GWのわずか一泊二日の旅。これを機に町で写真を撮る生活を取り戻したいと思っている。久しぶりに複数日に渡ってシリーズ物(4回くらい?)で町の写真を載せる。「陸奥(みちのく)を北上せよ」という一連のタイトルとなる。今回の短い旅の舞台は、福島県の白河市である。白河市は京都で会社員をしている時代に5〜6回出張で来たことがある。当時、僕は京都市の山科区(のち伏見区)に住んでいた。転職に伴い住んだ山科区は「逢坂の関」に程近い場所にあった。隣町が滋賀県の大津市であり、大津市に行く際は逢坂の関を越えていく。歴史的な名所を普通の生活道として使うことに困惑した。その逢坂の関から出張で白河の関に行く。なんと面白いことかと思った。白河から先は「東北」。そんなイメージと重なり、ワクワクしたことを覚えている。いまでは東北に住む身とな...陸奥を北上せよ①〜白河関のこちら側(昼)