響曲第2番フラ

  • 下野竜也指揮のブルックナー:交響曲第8番

    ● 3月10日(木)15時より、すみだトリフォニーホールにて、広島交響楽団東京公演●① 細川俊夫:セレモニー ― フルートとオーケストラのための②ブルックナー(生誕200周年):交響曲第8番ハ短調(ハース版)下野竜也によるプレトークあり。第8交響曲は、チェリビダッケ指揮

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第8番 (その24)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉞ネルソンス指揮:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団★2019年9月4~6日、ゲヴァントハウスにて録音①16:22②14:38③27:29④22:56ネルソンス(1978~)41歳ごろの録音。ノヴァーク版82分前後で、中庸なテンポ。堂々とした正攻法

  • 井上道義指揮のマーラー:交響曲第3番 (2024)

    ●3月9日(土曜日)15:00より、すみだトリフォニーホールにて、すみだ平和祈念音楽祭●メゾ・ソプラノ:林眞暎 合唱:栗友会合唱団(女声) 児童合唱:TOKYO FM 少年合唱団、フレーベル少年合唱団 井上道義指揮のマーラーの第3番は、2019年12月以来。この曲が好きなの

  • 聴き比べ:マーラーの交響曲第3番(その2)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら②クーベリック指揮:バイエルン放送交響楽団★1967年5月、ヘルクレス・ザールにて録音①31:04②09:39③16:57④09:22⑤04:12⑥22:00★クーベリック(1914~1996)57歳ごろの録音。多少速めのテンポ。くせの少ないアプローチとケレン

  • 高関健指揮のマーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調(2024)

    ● 3月8日(金曜日)19時より、オペラシティ・コンサートホールにて東京シティフィルハーモニー交響楽団定期演奏会●① シベリウス:交響詩「タピオラ」 作品112②マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調10分ほど高関健によるプレトークあり。プログラムは、作曲技法が対照的な作品(

  • 聴き比べ:マーラーの交響曲第3番(その1)

    2010年に出版されたこの本によると、92種の録音が掲載。アマゾンで、「CDマーラーの交響曲第3番」を検索すると176ヒットする。重複もあるでしょうから、120前後の録音が発売か??????レコード芸術に連載された「現代名盤鑑定団(138)」(2011年6月号)によると、ほとん

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.51)

    65回目第2部 第5章 祭りを前に(1)278~294ページ✤新知事アンドレイ・アントーノヴィチ・フォン・レンプケーの妻ユーリア夫人の取り巻きの若者たちが、自由奔放な考え方をもち、振る舞っていた。「犯罪」とも言えそうな、たちの悪い「いたずら」が街に横行していたので

  • 秋山和慶指揮のラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 op. 27

    ●3月3日(日)14:00より、サントリーホールにて、新日本フィル定期演奏会●①細川俊夫:月夜の蓮~モーツァルトへのオマージュ~ ★ピアノ:児玉 桃②ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 op. 27①2006年、北ドイツ放送局からの委嘱作品。モーツアルト:ピアノ協奏曲から、

  • 東京二期会オペラ劇場 ワーグナー『タンホイザー』(2024)

    オペラ全3幕 日本語字幕付原語(ドイツ語)上演 ● 2024年3月2日(土)14:00より、東京文化会館 大ホール にて●二期会オペラ劇場 ワーグナー『タンホイザー』は、2021年2月以来。指揮:アクセル・コーバー 演出:キース・ウォーナー 合唱:二期会合唱団 管弦楽:読売日本

  • 聴き比べ:ラフマニノフ:交響曲 第2番(その4)

    交響曲 第2番には、ラフマニノフが終生こだわり続けた 〈怒りの日〉が大きな影を落としており、その断片が第1楽章序奏でこだまする他、第2楽章のスケルツォ主題が、跳躍を伴うアウフタクトで勢いを付け、〈怒りの日〉の下行する動きに沿って動いたり、第4主題の副主題にも

  • 聴き比べ:ラフマニノフ:交響曲 第2番(その3)

    交響曲 第2番には、ラフマニノフが終生こだわり続けた 〈怒りの日〉が大きな影を落としており、その断片が第1楽章序奏でこだまする他、第2楽章のスケルツォ主題が、跳躍を伴うアウフタクトで勢いを付け、〈怒りの日〉の下行する動きに沿って動いたり、第4主題の副主題にも

  • 聴き比べ:ラフマニノフ:交響曲 第2番(その2)

    交響曲 第2番には、ラフマニノフが終生こだわり続けた 〈怒りの日〉が大きな影を落としており、その断片が第1楽章序奏でこだまする他、第2楽章のスケルツォ主題が、跳躍を伴うアウフタクトで勢いを付け、〈怒りの日〉の下行する動きに沿って動いたり、第4主題の副主題にも

  • 聴き比べ:ラフマニノフ:交響曲 第2番(その1)

    2023年には生誕150年を迎えたセルゲイ・ラフマニノフ(1873~1943) 交響曲 第2番には、ラフマニノフが終生こだわり続けた 〈怒りの日〉が大きな影を落としており、その断片が第1楽章序奏でこだまする他、第2楽章のスケルツォ主題が、跳躍を伴うアウフタクトで勢いを付け、

  • 4月の演奏会 (2024)

    日日是好日(にちにちこれこうにち、にちにちこれこうじつ、ひびこれこうじつ)冬至よりも日没が1時間ほど遅くなり、昼の時間が長くなったことも実感。6月の夏至にむけてどんどん日は長くなる。この冬は温暖で、北国でも雪が少なく、雪国開催の恒例行事も中止が相次いだ。昨

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.43)

    64回目第2部 第4章 一同の期待(3)255~277ページ✤新知事アンドレイ・アントーノヴィチ・フォン・レンプケーについて、若い学生時代から、いろいろと語られる。彼は地道にポストの階段を上り、重要なポストにもついていた頃、自分より身分の高いユーリア・ミハイロビッ

  • エリアフ・インバル 指揮のマーラー:交響曲第10番 嬰へ長調(デリック・クック補筆版)

    ●2024年2月23日(金・祝) 14:00より、東京芸術劇場コンサートホールにて、東京都交響楽団演奏会●インバル指揮のマーラー:交響曲第10番は、2014年以来。交響曲第10番第1楽章のみの演奏も多く、加筆補完による全曲演奏は珍しく、小生も今回で4度目(のはず)バルシャイ版で

  • 沼尻竜典指揮のシューマン:交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」

    2月21日(水)19:00より、東京芸術劇場にて、都民芸術フェスティバル、NHK交響楽団演奏会①ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番 ハ長調 作品46-1 ②ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 ★チェロ:カミーユ・トマ③シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」 

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.42)

    63回目第2部 第4章 一同の期待(2)244~255ページ✤小説の語り手は、ピョートルとヴェルホヴェンスキー氏の本当の親子関係を明瞭に知ることになる。「・・・・・・・いや、本当に笑えた。大体があんたの手紙、どうしようもなく退屈だしさ。文章だって恐ろしく下手くそで

  • 聴き比べ:シューマンの交響曲第1番(その9:ムーティ)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら㉔ムーティ指揮:フィルハーモニア管弦楽団★1978年、9月30日、10月2日、ロンドン、アビーロード・スタジオにて録音①11:53②07:00③05:59④08:42★ムーティ(1941~)37歳頃の録音。若さあふれると言いますか、メリハリある正攻法。ど

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.41)

    62回目第2部 第4章 一同の期待(1)224~244ページ✤決闘翌日には、町中の人にその事件が知れ渡っており、ニコライ・スタヴローギンの評判、評価は一変し、社交界にも好意的に受け取られた。そのせいもあり、ユーリア夫人とワルワーラ夫人の関係も良くなる。・・・・・・

  • 聴き比べ:シューマンの交響曲第1番(その8:マレク・ヤノフスキ)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら㉒ヤノフスキ指揮:ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団★1986?年頃、リヴァプール、フィルハーモニック・ホールにて録音①10:52②06:06③05:27④08:23★マレク・ヤノフスキ(1939~)47歳頃の録音。速めのテンポで、スマ

  • 聴き比べ:マーラーの交響曲第7番(その8)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉔テンシュテット指揮:ロンドン・フィル ★1993年5月、ロンドン、ロイヤル・フェスティバル・ホールにてライブ録音①24:00②17:52③10:55④15:28⑤19:23◆ちなみに1980年セッション録音の演奏時間は以下。1980年録音はその2に掲載

  • 沼尻竜典指揮のマーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」

    ●2月17日、土曜日、14時より、横浜みなとみらいホールにて、神奈川フィル定期演奏会●①グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16 ★ピアノ:ニュウニュウ ②マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」横浜みなとみらいホールは、2022年11月以来。うっかり池袋で横浜中華街へ

  • インバル指揮のバーンスタイン:交響曲第3番 《カディッシュ》

    ●2月16日(金)19:00より、サントリーホールにて都響定期演奏会●① ショスタコーヴィチ:交響曲第9番 変ホ長調 op.70②バーンスタイン:交響曲第3番《カディッシュ》 (1963) 語り:ジェイ・レディモアソプラノ:冨平安希子合唱:新国立劇場合唱団 児童合唱:東京少年少

  • 久石譲指揮のストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』

    ●2月16日、金曜日、14時より、すみだトリフォニーホールにて、新日本フィルハーモニー交響楽団 、「すみだクラッシックへの扉」演奏会●①久石譲:I Want to Talk to You - for string quartet, percussion and strings ②モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K. 551「ジュ

  • パブロ・エラス・カサド指揮のファリャ:バレエ音楽「三角帽子」(全曲)

    ●2月15日、木曜日、19時より、サントリーホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●①ラヴェル:スペイン狂詩曲              ②プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63       ★ ヴァイオリン:アウグスティン・ハーデリヒ  ③ファリャ:バレエ音

  • 聴き比べ:モーツァルトの交響曲第41番(その8)

    ★ウィキペディアの曲目解説は、こちら奇跡的作曲技法の終楽章詳説は、NHK『名曲探偵アマデウス』でも放送、こちらでも見られる㉑カラヤン指揮:トリノ・イタリア放送交響楽団 ★1942年10月、トリノにて録音①07:40②07:59③04:17④05:55★カラヤン(1908~1989)34歳頃

  • 聴き比べ:モーツァルトの交響曲第41番(その7:ジュリーニ)

    ★ウィキペディアの曲目解説は、こちら奇跡的作曲技法の終楽章詳説は、NHK『名曲探偵アマデウス』でも放送、こちらでも見られる⑲ジュリーニ指揮:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 ★1965年10月、ロンドン、キングズウェイ・ホールにて録音①08:55②07:26③04:33④06:

  • 山田和樹指揮のフランク:交響曲

    ●2月13日、火曜日、19時より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団名曲シリーズ演奏会● ①R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 作品20 ②ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26 ★ヴァイオリン:シモーネ・ラムスマ ③フランク:交響曲 ①勢いと切

  • 聴き比べ:フランクの交響曲(その10:バーンスタイン)

    ウィキペディアの解説は、こちら㉜バーンスタイン指揮:ニューヨーク・フィル★1959年2月2日、セント・ジョージ・ホテルにて録音。①17:58②10:19③10:20 ★バーンスタイン(1918~1990)41歳頃の録音。メリハリと勢い、それなりの重厚感ある「正攻法」。録音は時代の割

  • 聴き比べ:フランクの交響曲(その9:ジュリーニ)

    ウィキペディアの解説は、こちら㉚ジュリーニ指揮:フィルハーモニア管弦楽団 ★1957年6月29 、30日、キングズウェイホールにて録音。①17:24②11:43③10:29★ジュリーニ(1914~2005)43歳頃の録音。精緻で、端正。バランス良好な正攻法。録音は、ステレオ初期ながら

  • インバル指揮のドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 op.88

    ●2月11日(土曜日)14:00より、サントリ-ホールにて、東京都交響楽団プロムナード・コンサート●①ブラームス:大学祝典序曲 op.80 ②ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.93 ③ドヴォルザーク:交響曲第8番休日午後の演奏会ながら、協奏曲もなく、どちらかと言えば、「地

  • 山田和樹指揮の読売日本交響楽団定期演奏会

    ●2月7日[金曜日]19:00より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団定期演奏会●①バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 BB 114 ②武満徹:ノヴェンバー・ステップス★尺八:藤原道山 ★琵琶:友吉鶴心 ③ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 作品36①バ

  • 小澤征爾の父、小澤開作

    小澤征爾が亡くなった。小澤開作については、以前多少ながら書いたことがあったので、再度ブログにあげておきます。こちら映画にも実名で登場する。『戦争と人間』または、こちら

  • 新国立劇場のオペラ《ドン・パスクワーレ》

    ●2月8日、木曜日、14時より、休憩1回●2019年11月以来、2度め。今から思えば、コロナ禍直前ながも、預言者でもないので、大きな禍が来るなど全く感じることもなし。【指 揮】レナート・バルサドンナ 【演 出】ステファノ・ヴィツィオーリ 【美 術】スザンナ・ロッシ・ヨスト

  • METライブビューイング:「アマゾンのフロレンシア」

    ●2024年2月7日、水曜日、MOVIXさいたまにて10時50分より、1度の休憩ありで、終了は13時29分ごろ●指揮: ヤニック・ネゼ=セガン 演出: メアリー・ジマーマン 出演: アイリーン・ペレス、ガブリエラ・レイエス、グリア・グリムスリー、マッティア・オリヴィエリ、マリオ・

  • 井上道義指揮のショスタコーヴィチ:交響曲 第13番 変ロ短調 作品113 「バビ・ヤール」

    ●2月4日、日曜日、14時より、NHKホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●① ヨハン・シュトラウスII世:ポルカ「クラップフェンの森で」作品336          ②ショスタコーヴィチ:舞台管弦楽のための組曲 第1番 -「行進曲」「リリック・ワルツ」「小さなポルカ」「ワルツ

  • 3月の演奏会 (2024)

    自分のブログを見ると、先月1日に、2月の予定表を朝にかいていた。午後に大きな地震があることも知らずに⁉️あれからちょうど一月‼️3月は、日も長くなったことも実感でき、寒さも和らぐ春ながら、スギ花粉症患者には、最悪の季節。まあ、小生のような自営業者は、1週間ほ

  • トゥガン・ソヒエフ指揮のベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

    ●1月25日[木曜日]19:00より、サントリーホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●①モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K. 364    ★ヴァイオリン 郷古 廉(N響ゲスト・コンサートマスター)★ヴィオラ :村上淳一郎(N響首席ヴィオラ奏者)

  • 聴き比べ:ベートーヴェンの交響曲第3番(その19)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら57:ヴィクトル・デ・サバタ指揮:ロンドンフィル★1946年5月2、3日、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホールにて録音①16:37②17:14③05:49④11:18★ヴィクトル・デ・サバタ(1892~1967)54歳頃の録音。遅めのテンポながら、メリ

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第6番(その8)

    ✤ウィキペディアの解説は、こちら㉑マゼール:バイエルン放送交響楽団★1999年1~3月、ミュンヘン、フィルハーモニーにてライブ録音①16:38②17:54③09:37④16:40★マゼール(1930~2014)69歳ごろの録音。2023年9月7日に亡くなった作曲家西村朗が昔書いていたことを思い

  • METライブビューイング:「マルコムX」

    ●2024年1月23日、火曜日、MOVIXさいたまにて10時55分より、2度の休憩ありで、終了は14時53分ごろ●指揮: カジム・アブドラ 演出: ロバート・オハラ 出演: ウィル・リバーマン等METのHPは、こちらMETライブビューイングは、2023年12月以来。結論から言いますと、初めて観

  • 尾高忠明指揮のブルックナー:交響曲 第6番

    ●2024.1.22 (月)  19:00 より、サントリーホールにて、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京公演●①武満徹:オーケストラのための「波の盆」 ②ブルックナー:交響曲 第6番 大阪フィルの東京公演は、2023年1月以来。①良く作品名を見るので自分のブログを検索すると、尾高

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第6番(その7)

    ✤ウィキペディアの解説は、こちら⑳ティントナー:ニュージーランド交響楽団★1995年7月31~8月1日、タウン・ホールにて録音①17:00②18:46③08:55④14:44★ティントナー(1917~1999)78歳ごろの録音。メリハリ十分、手堅く充実した正攻法。録音は良好。◆第1楽章:3つ

  • カーチュン・ウォン指揮のベルリオーズ:幻想交響曲

    ●1月21日(日曜日)14:00より、サントリーホールにて、日本フィル、名曲コンサート ヤクルト・クラシック・スペシャル演奏会●①伊福部昭:舞踊曲《サロメ》より「7つのヴェールの踊り」 ②ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43 ★ピアノ:上原彩子③ベルリオ

  • 聴き比べ:ベルリオーズの《幻想交響曲》(その8)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉛フルネ指揮:東京都交響楽団 ★1983年5月19~21日、狭山市市民会館にて録音ジャン・フルネ(指揮) 東京交響楽団 / ベルリオーズ:幻想交響曲(クラシック)">①13:06②06:15③15:03④04:47⑤10:20★ジャン・フルネ(1913~2008)70

  • 聴き比べ:ベルリオーズの《幻想交響曲》(その7)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉙ブーレーズ指揮:ロンドン交響楽団 ★1967年10月24、25日、ロンドンにて録音①13:44②06:30③15:03④06:04⑤11:20★来年生誕100年を迎えるブーレーズ(1925~2016)42歳ごろの録音。感情移入の少ない精緻な演奏。終楽章は遅いテン

  • 佐渡裕指揮のマーラー:交響曲第4番 ト長調

    ●1月18日、木曜日、19時よりサントリーホールにて、新日本フィル定期演奏会●①武満徹:系図 ―若い人たちのための音楽詩②マーラー:交響曲第4番 ト長調 ①武満徹作品の演奏機会は多いが、系図 の実演はおそらく初めて???。20年以上前、演奏会ではなく「映像詩」風番組

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.34)

    61回目第2部 第3章 決闘(4)214~223ページ✤老僕の目を盗んでダーシャがスタヴローギンの部屋に来て話す。小説には明示されていませんが、ダーシャがスタヴローギンの子を身籠っているのでは???と感じさせる表現も多いが、さすがにドストエフスキー、巧妙に明示され

  • ジョン・アダムズ指揮の自作自演演奏会

    ●1月18日、木曜日、19時より、サントリーホールにて、東京都交響楽団定期演奏会●①ジョン・アダムズ:アイ・スティル・ダンス(2019)[日本初演] ②ジョン・アダムズ:アブソリュート・ジェスト(2011)* 弦楽四重奏:エスメ弦楽四重奏団 ③ジョン・アダムズ:ハルモニーレ

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.33)

    60回目第2部 第3章 決闘(3)210~214ページ✤馬に乗ってキリーロフとスタヴローギンは家の近くまで言葉もかわさず来たがやっと口を開く。「じゃあ、どうすればよかったんです?」「決闘を申し込まなければよかった」「また顔を殴らせるわけ?」「そう、顔でも何でも殴ら

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.32)

    59回目第2部 第3章 決闘(2)199~210ページ✤付け足しのように、33、34歳ぐらいのアルテーミー・ガガーノフの外見が最初の数行で表現後、性格描写。この人物の性格について述べる上で、見落としてならないことがある。それは、4年前に、町のクラブでニコライ・スタヴロー

  • 聴き比べ:マーラーの交響曲第4番(その19)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら ★ネット上で、「聴き比べ」もある。こちら53、スクロヴァチェフスキ指揮:ハレ管弦楽団 ★1991年5月3、4日、ボルトン、アルバートホールにて録音①16:34②09:55③23:55④10:11★スクロヴァチェフスキ(1923~2017)68歳ごろの録音。

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.31)

    58回目第2部 第3章 決闘(1)194~199ページ✤翌日午後2時、決闘。決闘を望まぬスタヴローギン側から多くの謝罪や前例のないほどの譲歩も提案されるも拒否。アルテーミー・ガガーノフの介添人は、なんとマブリーキー・ドロズドフ(リーザのいとこで婚約者)。猜疑心が強く

  • セバスティアン・ヴァイグレ指揮の R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」

    ●1月16日、火曜日、19時より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団定期演奏会●①ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲②ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61 ★ヴァイオリン:ダニエル・ロザコヴィッチ ③R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラは

  • 聴き比べ:マーラーの交響曲第4番(その18)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら ★ネット上で、「聴き比べ」もある。こちら52、朝比奈隆指揮:大阪フィルハーモニー交響楽団 ★1968年9月2日、東京文化会館にて東京定期演奏会ライブ録音①16:39②10:02③21:19④09:05★朝比奈隆(1908~2001)60歳ごろの録音。朝比

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.24)

    57回目第2部 第2章 夜(つづき)(4)186~193ページ✤スタヴローギンはレビャートキン大尉の家を出て橋の上にさしかかると、フェージカが再度待っており、後からついてきた。フェージカが言うには、レビャートキン大尉は酔っ払うと、スタヴローギンから(金銭面で)お

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.23)

    56回目第2部 第2章 夜(つづき)(3)168~186ページ✤スタヴローギンはレビャートキン大尉の2倍ほどもあるマリヤの部屋に入る。夢と現、正気と狂気の間を揺れ動くかのようなマリヤ・レビャートキナの言葉は意味深長である。マリヤはスタヴローギンに「7つの寺院から破

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.22)

    55回目第2部 第2章 夜(つづき)(2)141~168ページ✤スタヴローギンが町の一番はずれにあるレビャートキン大尉のいる家に着く。レビャートキン大尉は、スタヴローギンにお金の無心をするも、きっぱりと断られる。しかし、悲しかな、彼は次に自分がどぎもを抜かれるよ

  • ソヒエフ指揮のフランス(?)音楽

    ●1月14日(日曜日)14:00より、NHKホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●①ビゼー(シチェドリン編):バレエ音楽「カルメン組曲」                      ②ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」               ③ラヴェル:バレエ音楽「ラ・ヴァルス」ソヒ

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.21)

    54回目第2部 第2章 夜(つづき)(1)131~141ページ✤スタヴローギンがシャートフの部屋を出て、暗闇の雨の中レビャートキン大尉のいる所に向かう途中、傘の中に突然入って来た男がいた。流刑因フェージカである。(彼は、「進歩的知識人」ステパン・ヴェルホヴェンス

  • 下野竜也指揮のブルックナー:交響曲第1番 (1891年ウィーン稿)

    ●1月13日、土曜日、14時より、東京芸術劇場にて、東京都交響楽団演奏会●① モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491★ピアノ:津田裕也②ブルックナー:交響曲 第1番 ハ短調最初にアナウンスがあり、会場の照明がいつもより暗くなり、能登半島地震で犠牲になった方

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.17)

    53回目第2部 第1章 夜(7)106~131ページ✤スタヴローギンとシャートフの2人による神学論争風会話が延々と続く。ここでは、ドストエフスキーが生前に雑誌連載時ばかりでなく、後の単行本化段階ですらも公表されなかった章「チーホンのもとでーーースタヴローギンの告白

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.16)

    52回目第2部 第1章 夜(6)86~106ページ✤スタヴローギンは、キリーロフの部屋を出ると、同じフィリポフの家にあるシャートフの部屋を訪問。シャートフは、当初スタヴローギンが「殴打事件」の復讐にやってきたと思っていたが、スタヴローギンは、シャートフの命が狙わ

  • セバスティアン・ヴァイグレ指揮のシューマン:交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」

    ●1月10日、水曜日、19時より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団名曲シリーズ演奏会●①ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83 ★ピアノ:藤田真央  ②シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 「春」 作品38看板通りの「名曲シリーズ」①藤田真央のピア

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.15)

    51回目第2部 第1章 夜(5)68~86ページ✤ピョートル・パーヴロヴィチ・ガガーノフ(詳細は第1巻、101ページ)の息子(近衛予備大尉)が、4年まえのスタヴローギンの「奇行」に気が収まらず決闘を申し込んできたので、キリーロフに介添えを依頼しに来たのである。自殺願

  • 聴き比べ:シューマンの交響曲第1番(その7)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら⑳レヴァイン指揮:フィラデルフィア管弦楽団 ★1978年12月30日、フィラデルフィア、スコティッシュ・ライト・カテドラルにて録音①12:00②06:58③05:47④09:19★レヴァイン(1943~2021)35歳頃の録音。現代風で、スマートな正攻法。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、mp1922さんをフォローしませんか?

ハンドル名
mp1922さん
ブログタイトル
失われたアウラを求めて
フォロー
失われたアウラを求めて

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用