第 3 章 大いなる加速 モニカ・アルカディリ。クウェート国籍、セネガル生まれ、16歳から日本に留学し、東京藝術大学で博士号を取得、現在はベルリンで活動、とい…
展覧会の感想を主に書きます。現代美術が中心です。
現代美術が好きです。特に好きなのは、ウイリアム・ケントリッジ、マシュー・バーニー、ボルタンスキー、会田誠、横尾忠則、アンゼルム・キーファー。
リチャード・ウィルソン(1953-)はイギリスの美術家。美術作品を通じて建築への介入を試みる。また、見慣れたものに手を加えて驚くべきものとして提示する。 こ…
(2023/2/5) そのほか、まあまあ面白かったもの。 竹内公太。 赤色灯を使ったSIDE COREの作品の次がこれ。工事現場の赤色灯を振って写真上に作っ…
(2023/2/5) クロード・ヴィアラ「無題(ばら色)」(1974)。 クロード・ヴィアラを知ったのは、2000年・東京都現代美術館の「シュポール/シュルフ…
六本木クロッシング2022 森美術館 その2 青木千絵、やんツー
ほかに面白かったもの。 青木千絵。 人体彫刻だが、漆塗りのつるつるした質感があり、よくあるブロンズのつまらない人体像とは違う。表面はなめらかで鏡面のように展…
(2023/2/5) ●モンシェリー 明るい第1室を抜けると、薄暗い展示室に入る。 ここにモンシェリーがある。小屋とキャンピングカーからなる大作。 車の中を覗…
(2023/2/5) 六本木クロッシングは毎回面白いから期待していたのだが、今回は自分にはつまらない部類の作品が多くがっかりだった。 全然興味持てず素通りする…
(2023/2/5)●ニューペインティング、具象画 ニューペインティングとか新表現主義とか言われる美術の世界的な傾向が80年代にあった。70年代のミニマルアー…
(2023/2/5) 大竹伸朗の展覧会を見るのは2006年の全景(東京都現代美術館)、2020年のビル景(水戸芸術館)に続き3度目。 今回が最も面白く満足度…
●美術館ベスト 2022 1. ゲルハルト・リヒター展 東京国立近代美術館 8月 『★★★ ゲルハルト・リヒター展 東京国立近代美術館 その1』(2022/8…
Adrian Villar Rojas(エイドリアン・ヴィジャール・ロハス、1980-)はアルゼンチン出身のアーティスト。30歳で参加したヴェネツィアビエン…
アンゼルム・キーファーの芸術 その3 90年代-2000年代
このページではキーファーがフランスに移住した1992年以降の作品を紹介する。●「20年の孤独」とフランスへの移住 80年代から90年台初め、特にアメリカでキ…
このページでは、アンゼルム・キーファー(Anselm Kiefer)の80年代の作品を紹介する。 第2次世界大戦が終わった1945年、キーファーはドイツに生…
アンゼルム・キーファーのまとまった展覧会は見たことがないが、各地の美術館で少しずつ過去の大作を見て(特にベルリンのハンブルガーバーンホフ)、好きになった。 …
その1;『常設展(2022年8月) 東京国立近代美術館』(2022/8/16)●小企画、ボナールの風景画。 ボナールの絵はいいと思わなかったが、同時に展示され…
(2022/8/16)●小企画、ボナールの風景画。 ボナールの絵はいいと思わなかったが、同時に展示された日本の風景画に面白いものがあった。 丸山直文。美しい色…
その3●フォトペインティング リヒター財団の作品はリヒターが手元に置いていたもの。だからなのか、家族を描いた絵画が4つもある。 「モーリッツ」(2000,20…
●Pagoda(2009) 2008年の四川大地震。死者行方不明8万人。学校の倒壊で5000人の生徒が亡くなったが、手抜き工事で学校が簡単に倒れたことが疑われ…
つづき ●アブストラクト・ペインティング(ビルケナウ以後) リヒターは2014年(82歳のとき)に「ビルケナウ」で長年描きたかった主題をやりとげ、また油彩…
ジャン・ホァン(Zhang Huan)(1965-)は1990年代の北京郊外の芸術村で、中国政府の弾圧を逃れながら全裸パフォーマンスを行い有名になった。のち…
(2022/8/16) 川村記念美術館で見たリヒター展(2005年)以来の、リヒター展。 今回は、回顧展というにはかなり、作品が偏っている。1960年代のフォ…
Urs Fischer(ウルス・フィッシャー)(1973-)はスイス出身、ニューヨーク在住のアーティスト。 自分が見たことのあるUrs Fischer作品は…
ゲルハルト・リヒターをモデルとした映画「ある画家の数奇な運命」を見た。 登場人物の名前が実際と違っていて、リヒターをモデルとした主人公の若者はクルトという名…
●共同プロジェクスペース 第2会場。虎ノ門まで移動しないといけないし、森美術館で予約・時間指定しないといけないという行きづらい展示。twitterで「こっちが…
(2022/5/27) 『★★Chim↑Pom展:ハッピースプリング 森美術館 その1』(2022/5/27) チンポム は前は好きでなかったが、ワタリウ…
Candice Linの芸術(ヴェネツィアビエンナーレその3)
ヴェネツィアビエンナーレについて調べていて面白い作家を見つけた。 Candice Lin(キャンディス・リン)は中国系アメリカ人の女性アーティスト。 ヴ…
★★Chim↑Pom展:ハッピースプリング 森美術館 その1
(2022/5/27) チンポム は前は好きでなかったが、ワタリウム、歌舞伎町、高円寺、アノーマリーと展覧会を見るたびに面白くいつのまにか好きになった。今…
(2022/5/27) 大きなスクリーンでルー・ヤンの特集上映を見る。初めてちゃんと見たが、ルー・ヤンは面白い。チンポム展より面白いと思った。 上海の女性アー…
六本木のギャラリー巡り 2022/5月(2022/5/27) ●SCAI PIRAMIDE アニッシュ・カプーア 今回六本木のギャラリーで見た中で一番面白…
ヴェネツィアビエンナーレ(オンライン)Humeau, Leigh, Ursuta
その1;『ヴェネツィアビエンナーレを(行かずに)楽しむ』 東京の美術館に行くのも難しい状況になり、美術館に全然行けていない。そこで、下記方法でヴェネツィアビエ…
東京の美術館に行くのも難しい状況になり、美術館に全然行けていない。そこで、下記方法でヴェネツィアビエンナーレを見たつもりになれるか、試すことにした。・You…
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第 3 章 大いなる加速 モニカ・アルカディリ。クウェート国籍、セネガル生まれ、16歳から日本に留学し、東京藝術大学で博士号を取得、現在はベルリンで活動、とい…
●ニナ・カネル / 和田礼治郎 42 Days SCAI PIRAMIDE ついでに入ったギャラリーだが、今回見たギャラリーでは一番面白かった。先ほど森美術館…
第1章 全ては繋がっている ニナ・カネル「マッスル・メモリー(5トン)」(2023)。 ホタテの殻の上をざっざっざっと歩く。会期末で粉になっているかと思ったが…
(2024/3/30) 環境と人間の関わりに言及する作品を集めた展覧会。以下の3つの作品が、特に面白いと思った。 第1章 全ては繋がっている エミリヤ・シュカ…
MAMコレクション さわひらき(2024/3/30) さわひらき「hako」(2007)。 暗い展示室に入ると、大きな机の上に砂が敷き詰められていて、そこに置…
(2024/3/2) 春陽会という美術団体の作品を集める。美術団体系の絵に興味はないが、有名画家も結構含まれる。東京ステーションギャラリーからの巡回。 つまら…
Louise Bourgeouis(ルイーズ・ブルジョワ)(1911-2010) 1911年にフランスに生まれる。1938年に結婚してニューヨークに移る。19…
ハーストの作品にはホルマリン漬け以外にも、生き物を使ったものがある。死んだハエや生きたハエ。作品の中で死んでいくハエ。蝶。 これも、作品のために生物を殺した…
2022年にGagosian Gallery(ロンドン)で展覧会「Natural History」が開かれた。動物の死骸をホルムアルデヒド溶液に浸したDam…
●美術館ベスト 20231. 大竹伸朗展 東京国立近代美術館 2月『★★★大竹伸朗展 東京国立近代美術館』(2023/2/5) 大竹伸朗の展覧会を見るのは2…
Neo Rauch(ネオ・ラオホ)は1960年、ライプツィヒで生まれた。社会主義リアリズムが優勢であった東ドイツで絵画を学ぶ。 1999年頃に知られるように…
ジョシュ・クライン(Josh Kline)の芸術 ジョシュ・クライン(Josh Kline)(1979-)はアメリカのアーティスト。ディストピア的な近未来の風…
リュック・タイマンス(Luc Tuymans)(1958-)はベルギーの美術家で、現代を代表する画家と言われている。 タイマンスは風景、人物、歴史的な出来事…
Bruce Naumanの芸術前の記事; (つづき) ●映像インスタレーション ナウマンの映像作品は、複数のモニターやスクリーンで観客を取り囲み(たいていは複…
ブルース・ナウマン(Bruce Nauman)(1941-)はアメリカのアーティスト。1960年代から活躍し、現代美術に影響を与える有名アーティストである。…
●MOTコレクション 被膜虚実 今回の常設展は、20年くらい前に見たことのある、懐かしい作品が多い。 ホンマタカシ「TOKYO SUBURBIA 東京郊外」(…
(2023/9/23) カラオケの伝票みたいなチケットを受け取り、言われた通りお参りして、ここでいいのかというような場所で建物の隙間の小道に入る。小道に入って…
(2023/9/23)つづき●アルセーヌ・ルパン 2人のルパンがいる。やっぱり掃除機とトイレットペーパーが出てくるので、これは寒山拾得でもある。 袈裟(けさ)…
(2023/9/23) 三上晴子(せいこ)。 メディアアートの有名な作家だが、ほぼ見たことがなかった。今回は、メディアアートを作る以前の作品。 「スーツケース…
(2023/9/23) 前半の物足りなさに対して、これ以降は近年の大作が並び、より面白くなった。●ヨークシャー 自分の知るホックニーは80年代まで、これ以降は…
リチャード・ウィルソン(1953-)はイギリスの美術家。美術作品を通じて建築への介入を試みる。また、見慣れたものに手を加えて驚くべきものとして提示する。 こ…
(2023/2/5) そのほか、まあまあ面白かったもの。 竹内公太。 赤色灯を使ったSIDE COREの作品の次がこれ。工事現場の赤色灯を振って写真上に作っ…
(2023/2/5) クロード・ヴィアラ「無題(ばら色)」(1974)。 クロード・ヴィアラを知ったのは、2000年・東京都現代美術館の「シュポール/シュルフ…
ほかに面白かったもの。 青木千絵。 人体彫刻だが、漆塗りのつるつるした質感があり、よくあるブロンズのつまらない人体像とは違う。表面はなめらかで鏡面のように展…
(2023/2/5) ●モンシェリー 明るい第1室を抜けると、薄暗い展示室に入る。 ここにモンシェリーがある。小屋とキャンピングカーからなる大作。 車の中を覗…
(2023/2/5) 六本木クロッシングは毎回面白いから期待していたのだが、今回は自分にはつまらない部類の作品が多くがっかりだった。 全然興味持てず素通りする…
(2023/2/5)●ニューペインティング、具象画 ニューペインティングとか新表現主義とか言われる美術の世界的な傾向が80年代にあった。70年代のミニマルアー…
(2023/2/5) 大竹伸朗の展覧会を見るのは2006年の全景(東京都現代美術館)、2020年のビル景(水戸芸術館)に続き3度目。 今回が最も面白く満足度…
●美術館ベスト 2022 1. ゲルハルト・リヒター展 東京国立近代美術館 8月 『★★★ ゲルハルト・リヒター展 東京国立近代美術館 その1』(2022/8…
Adrian Villar Rojas(エイドリアン・ヴィジャール・ロハス、1980-)はアルゼンチン出身のアーティスト。30歳で参加したヴェネツィアビエン…
このページではキーファーがフランスに移住した1992年以降の作品を紹介する。●「20年の孤独」とフランスへの移住 80年代から90年台初め、特にアメリカでキ…