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K.M. Rodsmiths https://blog.goo.ne.jp/angler-k_1958

バンブーロッド製作とフライフィッシング。ロッドや関連グッズの製作過程、渓流の釣行記。猫、時々、剣道と日本刀。

全然釣りに行けてない。新作ロッドを作って釣りに行くぞ!

anglerk
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2010/12/02

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  • 全損事故

    前にも書いているが、これまで何度か事故の経験がある。バイク、自転車、4輪、いずれも相手の不注意や違反が原因だ。バイクの時は、無傷だったことは奇跡に近い。事故の記憶は、一部を除き、未だに鮮明で、一生忘れられないだろう。〝二輪の運転者は先程の救急車でもう病院の方に搬送されたのですか〟が救急車が帰った後に現場に到着した警官の言葉だ。その事故捜査専門の警官は、事故の状況からライダーは重症で、先着の救急車で搬送されたと思ったらしい。事故相手の営業用のADバンは、右全面ボコボコ。私のバイクは、左側の、ミラー、ウインカー、セパハン、クランクケースガード、ペダル、ステップ、そして、マフラーが逝った。フレーム、タンク、サイドカバーが無傷だったのは、ライダーが身を挺して衝撃を和らげたからに違いない。事故の様子はおおよそ以下の...全損事故

  • ヤマメ釣り

    今季初の釣りに出撃した。小さくてもヤマメが釣れて、ホッとした。7回反応があり、釣ったのは三匹。逃した中の二匹は、20㎝近くあり、悔しかった。張り出した枝にロッドが掛かり、合わせが出来なかったのだ。二匹ともドルフィンライズでフライに出てきた。うち一匹は、魚体が真っ黒だった。次は必ず獲ってやる!ヤマメ釣り

  • 車検

    左ミラーが動かなくなって、しばらく経つ。ディーラーで見てもらったらパーツが恐ろしく高価で、アッシーで工賃込み20万ちょっと。そこで中古パーツを探したが、見つからない。ミラーだけでなく、走行距離ゆえ足回りも交換の必要アリだ。さらに、エアコンとCVTが一度逝っていて、メーカー保証で修理し一応治ってはいる。だが、それ以来燃費が悪化、何度か見てもらったが、原因が特定できず、回復できていない。また、昨年夏にエアコンが再度止まって、遂に逝ったかと覚悟を決めたが、その時は奇跡的に復活した。外見といへば、キズ、ヘコミはなく見た目はキレイだ。スタッドレスもまだ十分使える。さて、年度末に来る車検、通すかどうかずっと考えてきた。修理費の問題に加え、今どきの車に比べ安全性においてかなり見劣りするのも事実だ。年齢的に、買い換えする...車検

  • 小春日和

    数日前の大雪から一転、暖かな日になった。陽射しは穏やかでも、日陰にはまだ雪が残り風はまだ少し冷たい。暖かいものをと、焚き火でトン汁を作ってみた。かつて、知り合いのキャンプ場で季節に関係なくよく焚き火したものだった。このところ、世間では焚き火がブームらしい。小春日和

  • タワー

    ずっと登っていなかったが、最近よく寛いでいる。立ち上がると、ナゲシの上の窓から外を見ることも出来る。サイズ的に、ちょっと狭いような気もするが…ま、あまり気にならないようだ。タワー

  • グリップの確認

    既存のブランクにセットして振ってみる。普段使っているグリップとは形を少し変えて作ったが、これはこれでいい感じだ。もう何年も、‟細身”のフルウェル一辺倒、他は考えられない。一般的なロッド用のコルクリングは直径が大きくて、好みの形にするには半分近く削らなければならない。はじめはカッターで大雑把に形を整えてから、旋盤で成形するが、それでも時間も材料も無駄が多くなる。小径のリングがあれば買うのだが、中々質の良いものがなく、あっても高価だ。このままロッドを組むことも可能だが、このブランクは使ったり、売ったりしない。このグリップは、今割って節合わせしている新作にセットしようと思う。近所の川を想定した、2024年シーズン用ロッドになる予定だ。クリックしてねグリップの確認

  • 目釘

    私の真剣と居合刀に使用している目釘は、バンブーロッドブランクを使ったものだ。下の画像がその断面。次が、一般的竹の箸。両者の色の濃さの違いは明らかである。これは、竹の強度に係わる繊維の密度の差による。竹竿は、繊維の密度の高い竹を使い、密度の高い部分を6片の正三角錐にして貼りあわせている。接着剤は、耐水耐候性のある、屋外での建築用構造材への使用が認められたものを使っている。現在使っている接着剤は、数年間フライロッドとしてキャスティングを繰り返し、酷使しているが剥離したことがない。ただ、日本刀の目釘という物の性質上、毎回の点検は絶対に必要だ。特に物斬りをされる方は、毎回の点検、定期的な交換が必要だ。目釘

  • グリップ製作

    グリップを作った。木工旋盤はあるが、出すのが面倒、その他モロモロの理由で物置の奥底で放置してある。旋盤の代わりに使ってるのが、この充電式インパクトである。回転させながら、サンドペーパーで形を整えれば十分使える。また、充電式なので、外で作業が出来るのも気に入ってるポイントだ。付属のバッテリーは6.0ahなのだが、重いので3.0を買ってみたがほとんど変わらなかった。さらに、今回はグリップ製作用のコルクリングではなく、スパークリングワインの栓の廃材を使ってみた。安物のコルクリングに比べ、ずっと手触りが良い。画像の二個が、使える部分を切り取った残り。残った合成コルクは、貼り合わせて整形し、テンカラ風延べ竿のグリップにしようと考えている。値段が、26個入りで600円弱と、抜群のコスパ!削ってるとほんのり、ワインの香...グリップ製作

  • 今期最終か

    年券は買ったが、ほとんど行かないままシーズンが終わりそうだ。最後にかわいいのを掛けて、一応何とか釣りました、みたいな…言い訳すれば、この水系は支流がいくつかあって、範囲が意外と広く、どこで釣ればよいか、よく分からないままだ。7月からずっと、暑さが尋常でなかったので、釣りに行く気にならなかったのも確かにある。他にもヤマメらしい反応はいくつかあったので、いることは確認できた。来シーズンは、もう少し体制を整えて臨みたい。近日中にウェブ・サイトを復活させます。今期最終か

  • 箭弓稲荷

    本来は野球とは全く関係ないお稲荷さん。箭弓を野球と読んて、野球関係者にかなり人気があるそうだ。絵馬の形が、ホームベースだったり、バットだったり。たっちゃん人気にあやかった人手も収まったようなので、お参りに行った。箭弓稲荷

  • 内輪調整

    面の内輪が硬く、あごヒゲがチクチクしてたまらない。他の面は内輪がビロードなのだが、これだけが綿で肌触りが良くない。その分耐久性が高いということだ。手持ちの面のサイズは、全部同じなのだが、メーカーにより若干バラツキがある。また、ほとんどの場合、しばらく使ってると広がって馴染んでくるものだ。サイズ的に問題がないので、素材の違いが影響していると思う。内輪を交換する方法もあるが、作業としては大掛りになり現実的ではない。内輪を濡らして木槌でたたいたところ、少し柔らかくなりかなり良くなった。でも、あと5㎜から1㎝広ければ、面マスクをするときなど都合がよい。知り合いの武道具店で拡張器を借りてもよかったのだが、いつものように頭の中にアイディアが浮かび上がって来てしまったので、もう作るしかない。既製品は金属製のネジ式で、か...内輪調整

  • 時々ここで

    ソファーの背もネコの好きな場所。隣に座り、背に頭を載せようものなら、サッと毛繕いしてくれる。私の髪も、もう、ネコと同じような色なんでね…時々ここで

  • 猛暑

    ネコの居場所は、適切に温度管理していて、暑くて我慢できないということはない。だが、時々何もしていない2階にパトロールに行き、しばらく昼寝してたりする。戻ってくると、もうホカホカであり、それなりに夏の猛暑を体験してるのかもしれない。かき氷を食べようとガリガリやってると、すっ飛んでくる。去年は氷をそのままぺろぺろ、だったが、今年は削った氷だ。手ですくって、美味しそうに食べていた。飽きてくると時々濡れた手をプルプルするので、あたりはビチャビチャだ。猛暑

  • Wi-Fi

    我が家は、光電話とWi-Fiを利用している。何故か猫が、ルータなど一式を入れてある箱が好きで、何度か中に入り込んだ。特に配線を抜いたり、齧ったりしたわけではない。でも、暫くすると、通信速度が著しく低下してしまった。これまでは、一旦電源を落として、もう一度繋ぐと復活していたが、今回は全くダメ。やむなく、プロバイダー(ルーターはプロバイダーのレンタル)に連絡するも、始めは電話での対応がなく、メールで対策方法を教えてくれるだけ。猫対策で、いわゆるブラックボックスにしているため、ネジを外してふたを開けなければ作業ができない。ふたを開けるや、飛んできて、配線を弄ったり、箱の中に入り込んだりと、色々とお手伝いしてくれた。猫を牽制しながら、何とか機器を初期化し配線を確認した。最後に、PCで初期設定をしてようやく元に戻っ...Wi-Fi

  • ソリッドバー完成

    地を彫り込んで、文字以外がなるべく焼けないようにした。文字間のドットが最後までうまくできず、苦労した。特にKのところが、強く押すと,(カンマ)になってしまい、修正に手間取った。細かな部分では、いろいろと納得いかないものはある。だが、これはこれで良しとしよう。竹刀の柄に、焦がさないよう注意しながら、押してみた。いい感じにできたと思う。使っているうちに、擦れて消えてしまうかもしれない。まあ、その時はまた押せばよい。焼き印はここまでにしておこう。何か手を加えるとすれば、電熱式の採用くらいかな。禁漁までに、23年製ロッドを何とか一振り、シーズン中に使えるよう作りたい。ソリッドバー完成

  • 柄巻き

    柄糸を絹から鹿革に変更した。まずは、下地を少し削って細く、薄くし、鮫を巻き直した。また、縁と柄頭を波の造形の物にした。革の柄糸(刀掛けの下段)が良かったので、余っていた鹿革を巻いた。鹿革と言えば、剣道の籠手の手の内と同じ素材で、手触りが良い。刀を二口共に黒革巻きにしてしまったので、脇差しも黒にしなければいけないかなぁと。居合刀も残った肥後で作り直したら、かっこいいかなぁとも。そろそろロッド作りか、ネット作りの続きをしなければと思っているのですがね。などと思っているとき、近くの道の駅の売店でこんなの見つけて即買い。トチ縮杢、2.3㎝厚、格安!リールシートなら何本取れるかな。となりにポプラのコブがあったので、次行った時買っておこう。柄巻き

  • ソリッドバー

    画像は、まだ1㍉も彫っていないが、試しに押したものだ。最初、紙に鏡面印刷し貼り付け彫ったが、すぐ剥がれてしまった。あれこれ、いろんなやり方を試したが、結局、フリーハンドで手書きした。まだ細かなところは全然できていない。たとえば、ドットは四角いままだし、文字も太さがバラバラだ。でもそんなのは、これから仕上げていけばよい。保温力が薄板と全然違い、温度が立ち上がると3回くらいは押せる。角を落とし、地の部分をあと0.5㎜ほど彫れば、焼き印としては十分だ。革に押す場合は、焦がす必要はないので、軽く加熱し押しつければ大丈夫だろう。例のホームセンターのセールの時に、安くハンダゴテを仕入れておこう。ルーターで彫るのは思った以上に面倒なので、次やるならエッジング液かな。高校の美術で、銅版画をやった時使った事がある。バーはま...ソリッドバー

  • さらに修正

    mが濃く印字されることには変わりがないが、かなり改善した。コゲコゲになるまで焼かなくても、押せるようになったのだ。一体何をどうしたんだ?つまり、シャフトの取り付けをやり直したのだ。修正前は、ロウ付けはしていたが、実質ただカシメたのと変わりなく、少しグラついていた。文字の台座にボルトを打ち込み、ロウ付けし、それにシャフトをロウ付けしたのだ。レザーなら打刻できるくらい、しっかり取り付けられた。しっかり取り付けたことにより、グッと押し付けられる。そうすることで、焦げるまで温度を上げなくても印字できるようになった。これは、ソリッドバーにも応用できる。深く文字を彫り込めば、焼き印だけでなく打刻も可能となる。昨晩、試し焼きした板を見ながら、なぜ3文字の焼けに差ができるか考えた。すると、あることに思い当たった。そこを対...さらに修正

  • 判の修正

    画像の数字は、押した順番である。はっきり印字できるように、すこし強めに過熱した。mが文字の形状、それとも位置のためなのか、KとRに比べ強く焼きが入る。KとRを縮小し、mをスリムに削ったのだが、押した結果はあまり変わらない。温度を低くした方が文字がきれいで好きなのだが、3字揃って印字するのが難しい。やはり、ハンダごてを使った方が、安定して印字できるのかもしれない。さらに手を加えるか、これで良しとするか…mは、形自体がいまいちなので、手を加えるより作り直した方が良い。そこまでやる必要もないので、あと少し修正して良しとしよう。判の修正

  • 焼き印

    今更ではあるが、焼き印を作ってみた。真鍮の板を曲げ文字を作り、Kはパーツ2個、mは1個、Rは3個、ロウ付けした。バーナーで焼けば、ロウが溶けてバラバラになるが、ガスコンロの熱ぐらいなら大丈夫だ。板を丁寧にカンナ掛けし、判面をヤスリで均せばもっとキレイに押せると思う。当初、ハンダゴテに取り付けて使う予定だった。しかし、手持ちのコテでは熱量が足りず、いくら待っても焼き印にならない。木ではなく革に押すのなら、何とかいけるかもしれない。今回は、板厚1㎜を使ったが、想定以上に硬くて思うように曲げられなかった。もうひとつ薄い物にすれば、もっと楽に文字が作れたと思う。また、文字の細かなデザインの再現も難しく、何度直してもmは変テコだし。押し方も慣れが必要で、押し始めうまく行かないので、何度か捨て印が必要だ。ま、製作日数...焼き印

  • 完成…ではない、まだ仮巻き

    始めたら早いというか、雑というか…選んだ目貫には厚みがあり、にその上で柄糸をねじって(実際は折って)クロスさせる。それにより更に厚みが出ることは、試し巻をする前に予想していた。既製品の柄を作った職人が、折り目を固定するためボンドを使っていて、その跡が残ってしまった。巻き直すと位置が異なってくるので、ボンドの跡が表に出てしまう。しばらく使ってるうちに取れると思うので、気にしない。それより目貫の所だ、『また削り直しか?いや、全部巻いてみないと判断できない。』そこで、菱紙も入れて、このまま使えるように全体を巻いて、刀にセットし何度も振った。仮想の敵を何人も斬ったが、全く違和感なく握りの良いアクセントになっている。こういうことが、モノ作りの面白さというか醍醐味だ。ロッドビルドでは新たな試みをするとき、異なったテー...完成…ではない、まだ仮巻き

  • 柄製作 進捗状況

    物斬りはしないが、強度は確保する必要がある。また、せっかく作るのだから、持った感触と見た目のバランスにはこだわりたい。一度柄糸をまいて感触とバランスを確め、解いて下地を削り直した。ほんの数ミリの違いが、握り心地や見た目の大きな差となって現れる。同じ様なことは、ロッドビルドのテーパー設定や、グリップのデザインでイヤというほど経験している。とても奥が深く、興味深い世界(ハマったら抜け出せない沼)である。新しい革製柄糸も発注済みだが、前のヤツが使えそう。絹糸なら在庫があるが、今回は肥後の革糸巻きにしたい。長さは、さすがに七寸はやめて、八寸弱にした。八寸といえば、九州の川でこのサイズのヤマメ、アマゴが釣れると、まあいい釣りができたと満足できるサイズだ。九州では20年以上住んでて、結局泣き尺止まり。でも、隣の山口で...柄製作進捗状況

  • 柄下地

    今付けている柄は、パーツで買うより完成品の方が安いという不思議な価格設定である。だから、しばらく使って飽きたら、バラしてパーツだけ再使用し作り替えるのもアリなのだ。サメは短冊なので、親粒付きの巻きに代える。目貫は、手持ちの時代物を使う。柄糸も、全体を短くするので再使用できるかな、と思う。勿論、大切なのは、強度、そして、持った時の感触である。日本刀の弱点の一つとして、柄回りが挙げられる。物斬りに特化した現代刀なら、茎が長いものもある。だが、江戸以前の刀の場合、多くは柄の半分くらいの長さしかない。ゆえに、流派にもよるだろうが、竹刀のように両手の間を開けて持つことはしない。強度については、下地がプラスチックの摸造刀を振る人がいるが、これは危険だと思う。ま、急ぐ必要はないので、じっくりやる。とか言いながら、下地の...柄下地

  • 2023/04/10

    一応拵えが完成した。下段の拵えは、刀身と金物以外はほぼ自作である。それに対して、上段は刀身以外ほぼ既製品だ。反りが合わないという表現があるが、これは正に刀剣用語で、どんなに素晴らしい拵えでも、合わなければ刀を納められない。1.4と1.9㎝の二振の、鞘を差し替えたら、絶対に入らない。二振りとも、武器として使うことは絶対ないし、物斬りもしないが、使えるようにはしておく。いろんな意味で、どうバランスをとるかは難しいところだ。で、今回の一振りは、サイズ的には誂えたような物が手に入った。武用刀として強度等問題ない。ただ、柄だけは、私なりのこだわりがあるので、数年後自作することになるだろう。2023/04/10

  • 刀剣

    刃渡り2尺2寸5分刀身のみ656.6g反り1.4㎝重ね、幅ともに尋常。以前からある一口に比べ軽い。良くは分からないが、全体の体配からして江戸中期くらいの物か。もしかする、ともう少し古いかもしれない。拵えは肥後で制作中。物斬りには使わない。時々形を抜くくらい。刀剣

  • 今日のネコ

    今のお気に入りは、冷凍庫の上だ。真上にエアコンがあり、とても暖かい。コロコロしたり…毛繕いしたり…まったりしたり…気ままなネコの時間だ。今日のネコ

  • 漆塗り

    中古の胴を安く入手したので、いろいろいじってみた。いつぐらいの物かわからないが、胸、胴台ともにかなりがっちり作ってある。特に胸は、今どきの物よりかなりしっかりしている。全体的に奇麗なのだが、中央付近に深めの傷が数本ついていた。打たれ傷もあるが、コンパウンドで軽く磨けば取れる程度。塗装するには、余計な物は取り外すのが基本だが、外さずに塗ってみた。裏の朱漆はあまり劣化してなく、剥がすのにちょっと手間がかかった。表は黒呂で3回、塗って研いで磨いて、裏は拭き漆2回で、完成。冬場は気温が低いため、漆塗りには適さないと聞いたが、室内で必要な湿度を保てば問題なく硬化し、あまり日を置くことなく次の作業に移ることができた。前から欲しかった、波千鳥のデザインの胴が手に入った。この胴は、稽古用として普段に使う予定である。酷使し...漆塗り

  • こたつ

    出して数日間は中にいたが、まだちょっと熱いのか入らなくなった。時々出てきては、水をガブ飲みしていた。その代わり、上に乗っかるようになった。天板はないので、この部分もホカホカだ。上でも中でも、どっちでも、そこがその時一番良いところだ。こたつ

  • 秩父三社参拝

    三峰神社は、以前参拝している。今回は、残りの二社に参拝した。宝登山神社は、色鮮やかな拝殿があり、更に登ったところに奥宮がある。ロープウェイで行けるので、階段を登るのは十分程か。未だ昼前だったので、秩父神社に行くことにした。こちらの神社は、残念ながら工事中のため足場が組んであり、隙間から社殿を覗くしかなかった。左甚五郎作の彫刻はかろうじて見ることが出来た。秩父三社参拝

  • モミモミ

    ソファーの上に畳んである毛布をじーっと見ていた。これは!と思い、毛布をクチャクチャにしてみた。思った通り、ピョンと飛び乗りモミモミし始めた。10分程、焦点の定まらない虚ろな目でモミモミ。そして、満足したのか、我に返った表情になると、降りていった。キチンと畳んだヤツではダメなようだ。モミモミ

  • 竹刀

    これからの季節、竹刀は袋に入れておかないと、必要以上に乾燥して割れやすくなる。九州よりも、関東の冬は湿度がグッと低いようなので、注意が必要だ。私の使っている安価な竹刀は、苛性ソーダにドブ漬けして油抜きしていると思う。この時の温度や時間を間違えると、パッサパサで脆く使い物にならない竹になる。自然乾燥で2年、直火かヒートガンで油抜きした竹とは比べ物にならない。国産真竹の竹刀が欲しいところだが、予算の関係でなかなか難しい。桂竹の竹刀が劣るということではないが、国産真竹の竹刀には何か憧れみたいなものがある。現役の頃は、普通に真竹の竹刀を使っていた。(自分で買ったのではなく、親に買ってもらってたので)以前ホームセンターで入手した桂竹は、軽くてトンキンとは異なる素晴らしいアクションのロッドになった。また、桂竹の方が真...竹刀

  • 胸取り付け―樹脂胴編

    綴じ紐の劣化のため取り外していた胸を、取り付けた。前回の竹胴に比べ、呆気ないくらい簡単だった。理由は、元々の胸を再利用したので、綴じ穴の位置合わせの必要がないことである。隣でネコが色々とお手伝いしてくれたが、サクサク作業出来た。綴じ紐を木槌で叩いて密着させ、軽くカシューを塗って完成だ。漆もカシューも植物由来の塗料で、似ている点もあるが、やはり違うと思う。漆は、手間がかかるし扱いにくいが、硬く強い感じがする。カシューの方は、粘りがある感じだが、水研ぎするには、夏でも4日は必要だ。また、試したことはないが、それぞれ相性が良くないらしい。つまり、カシューの上に漆は乗らないらしく、その逆もまた…近いうち、前に作った延べ竿で、試そうと思っている。延べ竿はガイドがないので、塗るも剥がすもやりやすい。クリックしてね胸取り付け―樹脂胴編

  • 猛暑

    台風が来る前の数日間は、とにかく暑かった。剣道の稽古なんて行った日には、剣道着が搾れるくらい汗をかく。お陰で、稽古後のビールの何と旨いこと…我が家のネコは、ご覧の通り長毛種。ゆえに暑さに弱いらしく、室温管理は欠かせない。試しに氷を与えてみたら、美味しそうにペロペロなめていた。猛暑

  • 何とか完成

    胴台に胸を綴じて完成。胸の取り付けには、苦労した。キレイにはできず、アラだらけになってしまった。胴台に合わせ胸に穴を開けて革紐で綴じるだけなのだが、それが難しいのだ。強度的には全く問題ないので、当分このまま使う。せっかく取付けたのであるし、勿体ないので数年は使おう。実は、好みのデザインが、価格等の問題で手に入らなかった。急ぐ必要は全くないので、じっくり探そうと思う。若い頃は、時間をかけて物事をやるのは、大の苦手だった。今でも、エイヤッとやってしまう性格は変わりない。でも、だいぶ大人になった、と自分では思う。と言うより、年を取っただけなのか。胴台を竹で組むなんて、絶対にやりません。良質な真竹が手に入れば、竹刀と…なんて、決して考えてません。クリックしてね何とか完成

  • 仕上げ

    2種類のコンパウンドで仕上げた。バフ掛けすれば鏡面仕上げ出来るが、調度品ではなく道具なのでやらない。稽古で使って、打たれてキズが付く物なのだから。大昔、キズの入ったクランクケース等を、鏡面仕上げして遊んだものだ。ダイナモカバーの灰皿は良かった。下地の処理がテキトーだと、上擦り漆の透明度が高いので、透けてしまう。濃い色で塗りつぶすなら、下地のアラは隠せるが、透き系の塗料ではそうは行かない。また漆を遣る機会があれば、この点に注意しなければいけない。撮影しようとスマホを構えていると、やって来ました、チョッカイ出しに。ここまで来て、爪研ぎなどされたらたまらないので、即撤収!クリックしてね仕上げ

  • 漆塗り

    当初、表はそのままで行くつもりだった。でも、よく見ると、少々赤みが強く、もうちょっと深みが欲しいし、斑な感じにもしたい。それに、漆も余ってる…という事で、ひと塗りすることにした。で、画像は、仕上げ塗り前の水研ぎをしているところである。ペーパーの番手を上げて、さらに水研ぎをする。このままコンパウンドで磨いて、仕上げても良いが、最後の上擦り漆をしようと思う。実は、仕上げ用の漆も既に手元にあったりする。ロッドの漆塗りは経験があるが、このような広い面積は始めてなので、色々と勉強になった。塗りは、手間を惜しまずじっくり丁寧にやる以外ない。そのため、最も苦手な作業ではある。クリックしてね漆塗り

  • 剣道具

    ランディングネットをやっていたのだが、急にこっちの方をやりたくなってしまった。未使用品だが、古い物なので、一通りメンテナンスしてから組もうと思う。ひび割れや歪み、ガタつきはない。ただ、何年使えるか分からないし、自分自身も、あと何年できるかわからない。そのため高価なパーツは使わずに、質素で品良くまとめたい。かつては派手な飾りが主流だったが、今はシンプルなデザインの方がが好まれる。表は、特にイジル必要がないので、軽く磨くくらい。磨いて艶が出なければ、薄く塗装すれば十分だろう。裏は、先ずはサンドぺーパーで軽く剥いて、ロッドに使っている塗料で竹を保護し、拭き漆だな。クリックしてね剣道具

  • ネット

    愛用のを失くしてしまい、新たに作ることにした。ネットは、ポンタさん作を含め、四本持ってる。でも、大きさ、デザインetc.魚と一緒に画像に残すには、自作の物でないといけない。フレーム成型が済み、乾燥すれば接着する。先ずは木を二枚↓、次に竹を接着する。竹を使わなければ、三枚一気に行けるのだが、私の腕では無理。次の工程は、竹フレームを成型・接着、そしてグリップ周りの成型だ。今1センチ幅くらいで割ってあるのは、トンキンだけだが、トンキンを↑の形に成型する自信がない。真竹か佳竹を新たに割るしかなかろう。割るからには、ロッドも作らんといけん…で、肝心の網はどうする?編むのは前に散々やったので、もう止めにしておく。市販の物の方が、断然見映えが良いし。クリックしてねネット

  • 集塵システム-改

    スチール缶を買ってきた。初めからこれにすれば良かったのだ。蓋に穴を開けて、と考えたところで、"プラのヤツをスチールに突っ込んだらどうよ?"と心の声が…試したところ、全く問題なく使える。しばらく使ってみて、何か不都合でも起きたらやることにした。面倒なので…クリックしてね集塵システム-改

  • 3年ぶりかな

    家から近い河川は、どうも釣れないらしい。いろんな所を調べたが、良い情報は、得られなかった。こうなったら、目ぼしい所を叩いてみるしかない!ということで、久し振りに出撃した。昨日の雨にもかかわらず、水量は多くないようだ。30度近い気温もあって、厳しい状況が予想される。でもそんなのは想定内、とにかく釣るだけだ。こんなサイズのカワムツを、数え切れない位釣った。少しすると、ヤマメらしい反応が見られだした。明らかにカワムツとはフライに対する出方が違う。ビシッと合わせないと釣れないのは、九州でも関東でも同じ。岩陰から5寸程のヤマメが出るも乗らず、クソッ!ギラッと光る体側には、明らかにパーマークがあった。これは絶対釣って、ヤマメがいることを確認しなければならない。九州で鍛えた、イヤらしいポイント攻めで出ました。チビでもヤマメは...3年ぶりかな

  • サイクロン

    集塵システムをやってみた。白い方に掃除機、青い方にカンナを接続する。サイクロンの取り付けは、蓋の内側にパッキンをかましてある。試しに削ってみると、鉋屑はほぼバケツに落ちて、掃除機の方にはほとんど行かない。これはもう、想定通り、大成功と思った。しかし、調子に乗って削っていると、何か詰まった様な音が…すると突然、白いバケツが…バコッ!ハデな音を立てて潰れてしまった。慌ててスイッチを切り、何が起こったかを確かめることに。サイクロンのパイプは、掃除機や集塵ダクトの径よりもかなり細くなっている。そこを無理やり繋いだので、つなぎ目の内部が少し変形し、鉋屑がそこで詰ってしまったのだ。また、掃除機の吸引力が強く、最弱にしないと、詰りがなくとも変形しそうだ。材料費をケチって、安い樹脂製にしたことが間違いだった。先日、しっかりした...サイクロン

  • 木彫

    彫ったのは、50年近く前のこと。家にあった専門書を見ながら、その辺にあった木材を彫ったものだ。信仰ではなく、仏教美術の習作として"彫った"。この仏頭も同様である。二つとも作りかけで、完成していない。飽きてしまったか、他の事で忙しくなったか理由は覚えていない。当時、心のどこかに美術系に進みたい気持ちはあったが、そうする勇気はなかった。今更だが、もう少し形になるまで手を加えておこう。こういう物だけに、家族には、宗教的な物ではないので、普通に処分してよいと言っておかないといけない。木彫

  • 痩せすぎ

    先日動物病院で診てもらったときに言われた。食に対する執着があまりなく、ご飯も残すことが多い。飽きないよう、色んなフードを食べさせて、それでも体重が増えなければまた診てみましょうとのことだった。元気にしてるので、あまり気にしてなかったが、体の大きさの割には体重が少ないのは確か。このところ、私の都合で不規則な生活をさせてしまったことは確かだ。何がコイツにとって大切かを、しっかり考えて育てて行かなければならない。痩せすぎ

  • お気に入り

    この種のネコは、ベタベタ触れられるのは苦手らしい。抱っこや膝の上よりも、傍でじっとしている方を好むらしい。でも、鍋に入るとくつろぐのか、すぐウトウトしてしまう。そうすると、普段あまり触らせてくれない肉球が、触り放題なのだ。モミモミすると、気持ちよさそうにしている。目がトローンとなって、しまいにはこんな格好で鍋に納まってしまう。お気に入り

  • 白き山

    暗いのでわかりにくいが、雪を冠している。周囲の山々にも雪が残る。もう五月中旬になるが、渓には雪代が入り、釣りはまだ厳しいかもしれない。時と共にいろんなことが変わり、失われていく。でも、故郷の山々は変わらない。無言の教えとしてそこにある。白き山

  • ロッドテスト

    近くに釣り堀があったので、昨年作ったロッドのテストに行ってみた。管釣り用のフライなど、もう何年も巻いてないので、釣果は期待できない。でも、フライを結んで、魚のいる所に投げてみたかった。#4の乗りがグリップからハッキリと伝わり、投げていてとても気持ち良いロッドになった。ラフフォームを仕上げて、更なる進化形を作ろう。素材はやはりコンポジットだな。リールシートが仮止めのままで、危うくリールをポンドに落とすところだった。このリール復刻版が限定で出たが、恐ろしく高価でとても手が出ない。また、このデザインで新品て、なんか違うような気もする。クリックしてねロッドテスト

  • ネコ鍋

    誕生日のお祝いに買ってもらった。ヒンヤリして、キモチイイらしい。また、ナベの丸い形が体にフィットするようだ。ネコ鍋

  • ラフ・フォーム

    製作時間約一時間。ホームセンターで材料を選びながら、大体の構造を頭に描く。一気に作ってしまうのは、いつも通り。プッシュ・プル、溝はまだだが、片面90°裏面60°にする予定。なぜこんな物を作った?それは、下の画像の工具を導入するためだ。ホームセンターで本体のみで50%オフ、旧型だがこの安さはないぞと逝ってしまった。手持ちのインパクトのバッテリーが使えるので、本体だけで大丈夫。実は、今時の電動工具は、本体よりもバッテリーの方が高価なのだ。充電式でも大丈夫なの?別に家を建てるわけではないので、コードレスの方が格段に使いやすい。以前購入したAC式は、リサイクルショップに。本当は14.4ⅴのヤツが欲しかったが、廃盤になるのとバッテリーの問題で18ⅴに。試しに削ってみて、カンナ屑の多さにあらためて対策の必要を感じた。九州で...ラフ・フォーム

  • 板蕎麦

    用があり、帰省すると、久しぶりの大雪で、辺りは真っ白だった。jr.君は雪景色を、子供の様に夢中で撮影していた。用が済み、久々に板蕎麦を食べたが、その店は昔は不味かったのにかなり美味しくなっていた。帰りにスーパーに寄り、お土産を選んでいると、或物が目に止まった。"これ、好きだったよね"と妻に言われた時、言葉をなくしてしまった。ただの漬け物なのに、涙がでそうになり、悲しい思い出がその味に加えられた。板蕎麦

  • 2022年

    謹賀新年2022年

  • ガイドラップと樹脂コート

    生成りのシルクでラッピングし、樹脂コートするとほぼ透明になる。久し振りにグリップの部分を、シグネチャーラップ風にしてみた。苦手だけど…樹脂コート1回目も終了。2回目やるか否かは、気分次第で…多分やらないで、仕上げの塗装で完成にすると思う。完成したら、渓は既に禁漁なので、管釣りで試してみよう。九重フィッシングリゾートでは、ほぼ渓流仕様のスーパーフライを使っていた。なので、管釣り用のフライなんて、もう何年も巻いてない。三十数年前に創った、あのバカ釣れフライを巻いてみよう。条件悪い時に特に釣れるので、『どんなフライを使ってるか見せてください』とよく聞かれたものだ。今でもまだ通用するだろうか?クリックしてねガイドラップと樹脂コート

  • 防水とガイド取り付け

    当初の想定より、よいロッドになりそうだ。久しぶりであり、かなり急いで作ったため、あまり期待していなかった。でも、グリップ、リールシートそしてリールをセットして軽く振るとかなり良い。もう少し質の高いパーツを付けようかとも思ったが、やはりこのままでいく。もう一段細めのティップをセットすれば#3ラインも十分行ける。そうすれば、#3から#5をストレスなく投げられるだろう。このままでも#4は、かなり良いアクションになるに違いない。近いうちに是非削っておこうと思う。さて、作業としては、まず防水処理の2回目、次にガイドの位置決めだ。画像のガイドは、フットのバリ取りなどの下拵えを済ませてある。ガイドの配置は、ロッドの長さ、フェルールとの位置関係を見て決める。場合によっては、ガイド数の変更もあり得る。更に、新規テーパーの場合、ガ...防水とガイド取り付け

  • 久々の竿作り

    パーツがないわけではないのだが、使う予定のないロッドから外して再利用する。接着はまだ、このチープな組合せには何とも言えない味がある。FFが、まだ一般的なものでなかった頃のタックルのイメージだ。完成したら管釣りで使ってみよう。パーツ取りにしたほぼ3,000円ロッドは、2〜3回振ってそのまんま、作ったことさえ忘れていた。パーツをはずしたら、延べ竿にして近所の川でハヤ釣りでにも使ってみよう。さて、今シーズンも、釣りに行かないまま終わりそうだ。こうなったら、来年に備え、情報収集しておこう。このところ魚ではなく、時間があればこいつ↓と遊んでいる。やっぱりネコ、ダンボールが大好き。4キロちょっと、長毛ゆえ太って見えるがスリム、でもかなりドンくさい。遊んで欲しい時以外は、あまり干渉して欲しくないようだ。また、滅多に鳴かない。久々の竿作り

  • ラッピング

    この段階でフェルールの嵌合の様子が判る。ラッピングする前は、弛いくらいにしておく。糸を巻くことで、フェルールはかなり締まる。カーボングラファイトも、緩くなったフェルールのラッピングをやり直せば、大抵は復活する。練習用のカーボン#5も、何度か巻きなおしている。そう言えばあの竿は、ガイドもグリップも換えてた。フェルールの樹脂コートは、1回目が終わり硬化待ち。何回塗るかは、その時の季節と気分次第で。シーズン中のテストロッドは、ガイドラップの時にもう一度重ねて、即実釣がほとんど。クリックしてねラッピング

  • 防水処理(下塗り)

    タイトルとは関係ないが、わが家のやんちゃボーズ。寒いのに水遊びが好き、ま、そのうち飽きると思うが。生後半年ちょと、まだ子猫だが、既に野良の小柄な成猫くらいの大きさがある。さて、防水処理として下塗りをした。使っている塗料は、何度も拭き塗りすると、拭き漆の様な感じになる。面倒なので、今はやってない。十数年前に作ったロッドにこの塗料を使ったが、全く劣化していない。竹フェルールには、特に防水処理が大切で、表面だけでなく内部に浸透する塗料が望ましい。フェルールに塗るときは、ドブ漬けする。数日置いて、フェルール部をラッピング、樹脂コートすれば、ブランクの完成だ。これで何とか年内で収まり、2020年製作になる。ほぼ3,000円ロッドと、ライトウェイトのフルコピーの組み合わせ。いかにもチープなこのセットが最高だ。なんとこのリー...防水処理(下塗り)

  • フェルール整形

    鑢でゴシゴシ削って形を整える。もう少し余分な肉を削ぎ落としたら、竹フェルールの完成だ。これまで何年も、過酷な実釣試験を行ってきたが、まだフェルール関連のトラブルは起きていない。勿論、抜けなくなることはあるが、それは金属フェルールでも同様に起こる。しばらく置いて乾燥させれば、普通に抜ける。テープでぐるぐる巻いているだけだが、この状態でも軽くなら振って問題ない。フェルールの中空部分の糊しろは、1ミリもない。それだけで、曲がりや、キャスティングでロッドにかかる力を受けているのか?いや、そうではなく、フェルール全体をスレッドでラッピングし、樹脂コートしている。そうすることで、飛躍的に強度が増し、強さは金属と遜色ないものになる。しかし、竹フェルールの一番の利点は、ロッドブランクとの一体感だろう。振った時の、まるで繋ぎ目の...フェルール整形

  • フェルール取り付け

    フェルールが付くと、ブランクの完成はもうすぐだ。振りたいのはやまやまだが、接着剤が完全に硬化するまで、繋ぐのは厳禁だ。当たり前の事だが、抜けなくなって1ピースロッドになってしまう。フェルールは、一体型と後づけ型がある。修理のし易さ等々から、後づけ型を採用している。とは言え、セクションをブランクごと作り直すなんてなると、2ヶ所の嵌合調整が必要となり難易度の高いものになる。ね、番長!画像には4本あるが、それはテーパーを変えて削ったセカンドティップだ。ティップは、一本はトルク重視、もう一方は抜け重視で作ってみた。果たして、想定どおりになるのか?この一連の制作で、5本削ったので、あと1本削ればロッド2本分になる。勿論そうしてもよいのだが、面白味がないのでやらない。この竹はやはり相当良いロッドになる。テイップを換えれば、...フェルール取り付け

  • セカンド・バット

    一気に接着までやった。フェルールの接着、嵌合調整をすればブランクの完成だ。削ってみて感じるが、この竹、硬いがかなり良い。だが、割れ、傷、そして染みが多く、おそらく2~3年物だろう。それゆえ使えない部分があり、一本から作れるロッドの本数も限られる。ボツになったバットに合わせるのに残りを使うのは、何か勿体ない。9'くらいの延べ竿を、細目のテーパーで作ったら、面白い竿になるに違いない。コロナと、武道場の改修工事の関係でひと月くらい稽古が出来なくなった。そこで、その代わりと言ったら何だが、集中的にロッドを作ってみようと思う。管釣り用1~2本、#3用2本も作れば、残りの人生、ロッドで困ることはないだろう。手持ちのロッドのうち10本以上は、もう何年も使っていない。良く使う好みの#3~4ロッドの進化型を、何本か作っておけば、...セカンド・バット

  • 一本に繋いでみる

    一日たったので、バインディングを解いて、余分な接着剤を削ぎ落とした。フェルールを所定の長さで用意し、一本に繋いでみた。表面は硬化していても、中はまだなので(圧締1時間以上、工作は1日以降)、振るのは厳禁だ。それでも、バットが想定外に硬いのがわかる。こうなることはある程度予想し、テーパー設定を途中で変更したが、それでも十分ではなかったようだ。しばらく竿作りをサボっているうちに、ウデが鈍ったか…このバットは、また別のロッドで使うことにして、作り直すことにした。材料の構成を変え、ミッド用のスプリットを3本混ぜて作ってみよう。ティップは、設定を変えて複数作り、最適な物を選ぶなんてのは時々やる。多くの場合、選ばれなかったものはセカンドティップになる。ロッドアクションは好みの問題なので、オーナーに”セカンドの方が好き”と言...一本に繋いでみる

  • ホロー加工

    刃物を使う作業はほぼ終わった。後は、フェルール取り付けの時ちょっと使うだけだ。注文していた接着剤は、明日あたり届く。ここまで来ると、早く繋いで振ってみたくなる。今週中には、ブランクは出来そうだ。パーツを取り付け全対が完成するのはまだ先だが、ブランクの完成が年内になるので2020年製作にしておこう。クリックしてねホロー加工

  • ファイナル終了

    途中でのテーパー設定変更があり多少手間取ったが、無事削り終えた。次は、ホロー加工と接着の行程だ。さらに、バンブーフェルールを製作し取り付ければ、ブランクが完成する。何度も書いているが、この一連の工程で、最も緊張するのが接着だ。接着剤の性能は驚くほどで、ロッドティップなど、対面幅は2ミリに満たない。接着面など極僅かなのに、あれだけ曲げても剥離しないのだ。新しく作った作業台は、なかなか使いやすい。画像では分かりにくいが、天板とフォームを乗せてる板の間が、ちょっとした工具置きにできて便利だ。また、この高さだと、立っても、座ってでも作業ができる。ファイナル終了

  • ファイナルプレーン

    バットセクションが、終わった。これまで削ってきたなかで、1〜2番の硬さの竹だ。とにかく硬くて大変だった。このままだと、仕上がりのアクションも、予定とは違ってくるかもしれない。断面を見ると、ファイバーで真っ黒だ。六片合わせて様子を見た結果、テーパー設定を変更して削り直した。竹は生ではロッドとして使えないので、焼き入れが必要になる。節回りは、曲がり直し、節伸ばし、焼き入れと、何度も加熱することになる。しかし、竹は加熱しすぎると、急激に脆くなる。作業の効率化と焼き過ぎ防止のため、焼き入れ温度まで加熱するのは一度限りにしている。その代わり、仕上げ削りの時、フォームに乗せてから補助的にヒートガンを使っている。焼き入れは、ロッドビルドにおいて極めて重要な作業である。テーパー設定と並んで、ロッドアクションに大きな影響を与える...ファイナルプレーン

  • 作業台改良

    強度的には問題ないが、脚に足があたるとずれる。こうすることで、左右の脚が固定され、天板が落下するなんて心配は、ほぼなくなる。実は、材料は既に買っていて、使わず置いておくのが邪魔だったのだ。作業のついでに、天板に取手を付けた。そんなに重いものではないが、板は意外に持ちにくいのだ。竿の製作は、スクレッピングまで進めた。ラフプレーンでかなり錆は落ちたが、一応面を整えて、いよいよファイナルプレーンだ。作業台改良

  • ラフ・プレーン

    ザックリと、荒削りをやった。今回は、何時もとは違ったやり方をしてみた。先日、リサイクルショップを見ていると、程度の良い電動かんなが格安で出ていたのだ。竿作りに使えるかもと購入。ティップとミドルは細くて怖いので、バットだけやってみた。すると、6本分が、あっという間に削り終わってしまった。フォームの上で削っても良いのだが、何か適当な治具を作ればかなり使えそう。ミーリングマシンは高価で手が出せないが、これならいける。ムクのアルミバーがあるので、それで作っても良いし、板に溝を彫ったヤツでも十分だと思う。ただ、削りカスが飛ばないよう何らかの対策が必要。ラフ・プレーン

  • フォーム

    竿作りには欠かせない道具だが、ずっと放置していた。表面に錆が浮いているところはあるが、思った程ではなかった。刀に使っている防錆油で、手入れしておこう。こうやって道具を並べてみると、ついに再開したんだという感じがしてくる。次はラフプレーンと火入れ、行ってみるか。フォーム

  • 竿作り再開

    久し振りに竹を割った。サクッと無駄を出さずに割ることができた。苦労して覚えたものは、そう簡単には忘れないものだ。ネコ釣り用にするブランクの切れ端を見ていて、竹が削りたくて堪らなくなった。ネコ用とともに、来季用のロッドをやってみようと思う。少し長めの#3〜4がいいな。テンカラ風延べ竿は、グリップのコルクが高価なので、お預けだ。竿作り再開

  • 完成

    折り畳んだ状態がこれ。腰痛のため、手前の箱にクッションを敷いて、座って作業する。一応完成だが、細かなところは、使いながら調整していく。手前の箱は、昔ベッドをもらったとき、手作したヤツをバラして作ったもの。引越しの時処分されかかったが、かれこれ30年以上使っている。マテリアル入れから、Jr.君のオモチャ箱になり、また私に戻って来た。見てくれは悪いが、頑丈に作ってある。作業台の足は、流行りのソーホース・ブラケットを使ってみた。簡単に作れ、足が4本あるのでガタつきもなく、作業台として十分使える。天板は消耗品なので、高価な板は使わない。先ずはネコ釣りロッド製作だか、山ほどある使わなくなったテストロッドを流用してみるかな。‟コレだ‟というフライのイメージは出来ている。ヤマメ、アマゴ用スーパー・フライ以上に釣れるはずだ。完成

  • 作業台

    ロッド製作、剣道関係の道具の手入れなどの作業に欠かせないのが、画像のこれ。これがなかったため、このプレーンニングフォームは、九州から引越したときのままだ。何にでも興味津々、手を出すこいつ↑の前では、道具など絶対に広げられない。リフォームもひと段落したので、安全に作業できる場所と台の確保を図った。また、作るならば、安く、製作が簡単で、折り畳める物を、と考えていた。これさえあれば、これも不自由なく手入れが可能だ。白鞘の作製にもようやく着手できる。その前に、ずっと放置してある酷使したロッド(画像の左の5本)の修理が先かな。作業台は一応完成はしたが、台とイスの高さのバランスがまだ決まってないので、使いながら調整しようと思う。作業台

  • 2020年シーズン禁漁

    今シーズンは、釣果ゼロ!て言うか、釣りに行ってない!こんなの何年ぶり?前半の最も良い時期は、引越しと、リフォームで終わってしまった。そして、コロナの騒動があった。そろそろ川に呼ばれ始めた頃、とても手のかかるヤツが我が家にやって来た。リフォームも、ほとんどこいつのためにしたようなものだ!亀の経験から、だいぶ悩んだが、家族の気持ちはネコを飼うことで決まっていた。自分の年令のこともあり、一度は子猫ではなく成猫を貰ってきた。しかし、元の飼い主が猫がいなくなった喪失感から体調を壊してしまい、何とか返して欲しいと懇願され…覚悟を決めて、家族としてわが家に迎えたのに。当の猫も、最初の数日は文字通り借りてきた猫だった。でも、ある日を境にここが新たな自分の家と心に決めたようだった。悩んだ末、元の飼い主に返すことにした。そこで、迎...2020年シーズン禁漁

  • 刀剣

    上は真剣ではなく切れないが、稽古のための強度は十分。鞘を払って900ℊ弱、真剣とあまり変わらない。振った感じもほぼ同じだが、樋が切ってあるのでヒュンと鳴りやすい。抜刀納刀にはやはり、こちらの方が気が楽だ。もちろん、真剣でキチンとできなければいけないのは当然だ。それからもう一つ、錆びないのがいい。こちらは真剣、当然登録済み。観賞用の研ぎではないが普通に切れる。長さはそれほどでもないが、重ねが厚く幅が広い迫力ある刀身だ。地肌が美しく、しばし見入ってしまう。目的を極めた美しさゆえ、この平和な世でも武器ではなく美術品として存在が認められる。マクロレンズがあったのを思い出し、引っ張り出して撮ってみた。この様な鍛え肌が全体についている。兄曰く、研ぎに出せばもっと見栄えがするはずだと。でも、とてもそんな余裕はございません…こ...刀剣

  • 2020/07/31

    長かった梅雨がようやく開けそうだ。日本全国、異常とも思える大雨による被害で、大変なことになっている。新型コロナの感染拡大、気候変動、そして、米中対立と、世界はどうなってしまうのだろうと不安になってしまう。しかし、こんな時こそ、情報に惑わされず、物事の本質を見極める事が大切だと思う。さて、久し振りに刀の手入れをした。緩みが出始めた鯉口を調整し、油を塗り替えたのだ。緩みは、剣道の稽古が暫く出来なかったので、刀で素振りをしていたためだ。しっかりと、気持ちを込めて刀を振るのは中々良いものだ。今シーズンは、何か釣に行く気になれないので、竹刀の修理、白鞘作り、来季用のロッドをやろうと思っている。2020/07/31

  • また引越

    候補地は色々考えたのだが、結局近所に、でも引越費用はあまり安くならなかった。折角なので、いろいろリフォームしている。まずは、畳を撤去しフローリングに張り替えて、床の塗装し、襖を板張りにした。フローリングと床の塗装は経験があるので、サクサク出来た。それに比べ、何度やっても上手く出来ないのが、襖と壁紙!まだまだやりたいことはたくさんある…でも、そろそろ川が私を呼んでいるし、竿も作りたい。後はボチボチやることにしよう。まずは、近所の渓をリサーチするぞ!また引越

  • もうすぐ2月

    解禁に向けた準備を始める時期だ。もうすぐ2月

  • 2020/01/01

    2020新春2020/01/01

  • 竹竿屋の竹刀

    竹竿屋だからと言って、竹刀に特別な拘りがあるかといえば、そんなもの何もなくごく普通の市販のヤツを使っている。現役の頃は、何かとカッコ付けたがる年頃だったこともあり、好みの竹刀を求め遠くまで買いに行ったものだ。数十年たった今は、竹刀はあればそれで良いというくらいの感覚で、テキトーに選んだのを使っている。しかし、稽古でお世話になっている先生方を見ていると、皆さん竹刀には拘りがあるようだ。例えば、あるご高齢の先生は、体力に合わせ女子用のを使っていたり、柄革の長さを好みに合わせ調整してたり、小判型、柄太などなどを使っていたりだ。私といえば、一本の竹刀を結構長く使っている。確かに、現役時代比べ、稽古の頻度ははるかに低いし、無駄打ちをしないし(体力の関係でできない)。また、竹の取扱いには一応のノウハウは持っているので、割れ...竹竿屋の竹刀

  • 空が澄んできた

    居間のカーテンを開けさえすれば見られる。デジタル一眼で撮れば、さらに奇麗なのだろうが、遅入の奥底、どこにあるかよくわからない…もっとも気温の下がる時期までには探しておこう。空が澄んできた

  • 2019/10/23

    雨があがり、青空が広がった。そして、遥か彼方に臨む富士山の頂には雪が。2019/10/23

  • あれっ!

    何やら派手なのが一つ、そして、地味なのがもう一つ。ハガキ大のカードが二枚。ウーム、一体、これは何なのだろう?あれっ!

  • 2019/09/23

    夜、雨がパラついていた。お弁当を持ってピクニックの予定だったが…雨はパラパラ降ったが、大したことなかなった。また何日か、夏日になるそうだ。2019/09/23

  • 故郷

    田圃の稲が、黄金に色づき、まさに秋祭り。傍らでは御輿の準備が進められているが、担ぎ手不足はいかんともしがたく、トラックに乗せられていた。この大木も健在。かつてはフクロウがついていたそうだ。故郷

  • 台風一過

    夏は大気が淀み、あまり見えないそうだ。台風が、濁った空気を吹き飛ばしたのだろう。冬には、雪を頂いた姿が観られるとのこと。台風一過

  • チョコット観光

    家族と何となく、ふらっと行ってみた。江戸時代の町並みがそのままだそうで、当時の面影を残しているそうだ。9月中、近くの美術館で日本刀展なるものをやっているそうで、機会があれば覗いて見ようかな。チョコット観光

  • バランス

    この刀で、物斬りはしないつもりだ。しかし、もし斬らねばならないとき、利器としてその用を成すべく拵える。その意味で柄は重要で、全体の大きさと形は、刀身、縁、頭によりおおよそ決まる。そのことを踏まえて、下地の木材、部品を選んだ。左上に見えるのは、テンカラ風延べ竿だ。オーナーは仕事が忙しく今年は釣りは無理とのことだが、来シーズンあたり使ってもらいたい。これとほぼ同じものを、引越し後の第1作と考えている。縁や頭は、本歌物には手が出ないのだが、肥後と江戸肥後の中間くらいをイメージして選んだ。太く見えるのは柄糸が太いのためで、柄下地自体は殊更太くも厚くもない。でも、持った時、私にとってコレしかないという形にはできたと思う。本歌の肥後拵は、エッというほどの、必要最小限の長さしかない。それではこの刀身にはキツいので、バランスを...バランス

  • 新しい環境

    新しい環境に馴染んでいかなければならないこと、これはかなりのストレスになる。子供の頃、それがとても苦手だった。今でもそれに基本的に変わりない。還暦過ぎた今どうなのか、対人関係などはいまだに苦手だが、仕事柄そんなこと言えなかった。で、気が付けばなんとかできる、と言うより半ば無理やり’何とかする’ようになった。ま、傍から見れば、ただの図々しいオヤジに違いない。早速、剣道の稽古場所を見つけて、新しい環境での初稽古に参加してきた。剣道の場合見知らぬ相手でも、交剣知愛、ひと度剣を交えれば、ということがある。九州の垂ネームを見て、色々話しかけていただいた。意外と九州出身者、関係者が多いことに驚かされた。。それだけ九州は剣道が盛んということだろう。新たな環境に馴染んでいければと思う。新しい環境

  • 北へ

    この度、20数年住んだ九州を離れて、関東に転居しました。思えば、九州ではたくさんの方々に、とてもよくしていただきました。九州は、私にとってもはや第二の故郷と言っても過言ではありません。皆様、本当にありがとうございました。引越しが一段落したら、釣り場のリサーチ、剣道の稽古場所探しです。また、メールアドレスが変わりましたので関係各位には後ほどお知らせいたします。皆様におかれましては、まだまだ暑い日が続きますので、どうぞご自愛ください。北へ

  • いつもの川2019

    予想最高気温35℃以上、水量がなければ釣りにならない。どうしようか悩んだが、これがこの渓最後の釣行になりそうなので、悪条件を覚悟で出撃した。愛球珈琲さんを誘いたかったが、いかんせん35℃以上では…それでも稚魚はポツポツ出て、何とか上のサイズも出てくれた。でもその後がいけなくて、グッドサイズを3回バラシた時、脇の道路に見覚えある人影が…その人影は、愛球珈琲さんその人。偶然であるが、そこから二人で釣りをすることになった。でも、この偶然はこの川では時々あることなのだ。この渓は、元々愛球珈琲さんのホームリバーなのだから。釣り再開後最初の大物ポイントで、グッドサイズをゲットし撮影する愛球珈琲さん。その一つ上で私にもグッドサイズが出るも、痛恨のバラシ。それからしばらくは、二人とも反応が途絶えた。何とかこの川らしい、バリ奇麗...いつもの川2019

  • ゴギ釣り2019

    このお二人と、2年のぶりゴギ釣りに行った。このところ、普段通りに釣りに行けていなく、まして、ゴギ釣りは2年ぶりとあってなかなかうまく行かなかった。でもポンタさんと番長のフォローのおかげで何とかゴギを釣ることができた。着々と釣果を重ねるお二人。それに比べバレたり、見切られたり、全くダメな私…それでも何とかゴギをゲットできた。元々イワナ釣りからフライを始めたので、ゴギはとても親しみ深い魚だ。また、ヤマメやアマゴに比べゆったりとした気持ちで釣りができる。はずだったが、今回はなかなかうまく行かなかった。それでもゴギに出会えたことに、そしてお二人に感謝…今回の釣行は、私にとって特別なものであった。ロッドを通して伝わるゴギの感触を、心にしっかりと刻み込んだ。これまでゴギを持ち帰ったり、食べたりしたことはない。ヤマメやアマゴ...ゴギ釣り2019

  • 梅雨の中休み2019

    数日前までの雨のため、川は増水気味だ。立ち込めない程ではないが、とても釣り難い。でも、魚の反応は悪くなく、10㎝程の稚魚はたくさん釣れた。20㎝を越えそうなのが3回出たが、すべて逃げられてしまった。あと2日くらいすれば、釣り易くなるだろう。河川プールで、ヤマメのつかみ取りをやったそうだ。雨のため子供たち獲りきれず、たくさん残ったそう。釣れば!と言われたが、期間禁猟区間なので…上から覗いたら、本当にたくさん泳いでいた。梅雨の中休み2019

  • grip

    9′弱、かなり柔らかく#1-2くらいか。これ以上長くなると、バンブーでは使って心地良くない。長さとアクションのバランスは、かなりの時間をかけて設定した。画像には映っていないが、もう一セット異なるテーパー設定で作って比較検討している。所謂陰打ち、ガイドを付ければ長いが、#4ロッドとして使えそう。こちらはグリップをコルクではなく籐かなんかで巻いてみようと思う。私の場合、このシェイプでないといけない。さて、九州南部は大雨、深刻な災害になりそうだ。釣りなんてのん気な事を考えている場合ではないかもしれないが、状況を見てフィールド・テストしなければならない。クリックしてねgrip

  • グリップ

    ロッド場合、グリップにはかなりこだわる方だ。それは、グリップが手に触れる唯一の部分だからである。ここがシックリ来ないと納得できない。刀はどうかと言えば、ほとんどの柄が、握ってシックリ来ない。朴木を茎の形にくり抜き、外側を削り出し、柄糸を巻いて握りの感触を確認した。ダメならバラして削ってまた巻いてを、繰り返した。最後に、茎が片寄らず真ん中に入っているかを確め、柄糸を巻き完成。肝心の強度は十分、握って、振って、納得の出来だ。画像では明るく見えるが、下げ緒と同じ鉄紺。幅と全体のフォルムは、一般的な物とほぼ同じ。いったいどこが違うかと言えば、全長がほんの少し短いことと、厚み。縁回りと頭では、断面が全く異なる形にしてある。さて、ロッドも作っており、塗装の乾燥待ち。最終仕上げをすれば、テンカラ風延べ竿が完成する。グリップ

  • 二尺三寸弱

    鞘を払って約1.1㎏、刀身のみで747g。幅が広く、重ねも厚い、ガッチリした刀身だ。江戸中期頃の作刀か。オリジナルの拵えは、外して取ってある。飾り気のない質実剛健な外装を目指してたら、何だか模擬刀の居合刀のようだ。此はこれでいいのかもしれないが、何か少しだけ変えてみよう。二尺三寸弱

  • 稚魚とタカハヤの果てに

    前回逃げられたところは無反応。ひとつ上の、岩に囲まれた水深はあるが狭い通称ワイヤー場を流すと、岩の下から出て来てた。下とは結構な段差があり、今は水量もないので、どうやって昇ったか不思議だ。この痩せ方と、頭の黒さは産卵に係わったのかもしれない。この日は画像の魚を釣るまで、嫌になる程タカハヤと稚魚を釣った。これまでここでこれほどタカハヤを釣ったことはない。今シーズンの不調とタカハヤの多さには、何か関係があるのかもしれない。半ばうんざりして、もうやめようと思ったときに、岩陰からギラッと鱗を光らせて出てきた。絵に描いたようにフライを吸い込むのを目の当たりにときは、相当興奮した。逃げ回る魚を浅場に引き出し、何とかネットに収めることができた。久しぶりに、釣りごたえのある魚に出会うことができた。今シーズン、一旦針に掛け逃げら...稚魚とタカハヤの果てに

  • やっぱり不調

    前回バラしたポイントは沈黙だった。気を取り直し、一つ上を丁寧に攻めるとしっかり乗ってきた。画像では飛んでしまっているが、朱点の奇麗なアマゴだ。釣り上がって行くと流れの各所で、何か違和感を覚えた。重機が入って、川床をひっくり返し平坦に均してあるのだ。魚がついていたポイントが、かなりなくなっている。↑の魚の後、釣れるのは放流直後の稚魚ばかり。岩に囲まれた狭い所を流すと大きな奴がまたドンと乗ってきた。ロッドをグンと曲げ、戻るときにジャンプするようにして逃げていった。このところずっとこのパターンでバラしている。これは、2019年バージョンロッドの特性も影響している。しかし、この逃げ方どこで覚えたんだ。下流に行ってみると、プールでは25センチクラスが二匹クルージングライズ中。2匹の間にフライを落とすと、↑画像のアマゴがど...やっぱり不調

  • どちらかと言えば不調

    だいぶ魚が出るようになった。とは言え、例年のこの時期に比べればかなり少ない。昨日ほんの少し雨が降って、朝からの曇り空もあってちょっと期待して入った。最初のポイントで、いきなりドンと大物が乗ってきた。ロッドを大きくしならせ、その反動に乗って逃げて行った。ロッドが少し硬いようで、昨年までのヤツなら…くそっ次のポイントでも同じようなサイズが出て、同じように逃げられた。二匹とも多分25センチは越えている。次は絶対釣ってやる!画像の魚は、朱点がキレイなアマゴだ。解禁から3回目で、ようやく釣れた。スーパーフライver.3だからゲット出来たんだと思う。どちらかと言えば不調

  • ちょっと不調

    朝スタートの段階で15℃、帰りはなんと27℃だった。まるで初夏、虫が出ているのに、ライズが見当たらない。ライズを見つけて取ると、ほぼタカハヤ。ポイントを叩いていくと、前回とは比べ物にならないほど反応する。だが、画像の魚の大きさのようなのは、針掛りはしたがみなバレてしまった。今回使用のロッドは、ロングキャストを意識して作ったもので、普段使っているものより少し固めだ。慣れれば問題ないのだが、今回は釣果の差となってしまった。でも、予想したポイントから魚が出ることに、とてもホッとした。クリックしてねちょっと不調

  • 新作

    不調なので釣りには行かず、ロッドを作っていた。このロッドっていうか竿は、全長で3メートル弱を予定している。フライロッドではなく、テンカラにも使える延べ竿である。ホロー加工、バンブーフェルールと、基本的スペックはフライロッドと同じだ。問題なのはテンカラロッドにありがちな長めのグリップにすると、コルク代が高くつくことだ。籐や麻糸でも巻いてみるか。でもこのロッドには、一番いいコルクを奢ってやろう。クリックしてね新作

  • 絶不調

    詳細は後ほど…絶不調

  • ロッドソックス

    作るのが面倒なので、一つを使いまわしていた。中身を出してスタンドに、別のロッドをその代わり入れ替えるというように。このやり方もロッドが増えすぎて、スタンドも満員だ。剣道の面の汗取り用に買っておいた生地があったので、久しぶりに作ってみた。二色あったので、ツートンで逝ってみた。中と外に2セット入るのはこれまでと同じ。開いた時の2色が、思ったよりいい感じに出来た。これからは、ロッドを作ったらソックスも一緒に作っておこう。2セットともセカンドティップを削ってあり、フェルールも取り付けてある。ただ、ガイドをつけてないので入れていない。クリックしてねロッドソックス

  • 2019年も寒かった

    昨年同様、とても寒い解禁になってしまった。3月も中旬だというのに、朝、車の窓が氷っているし。現場の外気温も、3度だと!それでも、桜が咲き始めているので春なのは間違いない。期待して、釣り始めたところ、全く反応が無い。ただヘタなだけだったりして…開始から一時間ほど経って、気温が上がり始めた。魚が反応するが、完全にフライを見切っている。そんなヤツに限って、形が良く、サビの残る野生化した魚だ。解禁から2週間、もうスレてしまったの?ワザを駆使して、ようやくチビヤマメを釣った。そこで、花粉症による目の痒みに我慢の限界で終了。2019年シーズンテストロッドtype1は予想通りのアクションだ。次はtype2を使ってみよう。いつになるかは、全く予定が立たないが…クリックしてね2019年も寒かった

  • 2019シーズン解禁

    ヤマメ37センチ今シーズン用のロッドは既に2本準備できている。フライも、例のスパーフライを20本ほど巻いた。その他諸々も大丈夫。後は釣り券を買って出撃するだけなのだが…今シーズン、3~4月はいろいろあって予定が全く立たない。それでも中旬あたりには、何とか行きたいと思う。今年こそ画像の様な魚との出会を期待して、安全を第一に楽しみたいと思います。クリックしてね2019シーズン解禁

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