暫くすると、医者(せんせい)が処置室からでてきて、佐藤さんに説明をはじめた。 「薬の副作用による、吐血と貧血ですね。数値は安定していますが、念の為一週間程入…
松井玲奈さんと松井珠理奈さんが大好きな じゅりれなクラスタです。主に妄想小説書いています。
投稿タイトル 「世界が泣いてるなら」 「強がり時計」 「片想いFinally」 などなど
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暫くすると、医者(せんせい)が処置室からでてきて、佐藤さんに説明をはじめた。 「薬の副作用による、吐血と貧血ですね。数値は安定していますが、念の為一週間程入…
いよいよ、試合当日。 客席は、まばらにしかお客さんがいなかった為に、理佐の居場所がすぐに確認できた。 彼女の笑顔が私の心を落ち着かせ、自信を与えてくれた。 私…
(渡邉理佐side)私が部屋で本を読んでいるときだった。 窓から差し込む夕日が部屋を暖かく照らしていた。 その時、スマホが振動し、画面には友梨奈からのラインが…
(平手友梨奈side)食後、佐藤さんが入れてくれたコーヒーを飲み終えた後に私は発言する 「もう、こんな時間か?遅くなると両親うるさいから、わたし帰るね」 理佐…
(平手友梨奈side)私が持参したDVDを見せると、理佐の顔は一瞬で明るくなった。 彼女の目はキラキラと輝き、その笑顔はまるで太陽のように輝いていた。 しかし…
(渡邉理佐side)思いがけない友梨奈の一言が、私の心の奥底に眠っていた思い出を呼び覚したのだ。 彼女の瞳は、私の心の中に深く入り込み、私の過去を探り始めた。…
それから3日後、毎日のようにラインのやり取りをしてようやく彼女からの招待のラインが届いた。 私の心は喜びで満ち溢れ、そのことを監督の玲奈さんに伝えると、 「え…
(渡邉理佐side)私は友梨奈の強引さに驚いた。 彼女は突然私の前に現れ、私の日常を一変させた。 それはまるで台風のようなものだった。 しかし、その強風に吹き…
どれぐらい時間が経過したのだろうか。 私の頭は、柔らかな感触とハチミツのような甘い香りに包まれていた。 それは、まるで夢の中にいるかのような感覚だった。 しか…
(平手友梨奈side)私の名前は平手友梨奈、都内の某大学に通う3回生で、まだ21歳の若さだ。 今は夏休みで、私が所属するバスケットボール部の練習に大学の広々…
Pure Love夏の日差しは容赦なく地面を焼き、蝉たちはその暑さを忘れさせてくれるように一斉に鳴き始める。 その声は辺り一面に響き渡り、子供たちが河…
理佐は一人、校庭を見つめた。 彼女の心には、友梨奈との3年間の思い出が溢れかえっていた。 そして、理佐は友梨奈と過ごした教室へと足を運んだ。 理佐は、友梨奈の…
校門に戻った理佐の前に、小林由依と菅井友香が立っていた。 由依の瞳は、何かを伝えたいという強い意志で輝いていた。 「理佐、私、あなたに伝えたいことがあるの。…
(第三者side)卒業式が終わり、校庭は静寂に包まれていた。 その中で、渡邉理佐は4人で待ち合わせの場所の校庭の片隅に、真っ先に来ていた。 彼女の心には、友…
卒業式が終わり、私は一人、教室で深呼吸をしていた。 今、校庭では卒業生が別れを惜しみながらおしゃべりしたり写真を撮ったりしている。 私の心には、理佐への告白の…
卒業 (平手友梨奈side)高校三年も今日で終わりだ。 今日は卒業式。 制服を着ている私は、鏡を見つめていた。 今日は何故か、自分が大人に見えた。それは、胸に…
そして、12月24日がやってきた・・・ 私は仕事を終えて午後23時に待ち合わせの駅の構内にきていた。 21時過ぎから雪が舞っており、その景色がなんだか寂しさを…
12月23日、冬の寒さが身に染みる季節を迎えていた。 私はドラマの撮影でスタジオにいた。 スタジオの中は暖房で暖められ、外の寒さを忘れさせてくれる。 カメラの…
シンデレラ・クリスマス 「理佐、ごめん、今日も時間取れそうもないの」 友梨奈からのラインがスマホの画面に表示され、私の心は一瞬で冷たい冬の風に吹かれたように感…
クラブ「J」の薄暗い照明の下、友梨奈は一人、スタンディングテーブルに寄りかかりながら、ゆっくりとウイスキーを傾けていた。 彼女の目は遠くを見つめ思索にふけるよ…
理佐が部屋に上がり込むと友梨奈が声をかける 「適当に座ってよ。」 友梨奈はそう言って洋室の床に座った。 「昨日、“ねる”が殺されたの・・・」 理佐は立ったまま…
理佐が長濱ねるの死を知った日の夜 理佐はある場所へ向かっていた。 それは、友梨奈のアパートだった。 大学時代の友人で友梨奈と一番仲の良かった菅井友香から聞き出…
長濱ねるが殺された報告を受けた10分後 落ち着いた理佐はあることを思い出した。 昨日、友梨奈に“ねる”から告白されたことを告げたことを!! (まさか、友梨奈が…
翌日 理佐は駅を降りて徒歩で会社へ向かっていた。 “ねる”への返事をどうするのかまだ決めかねていた。 友梨奈と昨日偶然出会い、友梨奈と由紀の交際が順調だと思…
友梨奈と理佐が会った1時間後・・・ 長濱ねるが仕事を終え自宅へ向かっていた。 自宅へは駅から10分ほどの距離だ。 “ねる”はスマホを確認すると理佐からラインが…
偶然出会った理佐と友梨奈 「理佐・・・」 「友梨奈・・・」 「また、偶然だね。」 友梨奈はゆっくりと歩いて理佐に近づいた。 「そうだね・・・学生時代よくここに…
飲み会が終わり夜の11時に理佐は自宅マンションに到着する。 先ほどから1時間おきに相葉からラインで“ねる”が無事なことが報告されていた。 そして、12時に相葉…
村上の店を出た理佐と“ねる”は駅前に居た。 「時間をとって頂いてありがとうございました。 返事は急ぎませんから。」 「うん、よーく考えるから、帰り気を付けてね…
長濱ねるの告白が終わり理佐は席を立つ。 「ちょっと、電話してくるから ここにいてね!」 理佐は外に出てスマホを取り出した。 「相葉さんですか?」 「はい、そう…
店に到着すると”CLOSE”の看板が出ていた。 村上が気を利かして表示してくれたのである。 理佐はドアを開けてなかに入る 「すいません。変なことたのんじゃって…
モデルプレス@modelpress 【話題の記事】松井玲奈、交際を公表 結婚予定についても言及<コメント全文> ▼写真・記事詳細はこちら https://…
長濱ねるが会社に訪ねてきたので理佐はスマホを取り出し電話をかけだした。 「あ?村上さん?渡邉理佐です。」 かけた先は、上司の横山の友人である村上のところである…
そして、理佐は会社にもどるとスマホにラインが入っていたのに気付く。 “お話ししたいことがあるので お時間頂けませんか?“ なんと、長濱ねるからであった。 理佐…
そして翌日 理佐は友梨奈のことから頭が離れなかった。 昼食時、会社近くのパスタ専門店で同期で親友の小林由依に相談していた。 由依は今までの経緯をぜんぶ知ってい…
一方、理佐と駅で別れた友梨奈は由紀の部屋に到着していた。 由紀のマンションは友梨奈とは比較できないほど綺麗で広いところだ。 「ねえ、友梨奈・・・」 由紀は部屋…
柏木由紀の鋭い視線に理佐がすぐにきずいた。 そして、友梨奈も理佐の反応で由紀がいることに気付く。 友梨奈が由紀を見ると由紀は急に笑顔をつくる。 「由紀・・・な…
友梨奈と会って昔の気持ちが少し蘇った理佐だがどうしても二人の事件と友梨奈に係わりがないのか話をふってみた。 「千葉さんとゆりあが殺されたの知ってる?」 理佐は…
理佐を見つけた友梨奈はベンチから立ち上がりゆっくりと理佐に近づく。 「理佐・・・理佐なの?」 「友梨奈・・・どうしてここに?」 理佐は不思議そうな顔をしていた…
そして千葉のお通夜から3日後の雪の降る夜 友梨奈は駅のホームに来ている。 ベンチに腰かけて想い出に浸っていた (あの日もこんな風に雪が降っていたな・・・) そ…