御書、法華経を大事に考えておりますが、このことは、取りも直さず、言葉を大事にしていることといえましょう。題目の「南無妙法蓮華経」も言葉であり、この「南無妙法蓮華経」という言葉を大事にする心持ちが信仰といえます。 単なる言葉ではないか、と反問する人がいますが、確かに単なる言葉であっても、その言葉を大切にするかしないかで人生が大きく変るものです。やはり、言葉は大事にしなければなりません。 視点を…
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御書、法華経を大事に考えておりますが、このことは、取りも直さず、言葉を大事にしていることといえましょう。題目の「南無妙法蓮華経」も言葉であり、この「南無妙法蓮華経」という言葉を大事にする心持ちが信仰といえます。 単なる言葉ではないか、と反問する人がいますが、確かに単なる言葉であっても、その言葉を大切にするかしないかで人生が大きく変るものです。やはり、言葉は大事にしなければなりません。 視点を…
開目抄や撰時抄などは、和文で書かれています。よって、文語での助動詞、助詞を把握しておきませんと、意味が取れないのですね。 古語辞典を使いますが、手っ取り早く助動詞、助詞を調べたい場合、やや使いにくいですね。 古典文法をコンパクトにまとめたものがないかと探したところ、『必携 古典文法ハンドブック』という本があり、購入しました。ハンドブックと銘打たれているとおり、片手で収まる新書サイズとなってお…
佐伯祐三の画集の年譜を見ていますと、今から100年前の1924年に、佐伯ははじめてパリに行っていることが分かります。 1924との記載のあとに、(大正13)年との記載があります。100年前は、まだ大正時代だったのですね。大正時代といえば、もう歴史の中での時代という感覚がありますが、ある意味、たった100年前が大正時代であり、令和の時代に生きる我々であっても、大正時代とは、そう遠くない時代である…
毎朝の御書1ページ音読を続けており、現在、「撰時抄」に入っています。和文ですので、所々、助動詞、助詞で意味が取りづらいところがあります。そのようなときは、『現代語訳撰時抄』で現代語訳を確認します。古語辞典等を使って調べるのが本筋ではありますが、朝のそんなに時間がないときの音読ですから、落ち着いて古語辞典を調べる訳にはいかないのですね。そこで『現代語訳撰時抄』で簡単に済ませます。 もちろん、週末…
『日蓮大聖人御書全集』新版が発刊されてから、約2年4ヶ月となりました。発刊されてすぐに「観心本尊抄」を読み、その後、1ページ目からの通し読みをして、読了しますと、ある意味、燃焼し尽くしたといいますか、御書を読もうと思わなくなるのですね。 時折、御書を読むのですが、継続的な読書とならないときがあるものです。時々読むという感じになるわけですね。 せっかく御書の新版が出ているのですから、毎日、御書…
外典・外道等は、仏前の外道は執見あさし。仏後の外道は、仏教をききみて自宗の非をしり、巧みの心出現して仏教を盗み取り自宗に入れて邪見もっともふかし。附仏教・学仏法成等これなり。 『日蓮大聖人御書全集』新版 54頁〜55頁 (開目抄) 「附仏教」とは、仏教を取り入れ、仏教に添って、仏教に基づ…
日蓮は広・略を捨てて肝要を好む。いわゆる、上行菩薩所伝の妙法蓮華経の五字なり。「九方堙が馬を相するの法は玄黄を略して駿逸を取り、支道林が経を講ずるには細科を捨てて元意を取る」等云々。 『日蓮大聖人御書全集』新版 156頁 (法華取要抄) ここで「支道林」という学僧が出てきますが、中国東晋…
本日は、元旦であり、初日の出の日です。今後は、旭日昇天の勢いでありたいですね。旭日を連想させる御文を拝しましょうか。 天晴れぬれば地明らかなり。法華を識る者は世法を得べきか。 『日蓮大聖人御書全集』新版 146頁 (如来滅後五五百歳始観心本尊抄(観心本尊抄)) 太陽が昇れば、大地は明るく…
夫れ、諸宗の人師等、あるいは旧訳の経論を見て新訳の聖典を見ず、あるいは新訳の経論を見て旧訳を捨て置き、あるいは自宗に執著し、曲げて己義に随い、愚見を注し止めて後代にこれを加添す。 『日蓮大聖人御書全集』新版 149頁 (法華取要抄) 法華経信仰、御書信仰、本尊信仰をする中で、重要なのは成…
英語をある程度の速度で読みたいと思いますが、なかなか速度が上がりません。途中で嫌になり、読まなくなるのですね。どうすればよいのかと思っていたところ、以下の文章に出会いました。 教科書をおそく読めば読むほど、そのほかの本をますます早く読むことができ、教科書を早く読めば読むほど、別の本の読み方がおそく…
小林秀雄さんが私たちの高等学校へ講演にきたことがあります。 (中略) 小林さんは、外国語の本を読むのにも、一日一冊を片づけられる程度のはやさがなければ、そもそも外国語の知識というものは使い道にならない、という演説をしました。 加藤周一『頭の回転をよくする読書術』光文社 97頁 加藤周一…
一流の作家なら誰でもいい、好きな作家でよい。あんまり多作の人は厄介だから、手頃なのを一人選べばよい。その人の全集を、日記や書簡の類に至るまで、隅から隅まで読んでみるのだ。 小林秀雄『読書について』中央公論新社 12頁 小林秀雄は、読書について、一人の作家を隅から隅まで読むことを推奨して…
今の法華経の文字は皆、生身の仏なり。我らは肉眼なれば文字と見るなり。たとえば、餓鬼は恒河を火と見る。人は水と見、天人は甘露と見る。水は一なれども、果報にしたがって見るところ各別なり。この法華経の文字は、盲目の者はこれを見ず。肉眼は黒色と見る。二乗は虚空と見、菩薩は種々の色と見、仏種純熟せる人は仏と…
日本のような高い文明国には、むかしもいまも、数かぎりないよい本が日本語であります。しかし、それでも外国語の本を必要とする人は、一番必要なものからはじめるのがよろしい。外国語を習うのに一番こうつごうな教科書は、私たちが一番必要としている本以外にないと思います。 加藤周一『頭の回転をよくする読書術』光…
田村芳朗氏は、戦争中の思い出として、 新しい中隊長が赴任してまもなく、中隊は一〇人を残してフィリッピンに転出し、上陸寸前で全滅した。私は一〇人の残り組のほうであったが、中隊長は出発にさいし、戦死者をとむらうための適当な経文を教えてくれと私に頼み、そこで、私は、『法華経』如来寿量品第十六の有名な詩句…
キリスト教には、予定説というものがあると世界史で勉強しました。救われる人と救われない人とは、はじめから決まっているという説です。思い切った説であるなと感じていましたが、なんとなく、そうだろうなとも感じていました。 仏教徒としては、キリスト教のひとつの説という認識であり、気になる説ではありながら、深く考えることはありませんでした。 しかし、仏教信仰、法華経信仰、日蓮信仰をしていく中で、また、一…
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ 夏ノ暑サニモ マケヌ 丈夫ナカラダヲ モチ 欲ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシズカニ ワラッテイル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト 少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲ カンジョウニ入レズニ ヨクミキキシ ワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ…
かしこきも、はかなきも、老いたるも、若きも、定め無き習いなり。されば、まず臨終のことを習って後に他事を習うべし 『日蓮大聖人御書全集』新版 2101頁(妙法尼御前御返事(臨終一大事の事)) 賢明な人間も、思慮分別がない人間も、老人も、若人も、どうなるか、いつ死ぬかは分かりません。それ故に…
『ジーニアス英和辞典』第6版の用例に大谷翔平選手の名前がある
『ジーニアス英和辞典』第6版で「only」を調べて、用例を見ていますと、大谷翔平選手の名前が出てきました。And now, the one and only Shohei Ohtani! さあみなさん, 正真正銘の大谷翔平さんです《◆登場の場面で用いる》. 『ジーニアス英和辞典』第6版 1451頁 『ジーニアス英和辞典』第6…
本書の読者、そして英語を生業としない日本人にお勧めしたいのは、もう一方の道である。すなわち、基礎的な英語だけは身につけておいて、あとは自分の得意分野に専心するという生き方である。 斎藤兆史『日本人に一番合った英語学習法』祥伝社 177頁 以前は、『総合英語One』の例文を「基礎的な英…
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御書、法華経を大事に考えておりますが、このことは、取りも直さず、言葉を大事にしていることといえましょう。題目の「南無妙法蓮華経」も言葉であり、この「南無妙法蓮華経」という言葉を大事にする心持ちが信仰といえます。 単なる言葉ではないか、と反問する人がいますが、確かに単なる言葉であっても、その言葉を大切にするかしないかで人生が大きく変るものです。やはり、言葉は大事にしなければなりません。 視点を…
開目抄や撰時抄などは、和文で書かれています。よって、文語での助動詞、助詞を把握しておきませんと、意味が取れないのですね。 古語辞典を使いますが、手っ取り早く助動詞、助詞を調べたい場合、やや使いにくいですね。 古典文法をコンパクトにまとめたものがないかと探したところ、『必携 古典文法ハンドブック』という本があり、購入しました。ハンドブックと銘打たれているとおり、片手で収まる新書サイズとなってお…
佐伯祐三の画集の年譜を見ていますと、今から100年前の1924年に、佐伯ははじめてパリに行っていることが分かります。 1924との記載のあとに、(大正13)年との記載があります。100年前は、まだ大正時代だったのですね。大正時代といえば、もう歴史の中での時代という感覚がありますが、ある意味、たった100年前が大正時代であり、令和の時代に生きる我々であっても、大正時代とは、そう遠くない時代である…
毎朝の御書1ページ音読を続けており、現在、「撰時抄」に入っています。和文ですので、所々、助動詞、助詞で意味が取りづらいところがあります。そのようなときは、『現代語訳撰時抄』で現代語訳を確認します。古語辞典等を使って調べるのが本筋ではありますが、朝のそんなに時間がないときの音読ですから、落ち着いて古語辞典を調べる訳にはいかないのですね。そこで『現代語訳撰時抄』で簡単に済ませます。 もちろん、週末…
『日蓮大聖人御書全集』新版が発刊されてから、約2年4ヶ月となりました。発刊されてすぐに「観心本尊抄」を読み、その後、1ページ目からの通し読みをして、読了しますと、ある意味、燃焼し尽くしたといいますか、御書を読もうと思わなくなるのですね。 時折、御書を読むのですが、継続的な読書とならないときがあるものです。時々読むという感じになるわけですね。 せっかく御書の新版が出ているのですから、毎日、御書…
外典・外道等は、仏前の外道は執見あさし。仏後の外道は、仏教をききみて自宗の非をしり、巧みの心出現して仏教を盗み取り自宗に入れて邪見もっともふかし。附仏教・学仏法成等これなり。 『日蓮大聖人御書全集』新版 54頁〜55頁 (開目抄) 「附仏教」とは、仏教を取り入れ、仏教に添って、仏教に基づ…
日蓮は広・略を捨てて肝要を好む。いわゆる、上行菩薩所伝の妙法蓮華経の五字なり。「九方堙が馬を相するの法は玄黄を略して駿逸を取り、支道林が経を講ずるには細科を捨てて元意を取る」等云々。 『日蓮大聖人御書全集』新版 156頁 (法華取要抄) ここで「支道林」という学僧が出てきますが、中国東晋…
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夫れ、諸宗の人師等、あるいは旧訳の経論を見て新訳の聖典を見ず、あるいは新訳の経論を見て旧訳を捨て置き、あるいは自宗に執著し、曲げて己義に随い、愚見を注し止めて後代にこれを加添す。 『日蓮大聖人御書全集』新版 149頁 (法華取要抄) 法華経信仰、御書信仰、本尊信仰をする中で、重要なのは成…
英語をある程度の速度で読みたいと思いますが、なかなか速度が上がりません。途中で嫌になり、読まなくなるのですね。どうすればよいのかと思っていたところ、以下の文章に出会いました。 教科書をおそく読めば読むほど、そのほかの本をますます早く読むことができ、教科書を早く読めば読むほど、別の本の読み方がおそく…
小林秀雄さんが私たちの高等学校へ講演にきたことがあります。 (中略) 小林さんは、外国語の本を読むのにも、一日一冊を片づけられる程度のはやさがなければ、そもそも外国語の知識というものは使い道にならない、という演説をしました。 加藤周一『頭の回転をよくする読書術』光文社 97頁 加藤周一…
一流の作家なら誰でもいい、好きな作家でよい。あんまり多作の人は厄介だから、手頃なのを一人選べばよい。その人の全集を、日記や書簡の類に至るまで、隅から隅まで読んでみるのだ。 小林秀雄『読書について』中央公論新社 12頁 小林秀雄は、読書について、一人の作家を隅から隅まで読むことを推奨して…
今の法華経の文字は皆、生身の仏なり。我らは肉眼なれば文字と見るなり。たとえば、餓鬼は恒河を火と見る。人は水と見、天人は甘露と見る。水は一なれども、果報にしたがって見るところ各別なり。この法華経の文字は、盲目の者はこれを見ず。肉眼は黒色と見る。二乗は虚空と見、菩薩は種々の色と見、仏種純熟せる人は仏と…
日本のような高い文明国には、むかしもいまも、数かぎりないよい本が日本語であります。しかし、それでも外国語の本を必要とする人は、一番必要なものからはじめるのがよろしい。外国語を習うのに一番こうつごうな教科書は、私たちが一番必要としている本以外にないと思います。 加藤周一『頭の回転をよくする読書術』光…
田村芳朗氏は、戦争中の思い出として、 新しい中隊長が赴任してまもなく、中隊は一〇人を残してフィリッピンに転出し、上陸寸前で全滅した。私は一〇人の残り組のほうであったが、中隊長は出発にさいし、戦死者をとむらうための適当な経文を教えてくれと私に頼み、そこで、私は、『法華経』如来寿量品第十六の有名な詩句…
キリスト教には、予定説というものがあると世界史で勉強しました。救われる人と救われない人とは、はじめから決まっているという説です。思い切った説であるなと感じていましたが、なんとなく、そうだろうなとも感じていました。 仏教徒としては、キリスト教のひとつの説という認識であり、気になる説ではありながら、深く考えることはありませんでした。 しかし、仏教信仰、法華経信仰、日蓮信仰をしていく中で、また、一…
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ 夏ノ暑サニモ マケヌ 丈夫ナカラダヲ モチ 欲ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシズカニ ワラッテイル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト 少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲ カンジョウニ入レズニ ヨクミキキシ ワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ…
かしこきも、はかなきも、老いたるも、若きも、定め無き習いなり。されば、まず臨終のことを習って後に他事を習うべし 『日蓮大聖人御書全集』新版 2101頁(妙法尼御前御返事(臨終一大事の事)) 賢明な人間も、思慮分別がない人間も、老人も、若人も、どうなるか、いつ死ぬかは分かりません。それ故に…
『ジーニアス英和辞典』第6版で「only」を調べて、用例を見ていますと、大谷翔平選手の名前が出てきました。And now, the one and only Shohei Ohtani! さあみなさん, 正真正銘の大谷翔平さんです《◆登場の場面で用いる》. 『ジーニアス英和辞典』第6版 1451頁 『ジーニアス英和辞典』第6…
本書の読者、そして英語を生業としない日本人にお勧めしたいのは、もう一方の道である。すなわち、基礎的な英語だけは身につけておいて、あとは自分の得意分野に専心するという生き方である。 斎藤兆史『日本人に一番合った英語学習法』祥伝社 177頁 以前は、『総合英語One』の例文を「基礎的な英…
かりそめにも法華経を信じていささかも謗を生ぜざらん人は、余の悪にひかれて悪道に堕つべしとはおぼえず。ただし、悪知識と申して、わずかに権教を知れる人智者の由をして法華経を我らが機に叶い難き由を和らげ申さんを、誠と思って、法華経を随喜せし心を打ち捨て余教へうつりはてて、一生さて法華経へ帰り入らざらん人…
西條八十の「ぼくの帽子」を『名作童謡 西條八十100選』で読みますと、現代仮名遣いとなっています。 また、『西條八十全集』第六巻で読みますと歴史的仮名遣いですが、漢字は旧字体ではありません。 発表当時の表記で読んでみたいと思っておりましたが、「ぼくの帽子」が発表された「コドモノクニ」の発行は、1922年(大正11年)2月1日であり、その「コドモノクニ」が手に入る見込みはなく、どうしたものかと…
大事には小瑞なし。大悪おこれば大善きたる。すでに、大謗法、国にあり。大正法、必ずひろまるべし。各々なにをかなげかせ給うべき。迦葉尊者にあらずとも、まいをもまいぬべし。舎利弗にあらねども、立っておどりぬべし。上行菩薩の大地よりいで給いしには、おどりてこそいで給いしか。普賢菩薩の来るには、大地を六種に…
日蓮の書を読むにあたり、骨格となる御書を確認しておくことは有益でしょう。 また、日蓮の生涯を「初期日蓮」「佐渡期日蓮」「身延期日蓮」と区切り、以下のとおり、それぞれの時期に2つの御書を選定するのがよいでしょう。 【初期日蓮】 「守護国家論」「立正安国論」 【佐渡期日蓮】 「開目抄」「如来滅後五五百歳始観心本尊抄」 【身延期日蓮】 「撰時抄」「報恩抄」 結局、五大部に「守護国家論」を付け…
衆生既信伏 質直意柔軟 一心欲見仏 不自惜身命 時我及衆僧 倶出霊鷲山 創価学会教学部編. 妙法蓮華経並開結 (Kindle の位置No.13007-13013). 創価学会. Kindle 版. 「不自惜身命」とありますので、そのまま読めば、自らの命を惜しまないでという意味にとれますが、本当に命を惜しまないでという意味なの…
今、本時の娑婆世界は、三災を離れ四劫を出でたる常住の浄土なり。仏、既に過去にも滅せず、未来にも生ぜず、所化もって同体なり。これは即ち己心の三千具足、三種の世間なり。 『日蓮大聖人御書全集』新版 136頁 (観心本尊抄) この部分は、「四十五字法体段」といわれています。漢文で漢字四十五字か…