やっと読むことができた。今から30年前、早稲田大学教授の佐土原先生が、勧めてくださった本『環境と文明(湯浅赳男著)』である。佐土原先生の生物の授業はとても楽しかった。4年間で2回もとった、気がする。(単位を落としたという意味ではなく)それから10年たった平成7年、市議会に出馬するにあたり私は先生にごあいさつに伺った。その時、先生は森林の重要性を語られ、それは草や芝生ではだめで、森林でなくてはいけない、と力説されたのだった。そして、文明はみな森林(環境)破壊によって自滅していったことを教えてくださった。約30年前ゆえ、環境とりわけ森林の重要性などピンとこなかった私だが、今ならわかる。あの頃から問題は提起され、訴えられていたのだ!1993年発行の『環境と文明(湯浅赳男著)』は、文明の繁栄と崩壊への法則を説いた...『環境と文明』湯浅赳男著を読む早稲田の佐土原先生に勧められた本